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ドン・キホーテ栄三丁目店、2021年2月26日開店-松坂屋前のGAP跡に、名古屋栄店は「栄本店」としてリニューアル

知県名古屋市中区栄にパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ栄三丁目店」が2021年2月26日に開店する。

GAP跡、栄2店舗目となるドンキに

ドンキホーテ栄三丁目店は、2020年8月に閉店した「GAP名古屋栄店」跡に出店するもの。
建物は地上4階建、営業フロアは1~3階、売場面積は約932㎡。同社店舗としては愛知県39店舗目、栄地区2店舗目となる。

ドン・キホーテ栄三丁目店。

ドンキ栄三丁目店はコンセプトに「競合店に徹底対抗した価格」「利便性とトレンドを意識した品揃え」「こだわりの手書きPOPで溢れた店内装飾」を挙げる。
1階では“ドンキ流コンビニ”をイメージして、弁当・おにぎり・パン・ドリンクといったオフィスワーカー向け商品、日用消耗品やサロン専売のヘアケア用品など展開。
2階・3階フロアは、韓国コスメやフルワイヤレスイヤホン・ゲーミングギアといった最新トレンド商品やスマートフォンアクセサリー、理美容家電、衣料品、ブランド品、玩具・バラエティグッズなど展開。オフィスワーカーや若年層をメインターゲットに据えた店づくりをめざす。
ドンキは栄三丁目店開店を記念して、2月26日から4月30日まで近隣の大須店(OSU301ビル/2020年6月開店)と「共同スタンプラリー」を開催する。

ナナイロのドンキは栄本店として刷新、ドミナント強化へ

PPIHグループは、2019年11月に栄1丁目の複合商業施設「テラッセ納屋橋」の核店舗としてUDリテール運営の「ドン・キホーテ納屋橋店」(2020年3月にMEGAドンキUNY化)を出店。2020年6月には大須商店街の複合商業施設「OSU301ビル」の核店舗としてドンキ直営の「ドン・キホーテ大須店」を出店するなど、ユニーのお膝元である名古屋市の中心部でドミナント戦略を推し進めている。
一方で、今回出店する栄三丁目店は松坂屋やパルコ前への出店で「名古屋の銀座」ともいうべき場所だ。ポケモンセンターに向かう途中という10代の女性は「ここにドンキができるとは思わなかった、近くにあるのにビビる…」と話す。

ドンキ旗艦店の1つ・名古屋栄店。

今回のドンキ栄三丁目店開店にあわせて、至近距離にある名古屋栄店(栄ナナイロ/2014年11月開店)は「ドン・キホーテ栄本店」として店舗名を刷新。栄での店舗展開を重要視する姿勢がより鮮明なものとなった。
(写真撮影:なこち)

ドン・キホーテ栄三丁目店

住所:愛知県名古屋市中区栄3丁目27-13
営業時間:午前8時~翌午前0時

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イオン白子ショッピングタウンサンズ、2021年2月20日閉店-建替えめざして45年の歴史に一旦幕

三重県鈴鹿市の近鉄名古屋線白子駅近くにあるショッピングセンター「イオン白子店(白子ショッピングタウンサンズ)」が、2021年2月20日午後6時をもって閉店した。

閉店当日のイオン白子店。

鈴鹿の大型店の先駆的存在だった

イオン白子店は、1975年3月に総合スーパー「ジャスコ白子店」として開店。1989年4月に「白子ショッピングプラザサンズ」として増床リニューアル開業した。建物は地上3階建、店舗面積は14,065㎡。専門店街は白子商業開発が運営を担う。
サンズはコンセプトに「生活話題館」を掲げ、直営総合スーパーを核に、紳士服「TAKA-Q」、呉服店「きもの錦」、スポーツクラブ・映画館「ザ・スペース」、マツダフォード・スバル車販売店「オートラマ」(いずれも閉店済み)といったイオン系を含む専門店70店舗超が出店。
立体駐車場や”日本初”を称するデジタルからくり時計を備えるなど当時としては最先端のショッピングセンターだった。

子育てカフェやホビーで生き残り図るも老朽化で閉店

鈴鹿市内随一の大型店だったジャスコ白子店だが、1996年11月にイオン鈴鹿ショッピングセンターベルシティ(現・イオンモール鈴鹿)が開業、1998年10月にワーナーマイカルシネマズを併設したマイカル鈴鹿サティ(アピタを経て現・MEGAドン・キホーテUNY鈴鹿店)が開業するなど競争が激化。ワーナーマイカルシネマズ開業に先駆けて、1997年にはザ・スペースを閉館するなど、直営主体の施設として生き残りを図った。

ライバルだったアピタ鈴鹿店。

2018年3月には東海地方地盤の大手総合ホビーショップ「タムタム」(四日市泊から移転)が出店。2019年6月にはNPO法人運営の子育てカフェ「Wara baby cafe」が1階に出店、タムタムが3階に拡大するなど、新たな客層の獲得を図った。
しかし、イオン屈指の古参店舗であったため老朽化が著しいとして、閉店や建て替えが検討されるようになった。

イオンは再出店へ、当面はザ・ビッグが代替店に

イオンは現在の建物を解体後、2023年を目処に新店舗を建設して再出店する方針を示している。一方で、白子商業開発運営の専門店街(サンズ)は消滅する見通しとなっている。
白子駅周辺の国道23号線沿いには、イオングループの食品ディスカウント「ザ・ビッグエクスプレス白子店」が出店しているため、建替期間中はザ・ビッグが事実上の代替店舗となる。
その一方、ザ・ビッグは横断歩道が極端に少ない幹線道路沿いのショッピングセンターという立地のため、徒歩や自転車などを使う近隣の買い物客は、当面のあいだ不便を強いられることとなりそうだ。

閉店セール開催-ロボットは「津に移転」

イオン白子店では、建替リニューアルによる一時閉店を記念して特別セールや記念イベントを開催。館内では開業当初からの写真やチラシに加え、長らく故障中だったスターウォーズをどこか彷彿させるスタイルのデジタルからくり時計のロボット「サンちゃん」「ズン太くん」が展示された。
閉店当日は休日だったこともあり、多くの買物客がサンズ最後の日を惜しんだ。平面駐車場ではサンズの人気企画「キッチンカーテイクアウトマーケット」を開催。館内吹き抜けの展示スペースでは「ロボット2体のイオン津店への移転」が急遽発表され、記念撮影する客で賑わうなど、さながら祭りのような空間となった。

サンちゃん&ズン太くん。閉店当日イオン津店への電撃移籍が発表された。

閉店時刻1時間前の午後5時頃からは、白子店の店員やサンズ専門店街の店主・店員による買物客のお見送りや記念品の配布が始まった。その一方、買物客の入店は閉店時刻直前まで続いたため、レジの行列が精肉・惣菜売場まで到達。
結局、本来の閉店時刻から30分ほど過ぎた午後6時30分に買物客の送り出しを終えることとなった。

集まる店員。

閉店式典は開催されなかったもの、サンズ同友会の岡田会長とイオン白子店濱田店長による挨拶があり、サンズは31年の歴史に、イオン白子店は45年の歴史に一旦幕を下ろした。

岡田会長と濱田店長による挨拶。

今後、店舗は建て替えに向けた解体工事に入るとみられるが、新店舗の規模などについては閉店時点では発表されていない。

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アクロスプラザ小平、2021年2月11日開業-日立自動車教習所跡地、ロピア・セリア・サイゼリヤ・歯医者など出店

東京都小平市の西武多摩湖線一橋学園駅近くに、大和情報サービスのショッピングセンター「アクロスプラザ小平」が2021年2月11日午前9時に開業した。

日立自動車教習所跡地、大和情報サービスの商業施設に

アクロスプラザ小平は、2018年12月に閉校した「日立自動車教習所」跡地に出店するもので、建物は地上2階建、敷地面積は約7,150㎡、建築面積は約4,772㎡、延床面積は約9,368㎡。
アクロスプラザ小平。

首都圏地盤の食品スーパー「食生活♥♥ロピア小平店」を核に、ドラッグストア「サンドラッグ」、100円ショップ「Seria」、イタリアンレストラン「サイゼリヤ」、ベネッセの英語教室「BE studio」、インドアゴルフスクール「ステップゴルフプラス」など11店舗が出店。3月31日には歯科医院「アクロスデンタルオフィス」も出店する。

一橋学園駅周辺では貴重なショッピングセンター

アクロスプラザ小平の近隣には、一橋大学や国土交通大学校、関東管区警察学校などの教育機関やルネサスエレクトロニクス武蔵事業所(旧・日立製作所半導体事業部武蔵工場)、陸上自衛隊小平駐屯地といった大型施設が数多く立地。施設を囲うかたちで住宅街を形成しているが、大型商業施設はサミットストアとコーナンの複合店舗程度と少ない状況であった。
一橋学園駅前の商店街には、イオン系のマルエツやビッグ・エー、全日食系のスーパーあまいけがあるが、いずれの店舗も規模が小さいため、低価格な生鮮品を中心に根強い人気をもつロピアを核に据えたショッピングセンターの開業は、多くの近隣住民にとって待望の施設となるだろう。

アクロスプラザ小平

住所:東京都小平市上水本町4丁目22番1号
営業時間:午前9時~午後6時(ロピア小平店)

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さいか屋横須賀ショッピングプラザ、2021年3月6日再開業-「閉店」から2週間で営業再開、成城石井や「ワクチン接種場」も入居

神奈川県横須賀市の百貨店「さいか屋横須賀店」が、2021年2月21日の一時閉店後、愛称に「さいか屋横須賀ショッピングプラザ(SAIKAYA YOKOSUKA SHOPPING PLAZA)」を冠し、2021年3月6日にリニューアル開業する。

さいか屋横須賀店。

さいか屋の本店、閉店から一転「営業継続」に

さいか屋は1867年に浦賀で創業。1872年の横須賀移転を機に「雜賀屋呉服店」、1928年の百貨店化を機に「雑賀屋(さいか屋)」に改称。神奈川県内を中心に百貨店やファッションビルを多店舗展開することとなった。
さいか屋横須賀店は、同社の創業店として店舗建物4館と立体駐車場を備えていたが、経営悪化を発端とした2009年8月の事業再生ADR申請にともない、2010年5月に老朽化が進む本館(大通り館)を閉鎖。新館下層階に百貨店機能を集約し、上層階に大型専門店(ユザワヤ・サカゼンなど)を導入する店舗の抜本的な構造改革に乗り出した。
その後、2020年5月に競争激化を背景に現店舗を閉店、後継店としてサテライト店を開設する方針を発表した。

9月からは「閉店大感謝セール」を行っている。

しかし、2020年12月には当初の発表から一転、一時閉店を経て現店舗で営業を継続する方針を発表した。

百貨店業態で営業、専門店も多くが存続-「接種場」も

さいか屋横須賀店は営業再開に合わせ、愛称に「さいか屋横須賀ショッピングプラザ(SAIKAYA YOKOSUKA SHOPPING PLAZA)」を冠し、テーマを「地域の方々から期待される百貨店としてのステイタスやランドマークとしての役割を意識した品揃え」「デイリー商材の充実」とする店舗に刷新する。
さいか屋横須賀ショッピングプラザ。

地下1階食料品売場では、従来からの生鮮3品・惣菜売場に加えて、お肉屋さんのお惣菜「肉処大和」、鎌倉の紫いもアイスクリーム・コロッケ店「鎌倉いも吉館」を導入。
1階銘菓売場(菓匠街)では、ベルギー王室御用達チョコレートブランド「レオニダス」を導入するなど、エリア最大級の品揃えを維持。上層階のサービスカウンター(商品券売場など)を1階に移設、お中元・お歳暮コーナーを開設可能なシーズンスペース(催事場)を新設することで「ワンストップギフトコーナー」を構築する。また、高品質食品スーパー「成城石井」も営業継続する。
1階ワンストップギフトコーナー。

2階では婦人服・靴・ハンドバッグに加え、宝飾品売場を移設。
3階では婦人服に加え、寝具やキッチン用品売場をコンパクトに展開。上層階のアウトドア専門店「好日山荘」が館内移転する。
4階は上層階の紳士服店「サカゼン」が館内移転、専門店のフロアとなる。
さいか屋横須賀ショッピングプラザのフロアガイド。

また、南館の学生服売場や中国料理店、外商拠点なども従来どおり存続する。
5階・6階は、当面のあいだ横須賀市の「新型コロナワクチン集団接種会場」が入居する。なお、集団接種会場としては「横須賀アリーナ」も使用される。
追記:さいか屋では「ワクチン接種者」に特別割引を実施する予定。

ローコスト化図るも大きく変わらない店舗・体制に

さいか屋横須賀店では「ローコストオペレーションでの営業体制の確立」を目的に、従業員を多能工化(マルチタスク化・マルチスキル化)、営業時間を“一直勤務体制可能な水準”に短縮、新たに定休日を導入するとしているが、営業時間は30分の短縮(2021年2月時点比)、定休日は月1回(繁忙期除く)に留まっている。
また、さいか屋が「エリアオンリーワンブランド」と称する有力専門店(成城石井・サカゼン・好日山荘)も存続するなど、地域住民の営業継続を望む声を反映したかなりの、今までと大きく変わらない店舗として生まれ変わることとなった。

さいか屋横須賀ショッピングプラザ

住所:神奈川県横須賀市大滝町1−13
営業時間:10時~18時

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三越伊勢丹、小型百貨店5店舗を2021年2月28日閉店-馬事公苑店・新所沢・成田・MI河辺・セントレア、3月にはMI登米佐沼も

三越伊勢丹は、首都圏の小型百貨店4店舗を2021年2月28日に閉店させる。
同グループでは、コロナ禍のなか中小店の閉店が相次いでいる。
追記:伊勢丹が運営する「イセタンセントレアストア」(愛知県常滑市)も2月28日に閉店。同日閉鎖は5店となる。

馬事公苑ちかくの三越エレガンス、50年の歴史に幕

三越馬事公苑店(東京都世田谷区)は、三越の地域密着型百貨店「三越馬事公苑エレガンス」として1978年11月に開業。三井グループの太平洋興発が開発を手掛けた大規模分譲マンション(パシフィック馬事公苑前・地上11階建)への出店であった。営業フロアは1階のみ。

三越馬事公苑店。

他の三越の外商事務所兼小型売店(ギフトサロン)と比べ、銘菓・グロサリーや高価格帯のファッションアイテムなど幅広く展開。催事スペースを備えていたこともあり、店名改称後も地域住民を中心に三越エレガンスとして親しまれていた。

三越馬事公苑店の閉店告知。

また、三越馬事公苑店には、東京都中野区に本店を構える有名洋菓子ブランド「ロイスダール(RUYSDAEL)」(本店:中野区)がテナントとして出店。ロイスダールとしては珍しくベーカリーカフェを併設するなど、中野に次ぐ同社の看板店舗であったが、そちらも三越の閉店にあわせて営業終了する予定となっている。

新所沢の「郊外型三越」、ロードサイド店だった

三越新所沢(埼玉県所沢市)は1990年2月に開店。建物は地上2階建。西武新宿線新所沢駅徒歩圏内のロードサイド型店舗であり、同社が運営する外商事務所兼小型売店のなかでは比較的規模が大きい店舗であった。また、2018年9月には三越伊勢丹全サテライトショップに先駆け、タブレット端末による自社ECサイトでの買物サポートサービスを開始していた。

イオンモール成田の正面にあった成田三越も閉店

三越成田(千葉県成田市)は2003年6月に開店。建物は地上2階建。
成田市土屋土地区画整理事業の一環として整備された「ウイング土屋」への出店で、道路を挟みイオンモール成田と隣接する。開店当初は千葉三越(後の三越千葉店)を母店とするサテライトショップであったが、2017年3月に千葉店が閉店したため、2021年現在は他3店舗と同様に三越日本橋本店・伊勢丹新宿本店のサテライトショップとなっている。

エムアイプラザ1号店のMI河辺は7年で閉店

エムアイプラザ河辺(東京都青梅市)は2013年9月に開店。売場面積は300㎡。JR青梅線河辺駅近くの大京が開発を手掛けた分譲マンション(ライオンズプラザ河辺駅前・地上12階建)1階の地場玩具チェーン跡への出店で、道路を挟み西友河辺店と隣接する。
河辺店は三越伊勢丹の編集型小型店新業態「エムアイプラザ」の1号店として、従来の高価格帯衣料や贈答品中心のサテライトショップと異なり、グロサリーや雑貨中心の商品構成とするなど、意欲的・実験的な売場づくりをめざしたが、僅か7年での閉店となってしまった。

三越伊勢丹、小型店「180店展開」めざすも閉店相次ぐ

三越伊勢丹は、小型店「エムアイプラザ」を三越伊勢丹HD経営改革の要となる新業態として、既存の外商事務所兼小型売店をリプレイスするかたちでショッピングセンターを中心に店舗網を急速に拡大。2016年2月には「2018年度(2019年3月期)までに180店舗体制」とする出店目標を打ち出した。しかし、大西洋社長(当時)の退任に伴い、MIプラザ業態での新規出店を凍結。小型店の出店自体も減っていた。
三越伊勢丹グループでは、2020年下期に松山三越が運営していた小型店「三越新居浜」「三越西条」「三越今治」を閉店したばかり。2021年2月28日には、2018年にリニューアルした恵比寿ガーデンプレイス内にある中型店「恵比寿三越」も閉店するほか、3月7日には仙台三越が運営する「エムアイプラザ三越登米佐沼」(2014年10月開店)が閉店する予定となっている。

恵比寿三越も2月28日に閉店する。

三越伊勢丹は、僅か数年前に打ち出した「小型店180店舗」の目標から大きく遠ざかることとなる。
(写真撮影:文鉄・お札とコインの資料館

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岡山市民会館・岡山芸術創造劇場、2023年夏開館-千日前商店街に、路面電車の延伸も

岡山県岡山市の中心商店街である表町商店街エリアの南にある「千日前商店街」(岡山市北区)に、新たな岡山市民会館岡山芸術創造劇場(仮称)」が2023年夏の開業をめざして建設されている。
市民会館が立地する千日前商店街では建設に先駆けて2020年初めにイメージの一新を図るためアーケードを撤去。さらに、近い将来、新たな市民会館前を走る国道250号線東山通りには岡山電気軌道路面電車の新路線を開通させる計画も発表されている。

アーケード撤去前の岡山千日前商店街。
写真左奥が再開発エリア。

かつて賑わった岡山千日前、再び「演劇」の町に

千日前商店街はかつて映画館や劇場が集積しており多くの人で賑わったが、現在の表町商店街の中心や路面電車の電停から外れた場所にあり、約60年に亘って商店街の顔であった人気店「福福饅頭」も2019年3月に閉店するなど賑わいが失われつつあった。
特に、中心商店街の逆側にあたる商店街の南側では空き店舗が目立っていたため、再開発が検討されていた。

千日前商店街・福福饅頭前。

新たな市民会館「岡山芸術創造劇場(仮称)」が建設されているのは、この千日前商店街の南側・東山通り沿い。

岡山市による岡山芸術創造劇場(仮称)イメージ。

「岡山芸術創造劇場(仮称)」は地上6階、地下2階建て。延べ床面積1万9,700㎡で総工費は約235億円。大ホールは1750席、中ホールは800席規模で、立体駐車場や防災設備なども備える。
当初は2022年中の開館を目指していたが、工事の都合などから開館は2023年夏になる見込みだという。
なお、現在の岡山市民会館・市民ホールは老朽化しているため閉館する方針を発表している。

館内イメージ。

また、岡山芸術創造劇場に隣接してマンションを核にオフィスなどが入居する高層棟が設けられる。

路面電車も延伸-千日前は「電停前の商店街」に

千日前商店街では市民会館の進出を前に2020年はじめまでに老朽化したアーケードの撤去が行われた。近年、商店街内ではアジアン食堂「アジア市民会館」が開店するなど、市民会館の開業に期待する動きが高まっている。
さらに、岡山市は市内で路面電車を運行する岡山電気軌道と協力し、市民会館周辺の城下筋~国道250号線東山通りに路面電車の新路線を開通させる計画を発表している。

岡山電気軌道の路面電車。

新路線が建設されるのは、岡山電気軌道清輝橋線の大雲寺前電停と東山線西大寺町電停のあいだ、約600メートル。この区間を単線で結び、岡電が環状運転をおこなう計画だという。岡山市の総事業費は約9億円。軌道は札幌市電都心線でみられるような線路を歩道の片方に寄せるサイドリザベーション形式となり、市民会館前には電停が設けられる。

路線概要(グーグルマップに加筆)。

なお、新路線の開通は2023年の市民会館開館には間に合わないとみられる。

新たに路面電車の線路が敷かれる城下筋。
(2021年現在、右側にはマンションとラムーが立地)

近年、千日前商店街は人通りが少ない状況であったが、新たな市民会館と路面電車の新路線延伸に向けて、大きく姿を変える可能性もあろう。

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丸広百貨店日高店、2021年2月14日閉店-JR高麗川駅前、「ファミリーまるひろ」冠する最後の店舗

埼玉県日高市のJR高麗川駅前にある百貨店「丸広百貨店日高店(ファミリーまるひろ日高店)」が、2021年2月14日に閉店した。

丸広百貨店日高店。

JR高麗川駅前の丸広百貨店、22年の歴史に幕

丸広百貨店日高店は1999年10月開店。建物は2階建てで店舗面積は4,840㎡。建物は近隣住民が所有する。
丸広百貨店は地域密着型の中小規模百貨店に「ファミリーまるひろ」の愛称を冠しており、かつては「ファミリーまるひろ神明町」「ファミリーまるひろ新河岸店」を含め3店舗を展開していたがいずれも閉店済み。日高店はファミリー業態で最後の店舗となっていた。
日高店は2階建てながら日本百貨店協会に加盟しており、衣・食・住をフルラインで展開。1階にはフードコートも設けられており、駅前の核となっていた。

館内入口には寄せ書きメッセージが掲げられた。

ほぼ「売り切れ」となった最終営業日

最終営業日となった2月14日は、前日に地震があったにも関わらず閉店を惜しむ多くの客が訪れ、夕方には多くの売場の棚が空となった。

閉店直前の日高店店内。


殆どの売場では商品が売り切れとなった。

閉店時間になると、1階入口で閉店セレモニーが行われた。
日高店店長は同店の閉店理由の1つとして「食品が売上中心の店舗だったため競合店進出の影響を受けていた」ことを挙げたうえで、「21年間日高の人にお世話になったことに感謝を申し上げる。」「今後も川越店などの近隣の他の店舗を利用してほしい。」と締めくくった。

閉店の挨拶がおこなわれた。

店舗跡地の活用方法などについては、2月時点は発表されていない。
テナントについては、2階婦人服「アルファキュービック」「プチオンフルール」は2月18日に丸広百貨店東松山店2階で営業を再開するほか、飲食店「インディアンキッチン」、生花「アンジェフルール」、クリーニング「ラビット21」についても、旧店の近隣等に移転するとしている。

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渋谷マークシティ、2021年7月リニューアル開業-東急百貨店「フードショー」増床、1階に「ダイソー」大型店も

東京都渋谷区の渋谷駅前にある複合商業施設「渋谷マークシティ」の商業ゾーンが、2021年6月までにリニューアルオープンする。

渋谷マークシティ。

開業21年を迎える井の頭線ターミナル・マークシティ

渋谷マークシティは東京地下鉄・東京急行電鉄・京王電鉄が主体となって開発した地上25階・地下2階建ての複合ビルで、2000年4月に開業。
建物は2街区に分かれており、東側(JR渋谷駅側)はおもに京王井の頭線渋谷駅渋谷エクセルホテル東急が入居する「マークシティイースト」、西側はおもにバスターミナル、東京メトロ車両基地、オフィスが入居する「マークシティウエスト」と呼ばれる。
また、両街区の下層階は商業ゾーンとなっており、そのうち地階・1階はおもに物販店が、2階の一部・3階の一部はおもにサービス店が、4階はおもに飲食店が出店する。

東横店閉店でフードショー増床-大型「ダイソー」も

今回、大型リニューアルがおこなわれているのは地階と1階。
そのうち、地階の核店舗である「東急百貨店 渋谷東急フードショー」は、2020年3月の「東急百貨店東横店」の閉店を受けて増床リニューアルされる。

旧・東横店。

「東急百貨店 渋谷東急フードショー」のリニューアルコンセプトは「SHIBUYA “ ENTERTAINMENT ”FOODSHOW」。
2020年9月より一部の売場を東横店からマークシティ地階に移設して暫定営業していたが、改装後はイースト・ウエストの地階、イーストの1階の殆どが東急フードショーの売場となる。
そのうち、仮営業中のウエスト地階は「生鮮・グロサリーゾーン」として2021年7月にグランドオープンするほか、イースト1階は「スイーツゾーン」となり、2021年6月にオープン。さらに、渋谷地下街には総菜などを販売する「デリゾーン」も展開し、2021年7月にオープンさせる。いずれも運営は東急百貨店となる。

渋谷マークシティの東急百貨店フードショーは増床へ。

なお、今回の改装に伴い銘店ゾーン「東急のれん街」は、2020年5月に「渋谷ヒカリエ ShinQs 東横のれん街」として移転リニューアルしたほか、2021年1月までに「アクアガール」「ユナイテッドアローズグリーンレーベル」「フライングタイガー」などが閉店している。

渋谷ヒカリエShinQs 東横のれん街 地下2階

このほか、ウエスト1階の大部分はあらたな核店舗として渋谷最大級の100円ショップダイソー 渋谷マークシティ店」が、2021年春にオープンする予定となっている。
ウエスト1階の延床面積は推定で6,000㎡ほどであり、ダイソーとしては都内屈指の大型店となることが予想される。
マークシティは渋谷駅前でありながら京王線やバスターミナル利用客以外は足を運ぶことが少なかった印象であるが、「東急百貨店の増床」に加えて「渋谷駅前では貴重な存在となる100円ショップの開業」によって、集客力が大きく増すことになろう。
追記:ダイソー新業態「スタンダードプロダクツ バイ ダイソー(Standard Products by DAISO)」も出店する。

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オークワオーシティ田辺、2021年2月20日閉店-跡地は田辺市役所、隣接地にオークワ田辺東山店が3月6日開店

和歌山県田辺市東山のオークワ系複合商業施設「オーシティ田辺」が、2021年2月20日をもって閉店する。

オークワオーシティ田辺店。

オークワグループの旗艦店として開業-約40年の歴史に幕

オーシティ田辺は1982年4月に開業。建物は地上7階建、敷地面積は約22,579㎡、店舗面積は7,499㎡。
開業当初は、低層商業棟(1~3階)に直営総合スーパー「オークワオーシティ田辺店」や市内初となるミスタードーナツ、高層ホテル棟(1~7階)にはオークフーズ運営の「紀伊田辺シティプラザホテル」が出店。
建物が高低差を活かした複雑な構造であったため、店舗正面には和歌山県道31号線田辺白浜線を跨ぐ「オークワ礫坂陸橋」を整備、県道側1階2階・ホテルエントランス側3階にそれぞれ玄関を設置。店内には3層を貫く吹き抜けと噴水、ホテルには和洋食レストランや結婚式場・宴会場・会議室を備えるなど、同社の旗艦店の1つだった。

県道31号線を跨ぐ「オークワ礫坂陸橋」。

オークワはオーシティ田辺の出店を機に、わくわくシティ尾崎(1986年11月)やスカイシティ泉南(1992年12月)、パームシティ和歌山(1993年11月)といった愛称に“シティ”を冠する郊外型ショッピングセンターの開発を進めた。
一方で、オーシティは1996年10月の「オークワパビリオンシティ田辺」の開業もあり、2000年代初頭までにグループ内外の専門店が撤退を開始。さらに、再開発構想が持ち上がったこともあり、高層階のホテルは2019年9月30日に閉館していた。

オークワオーシティ田辺店。

2021年2月現在のテナントはメガネ館ヤマナカが運営する眼鏡店「眼鏡市場」や1,100円カット専門店「カットコムズ」など4店舗のみとなっている。

オーシティ、市役所用地に-敷地に小型のオークワ開店

オーシティが立地する田辺市は、南海トラフ地震対策として老朽化した市庁舎を高台移転する方針を決定。
新庁舎整備計画地として「オーシティ田辺」の地権者である紀州のドンファンこと故・野崎幸助氏らとの交渉を開始、2017年8月に「田辺市新庁舎整備事業に係る基本協定書」を締結、2018年3月に「田辺市新庁舎整備事業に係る土地及び建物等の取扱いに関する確認書」を締結。そして、オークワの閉店・解体撤去と跡地への新庁舎整備、敷地内へのオークワ再出店の方針が決まった。

敷地は3分割され、その一部にはすでに「オークワ田辺東山店」(地上4階建、売場1階、建築面積は約2,149㎡、延床面積約7,995㎡)の建設が進められている。同店は3月6日に開店する予定。
また、オーシティの別館的存在だった「TSUTAYA WAYオーシティ前店」(イズミヤ紀伊田辺店跡)は「WAY書店 TSUTAYA田辺東山店」として2020年11月にリニューアルオープンしており、こちらも併せて営業を継続することとなる。

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いかり摂津本山駅前店、2021年2月11日開店-ガーデンライフ岡本に

兵庫県神戸市東灘区のJR摂津本山駅近くの「ガーデンライフ岡本」に、いかりスーパーマーケットの高級食品スーパー「いかり摂津本山駅前店」が2021年2月11日に開店する。

いかり摂津本山駅前店。

有名惣菜店やベーカリー立ち並ぶ摂津本山にいかり出店

ガーデンライフ岡本は2000年9月に竣工。建物は地上14階建。
2021年現在は、低層階に化粧品店「POLA THE BEAUTY」やファストフード「マクドナルド」、カフェ「スターバックス」、地場生花チェーン「二楽園」の本店など出店。高層階は分譲マンションとなっている。
いかり摂津本山駅前店は、ガーデンライフ岡本1階の「ブックフォーラム岡本」跡に出店するもので、同社店舗としては神戸市内7店舗目、JR摂津本山駅/岡本駅周辺では2店舗目となる。
摂津本山駅前店では、生鮮食品(青果・精肉・鮮魚)に加え、店内製造のデリカコーナーを導入。同社が得意とする直輸入のグロサリー商品や自社製造の和食・洋食・中華惣菜・ベーカリーを取扱うことで、コンパクトながら充実の品揃えを目指す。
摂津本山駅前店店長は「いかりを育てていただいた岡本の地に、より便利でより上質で豊かな食生活をお届けしたい」とコメント。既存店舗(岡本店)は阪急神戸本線岡本駅・JR摂津本山駅ともに1kmほどの距離があったため、近隣のDONQグルメ館やグリーングルメ(旧・RF1)の路面店とともに、こだわりの食材を求める地域住民の需要を満たす駅近店舗として営業していくこととなる。

いかり摂津本山駅前店

住所:神戸市東灘区岡本1丁目2-18 ガーデンライフ岡本1階
営業時間:午前10時~午後9時

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