新治ショッピングセンターさんあぴおの専門店街部分、2022年11月閉店-長崎屋跡、エコスなどは営業継続

茨城県土浦市(旧新治村)の土浦北インターチェンジ近くにある大型ショッピングセンター「新治ショッピングセンターさんあぴお」の専門店街「新治商業協同組合」運営部分が、運営会社の破産のため2022年11月20日までに閉店した。

さんあぴお。

長崎屋新治店を核とするショッピングセンターだった

さんあぴおは長崎屋新治店を核として1993年4月に開業。売場は1階から2階で、当初は建物の約半分を新治商業協同組合、残りを長崎屋が所有していた。店舗面積は11,034㎡。
長崎屋は2002年2月に閉店しており、2003年12月に新たな核店舗として食品売場に「エコス新治SC店」が出店した。長崎屋が所有する床はエコスが所有することとなった。
2022年時点では、エコスのほかウエルシア、ダイソー、マクドナルドなどが出店している。一方で、近年は空き床が目立つ状態となっていたほか、老朽化による店内設備の故障も目立っていた。

11月17日に破産手続き開始も「半分は営業を継続」

閉店は新治商業協同組合が2022年11月17日に破産手続きの開始決定がなされたため。館内の店舗のうち、専門店街部分にあるものは2022年11月20日までに殆どが閉店している。
なお、核店舗のエコスをはじめ、新治商業協同組合が所有する床以外にある店舗を中心に一部店舗は11月21日以降も営業を続けている。
都商研の取材・調査によると、営業を続けている主な店舗は以下の通り。

さんあぴおで営業を続ける主な店舗(11月21日朝時点)
  • エコス
  • ウエルシア
  • ダイソー
  • マクドナルド(追記:11月30日閉店)
  • 銀の糸(洋服補正)

※今後、営業店舗が変わる可能性もあります。詳しくは各店にお問合せを。

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