長野県松本市深志の地場老舗百貨店「井上」跡に、マリオット系ライフスタイルホテル「モクシー松本(Moxy MATSUMOTO)」が2027年度中に開業する。
商都・信州松本駅前の顔だった百貨店「井上」
井上は1885年に現在の長野県松本市で呉服店として創業、1950年3月に法人化、1979年4月に松本駅前に百貨店「井上本館」と専門店館「井上新館ベルモール25」を開業した。2023年夏に高層階をオフィスに転換する全面リニューアルを実施したが、2025年3月に建物老朽化と郊外店(アイシティ21)への統廃合のため閉店、同年4月にサテライトショップとして縮小移転していた。
地元不動産主導で全面改修、マリオット系ホテルに
井上本館の建物は1979年3月竣工で鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地上7階地下1階建、敷地面積は2,781.98㎡、延床面積は13,594.67㎡。
井上本館閉店後は、2025年10月に地元不動産会社「エム・ケーケー(MKK)」が施設を取得したうえで外資系ホテルとして大規模改修する方針を発表。2026年2月にMKKが「マリオット・インターナショナル」とFC契約を締結し、2027年度中を目処に松本市内初となるマリオット系ライフスタイルホテルブランド「モクシー(Moxy)」が開業することとなった。
マリオットの若者向けブランド「モクシー」地方初展開
モクシーは2014年9月にイタリア共和国のミラノマルペンサ国際空港に1号店「Moxy Milan Malpensa Airport」を開業。モクシー1号店は世界的ホテルチェーン「マリオット(Marriott)」と北欧系インテリア「イケア(IKEA)」によるミレニアル世代向け新ブランドとして誕生した経緯もあり、イケアによるホテル事業参入として注目を集めた。
マリオットは「業界最強のポートフォリオ」を称するマルチブランド戦略の一環として「節約志向の旅行者向けブティックホテル」と位置付ける同業態を世界各地に店舗網を拡大。2014年9月のブランド誕生からわずか3年後となる2017年11月に日本1号店「モクシー東京錦糸町」(パシフィカキャピタル系FC)を開業し、2026年2月現在は首都圏/近畿圏に4施設(東京錦糸町・大阪本町・大阪梅田・京都)を展開する。

モクシー松本。
モクシー松本は、英語で「元気(=moxie)」に由来するブランド通り、「スマートなデザイン、活気あるソーシャルスペース、テクノロジーを活用したゲスト体験」「モクシーの持つ遊び心と社交性を核に、仕事・遊び・リラックスの境界を曖昧にする、デザイン性の高い共用空間」を訴求。
同ブランド最大の特徴ともいえるフロント兼バー「モクシー・バー(Moxy Bar)」を導入するなど、「松本の伝統と現代的なデザインを融合させ、宿泊ゲストと地元の人々が交わる新たなコミュニティ拠点」をめざすとしている。

コングロM(旧井上新館)とともにMKKが展開する。
モクシー松本
住所:長野県松本市深志二丁目1番10号

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ザ・ビッグ小倉熊本店、2026年7月開店-黒原公団住宅跡地再整備、地場大手「丸久」「まるよし」「エフコープ」跡地に
福岡県北九州市小倉北区のUR都市機構黒原団地跡地に、イオン系ディスカウント食品スーパー「(仮称)ザ・ビッグ小倉熊本店」が2026年7月1日(届出上)を目処に開店する。
黒原公団、当初は丸久を核とする商住複合施設だった
UR都市機構黒原団地(黒原公団住宅)は1966年2月に竣工、1966年3月に開業。建物は2棟で店舗面積は1,682㎡。
開店当初は山口地場最大手系総合スーパー「丸久小倉黒原店」を核とする商住一体型複合施設であったが、1990年代の丸久グループ経営悪化にともなう同社九州撤退により、北九州地場系「綜合スーパーまるよし黒原店」を核とする施設となった。

ダイソーエフコープ黒原店(旧綜合スーパーまるよし黒原店)。
エフコープ1号店が2000年に移転するも老朽化で解体
UR都市機構黒原団地(黒原公団住宅)西棟には、2000年10月に福岡県域生協系食品スーパー「エフコープ黒原店」が足原2丁目より移転新装開店。2004年10月自己破産したまるよし跡に大創産業系100円ショップ「ダイソー」を展開するなど「エフコープ(前身である北九州市民生協時代を含む)第1号店」の流れを汲む大型店として営業を続けたが、2024年1月に老朽化のため半世紀の歴史に幕をおろしていた。

エフコープ黒原店。
ザ・ビッグ北九州市内4店舗体制に
ザ・ビッグ小倉熊本店は、UR都市機構黒原公団跡地を再整備するもので、敷地面積は約7,853㎡、店舗面積は約1,983㎡、延床面積は2,349㎡。
イオン九州による同業態の新規出店は2024年6月のイオンタウン日田核店舗「ザ・ビッグ日田店」に次ぐもので、北九州市内4店舗体制となる見込みとなっている。
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PPIH新業態「食品特化型ドンキ」1号店、2026年4月開店-2月12日発表、ピアゴ甚目寺店転換を皮切りに2035年6月期「200~300店舗」体制めざす
流通大手「パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)」(本社:東京都目黒区)は、狭小商圏型新業態「食品特化型ドンキ」1号店を2026年4月より本格展開する方針を2026年2月12日に明らかにした。
2025年8月発表の食品特化型ドンキ
PPIHは2025年8月の長期経営計画「Double Impact 2035」において、狭小商圏型新業態「食品強化型ドンキ」の開発方針を発表。2035年6月期までにピアゴの業態転換や新規出店/M&Aを進めることで200~300店舗体制を構築し、売上高6,000億円、営業利益360億円、営業利益率6%をめざすとしていた。
2026年4月開店の甚目寺店を皮切りに
食品特化型ドンキ1号店は、2026年4月にPPIH/ユニー系大型食品スーパー「ピアゴ甚目寺店」(愛知県あま市)をダブルネーム業態「(仮称)ドン・キホーテピアゴ甚目寺店」に転換するもので、2026年6月期にピアゴ5店舗の新業態化を図る。

ピアゴ甚目寺店(同社公式より)。
食品特化型ドンキは、同社が従来展開してこなかった「住宅密集地や生活導線上」に店舗網を展開することで、既存業態が取りこぼしていた「新たな若年層(小学生~中学生)」を獲得。
生鮮食品は簡便素材と時短商品を強化、惣菜はPPIH系「カネ美食品」との協業による平均単価ワンコインかつ高頻度入替えを特徴とした商品開発を試みるなど、価格優位性を訴求した売場とする。非食品に関してもコンセプトを「これでイイじゃん」にさだめ、ドンキPB「情熱価格」や生活消耗品、美容セルフケア、エンタメ系商品を「コスパの高いオススメ商品群」で構成する。
また、ドンキ赤羽東口店や小型店で実装中の「マルチタスクオペレーション」によるメイト(=パート・アルバイト)主体の運営、同一エリア既存店舗との一体運営を進めることで、販管費のコントロールと高い収益性を確立するとしている。
3月3日の戦略発表会で全貌明らかに
PPIHは2026年3月3日に「食品強化型ドンキ戦略発表会」を開催予定。2月12日現時点では「(仮称)ドン・キホーテピアゴ」となっている業態の正式名称やMD戦略、メディア販促を改めて明らかにするとしている。
新横浜プリンスペペ、2027年3月閉店-新横浜プリンスホテルショッピングプラザ、西武HD保有アセット再編の一環で
神奈川県横浜市港北区の新横浜駅近くにある西武ホールディングス系複合施設「新横浜プリンスホテル」の低層商業フロア「新横浜プリンスペペ(SHIN YOKOHAMA PRINCE HOTEL SHOPPING PLAZA Prince pepe)」が2027年3月を目処に閉店する方針が2026年2月12日に明らかになった。
新横浜のランドマークとして親しまれる超高層円形ホテル
新横浜プリンスホテルは1992年2月に竣工、同年3月に開業したもので、建物は地上42階塔屋1階地下3階建で延床面積は127,195㎡。
新横浜プリンスホテル。
開業当初は西武系複合商業施設「新横浜プリンスペペ」や屋内型スケートリンク「KOSÉスケートセンター」に加え、テニスセンターやボウリングセンターを備えたが、2004年10月の有価証券報告書虚偽記載事件を発端とした経営改革の一環で付帯施設の売却を進めた。一方、2026年2月27日にはブライダルサロンを新装開業するなど、開業から約35年が経過した現在もなお、新横浜駅周辺一帯から見渡せる特徴的な円形の超高層ホテルは地域のランドマークとなっており、徒歩圏内の横浜アリーナライブ観客やビジネスユーザーなど幅広い層を取り込んでいる。
新横浜プリンスホテルショッピングプラザ「プリンスペペ」。
このほか、2025年10月1日から2026年1月31日まで新横浜が舞台の「吸血鬼すぐ死ぬ2」、2月1日から3月31日まで「魔入りました!入間くん」といった話題のアニメ作品にちなんだコンセプトルームを期間限定で導入しており、IPコラボも盛んとなっている。
幅広い客に親しまれた新横浜駅前随一の大型店
新横浜プリンスペペは1992年3月に新横浜プリンスホテル低層商業フロアに開業。営業フロアは地上4階~地下1階で店舗面積は21,507㎡、延床面積は約50,634㎡。2026年2月現時点ではトレッサ横浜に次ぐ港北区内最大の店舗面積を誇る。

新横浜プリンスホテルとプリンスペペを結ぶ吹き抜け空間。
新横浜プリンスペペは開業当初、直営食品館を核に高級衣料や輸入家具インテリア雑貨、宝飾品を中心に150店舗を展開するなど、施設名の由来「Prince Promenade」通り、新横浜プリンスホテル利用者を意識したブティック主体の館づくりを打ち出していた。

キングが百貨店を中心に展開する大型婦人服店「K-Collection」。
同社主力「MORABITO」など5ブランドを揃える複合店。

菊池英雄が百貨店を中心に展開する婦人服「伊太利屋」。
一方、バブル崩壊による景気低迷や消費者志向の変化を受け、1999年8月に高級食品スーパー「成城石井新横浜プリンスペペ店」を地階食品館の核店舗として、2001年3月にファストリ系ファストファッション「ユニクロ」(現在は撤退)をファッション館の核店舗として導入するなど、有力専門店導入による客層拡大に向けた取組みを本格化した。
ローソン系高級食品スーパー「成城石井」。
2010年代初頭のリニューアルで地階から1階に移転。

旧いけだ書店を業態転換した「くまざわ書店」。
その後も、2013年11月に“首都圏初”となる高級食品スーパー「フードウェイ新横浜プリンスペペ店」(成城石井は1階に移転)、2014年11月にはしまむら系ファストファッション「ファッションセンターしまむら」を導入するなど、集客性の高いカテゴリーキラーで差別化を推し進め、2026年1月末時点では専門店63店舗を敷く都市型ショッピングモールとして営業を続けていた。
九州本拠の高級食品スーパー「フードウェイ」。
プリンスペペ開業以来の食品館を全面刷新した店舗。

輸入食品/珈琲主体のグロサリー「ジュピターコーヒー」。
2026年1月の経営破綻後も新体制で営業中。

衣料雑貨を低価格で揃える「ファッションセンターしまむら」。
新横浜を代表する商業施設、約35年の歴史に幕
新横浜プリンスペペの閉館は、西武ホールディングスが「長期戦略2035/中期経営計画(2024~2026年度)」に掲げる「不動産事業を核とした成長戦略」「キャピタルリサイクル」を理由としたもので、西武HDと西武不動産(新横浜プリンスペペ運営会社)はともに「保有アセットの価値最大化を図るべく現在関係各所と調整」していることを発表している。
西武HD系商業施設「ペペ」の閉館は、2026年1月閉店の西武本川越駅直結複合商業施設「西武本川越ペペ」に次ぐが、西武不動産以外の事業者によりプリンスペペ跡を新たな商業施設として営業再開するか、築35年を迎える現施設を解体するかどうか明らかになっていない。
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あるあるシティ大分分校、2026年4月開業ーJR大分駅前にサブカルの殿堂、「地元企業」のTKPが誘致
大分県大分市のJR大分駅前に、ポップカルチャー施設「あるあるシティ大分分校」が2026年4月に開業する。
海外からも集客する小倉駅前の「あるあるシティ」
あるあるシティは2011年にアパマンショップグループ(APAMAN)がJR小倉駅に直結する「ラフォーラ原宿小倉」跡を活用するかたちで開業した複合商業ビル。

あるあるシティ。
2026年時点は「市立漫画ミュージアム」のほか、テナントとして「アニメイト」「駿河屋」「メロンブックス」「まんだらけ」「めいどりーみん」などが出店。このほか、声優やアイドルグループのイベント・ライブが頻繁に開催されており、福岡県内・九州北部内はもとより首都圏や韓国・台湾などからの来館客も多い。
TKP、大分駅前のビルを取得して「あるあるシティ」に
あるあるシティ大分分校が開業するのは、JR大分駅前の「JTB大分ビル」跡。JTBは2025年にトキハ本店に移転、同ビルはTKP(本社:東京都新宿区)が取得して、「TKP大分ビル」に改称していた。

TKP大分ビルと大分駅。
TKPは本社は都内にあるものの大分市出身の河野貴輝氏が創業しており、その地縁から同社は大分市や別府市で様々な事業を展開しているほか、大分トリニータのスポンサーもつとめている。
あるあるシティ大分分校も、同社の働きかけでAPAMANとの提携によって実現したものだという。

あるあるシティ大分分校・イメージ(リリースより)
2026年2月時点では詳細な内容は発表されていないが、小倉のように様々なポップカルチャー店舗の出店やイベントの開催により、様々なアイドルや声優が大分にもYATTEKURUことが期待される。
あるあるシティ おおいた分校
営業時間:未定
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トライアルGO江古田栄町店、2026年2月20日開店-老舗ベーカリー「マザーグース」跡に
東京都練馬区の西武鉄道池袋線江古田駅北口に、トライアルHDのディスカウント食品スーパー「トライアルGO江古田栄店」が2026年2月20日午前9時に開店する。
江古田駅前にトライアルGO出店
トライアルGOはトライアルHDが運営する小型スーパーで、おもに福岡県周辺で展開されていたものの2025年より首都圏への出店を開始。
食品スーパーとしては比較的面積が狭いながらも、コンビニとは異なりスーパーマーケットの価格帯で商品を販売する。
また、同社が傘下とする西友やトライアルの店舗を母店とするかたちで出店するため、弁当や総菜の品質・品揃えにも力が入られている。

一般的なトライアルGOの店舗。(同社公式サイトより・イメージ)
トライアルGO江古田栄店が開店するのは、西武池袋線の江古田駅前。
この地には110年の歴史がある老舗ベーカリー「マザーグース&フェアリーテイルズ」があったが、建物の老朽化(雨漏り)のため2025年3月に閉店。「マザーグース」は練馬区早宮の仮店舗に移転している。
なお、すぐ近くにはイオン系(旧ダイエー系)ディスカウントスーパー「ビッグ・エー練馬栄町店」が出店しているほか、徒歩圏にはまいばすけっとなども出店している。
コンビニサイズで様々な商品を販売
トライアルGO江古田栄店の売場はワンフロア、営業時間は24時間。
おもに食品を扱い、生鮮3品、総菜を販売するほか、一部の生活雑貨も取り揃える。近隣に西友桜台店や西友練馬店などがあることから、そこから商品供給を受けて西友と同等の商品を販売するものとみられる。
また、トライアルや西友のプライベートブランドも販売。
トライアルの特徴ともいえる買い物カートにレジ機能を備える「Skip Cart」、トライアルの決済アプリ「SU-PAY」、顔認証レジも導入する。
トライアルGO江古田栄町店
東京都練馬区栄町29−2
営業時間:24時間
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アコレ、2026年1月30日までに全店閉店-ビッグ・エーとの経営統合で、最後に残った”1号店”は「ビッグ・エー平和台駅前店」に転換
イオングループのディスカウントストアで、2021年に「ビッグ・エー」の運営となっていた「アコレ」が、2026年1月30日までに全店閉店・店舗ブランドとして消滅した。
アコレ、元ダイエー系「ビッグ・エー」と統合していた
アコレは、2008年9月にイオンリテールのディスカウントストア実験店舗「アコレ平和台駅前店」(東京都練馬区) として開業。2013年1月にイオン傘下となった英国の食品スーパー「テスコジャパン(テスコ)」からの店舗譲受により店舗網を拡大、2015年3月には「アコレ株式会社」(2014年9月設立、出資比率イオン80%:リテール20%)として分社化することとなった。
同社は分社化当初、2018年度末に400店舗体制を目指す方針を打ち出していたが、2016年をピークに店舗数が減少。2021年3月には、もともとダイエーグループでアコレと同様に大都市圏で売場面積1,000㎡未満の小型ディスカウントストアを展開している「ビッグ・エー」(東京都板橋区)と経営統合していた。

アコレの店舗。
なお、かつてはマックスバリュ中部も「アコレ」屋号の店舗を展開していたが、すでに全て閉店している。
アコレ、練馬区にあった”1号店”が最後の店舗に
アコレは2021年3月の経営統合で「ビッグ・エー」がアコレを吸収分割により継承。アコレはビッグ・エーが運営する1ブランドとなっていた。

「ダイエー」が屋号の由来だった「ビッグ・エー」。
ビッグ・エーは経営統合に際して店舗ブランドとしての「ビッグ・エー」「アコレ」については当面存続するとしていたが、アコレは徐々に店舗数が減少。閉店した店舗もあるほか、改装・リニューアルによって「ビッグ・エー」や、同じイオングループの「まいばすけっと」に転換する店舗も増えていた。
アコレで最後の店舗となったのは、奇しくもアコレ1号店だった「アコレ平和台駅前店」(東京都練馬区)。同店も2026年1月30日に閉店、これによりアコレはその歴史に幕を下ろした。
なお、アコレ平和台駅前店跡は改装・リニューアルされ、2026年2月7日に「ビッグ・エー平和台駅前店」として新装開店している。
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ウエルシアプラス久留米中央店、2026年4月下旬開店-西鉄久留米駅前広又通りのジョイント跡、イオン系フード&ドラッグに
福岡県久留米市の西鉄天神大牟田線西鉄久留米駅近くにある九州地場精肉大手系食品スーパー「ジョイント久留米中央店」跡に、イオン系フード&ドラッグストア「ウエルシアプラス久留米中央店」が2026年4月下旬に開店する。
2025年11月閉店した精肉系食品スーパー「ジョイント」
ジョイント久留米中央店は2004年に開店。建物は平屋建で店舗面積は1,000㎡未満。
ジョイント久留米中央店は福岡県久留米市に本社を置く建材設備メーカー「坂本産業」グループ事務所と同社家具インテリア雑貨店「サカモトリビング久留米」跡地に新築したもので、店舗正面及び屋上部は2026年2月現在も坂本産業系駐車場「広又パークサカモト」となっている。

ジョイント久留米中央店の青果フロア。
ジョイント久留米中央店は運営会社「小林食品」が得意とする生鮮(精肉)と上質商品の取扱いに強みがあったが、2021年11月にフラッグクルメの旧岩田屋新館1階跡に「フードウェイ西鉄久留米駅前店」が開店、2024年3月にはレイリア久留米の西鉄ストアが「レガネット久留米タミー店」に業態転換するなど、強みとする領域で競争激化が進んでいた。2025年5月には親会社が鹿児島地場精肉大手「カミチクグループ」傘下となり、一層の不採算事業整理を進めていたため、2025年11月30日をもって閉店していた。
ジョイント久留米中央店。
フード&ドラッグで高級路線の競合店と差別化なるか
ウエルシアプラス久留米中央店は、2022年9月のイオン九州とウエルシアHDによる合弁会社「イオンウエルシア九州」が運営するもので、同社店舗としては2025年11月にマックスバリュエクスプレス南片江店(旧寿屋系くらし館)跡を自社グループ内業態転換した「ウエルシアプラス南片江店」に次ぎ17店舗目、福岡県内13店舗目となる見込み。
ウエルシアプラスは「地域の健康ステーションを目指す新しいスタイルの店舗」と位置付けるフード&ドラッグ業態であり、上質商品の取扱いに強みのあるジョイントと毛色の異なる店舗となる。
一方、旧来のイオン系食品スーパーが強みとする生鮮4品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)や地場商品とウエルシア商品の複合展開に定評があり、同業生鮮ドラッグストアが近隣に少なく競合店の高級路線転換が著しい西鉄久留米駅周辺で顧客獲得が期待される。
ウエルシアプラス久留米中央店
住所:福岡県久留米市東町27-15
営業時間:未定
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イズミゆめモール那珂川、2026年3月7日開業ーゆめマートを核に約20店出店、ベスト電器など2月20日より順次開業
福岡県那珂川市の国道385号線沿いに、イズミの近隣型ショッピングセンター「ゆめモール那珂川」が2026年3月7日にグランドオープンする。

ゆめモール那珂川。(ニュースリリースより)
西鉄バスの営業所跡、イズミのショッピングセンターに
ゆめモールはイズミの近隣型ショッピングセンターで、ゆめモール那珂川は福岡県では「ゆめモール柳川」、「ゆめモール筑後」に続いて3店舗目となる。
ゆめモール那珂川が出店するのは国道385号線沿いの那珂川市道善・恵子地区の土地区画整理事業エリア。すぐ近くには「メガドンキ福岡那珂川店」や百貨店「岩田屋サロン那珂川」が出店している。
このエリアには西鉄バス那珂川営業所(移転)や農地(市街化調整区域)があったが、2021年に市街化区域に編入されて再開発が推し進められていた。
ゆめマートを核に無印良品も出店
ゆめモール那珂川は平屋建て。「那珂川のよりどころ」をキーワードに総テナント数は物販以外を含め21店舗となる。
核店舗は3月7日に開店するイズミの食品スーパー「ゆめマート那珂川」。そのほか準核テナントとして2月20日に「ベスト電器」が近隣より移転、3月13日に「無印良品」が開業する。
また、飲食店としてファミレス「ブロンコビリー」、カフェ「タリーズコーヒー」、回転寿司「若竹丸」、宮崎辛麺「辛麺屋桝元」などが出店。飲食店の多くは2月25日に開業する。

ブロンコビリー那珂川店。
九州では店舗が少ない同社だが福岡6号店となった。(公式サイトより)
ゆめモールと隣接するかたちで那珂川総合運動公園が整備されるほか、移転した西鉄バス那珂川営業所とバスロータリーも併設。さらに西鉄グループが分譲住宅団地を整備する予定となっている。
ゆめモール那珂川・テナントと開業日一覧

(公式サイト・ニュースリリースより)
ゆめモール那珂川
福岡県那珂川市道善五丁目68番28号
営業時間:10時~20時(多くのテナント)
※イズミは異なる
ピーコックストア恵比寿店、2026年2月8日閉店-本庄ビルの旧大丸ピーコック、半世紀の歴史に幕
東京都渋谷区のJR山手線/東京メトロ日比谷線恵比寿駅付近にあるイオン系大型食品スーパー「ピーコックストア恵比寿店」が2026年2月8日午後6時をもって閉店する。
恵比寿の旧大丸ピーコック、半世紀の歴史に幕
ピーコックストア恵比寿店は1975年11月に「大丸ピーコック恵比寿店」として開店。
同店入居の建物「本庄ビル」は地上4階地下1階建でイオン系管轄フロアは低層3フロア(地上2階~地下1階)、店舗面積は1,149㎡。
大丸ピーコック恵比寿店は開店以来長らく、関西地盤の大手百貨店「大丸」系総合スーパーであったが、2007年9月の大丸松坂屋経営統合にともない2008年9月に統合新会社「ピーコックストア(現イオンマーケット)」に運営移行、2013年4月にイオンがピーコックストアを完全子会社化したことで現屋号で新装開店した。
(2月8日準備中)
ピーコックストア恵比寿店。
ピーコックストア恵比寿店新装開店当初は、本庄ビル低層3フロアを直営生鮮食品フロアと直営衣料フロア、直営ドラッグ「ピーコックドラッグ」としていたが、2014年6月に2階に大創産業系100円ショップ「ダイソー」を導入したことで現在のフロア構成となった。
ダイソーも同日閉店、本庄ビル全館閉館
ピーコックストアをめぐっては、2025年1月に首都圏の旗艦店級店舗であった「ピーコックストア下北澤店」が入居ビル閉館にともない閉店、2026年3月にはイオン首都圏食品スーパー新事業会社「イオンフードスタイル」発足にともない、系列各社で老朽店の整理が進むなど閉店の兆候がみられていた。
ピーコックストア恵比寿店においても、2025年7月に恵比寿店入居ビルの大部分を占めていたビル所有者「本庄商会」直営米国輸入玩具雑貨店「USATOYSHOP Monster JAPAN」が閉店、ピーコックストア管轄3フロアが営業継続する状態となっており、同店閉店により本庄ビルは全館閉館することとなった。
後継店は旧松坂屋ストアと旧代官山タベルトに
ピーコックストア恵比寿店は閉店当日2月8日現時点において、跡地への再出店の方針など一切明らかにしておらず、近隣の恵比寿南店(旧松坂屋ストア恵比寿店)と代官山店(旧代官山ピーコック/代官山タベルト跡)が後継店となる。