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MEGAドン・キホーテUNY太田川店、2019年7月30日開店-ラスパ太田川の核、ピアゴ跡に

愛知県東海市の名鉄河和線太田川駅及び駅前に位置するショッピングセンター「ラスパ太田川」の新たな核テナントとして、総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテUNY太田川店」が2019年7月30日午前8時に開店する。
MEGAドン・キホーテUNY太田川店。

太田川駅高架化に伴う再開発で開業した「ラスパ」

ラスパ太田川の前身となるユニーグループの総合スーパー「西川屋大田川店」は1970年3月に開店。1971年2月に運営会社再編の一環として店舗名を「ユニー大田川店」に改称し、30年以上営業を継続していたが、愛知県主導の「太田川駅付近連続立体交差事業」及び近隣への新店舗(アピタ東海荒尾店)開設に伴い2002年8月をもって閉店していた。
ユニー大田川店跡地は2003年6月以降、ユニーから敷地を借り受けた市民出資の株式会社「どんでん」により、商業施設併設の多目的イベント広場「どんでん広場」として暫定利用されていたが、鉄道施設高架切替及び契約期間満了に伴い2012年12月をもって閉店。敷地の一部を所有するユニーにより2013年6月、地域密着型ショッピングセンター「ラスパ太田川」として再開発することが決定し、2014年4月に着工、2015年3月に再開業していた。

ラスパの核、ピアゴからドンキに-北館専門店も大幅縮小

ラスパ太田川北館は地上2階建、南館は地上3階建(3・4階及び屋上は駐車場)、駅館は地上3階建(営業フロアは1階のみ、2・3階は名鉄太田川駅)、全館の営業面積は13,900㎡、敷地面積は20,000 ㎡、延床面積は29,300 ㎡。
開業以来、ユニーの総合スーパー「ピアゴ太田川店」(サークルKサービススポット併設)を核に、ドラッグストア「マツモトキヨシ」、ストライプのレディスファッション「green parks topic」、大型家具・インテリア専門店「ニトリ」、100円ショップ「ダイソー」、夢屋書店を前身に持つ「BOOKS えみたす」、シアトルコーヒーショップ「スターバックス」などのテナントが営業していたが、ドンキへの業態転換のため2019年6月16日をもってユニー直営売場を閉店、ラスパ北館専門店街のテナントも大幅縮小していた。(一部テナントは南館に館内移転)

ドンキは愛知県27店舗目

MEGAドン・キホーテUNY太田川店の建物は地上3階建、営業フロアは1・2階部分のみ、直営売場面積は4,792㎡。当初、ユニーの100%子会社として設立された「UDリテール」が運営する。
ドンキとしては愛知県内27店舗目で、ユニー・ドンキ双方のブランドを冠したダブルネーム店舗としては愛知県内8店舗目となる。
ピアゴ時代と同様に生鮮食品を取扱うほか、店舗周辺に名鉄太田川駅や高校、大学が立地することから、スマホパーツやカラーコンタクトなどの品揃えも強化する。

ラスパ太田川・MEGAドンキUNY太田川店のテナント一覧
南館1階
  • 太田川駅前デンタルクリニック(歯科医院)
  • 保険コンパス(保険相談)
  • パリス・デ・スキン(脱毛・エステ)
  • アバディーン(生活雑貨)
  • グリーンパークストピック(レディス)
  • シュープ・アニュー(美容室)
  • スターバックスコーヒー(コーヒーストア)
  • BOOKSえみたす(書籍)
  • アミューズメントパーク(アミューズメント)
  • ダイソー(バラエティショップ)
  • JTB提携店 日本観光社(トラベル)
南館2階
  • ニトリ(家具・インテリア)
  • つるべや(丼・うどん)
  • スガキヤ(ラーメン・甘味)
  • セイハ英語学院(子ども英会話教室)
  • パパイヤ式セイハダンスアカデミー(ダンス教室)
  • 小学館の幼児教室 ドラキッズ(幼児教室)
  • カワイミュージックスクール(音楽教室)
北館1階
  • パソコン教室かるん ラスパ太田川教室(パソコン教室)
  • 米乃家(団子・鯛焼き・たこ焼き)
  • 知多信用金庫(ATM)
  • 碧海信用金庫(ATM)
  • 十六銀行(ATM)
  • クリーニングの白英舎(クリーニング)
駅館1階
  • マツモトキヨシ(ドラッグストア)
  • さかなや道場(居酒屋)
  • BOOBY‘S BRITISH PUB(カフェダイニング)
  • 太田川にこにこ餃子(居酒屋)
MEGAドン・キホーテUNY太田川店

住所:愛知県東海市大田町下浜田102番1
営業時間:午前8時~翌午前0時

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ドン・キホーテUNY藤岡店、2019年7月30日開店-ピアゴ跡、生鮮売場は廃止

群馬県藤岡市のJR八高線群馬藤岡駅近くに、ディスカウントストア「ドン・キホーテUNY藤岡店」が2019年7月30日午前9時に開店する。
ドン・キホーテUNY藤岡店。

群馬藤岡駅前の元ジョイマート、ドンキに

ドン・キホーテUNY藤岡店の前身となる「ジョイマートユニー藤岡店」は2004年2月に開店。ユニーグループの店舗ブランド再編に伴い、2009年2月に店舗名を「ピアゴ藤岡店」に改称していた。その後、ドンキへの業態転換のため、2019年5月15日をもってユニー直営売場を閉店、現在は一部専門店のみが営業を継続している。

群馬初となるドンキとユニーのダブルブランド店舗

ドン・キホーテUNY藤岡店の建物は地上3階建、直営売場面積は4,335㎡、全館の面積は5,279㎡。当初、ユニーの100%子会社として設立された「UDリテール」が運営する。
ドンキとしては群馬県内7店舗目で、ユニー・ドンキ双方のブランドを冠したダブルネーム店舗としては群馬県内初となる。
今回の業態転換に伴い同店では生鮮食品の取扱いを終了し、一般加工食品を中心とした食品販売に専念する一方、若年層からニューファミリー層をターゲットとした衣料品、スマホパーツ、化粧品、家電を強化する。
また、テナントとして100円ショップ「ダイソー」、元ユニー系の呉服店「さが美」など9店舗が営業を継続する。

ドン・キホーテUNY藤岡店のテナント一覧
1階
  • 根岸生花(生花)
  • ザ・ダイソー(100円均一)
  • やっこ凧(たこ焼・お好み焼)
  • タウン・ツアーズ(トラベル)
  • サンショット(証明写真機)
2階
  • さが美(呉服)
  • MARUKIN(レディス)
  • ジュアン(レディス)
  • イワサキ(美容室)
ドン・キホーテUNY藤岡店

住所:群馬県藤岡市藤岡416番地の4
営業時間:午前9時~翌午前0時

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イオン京橋店、2019年9月30日閉店-旧・ダイエー、再開発へ

大阪府大阪市都島区のJR京橋駅に直結する大型総合スーパー「イオン京橋店」(旧・ダイエー京橋店)が、2019年9月30日をもって再開発による店舗建て替えのため閉店する。
イオン京橋店。

ダイエーの関西旗艦店として親しまれた京橋のイオン

イオン京橋店は1971年11月に「ダイエー京橋店」(京橋ショッパーズプラザ京橋)として開業。長らく関西におけるダイエーグループの旗艦店として営業していたが、ダイエーの総合スーパー事業縮小に伴うイオンリテールへの店舗承継により、2016年3月に現在の店舗名に改称していた。
建物は地上5階建で売場面積は22,769㎡、建物はイオングループが所有する。
ダイエー京橋店。

2019年7月現在は、イオンリテールストア直営売場を核に、レディスファッションブランド「Green Parks topic」「Honeys」、ファストファッション「ユニクロ」、チヨダの靴量販店「SPC」、100円ショップ「キャンドゥ」、ヤマダ電機傘下の家電量販店「マツヤデンキ」、イオングループのゲームセンター「パロ」「モーリーファンタジー」、未来屋書店の「アシーネ」、「ミスタードーナツ」、「ドムドムハンバーガー」、「ディッパーダン」など50以上の専門店が出店する。

都市再生緊急整備地域に指定、専門店撤退も相次いでいた

イオン京橋店は2017年8月に、都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域指定を受けており、「(仮称)イオン京橋開発計画」(約1.5ha)として再開発を進める構想が持ち上がっていた。
構想が発表されて以降、2018年5月に300円均一ショップ「3COINS」が閉店、2019年2月に「WEGO」が閉店するなど、入居テナントの撤退が顕著にみられるようになり、ダイエーからイオンへの転換直後と比べ専門店が2/3ほどに減少するなど、今後の営業継続に注目が集まっていた。

ドムドムハンバーガー京橋店。

イオン京橋店の閉店に先駆け、大型テナントであった「パロ」「モーリーファンタジー」は9月16日23時をもって閉店する予定。

「イオン」「ドムドム」は「一時閉店」

都商研の取材に対し、イオンは「再開発による一時閉店」であると述べているほか、店頭にも「一時閉店」の案内が掲出されており、閉店後にイオン系列の店舗が再出店される可能性が高い。
京橋は大阪市東部の一大ターミナルでありながら、大型再開発プロジェクトが相次ぐ梅田、難波、心斎橋と比較すると古い街並みが多く残り、開発が進んでいなかった。開発の概要は発表されていないものの、京橋の新たなランドマークとなる施設の誕生が期待される。

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イオンスタイル新井宿駅前、2019年7月25日開店-イオンモール川口の代替店としての役割も

埼玉県川口市の埼玉高速鉄道新井宿駅前に「イオンスタイル新井宿駅前」が2019年7月25日に開店する。

イオンスタイル新井宿駅前。

新井宿駅前にコンパクトなイオンスタイル

イオンスタイル新井宿駅前の建物は地上1階建、敷地面積は3,262㎡、売場面積は964㎡。
コンセプトに「毎日の生活を“新鮮な食”と“便利さ”で応援!―駅前ショートタイムショッピング」を掲げ、青果売場では川口市神根地区でブランド化を目指す地場野菜「かみね野菜コーナー」を設置、惣菜売場では新井宿駅前店及び近隣の川口前川店限定のオリジナル商品としてご当地グルメ「鳩ヶ谷ソース焼うどん」を販売、ベーカリーコーナーでは鳩ヶ谷ソース焼うどんをはさんだ「コッペ(鳩ヶ谷ソース焼きうどん)」や「コッペ(焼うどんソースコロッケ)」を品揃えするなど、地域色の濃い商品展開を行う。

鳩ヶ谷ソース焼うどん。

また、イオンのグローサラント型売場「ここdeデリ」(イートイン約30席)では、対面形式で惣菜最大14種類を提供する「リワードキッチン」を導入、パンとコーヒーを組合せる「モーニングセット」(7時30分~11時限定販売)や温惣菜・冷惣菜を3種類組合せ可能な「よくばりごはんセット」を提供するなど、通勤・通学客や仕事帰りの買物客を対象としたサービスを実施する。

イオン、埼玉高速鉄道沿線で出店加速-川口の代替店にも

埼玉高速鉄道の起終着駅である浦和美園駅に「イオンモール浦和美園」が2006年開業して以来、イオンは埼玉高速鉄道と共同で割引率の高い企画切符や大規模な来店促進キャンペーンを相次ぎ実施、2015年に戸塚安行駅近くに「アコレ」を出店、2017年には鳩ヶ谷駅前に「アコレ」を出店するなど、イオンは埼玉高速鉄道沿線に根ざしたブランドとして地域住民から一定の支持を得ている。
その一方、新井宿駅から最寄りのイオングループ店舗であった「イオンモール川口」は、建替えのため2018年8月をもって一時閉店しており、イオングループ店舗での買物を重点を置く住民の利便性が低下していた。
イオンスタイル新井宿駅前は、建替え中のイオンモール川口の代替店舗としての役割を担うこととなる。同店舗の出店により、埼玉高速鉄道沿線の大半の駅(川口元郷駅を除く)で徒歩10分圏内にイオングループのスーパーが出店することとなった。

イオンスタイル新井宿駅前

住所:埼玉県川口市大字新井宿95番地の1
営業時間:7時~23時

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ブランチ札幌月寒、2019年7月19日先行開業-10月全面開業、北海道立産業共進会場(月寒グリーンドーム)跡地に

札幌市営地下鉄東豊線月寒中央駅、東西線南郷13丁目駅近くの北海道立産業共進会場(月寒グリーンドーム)跡地の一部に、大和リースの複合商業施設「BRANCH札幌月寒」(ブランチ札幌月寒)が2019年7月19日に先行開業、10月に全面開業する。
追記:グランドオープンは10月23日となる。
BRANCH札幌月寒。

産業共進会場跡地に北海道初となるブランチ開業

ブランチ札幌月寒の建物は7棟(平屋建または地上2階建)、店舗面積は5,986㎡、敷地面積は44,173㎡、延床面積は15,300㎡。
北海道が所有する北海道立産業共進会場「月寒グリーンドーム」(2016年3月閉鎖、敷地面積122,700 ㎡)の跡地の1/3を、大和ハウスグループの「大和リース」が用地売却に係る公募型プロポーザルにより取得し開発する。大和リースの商業施設ブランド「ブランチ」の出店は道内初。
同施設では施設中央部分にシンボルゾーンとしてファイヤーピット広場や読書テラス、水遊びゾーンを備える回廊型公園「コポロパ」(約13,000㎡)を設置する。コポロパの面積は施設の1/3を占める規模であり、ブランチとしては最大規模のコミュニティスペースとなる。
BRANCH札幌月寒の1/3が回廊型公園となる。

核店舗となるのは「スーパーセンタートライアル月寒店」。同店は2019年10月に開業する予定。
7月19日に開店するのはシアトルコーヒーチェーン「スターバックス」、厚別区のベーカリー「BAKERY Coneru」、清田区平岡に本店を構えるそば居酒屋の新業態「手打ちそばさくらの定食屋」、1歳児から中学生までを対象とした体操教室「ジュンスポーツクラブ」など10店舗。
その後、100円ショップ「ダイソー」や託児機能付オフィス「ママスクエア」、医療モールなど37店舗(予定)が10月までに開店する計画となっている。施設の中央部分には約1万3000㎡の公園「コポロパ」が開設される。
なお、ブランチ札幌月寒の向かいには以前より「コープさっぽろ」が出店している。

日ハムの移転候補地となった産業共進会場跡地には課題も

北海道立産業共進会場跡地では当初、札幌市が敷地の2/3を取得し、プロ野球球団「北海道日本ハムファイターズ」本拠地を核とする複合施設「ボールパーク」の誘致を目指す動きがみられたが、球団が2018年11月に本拠地移転先を北広島市に正式決定したことで跡地活用が白紙状態となった。
産業共進会場跡地に残る未活用用地は地下鉄東豊線・東西線徒歩圏内という良好な環境にあり、80,000㎡近い広大な敷地面積を有するため、地域の賑わい創出に結び付く開発事業が期待される。IMG_1164日本ハムは札幌ドームから北広島市に本拠地を移転する。

BRANCH札幌月寒に出店する主なテナント(10月更新)
7月先行開業時点でのテナント
  • ジュンスポーツクラブ(体操教室)
  •  ジュン・ハート/じゅんのめ幼児舎(児童デイサービス/
    企業主導型保育園)
  • じゅんのめ保育園(認可保育園)
  • ドコモショップ(携帯ショップ)
  • ソフトバンク(携帯ショップ)
  • 手打ちそばさくらの定食屋(飲食)
  • shin.(シン)(飲食)
  • スターバックス(カフェ)
  • BAKERY Coneru(ベーカリーコネル)(ベーカリー)
  • CHACO(チャコ)(飲食)
8月開店予定のテナント
  • スポーツアカデミー(フィットネス)(8月1日開店)
  • ろまん亭(菓子)(8月8日開店)
9月開店予定のテナント
  • 月寒東歯科クリニック(歯科)
  • はた皮膚科スキンケアクリニック(皮膚科)
  • ゆう内科消化器クリニック(内科)
10月開店予定のテナント
  • トライアル(総合スーパー)
  • Limore(リモア)美容室(美容室)
  • ママスクエア(託児機能付オフィス)
  • ダイソー(100円ショップ)
  • 北野通こどもクリニック(小児科)
  • セカンドストリート(古着・中古雑貨)
11月開店予定のテナント
  • 月寒すがわら眼科(眼科)
BRANCH札幌月寒

住所:北海道札幌市豊平区月寒東3条11丁目1-24

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イトーヨーカドー上福岡東店、2019年8月25日閉店-長谷工が取得

埼玉県ふじみ野市の東武東上線上福岡駅近くにある総合スーパー「イトーヨーカドー上福岡東店」が2019年8月25日に閉店する。

イトーヨーカドー上福岡東店(公式サイトより)。

ヨーカドー上福岡東店、20年の歴史に幕

イトーヨーカドー上福岡東店は1999年10月に上福岡東ショッピングプラザの核店舗として開店。売場は2階建てで売場面積は16,393㎡。立体駐車場棟を備える。テナントとしてはくまざわ書店、新星堂、キャンドゥ、ファミール、マクドナルドなどが出店する。なお、大型テナントである家電量販店「デンキチ」は7月21日に閉店。変わって同じ東上線沿線の朝霞駅近くに7月19日に出店する。

長谷工が取得-跡地はマンションか

イトーヨーカドー上福岡店の建物は三井住友信託銀行から日本リテールファンドの所有となっていたが「ららぽーと富士見」の開業などを受けて2017年に約60億円で長谷工コーポレーションに売却されていた。さらに、近隣ではイオン系ショッピングセンター「イオンタウンふじみ野」の建設(2020年秋開業)も行われている。

跡地の活用方法などは発表されていないが、長谷工が購入していることから、解体後にマンションなどが建設されることも予想される。

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ドン・キホーテ那覇壺川店、2020年3月開店-東急ステイとの複合店舗に

沖縄県那覇市の沖縄都市モノレール(ゆいレール)壺川駅前に、PPIHグループのディスカウントストア「(仮称)ドン・キホーテ那覇壺川店」が2020年3月に開店する。

ドン・キホーテが出店するゆいレール壺川駅前。

ゆいレール壺川駅前にドンキ・東急ステイ核の複合店舗

ドン・キホーテ那覇壺川店は「パチンコ&スロットサンシャイン壺川店」(2018年3月閉店)駐車場跡地に建設されるもので、建物は地上11階建、売場面積は3,490㎡、延床面積は20,357㎡。ドンキとしては沖縄県内7店舗目、那覇市内2店舗目。

パチンコ&スロットサンシャイン壺川店。

1~2階にドンキが出店、3~4階には共用駐車場、5~11階には東急不動産グループの長期滞在対応ビジネスホテルブランド「東急ステイ那覇」(客室数203室、2019年冬開業予定)が出店する。ドンキは沖縄県内7店舗目、那覇市内2店舗目。東急ステイは沖縄県内初となる。
2019年7月現在、新店舗の詳細は明らかにされていないが、PPIHは「沖縄観光の玄関口と称される国際通りからも近いため、地域にお住まいの方はもちろん、国内外から訪れる観光客のお客さまにも幅広くご利用いただける店舗を目指す」としており、立地特性を活かした訪日外国人観光客のインバウンド消費に対応した店舗になるとみられる。

(仮称)ドン・キホーテ那覇壺川店

住所:沖縄県那覇市壺川3丁目2番1号他
営業時間:未定

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スーパーセンタートライアル宇佐店、2019年8月25日閉店-駅川寿屋、38年の歴史に幕

大分県宇佐市の法鏡寺交差点にある総合スーパー「トライアル宇佐店」(駅川寿屋)が2019年8月25日に閉店する。

トライアル宇佐店。

遺跡も発掘された駅川店、現在も寿屋が所有

トライアル宇佐店は1981年7月に「駅川寿屋」として開業。建物は2階建て(屋上は駐車場)で売場面積は4,823㎡。駅川は宇佐市成立前の宇佐郡駅川町(駅館(やっかん)+豊川の合成地名)に由来する。
当時の宇佐市は4町合併により誕生して14年ほど。旧駅川町は4町のなかで最も開発が進んでいなかった地区であったが、旧宇佐町、四日市町、長洲町の中間地点にあたるために市役所が設置され、発展が著しかった。
また、当地は遺跡が多い地区であり、建設前には遺跡の発掘調査も行われた。
その後、寿屋は別館を建設。寿屋傘下のディスカウントストア「キッド」、ファミリーレストラン「グルッペ」、書籍・CD「AVクラブ」(現:TSUTAYA AVクラブを運営するニューコワン)などが出店した。1990年代には出入口の移設を伴う大規模改修がおこなわれた。

駅川寿屋。
(改装を手がけた河村デザイン社のウェブサイトより)

しかし、2000年12月に徒歩圏にハイパーモールメルクス宇佐(核店舗はミスターマックス、食品売場はスーパー大栄→ゆめマート)が開業。寿屋は劣勢に立たされることになると、2002年1月に寿屋が経営悪化のため閉店する方針を発表(この時点では寿屋は多くの店舗を営業継続する方針であったが駅川店は「アクシス中津寿屋」「寿屋杵築店」などと共にいち早く閉店方針を表明)。同月末の寿屋のスーパーマーケット廃業に伴い閉店した。
なお、寿屋は倒産直前に全店舗を対象にラララグループ仕様の店舗への改装を進めていたが、駅川店は90年代の全館改装以降はほぼ未改装であった。

今もライバルとなっているミスターマックス。

2002年1月の閉店後は寿屋が入居企業を募集し、同年8月にトライアル宇佐店として古い内装を残したまま営業を再開。24時間営業となった(現在は24時閉店)。2階の一部にはゲームセンターが出店した。
また、別館には2003年11月に贈答品店「江戸心本店」が開業。レストラン棟にはドコモショップが出店している。
現在も建物はラララグループ寿屋の後継企業「カリーノグループ」が所有しており、同社傘下の企業がメンテナンスしている。館内の一部照明は同社によりLED化されている。

活用方法は未定

トライアル宇佐店は8月4日に2階売場を閉鎖、8月25日19時を以て完全閉店となる。
トライアルは2018年に近隣にあった小型店・豊後高田店(旧・寿屋豊後高田店)を新店舗の「トライアル豊後高田玉津店」に移転させている一方、宇佐店が新店舗として移転する計画は7月現在出されていない。
建物は築30年以上が経過しているものの、新耐震基準を満たしていると思われ、駐車場も十分であるため再活用される可能性もある。
市役所に近く、交通量が非常に多い交差点という「宇佐の一等地」であるため今後が注目される。

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阪急オアシス山下店、2019年7月31日閉店-山下Mechaビルの核、一部専門店は営業継続

兵庫県川西市の能勢電鉄山下駅近くに位置するショッピングセンター「山下Mechaビル」(阪急オアシス山下店・ココカラファインライフォートマルゼン山下店)が、2019年7月31日をもって閉店する。
Me・cha enjoyable life store.

山下駅近くの大型店、オンセンド1店舗のみ営業継続

山下Mechaビルは1994年9月開業。建物は地上2階地下1階建で、店舗面積は3,439㎡、建物は地元の不動産会社が所有する。
核テナントの「阪急オアシス山下店」は1994年9月に、医療機器・医薬品大手「ニプロ」(旧・日本硝子商事→ニッショー)が運営する関西地場中堅食品スーパー「ニッショー山下店」として開店。2006年7月の阪急百貨店グループ入り、複数回にわたる運営会社及び店舗ブランド再編に伴い、2009年3月より現在の店舗名に改称している。
阪急オアシス山下店。(旧・Mechaニッショー山下店)

準核テナントの「ココカラファインライフォート山下店」は1994年9月に、兵庫県地盤のドラッグストア「マルゼン山下店」として開店。2004年5月の運営会社社名変更、2010年10月のココカラファイン傘下入り、2013年4月の運営会社再編後も店頭では「マルゼン」の屋号を残し営業していた。

ココカラファインライフォート山下店。(マルゼン山下店)

山下Mechaビルでは2019年6月に「青い鳥クリーニング」が先行して閉店しており、7月31日の阪急オアシス、ココカラファインの閉店により、営業を継続する店舗は低価格衣料品店「オンセンド」1店舗のみとなる。

H2Oリテイリングでは近隣に新店舗を出店

阪急オアシスを運営するH2Oリテイリングは、2017年9月に能勢電鉄多田駅前に位置する総合スーパー「イズミヤ多田店」の大規模改装を実施、2019年8月上旬に川西市内で進められる土地区画整理事業の核として大型ショッピングセンター「オアシスタウンキセラ川西」(阪急オアシスキセラ川西店)の開店を予定するなど、積極的な新規出店及び既存店のリニューアルを進めており、山下店の閉店はスクラップ&ビルドの一環とみられる。
阪急オアシス山下店の閉店後、店舗徒歩圏内のスーパーは畦野駅前の「コープこうべ うねの店」、山下駅前の「フードネットマート山下店」2店舗のみとなる。

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フレスポ春日井、2019年7月19日開業-愛知初となるフレスポ、ヤマナカを核に

愛知県春日井市の名鉄小牧線味鋺駅近くに、大和リースのショッピングセンター「フレスポ春日井」が2019年7月19日に開業する。

フレスポ春日井。

紡績工場跡地に愛知県内初となるフレスポ

フレスポ春日井は三幸毛糸紡績春日井工場跡地で建設が進められてきたもので、建物は平屋建、敷地面積は約19,214㎡、延床面積は6,704㎡。フレスポとしては愛知県内初の施設となる。
同施設では地場大手食品スーパー「ヤマナカ」を核に、ドラッグストア「ウエルシア」、100円ショップ「Seria」、ゲームセンター「トム・ソーヤのなかまたち」、ヤマナカグループのスポーツクラブ「エグゼノ/ソラリエ」(8月1日開業)など10店舗が出店、先行オープンした店舗と合わせて11月下旬までに14店舗が出店する計画となっている。

EXENO/solalier.


フロアマップ。

ヤマナカではスポーツクラブ利用者向けの商品展開も

フレスポ春日井の核となる「ヤマナカ追進店」(ついしん)は平屋建、売場面積は約1,896㎡、年間売上目標は14億円。

ヤマナカ追進店。

店舗ビジョンに「お客様においしさ・楽しさ・お値打ちさを実感していただけるお店」を掲げ、春日井市内に本店を置くベーカリー「モンシェル」商品の販売やグループのスポーツクラブ利用者を対象とした健康食品、生活雑貨コーナーの充実、インストアベーカリーやイートインの併設を行うなど、“ここですべてが揃うお店”を目指す。
なお、同市内にあった旧・西友・ザ・モール春日井(リヴィン)も大和ハウス系の商業施設となる計画が発表されている。

フレスポ春日井

住所:愛知県春日井市追進町2丁目1‐5
営業時間:9時30分~23時(ヤマナカ)

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