【熊本地震】JR豊肥本線、2020年度中に復旧へ-約5年ぶりに

2016年4月の熊本地震から一部区間が不通になっているJR豊肥本線が2020年度中に運転再開される方針であることが発表された。

豊肥本線(阿蘇市・宮地駅)。

豊肥本線、約5年ぶりに全線復旧へ

2020年度中までに復旧するのはJR豊肥本線肥後大津(大津町)-阿蘇間(阿蘇市)の27.3キロメートル。

赤い線が不通区間(地理院地図を用いて作成)。

復旧の時期は国土交通省、熊本県、JR九州でつくる「JR豊肥本線復旧連絡協議会」が2019年4月10日におこなった会議によって決まったもので、4月12日に国土交通省が発表した。
2019年春現在、被災した51箇所のうち約8割で復旧に着手しており、約4割の23箇所で復旧が完了しているという。
同区間には同じく復旧工事が進められている南阿蘇鉄道高森線(上記地図の黒破線が不通区間)との接続駅である立野駅も含まれるため、同線の復旧にも弾みがかかるであろう。
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南阿蘇鉄道。

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