MEGAドン・キホーテUNY掛川店、2020年8月4日開店-増床予定だったアピタ跡、天浜線「新駅」は幻に

静岡県掛川市の天竜浜名湖鉄道(天浜線)西掛川駅近くに、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)の総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテUNY掛川店」が2020年8月4日午前9時に開店する。

MEGAドン・キホーテUNY掛川店。

増床予定だったアピタ掛川店、増床せずドンキに

MEGAドン・キホーテUNY掛川店の前身となる「アピタ掛川店」は1995年3月に「サンテラス掛川」として開業。店舗面積は11,797㎡。店舗のすぐ近くには地場ファミレス「さわやか掛川本店」がある。
もともとアピタ掛川店は掛川市内随一の大規模ショッピングセンターとして増床する計画を発表しており、増床完成にあわせて店舗前に天浜線の駅を設置すべく掛川市などと交渉をおこない、2016年には新駅設置の基本協定が結ばれたほか、市は増床に向けて土地の用途変更もおこなっていた。
しかし、増床はユニーのドンキ傘下入りにより中止されたとみられ、2020年5月17日午後6時をもって業態転換のため一時閉店。一部の専門店のみ営業を継続し、ドンキ化されることとなった。
天浜線の新駅も幻になったと思われる。

ユニードンキトップクラスの輸入食品

MEGAドン・キホーテUNY掛川店の地上3階建、営業フロアは1~2階、直営売場面積は7,424㎡。
1階は豊富な品揃えと圧倒的な価格で「食のアミューズメント性」を強化。海外輸入食品は、UDリテール店舗トップクラスの品揃えとしたほか、フリースペースで物産展や地域の名産品を週替わりで展開する。飲食店としては「ケンタッキーフライドチキン」などが出店。さらに、飲食テナントを直営中心に4店舗導入し、食のアミューズメント性を高めたという。
2階は「親子で一緒に買い物が楽しめるフロア」をコンセプトに、ニューファミリー層からの要望が多い玩具、スポーツ用品の品揃えを強化。専門店として100円ショップ「セリア」が出店するほか、8000アイテムを超える商品を品揃えする体験型玩具コーナー「XTOYS(かけといず)」を展開するなど、週末の時間消費需要に対応するとしている。

MEGAドン・キホーテUNY掛川店

住所:静岡県掛川市大池2826
営業時間:午前8時~翌午前0時
※8月4日~6日は、午前9時~午後10時まで

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