イオン上峰店(旧・サティ)、閉店後は上峰町に無償譲渡へ-2019年中に、活用方法は未定

佐賀県上峰町は、2月28日で閉店となる総合スーパー「イオン上峰店」(旧・上峰サティ)について、所有者である「イオン九州」(福岡市)から無償譲渡を受けることで基本合意する見込みであることを発表した。

イオン上峰店。

競合店の多さに負けた旧・上峰サティ

イオン上峰店は1995年3月に九州ニチイの「上峰サティ」として開業。
久留米市と佐賀市のほぼ中間、両市から20分圏という好立地への出店で、開業当時は佐賀県・長崎県・福岡県筑後エリアで最大級の商業施設だった。

上峰サティ。


出店当初は地域一番店であったものの、親会社の経営破綻・イオン九州の合併に加えて、競合店の増加やイオン九州の総合スーパー不振などにより、2019年2月28日での閉店を発表していた。
なお、同店の徒歩圏(徒歩10分以内)には他社のディスカウント総合スーパーに加えてスーパードラッグストア、コンビニ、書店、家電量販店、大手衣料チェーンが出店しているほか、イオンが出店する県道沿いには多数の競合店舗があるため、閉店により住民生活は多少不便にはなるものの、買い物難民が発生する訳ではない。
詳しくは前回の記事を参照。
もちろん、これらはサティの出店を受けて生まれた商業集積であるが、殆どの店舗はイオンの閉店後も営業を続けるとみられる。

イオン九州、上峰店を無償譲渡-活用方法は未定

上峰町が取得するのは、イオン上峰店の建物(延床面積約35,000㎡)と店舗の土地(約39,000㎡)。
イオン九州の取締役会では承認済みであり、今後町議会の同意を経たうえで取得する。譲渡額は無償。
取得後の建物の具体的な活用方法などは発表されていない。
先述の通り、周辺には競合店舗が多いため総合スーパーを核とする複合ビルなどとしての再生は困難であり、解体するにも多額の費用がかかるため、建物が存続するかどうかも含めて今後の動きが注目される。

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