大分県大分市の大分駅前にある商店街「セントポルタ中央町」の「大分中央BESTビル(旧ベスト電器大分店/ジュンク堂書店大分店)」跡に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ大分中央町店」が2024年6月25日に開店する。
ベスト電器跡活かした商業施設
ベスト電器大分店は1982年7月に開店。建物は地上6階建で店舗面積は1,119㎡。
開店以来長らく、九州地盤の大手家電量販店「ベスト電器」の大分県内における旗艦店であり、最盛期には隣接する二八堂ビルに「コンピュータウンおおいた」として増床するなど、市中心部を代表する大型店のひとつであったが、JR大分駅上野の森口の大和ハウス・片倉系商業施設「KCAアクロスプラザ大分駅南」への移転のため、2016年10月2日をもって閉店した。
ベスト電器大分店跡は、2017年4月に「ジュンク堂書店大分店」を核とする商業施設「大分中央BESTビル」として再開業したが、2023年7月をもってジュンク堂が撤退したため、コメダ珈琲店1店舗のみ営業を続ける状態となった。
5フロア活かした「駅前多層階ドンキ」
ドン・キホーテ大分中央町店はドン・キホーテ大分中央町店の建物は地上6階建で営業フロアは1~5階、売場面積は1,226.2㎡。同社店舗としては大分県内4店舗目、大分市内3店舗目となる。
ドン・キホーテ大分中央町店。
ドンキ大分中央町店は「駅前多層階」の店舗として、1階ではドンキならではの驚安コーナーを設置、2階では食料品(加工食品・菓子類など)や酒類、3階ではフェイスマスク(取扱品目約280種類以上)を始めとするスキンケア用品・コスメ用品や日用消耗品・家庭雑貨、4階では衣料品・電化製品やカラーコンタクトレンズ・ネイル用品、5階ではZ世代向けキャラクター商品やバラエティグッズ・玩具を展開。「フロアごとに取り扱い商品ジャンルを分け、通勤・通学途中などで時間がないお客さまでもストレスなく目的の商品をお買い求めいただける売り場構成」とする。
ドン・キホーテ大分中央町店
住所:大分県大分市中央町2-3-4
営業時間:9時~24時
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