福岡市博多区のショッピングセンター「パピヨンプラザ」に出店する大型食品スーパー「マックスバリュ吉塚店」が、2019年1月6日午後6時をもって閉店する。
ダイエー時代のマックスバリュ吉塚店。
パピヨンプラザの元ダイエー、僅か10年で閉店
マックスバリュ吉塚店は総合スーパー「ダイエー吉塚店」(ダイエー吉塚パピヨンプラザ店)として2009年4月に「トイザらス博多店」(1993年開店)跡に出店。建物は平屋建で売場面積は2,939㎡。
ダイエー時代は直営の食品、化粧品、日用衣料、小物雑貨、生活用品売場が設けられていたが、ダイエーの九州地方撤退に伴い、2015年9月に「マックスバリュ九州」に運営移管され、現在の店舗名に改称、食品スーパーに業態転換していた。
マックスバリュへの転換後は、阪急阪神百貨店グループの100円パン専門店「阪急ベーカリー」の導入やイートインの整備といったリニューアルが行われたが、契約期間の満了に伴い、ダイエー時代から約10年の歴史に幕をおろすこととなった。
パピヨンプラザは、2019年春から2020年3月にかけて「(仮称)パピヨンプラザバリューアップ計画」と称する大型再開発を予定しており、今回の閉店はその一環。マックスバリュの建物は解体されるとみられる。
外部リンク:マックスバリュ吉塚店 | マックスバリュ九州株式会社
関連記事:ブランチ福岡下原、11月30日開業-福岡市東部市場跡再開発
関連記事:マークイズ福岡ももち、11月21日開業-旧・ホークスタウン跡地
関連記事:三井不動産、博多区の青果市場跡に大型商業施設出店へ-九州初「ららぽーと」級、キッザニアも