イオン傘下(ダイエーの子会社)である百貨店「中合」(福島市)が運営する青森県八戸市の百貨店「三春屋」が、2019年11月から不動産会社・商業コンサルタント「やまき」(東京都港区)に経営譲渡される。

三春屋百貨店。
三春屋百貨店、やまきに売却・譲渡
三春屋は1953年3月に開業。1985年にダイエーの傘下となった。現在の売場面積は15,584㎡。徒歩圏にあるさくら野百貨店八戸店とともに、永年に亘って八戸市の中心商業地の核となってきた。
やまきは「ミナーラ」(旧・奈良そごう)、「アルピコプラザ」(旧・イトーヨーカドーアリオ松本店)、「いせはらcoma」(旧・東急ストア伊勢原店)や「ラクーン沼津」(旧・沼津西武)、「エキータ」(旧・イトーヨーカドー前橋店)、下館スピカビル(旧・下館サティ)、「アクア木更津」(旧・木更津そごう)などといった商業施設の再生・再活用を手がけているが、百貨店自体を運営するのは初となる。
中合の店舗、創業の地・福島県内のみに戻る
ダイエーグループは経営規模拡大とともに東日本各地の百貨店を
傘下に収め、2005年までにそれらを「中合」の運営に一本化したものの、今回の経営譲渡により、中合が運営する百貨店は中合福島本店、中合会津サテライト店の2店舗のみとなる。

中合福島店。
中合は福島本店の再開発を控えており、今後の動きが注目される。
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平和堂フレンドマート野々市店、2019年9月7日開店-マルエー二日市店跡、石川県内初となるフレンドマートに
石川県野々市市のJR北陸本線野々市駅近くに「平和堂フレンドマート野々市店」が2019年9月7日午前9時30分に開店する。

平和堂フレンドマート野々市店。
DCMカーマとマルエーのショッピングセンターだった
平和堂フレンドマート野々市店の前身となる地場大手スーパー「マルエー二日市店」は2009年4月に開店。建物は平屋建、延床面積は約2,640㎡。
同店は隣接するDCMグループのホームセンター「DCMカーマ野々市店」とともにショッピングセンターを形成していたが、2019年6月26日をもって閉店していた。
平和堂小型店の「プロトタイプ店舗」-100均など出店
平和堂フレンドマート野々市店の建物は平屋建、敷地面積は6,619㎡、店舗面積は2,571㎡、売場面積は1,686㎡、初年度の年間売上目標高は10.1億円。
同店の直営食品売場は酒を中心とした品揃えの充実と頻度品の価格強化を両立した「プロトタイプ店舗」の位置付けで売場を構成、1737年創業の石川銘菓「圓八」の「圓八あんころ餅」や金沢尾張町の佃煮店「壺屋壺亭」、地元の生乳100%使用を特徴とした能登の「マルガージェラート」など地元ブランド商品の品揃えを強化する。また、テナントとして100円ショップ「Watts with(ワッツ ウィズ)」が出店する。
北陸では馴染み薄い「フレンドマート」ブランド
平和堂は1989年11月に石川県内1号店「アルプラザ小松」を出店して以来、金沢市、鹿島郡中能登町、加賀市、河北郡津幡町など店舗網の拡大を推し進めたが、いずれも大型ショッピングセンター「アルプラザ」業態での新規出店であったため、2015年7月に石川県内初となる食品スーパーを出店する際もアルプラザを全面に押し出した「アルプラ フーズマーケット」ブランドでの出店を行っていた。
フレンドマート野々市店の開店により、北陸では未だに馴染みが薄い「フレンドマート」ブランドの浸透と店舗網の拡大が予想される。
フレンドマート野々市店
住所:石川県野々市市二日市四丁目143番地
営業時間:9:30~21:00
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トキハ別府店、2019年9月6日リニューアル(新規テナント一覧)-「フードホール」「足湯」が登場
大分県別府市の百貨店「トキハ別府店」が2019年9月6日に全館リニューアルオープンする。
前回の記事はこちら

トキハ別府店。
約20店舗が新規出店
今回の改装コンセプトは「ゆのまち百貨店」。プレオープンとなった9月5日は9時30分から記念式典がおこなわれた。
記念式典のなかで、トキハの池辺克城社長は「百貨店は苦しいが豊かな暮らしに貢献したい」「国際観光都市として発展する別府の中核を担いたい」と挨拶。それに続けて、来賓の長野恭紘別府市長が「別府市はトキハに迷惑をかけたこともある、しっかりと協調して繁栄していきたい」(注:当初建物は第三セクター所有であったがバブル崩壊などで経営破綻、土地と建物をトキハに44億円で購入させることで市の負債を返済)と述べたうえで、「時代のニーズ、観光客のニーズも変化してモノからコトへを意識した店になった」と評価した。

ブルーテラス(センタープラザ)・開店記念式典。
巫女舞が披露されたのち、テープカットがおこなわれ開店となった。トキハ店歌「ひまわりロン」が流れるなか、多くの人が店内へと流れ込んだ。

テープカット。
人気を集めるフードホール「湯けむり横丁」
来店客からは若者に人気の大手テナントがあまり出店しなかったことを残念に思う声も聞かれたものの、目玉となった地階のフードホール、フードキッチンは大きな賑わいを見せ「OPA(大分オーパ)よりいいやん」と話す客もみられた。
館内にはまだ空き床があり、今後も改装が進むとみられるため、人気テナントの誘致が期待される。
なお、今回の改装により西館(専門店街)と東館のうち無印良品、セリアの営業時間が10時~21時までへと変更されている。
改装概要についての詳細は前の記事も参照のこと。
目玉テナントなど

東館7階・ぶらり劇場別府座。

東館屋上・フットサルコート。

東館屋上・神社。

西館4階・ナムコ別府あそびめぐり。

東館4階・セリア。

西館2階・専門店街。雑貨、アパレルなど。

東館2階・BEAMS DESIGN・T’s Collection・コムサなど。

西館1階・BEAMSベップニュースタンダード・土産品など。
トキハグッズの販売もおこなわれる。

トキハグッズ。このほか特製ハンカチなども。

西館1階・ココカラファイン。

東館1階・無印良品。増床、冷食や靴など取扱開始。
冷食の取扱は九州で2店目。

東館1階・化粧品サロン。資生堂、シャネル、SKⅡなど。

東館1階・大理石のエレベーターホール。

1階センターモール。

東館前・新設された横断歩道。

地階メトロプラザ・足湯。足湯袋は10円で販売。

東館地階・スープストックトーキョー。

東館地階・成城石井セレクションなど。

東館地階・トキハインダストリー。産直マルシェも。

東館地階・銘菓・ラウンド什器。

東館地階・銘菓・ベーカリー。

西館地階・フードホール湯けむり横丁。
リニューアル記念イベント・催事を実施
トキハ別府店ではリニューアルを記念して各種イベントが開催される。主なイベントは以下の通り。
- 9月5日~11日・東館地階催し場
九州うまいもの物産展
:岩崎本舗角煮饅頭(長崎)、成功胡椒餅(平戸)、佐世保バーガーBIG MAN、村岡総本舗小城羊羹、天文館むじゃき白くま(鹿児島)など。 - 9月5日~8日・3階連絡通路
『手づくるモノ。』~日々のおきにいり~
:ハンドメイド作家による作品展。 - 9月5日~8日・東館3階
イビサ「マスコットワークショップ」
:イビサの革製マスコット無料制作体験イベント - 9月6日~8日・1階ブルーテラス(センタープラザ)
ブルーテラスマーケット
:イタリアンシェフによる出張調理、ワインなど。 - 9月8日14時・東館4階リブロ
ザ・キャビンカンパニーお話会&サイン会
:大分県出身の絵本作家「ザ・キャビンカンパニー」来店。 - 9月8日13時・1階ブルーテラス(センタープラザ)
大分県警察音楽隊演奏会 - 9月12日~18日・1階センターモールほか
秋の美と健康フェア - 9月12日~18日・東館地階
大分ふるさとまつり(物産展) 
新規出店したテナント一覧
- ぶらり劇場(劇場)東館7階
 - ロイブ(ホットヨガ)東館5階
 未定(スポーツジム)東館5階→当面は催し場
:9月21日から11月10日まで紙造形アーティストの関口光太郎氏による横幅25m×奥行き15m の大型オブジェが展示される。- ナムコ別府あそびめぐり(屋内遊園地)西館4階
 - トキハ眼鏡サロン(釘宮メガネ・トキハ共同)東館4階
 - 催し場(暫定) 東館4階
 - 地球文化屋(雑貨・アパレル)(2020年3月開店)西館4階
 ジェイオン(レディスアパレル)東館3階BEAMS DESIGN(ビームスのバッグ、9月8日まで)東館2階- オーシー・トキハカード(クレジットカード)東館2階
 grove(レディスアパレル)西館2階AMERICAN HOLIC(レディスアパレル)西館2階- T’s Collection(レディスアパレル)西館2階
 - HugHug(ヤングレディスアパレル)西館2階
 ベルフィール(ミセスレディスアパレル)西館2階ヘアカラーズ(美容院)西館2階- ユニバーサルドライブ(雑貨)西館2階
 zakka eQ(アクセサリー・雑貨)西館2階ストライプデパートメント(9月12~25日予定)2階連絡通路トキハおもちゃ売場(2020年4月1日から)2階連絡通路- ベップニュースタンダード(BEAMSコラボ土産店)西館1階
 - まめ秀(豆菓子・豊後高田銘菓)西館1階
 - おんせん市場(トキハ直営/銘菓・銘品)西館1階
 - ココカラファイン(ドラッグストア)西館1階
 - zoff(眼鏡店)西館1階
 OJICO(Tシャツ)(~11月4日まで出店)西館1階生活実感工房(雑貨)(2020年2月開店)西館1階ちふれHIKARIMIRAI(化粧品、業態転換)東館1階ちふれ綾花(化粧品、業態転換)東館1階- ローソン(コンビニエンスストア)東館1階
 - ブルーテラス(イベントステージ)1階センタープラザ
 - まちかどピアノ(自由に弾けるピアノ)1階センターモール
 - ステラおばさん(クッキー)東館B階
 - 福砂屋(カステラ・長崎銘菓)東館B階
 - 銀座 鹿鳴館(洋菓子・東京銘菓)東館B階
 - 
菓匠 清閑院(和菓子・京都銘菓)東館B階
 - 足湯(温泉)B階メトロプラザ
 おしゃれ工房(洋服リフォーム)東館B階- トキハインダストリーフードキッチン内
:家で食べるスープストックトーキョー(冷凍惣菜)東館B階
:成城石井セレクション(PB商品売場)東館B階
:大華物産中華菜館(中華惣菜)東館B階
:タムラチキン(惣菜)東館B階
:丸勝(惣菜)東館B館
:東洋食品 味花(惣菜)東館B階
:米工房(惣菜、再出店)東館B階
:レストランドリーム(惣菜)東館B階
:リョーユープルネール(ベーカリー)東館B階 - 湯けむり横丁(飲食街)西館B階
:六盛(別府冷麺)
:レストラン東洋軒(鶏天など)
:うどん政太郎(うどん)
→「大資うどん」が出店予定→出店中止
:佐賀関食堂(海鮮丼など)
:果実の時間(フレッシュジュース・フルーツパフェ)
:Bon Tea(タピオカミルクティー・チーズティーなど) 

西館地階・フードホール湯けむり横丁、東洋軒など。
※成城石井などはコーナーとしての出店であり、単独店舗ではないため各社サイトに記載ない場合あり。
館内構成・主なテナント
| 階 | 東館 EAST SIDE | 西館 WEST SIDE | 
| R | ||
| 12 | 駐車場・展望室 | |
| 11 | 駐車場・EV車充電 | |
| 10 | 駐車場 | |
| 9 | 駐車場 | |
| 8 | フットサルスタジアム・文化教室 | 駐車場 | 
| 7 | 海の見えるレストラン街・ぶらり劇場 | 駐車場・身障駐車場 | 
| 6 | リクルート・ジブラルタ生命 | 駐車場 | 
| 5 | ホットヨガロイブ・ | 
駐車場 | 
| 4 | リブロ・ 地球文化屋・トキハ眼鏡サロン  | 
ナムコ・催し場 別府あそびめぐり  | 
| 3 | Right-on・ ABC-MART  | 
|
| 2 | コムサイズム・子供服WARAWA・  | 
アパレルテナント 雑貨テナントなど  | 
| 1 | 総合案内所・化粧品・ローソン 無印良品・スターバックス  | 
お土産・ココカラ 郵便局・  | 
| B | 食品(トキハインダストリー) 全国銘菓・酒・ベーカリー・催し場  | 
フードホール 足湯(温泉)  | 
トキハ別府店
住所:大分県別府市北浜二丁目9番1号
おもな営業時間:
10:00~21:00
:西館ほぼ全て・メトロプラザ足湯
:東館のうち無印良品・セリア
(六盛・東洋軒など11時から)
10:00~19:00(イベント時20:00閉店)
:東館の大部分(地階食品・化粧品など)
2020年3月から
10:00~20:00
:西館・東館(一部除く)
10:00~19:00(イベント時20:00閉店)
:東館のうち2階・3階(婦人服など)
以下は変更なし
11:00~20:00から24:00(店舗による)
:東館7階~8階(屋上含む)
8:00~21:00
:東館 スターバックス
24時間営業
:東館 ローソン

東館1階・バス停前にはローソンが出店。
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サクラマチクマモト、2019年9月14日開業-熊本交通センター・くまもと阪神跡、149店が出店
熊本県熊本市中央区桜町の熊本交通センター・県民百貨店(旧・くまもと阪神)跡地に、九州産業交通グループの九州産交ランドマークが運営する複合商業施設「サクラマチクマモト(SAKURA MACHI Kumamoto)」が2019年9月14日午前10時に開業する。

SAKURA MACHI Kumamoto。
旧・熊本交通センターを再開発
サクラマチクマモトの前身となる熊本交通センターは1969年3月に開業。1973年のリニューアルを機に、地下街「熊本センタープラザ」と大手百貨店「伊勢丹」と九州地盤の「岩田屋」の合弁会社が運営する「岩田屋伊勢丹ショッピングセンター」が開業した。岩田屋伊勢丹は開業翌年の1974年に百貨店業態「岩田屋伊勢丹」に転換、1993年に岩田屋グループ直営の「熊本岩田屋」となったもの、岩田屋の伊勢丹グループ入りに伴い2003年2月に閉店。同年10月には地元資本となり「くまもと阪神」として再開業、2011年に改称されて高島屋ハイランドグループ加盟の「県民百貨店」となった。

センタープラザのシンボル・泉の広場。
この間、2008年には九州産業交通ホールディングスと九州産交ランドマークの両社の出資により「熊本桜町再開発準備株式会社」が設立されている。

くまもと阪神。
交通センター再開発の動きが具体的なものとなると、県民百貨店は仮店舗での営業を模索した。しかし、仮店舗を設けるには多額の資金(20億円以上)がかかることから、2015年2月28日での廃業を決定した。
その後、熊本交通センターも2015年9月30日に閉館、建物は解体された。

熊本交通センターと熊本城。
再開発によって「熊本交通センター」はサクラマチ隣接地に設けられた仮設バスターミナルとなっていたが、今回サクラマチ2階に「熊本桜町バスターミナル」が開業するのに伴い、その歴史に幕を下ろす。なお、バスターミナルについては11日に運用が開始される。
149店が出店、うち47店が「熊本初」-各階にテラスも
サクラマチクマモトは地上5階、地下1階。売場面積は約28,000㎡
(シネコンなど兼業面積含む)。
コンセプトは「おもてなしの庭」で、曲面を多用した外観が特徴となる。 各階にはテラス・庭園が設けられ、熊本城を望むことができる。

特徴的な外観。
出店テナントは149店舗。そのうち約3分の1にあたる47店舗が熊本初出店となる。

149のテナントが出店。
地階
熊本県初出店となるスーパーマーケット「フードウェイ」を核に、「カルディーコーヒーファーム」、ベーカリー「ドンクエディテ」など食品テナントに加えて、フードコートが出店。辛子蓮根「桜町れんこん屋」、弁当・惣菜店「ヒライ」、ラーメン「黒亭」など地元で親しまれた味や博多ラーメン「一風堂」、熊本土産や全国銘菓を販売する「旬彩館 さくら」、「にっぽん味めぐり」なども出店する。
また、タピオカドリンク専門店「辰杏珠」が九州初出店する。
旬彩館 さくら。
1階
大丸松坂屋百貨店の化粧品店「アミューズボーテ」が出店。百貨店向け化粧品(デパコス)の販売をおこなう。
そのほかにも「デンハム」や「エリオポール」などといったファッション雑貨やアパレル店舗が出店。「RHC ロンハーマン(RHC Ron Herman)」は「RHC カフェ」併設業態となる。
また、ドラッグストア「マツモトキヨシ」なども出店する。
アミューズボーテ。
2階
「熊本城ホール」、「ホテルトラスティ プレミア」、「熊本桜町バスターミナル」、駐車場などのコンコースフロアが設けられる。バスターミナルは29バースで、日本最大級となる。また、観光案内施設を備える「サクラマチスクエア」には、ステージ併設の「くまモンビレッジ」が設けられるほか、コンビニエンスストア「ファミリーマート」、カフェ「スターバックス」など、バス待ちの際にも便利な店舗も出店する。
そのほか、アウトドア用品「モンベル」、アパレル「アメリカンホリック」、雑貨「ハピンズ(パスポート)」など大型ショッピングセンターでお馴染みの店舗が多数出店する。
サクラマチスクエア。
3階
主に飲食街となる。焼肉「叙々苑」、牛たん「利久」、韓国料理「東京純豆腐」などの有名店のほか、回転寿司「天草牛深丸」、肥後赤牛専門店「yoka-yoka」など地元の味を味わえる店舗も出店。
また、大型テナントとして100円ショップ「ダイソー」、ゲームセンター・屋内遊園地「ナムコ・あそびパークPLUS」、玩具店「トイザらス」が出店する。
このほか、KADOKAWAグループがプロデュースするアニメショップ「九州アニメデッキ」も設けられる。
3階レストラン街。
4階・5階
4階にはシネコン「TOHOシネマズ」、スポーツクラブ「セントラルスポーツ」などが出店。5階には保育園、就職支援センターが設けられる。

4階にはくまモンのオブジェが設置されるモン。
熊本市中心部では、2017年に旧ダイエー下通店跡地の再開発が完了して「ココサ下通」が開業。今後は2021年の開業を目指して新たな熊本駅ビルの建設がおこなわれるほか、2020年の熊本パルコ閉館後は跡地の再開発も見込まれており、僅か数年で地域の商業地図が大きく塗り替わることとなる。
(撮影:rea さん・扇さん/画像はニュースリリースより)
サクラマチ クマモト
住所:熊本県熊本市中央区桜町3-10
営業時間:10:00~21:00(地階など)
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ブランチ横浜南部市場、2019年9月20日開業-エイビイ核にノジマなど出店
神奈川県横浜市金沢区のシーサイドライン南部市場駅前に、大和リースのショッピングセンター「BRANCH横浜南部市場」が2019年9月20日に開業する。
 
ブランチ横浜南部市場(公式サイトより)。
横浜南部市場となりに複合商業施設
ブランチ横浜南部市場は横浜南部市場の隣接地に出店。建物は地上2階建で敷地面積は約34,720㎡、延床面積は約20,744㎡。
ヤオコーグループの食品スーパー「エイビイ南部市場店」を核に、ドラッグストア「クリエイトSD」、100円ショップ「Seria」、釣り具「上州屋」、家電量販店「ノジマ」などが出店する。
また、隣接する横浜南部市場からは、青果「みなみ」、鮮魚「神水産」、和食「がってん食堂」が出店。
このほか、期間限定で予約制バーベキュー施設「NANBU BBQ PARK」も設けられる。
ブランチ横浜南部市場では開店を記念して9月21日~22日に映画祭をおこなうなど、23日まで各種イベントが開催される。
テナント一覧
- エイビイ(スーパー)
 - クリエイトSD(ドラッグストア)
 - ノジマ(家電)
 - セリア(雑貨・100円ショップ)
 - 上州屋(釣り具)
 - ロトハウス(宝くじ)
 - 八百屋 みなみ(青果)
 - 神水産(鮮魚)
 - 横浜南部晃進(食肉)
 - 葉山珈琲(喫茶)
 - ハンバーグレストランまあるいしあわせ(ハンバーグ)
 - がってん食堂(和食、11月開店)
 - ママスクエア(オフィス)
 - NANBU BBQ PARK(バーベキュー、期間限定)
 
ブランチ横浜南部市場
住所:神奈川県横浜市金沢区鳥浜町1-1
営業時間:10時~19時(エイビイ)、ノジマなど20時まで等
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ニトリ高崎倉賀野ショッピングセンター、2019年9月20日開業-「ニトリ+とりせん」初コラボ
群馬県高崎市倉賀野町の国道17号線沿いに、ニトリが運営する複合商業施設「ニトリ高崎倉賀野ショッピングセンター」が2019年9月20日に開業する。

ニトリ高崎倉賀野ショッピングセンター(撮影:たいせさん)。
高崎に「ニトリ」と「とりせん」のショッピングセンター
ニトリ高崎倉賀野ショッピングセンターは、群馬県伊勢崎市の丸中建設が運営するパチンコ店「PSブランド倉賀野店」(2012年11月閉店)跡地に出店するもので、建物は地上3階建、延床面積は約9,907㎡。
1階には北関東地盤の食品スーパー「とりせん高崎倉賀野店」(群馬県内29店舗目)やベーカリー、ATMが、2~3階には「ニトリ高崎倉賀野店」(群馬県内8店舗目、売場面積約5,038㎡)が入居する。
ニトリは自社グループ主導のショッピングセンター「ニトリモール」を首都圏、関西圏、宮崎県で手掛けるが、同施設は専門店街を持たないことから施設名にニトリモールを冠さないとみられる。

1階がとりせん、2~3階がニトリ(リリースより)。
ニトリが今回新規出店する国道17号線沿いの出店予定地の近隣にはミスターマックス倉賀野ショッピングセンターを始めとするロードサイド型商業施設が数多く進出しているにも関わらず、パチンコ店跡地が7年近く廃墟状態で放置という状況が続いていた。
永年廃墟であった地に地元での支持も厚い「とりせん」と大型インテリア・雑貨店「ニトリ」という2匹の鳥が出店することは、近隣住民にとっても嬉しいことであろう。
ニトリ高崎倉賀野ショッピングセンター
住所:群馬県高崎市倉賀野町字原付2681-4
営業時間:9:00~22:00(とりせん)
営業時間:10:00~20:00(ニトリ)
(ニトリは9月20日~30日の間、9:00開店)
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イオンモール高岡、2019年9月14日増床リニューアル開業-新高岡駅前に「西館」、イオン北陸最大級の2館体制に
富山県高岡市の新高岡駅前で営業する大型ショッピングセンター「イオンモール高岡」が、2019年9月14日午前10時に増床リニューアルオープンする。

イオンモール高岡西館。
新高岡駅前のイオン、増床リニューアルで2館体制に
イオンモール高岡は2002年9月に「イオン高岡ショッピングセンター」として開業。運営会社再編に伴い2007年9月に施設名を現在の「イオンモール高岡」に改称した。敷地面積は約145,000㎡で、総賃貸面積は約63,000㎡、延床面積は約145,000㎡。

イオンモール高岡東館。(既存棟)
2019年現在は総合スーパー「イオン高岡南店」(衣料品はイオンスタイルストア)を核に、アダストリアの「GLOBAL WORK」「LOWRYS FARM」「niko and…」、ストライプの「earth music&ecology」、南欧スペイン発の外資系ファストファッション「ZARA」、100円ショップ「ダイソー」、「無印良品」、玩具・ベビー用品店「トイザらス・ベビーザらス」、スポーツ用品店「スポーツオーソリティ」「ムラサキスポーツ」、靴量販店「ASBee」「ABC-MART」、カフェ併設大型書店「喜久屋書店」、サブカル系ショップ「ヴィレッジヴァンガード」、CD・DVDショップ「HMV」、大型アミューズメント施設「ユーズランド」、映画館「TOHOシネマズ高岡」、ホームセンター「DCMカーマ」など約130の専門店が出店する。
新高岡駅前のイオン、北陸最大規模2館体制のモールに
イオンモール高岡は増床リニューアルコンセプトに「飛越能の交流拠点へ」を掲げ、新高岡駅近くに増床棟となる「イオンモール高岡西館」を新設。既存棟を含めた施設全体の約50%を改装することで、約200の専門店が集積する2館体制のショッピングモールとして刷新を図る。駅方面への増床により、イオンモール高岡は「駅前型」の商業施設となる。
増床後の総賃貸面積は約82,000㎡、延床面積は約140,000㎡となり、2017年3月に開業したイオンモール新小松を上回る同社北陸最大の商業施設となる見込みだ。

イオンモール高岡増床リニューアルイメージ。
西館、ユニクロ大型店やトミカのアミューズメントも
増床棟となる西館の敷地面積は約60,000㎡で、総賃貸面積は約19,000㎡、延床面積は約28,000㎡。専門店65店舗が出店する。(既存棟からの7店舗移転を含む)
ダイソーが手掛ける300円均一ショップ「THREEPPY」やパレモの「Ludic Park」が北陸地方初となる店舗を出店するほか、北欧スウェーデン発の外資系ファストファッション「H&M」やインテリア雑貨店「Francfranc」、ストライプの「AMERICAN HOLIC」、エスニック雑貨店「チャイハネ」、ビーズソファ専門店「Yogibo Store」、抹茶・日本茶カフェ「nana’s green tea」、トミカとコラボした世界初となるアミューズメント施設「FUN VILLAGE with トミカ」を導入する「SEGA」(約2,300㎡)が富山県内初となる店舗を出店。そのほか、ファーストリテイリング北陸最大級の店舗となる「ユニクロ」「GU」(2店舗合計約2,900㎡)や富山発のチーズケーキ専門店「サクラスイーツ」やベルギーの老舗チョコレートブランド「ゴディバ」といったテナントも出店する。
SEGA.
西館1階には北陸新幹線を利用する観光客の来客を想定したフードコート「Food Forest」(約900席)を展開。全国初となる東京餃子軒の新業態「手作り餃子と点心 東京餃子軒」や北陸初となる炭火焼肉丼専門店「肉のヤマキ商店」、とんかつ専門店「豚屋とん一」、「ローストビーフ丼やまと」など13店舗が新規出店する。

Food Forest.
西館外装には、高岡の情緒溢れる街並みを表す「千本格子」をモチーフにしたルーバーを伝統産業である高岡銅器の銅色と青銅色に見立てたデザインを施すほか、入口部分には大きな円柱状の滑り台などの遊具を設置した芝生の屋外イベント広場「きときと広場」(約880㎡)を設ける。
きときと広場。
東館もリニューアル、2020年春には新たな食物販ゾーンも
既存棟である東館にも36店舗が出店。(館内移転3店舗、既存店改装17店舗を含む)
ストライプが2019年春から展開するデイリーファッションブランド「CRAFT STANDARD BOUTIQUE」やABC-MARTのスポーツ用品店「ABC-MART SPORTS」、フジオフードシステムの串カツ食べ放題「串家物語」が北陸地方初となる店舗を出店するほか、国内最大級となる原宿・表参道発の低価格雑貨店「オーサムストア」やサザビーリーグのインテリア雑貨店「Afternoon Tea LIVING」、300円均一ショップ「3COINS+plus」、「和」に特化した食品セレクトショップ「久世福商店」が富山県内初となる店舗を出店。東館2階にはデイリーユースのフードコート「ぐるめキッチン」(約500席)を展開する。
また、2020年春を目処にイオンモール高岡の核テナントであるイオン高岡南店に面して、和菓子やスイーツ店を揃える食物販ゾーン「(仮称)たかおかマルシェ」を新設する。
(仮称)たかおかマルシェ。
イオンモール高岡は、イオンモールが開発を手掛ける商業施設としては全国的に珍しい2館体制の商業施設となるが、2館はそれぞれ連絡通路を通じて接続され、一体の施設として運営が行われる。

全天候型の連絡通路により2館は一体的な運営が行われる。
高岡市を代表する商業地となりつつある新高岡駅エリア
高岡市の旧来の中心市街地であるJR高岡駅及び御旅屋通り商店街周辺では、2004年に複合商業施設「ウイング・ウイング高岡」が、2014年3月には「高岡駅ステーションビル・クルン高岡」が開業しており、2019年現在も高岡駅前東地区再開発の一環として「富山銀行本部・本店ビル」やアパグループとしては富山県内最大級となる複合施設「アパホテル〈高岡駅前〉」「プレミア〈高岡駅前〉レジデンス」の建設が進められるなど、大型開発が相次いでいる。その一方で、市内唯一の百貨店として80年近く営業を続けていた「大和高岡店」が2019年8月25日に閉店するなど、商業地としての求心力は大きく低下している。

高岡大和。
新高岡駅の周辺ではスーパーマーケットのサンコー、クスリのアオキ、ホームセンターカーマなどイオン以外の商業施設の出店も進んでおり、今回のイオン増床と大和の閉店により商業地としての役割がより一層高まることになろう。
イオンモール高岡
住所:富山県高岡市下伏間江3383
営業時間:7時~23時(イオン高岡南店食品売場)
営業時間:9時~22時(イオン高岡南店非食品売場・2階)
営業時間:9時~24時(TOHOシネマズ)
営業時間:10時~21時(専門店街)
営業時間:11時~22時(レストラン街)
関連記事:大和高岡店、2019年8月25日閉店-御旅屋セリオの核店舗
関連記事:イオンモール新小松、2017年3月24日開業-北陸最大級のイオン、福井県も商圏に
フレスポ東日暮里、2019年9月5日開業-三河島駅近く
東京都荒川区のJR三河島駅近くに大和リース系列のショッピングセンター「フレスポ東日暮里」が2019年9月5日に開業する。

フレスポ東日暮里。
三河島駅前にスーパーマーケット「ヒルマ」出店
フレスポ東日暮里が出店するのは三河島駅前を再開発して誕生したタワーマンション「アトラスブランズタワー三河島」の隣接地。建物は5階建てで2,914.44 ㎡。
核店舗はスーパーマーケット「ヒルママーケットプレイス」。ヒルマは大田区に本社を置く企業が運営しており、殆どの店舗が神奈川県にあるため地域初出店(23区2号店)となる。
そのほか100円ショップ「キャンドゥ」(9月13日開業)など6店舗が出店するが、9月5日に開業するのは「ヒルマ」と「まなびの森保育園」のみとなる 。
フレスポ東日暮里
住所:東京都荒川区東日暮里6-2-14
営業時間:ヒルマは以下の通り
月~土 9:30~21:30
日・祝 9:00~21:30

サマンサタバサ、紳士服のコナカが関連会社化-2019年9月に
紳士服チェーン大手「コナカ」(神奈川県横浜市戸塚区)は、バッグ・アクセサリー大手「サマンサタバサジャパンリミテッド」(東京都港区、以下、サマンサタバサ)を持分法適用関連会社化することを2019年9月2日に発表した。

サマンサタバサ 表参道GATES ポップアップ デジタルストア(旗艦店)。
サマンサタバサ、コナカの関連会社に
サマンサタバサは1994年に設立、1号店を渋谷パルコに出店した。

1号店があった渋谷パルコ。
その後、日本初のブランドとして海外展開もおこない、2005年には東証マザーズに上場している。しかし、ここ最近は業績がかんばしくなく、2019年4月に創業者・寺田和正氏が社長から退任。6月には、コナカ代表取締役社長兼CEO・湖中謙介氏が寺田和正氏が保有するサマンサタバサジャパンリミテッド株のうち半数の31.30%を取得、筆頭株主となっていた。

コナカの店舗。
コナカは、湖中氏が個人名義で保有するサマンサタバサジャパンリミテッドの株式を取得。
サマンサタバサは2019年9月よりコナカの持分法適用関連会社となる。
マックスバリュ九州、レッドキャベツみらい長崎ココウォーク店の運営開始-2019年9月1日から
長崎県長崎市茂里町の「レッドキャベツみらい長崎ココウォーク店」が2019年8月27日午後5時をもって一時閉店し、「マックスバリュ九州レッドキャベツみらい長崎ココウォーク店」として9月1日午前9時にリニューアルオープンした。

みらい長崎ココウォーク。
MV九州初となるレッドキャベツ店舗の運営開始
レッドキャベツみらい長崎ココウォーク店は2008年10月に長崎バスグループのバスセンター併設都市型ショッピングセンター「みらい長崎ココウォーク」(地上7階地下1階建)の食品核として2階部分に出店、店舗面積は約1,696㎡。
同店はレッドキャベツの店舗として約11年間営業が行われていたが、マックスバリュ九州への営業承継に伴い2019年8月27日をもって一時閉店、改装工事が行われていた。
今回のリニューアルに合わせ、イオングループ主導の電子マネー「WAON」及び長崎バスグループの「エヌタスTカード」、セルフレジを導入。惣菜売場では新たに長崎の郷土料理「トルコライス」「大村寿司」を販売開始、ニューヨーク堂の「長崎カステラアイス」や手土産ギフトを拡充するなど、長崎ならではの商品を強化する。店名は「レッドキャベツ」のままで営業する。
これにより、レッドキャベツ運営の長崎県本土の店舗は消滅する。
不透明なイオンの九州戦略、閉店相次ぐレッドキャベツ
レッドキャベツは2014年9月のイオングループ傘下入り以降、本社機能の福岡移転や創業地である山口県からの全面撤退を進めるなど、大胆な店舗整理を行っており、閉店が相次いでいた。。
その一環として同社は2017年10月に熊本県内全店舗、2018年11月には長崎県の「レッドキャベツ南長崎店」をマックスバリュ九州に譲渡したが、いずれの店舗も経営譲渡を機にイオングループの食品スーパー業態「マックスバリュ」及びディスカウント業態「ザ・ビッグ」への業態転換が行われていた。

レッドキャベツ南長崎店。(現・マックスバリュ南長崎店)
イオングループは2018年10月に、九州地方のスーパー事業運営会社である「イオン九州」「マックスバリュ九州」「イオンストア九州」の3社を2019年9月を目処に経営統合する方針を打ち出したが、2019年4月に業績悪化を理由とした延期を改めて発表するなど、経営方針が不透明な状況となっている。
イオングループによる事業会社再編計画の発表当初、上記3社と異なり、レッドキャベツは北部九州・山口に店舗網が跨っていたこともあり、各地域の事業会社再編計画に含まれていなかったが、山口県内全店舗の閉鎖、マックスバリュ九州への段階的な店舗の移管という形で解体が進められている。
「ディスカウント・ホールフーズマーケット」を掲げ急成長を遂げたレッドキャベツであるが、今後もさらなる事業規模の縮小は避けられそうになく、将来的にはマックスバリュ九州への事業継承もありうるであろう。
関連記事:レッドキャベツ南長崎店、2018年11月18日閉店-イオン傘下の同社、マックスバリュ九州への”移管”進む
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