愛知県豊田市の愛知環状鉄道線四郷駅前、国道419号線沿いに、三洋開発のショッピングセンター「四郷スマートタウン」が2020年9月10日に全面開業する。
カインズ・マックスバリュ核のショッピングセンター
四郷スマートタウンは「豊田四郷駅周辺土地区画整理事業」の一環として整備されるもの。敷地面積は25,000㎡、店舗面積は9,094㎡。愛知県地場不動産デベロッパーの三洋開発が開発する。
ベイシアグループのホームセンター「カインズ」とマックスバリュ東海の食品スーパー「マックスバリュ豊田四郷店」を核に、岐阜県発祥の100円ショップ「Seria豊田四郷スマートタウン店」、和食ファミリーレストラン「和食さと豊田四郷店」が出店する。
カインズは比較的小規模ながらペット用品やEC連携を強化
核店舗の「カインズ豊田四郷店」の売場面積は5,731㎡。同社店舗は223店舗、愛知県内13店舗、豊田市内初の店舗となる。
カインズ豊田四郷店。
カインズとしては比較的コンパクトな店舗ながら、同社オリジナルの商品を中心に拡充、同社ペット専門店「ペッツワン」(トリミング・ペットホテル併設)や店舗・オンラインショップ購入商品を取置き可能な「CAINZ PickUP&CAINZ PickUP ロッカー」を導入することで、くらしの楽しさや利便性を提案するとしている。
CAINZ PickUP.
マックスバリュは地物強化、マツキヨを導入
「マックスバリュ豊田四郷店」の直営売場面積は1,878㎡。同社店舗は227店舗、愛知県内49店舗、豊田市内初の店舗となる。
コンセプトに「地域で一番便利で心地良いお店として、全てのお客さまのお役に立つ!」を掲げ、豊田市で肥育された「とよたひまわりポーク」といったじもの商品を拡充、イートインを併設。テナントとしてドラッグストア「マツモトキヨシ」を導入する。
マックスバリュ豊田四郷店。
四郷駅前の商業核としての役割果たす施設に
四郷駅周辺では、トヨタグループのトヨタすまいるライフが手掛ける大規模宅地開発プロジェクト「T-AVENUE 四郷駅前」が進行中であり、その流れに沿って2016年10月には「スーパーやまのぶ四郷ショッピングセンター」、2020年4月には家電量販店「エディオン豊田四郷店」、5月にはバローグループのドラッグストア「Vドラッグ豊田四郷店」が開店している。
四郷スマートタウンは、地域随一の規模を有するショッピングセンターとして、新たな街の商業核としての役割を担う施設となる。
四郷スマートタウンのテナント一覧
店舗名 | 業種・業態 |
カインズ | ホームセンター |
マックスバリュ | 食品スーパー |
マツモトキヨシ | ドラッグストア |
Seria | 100円ショップ |
和食さと | 和食レストラン |
豊田信用金庫 | ATM |
四郷スマートタウン
住所:愛知県豊田市四郷駅周辺土地区画整理地24街区
営業時間:午前9時~午後8時(カインズ)
営業時間:24時間営業(マックスバリュ)
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