東京都渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスにある百貨店「恵比寿三越」(三越恵比寿店)の全面リニューアルが完成し、3月27日にグランドオープンを迎えた。

恵比寿三越。
「くらしの館」コンセプトに2年弱に亘る改装を実施
恵比寿三越は1994年10月に恵比寿ガーデンプレイスの核店舗として開業。建物は地上2階・地下2階建てで、売場面積は18,318㎡。

1階・エントランス。
恵比寿三越の改装は「新・くらしの館」をコンセプトに2017年より順次おこなわれてきたもの。
今回の2019年3月までの改装では、地下2階の食品売場の全面リニューアルを中心に、地階ファッションフロアの一部、2階ファッションフロアの一部でもリニューアルが実施された。

改装告知ポスター。
改装の目玉「美食パラダイス」-イートインが充実
今回の改装の目玉となる食品フロア地下2階「フードガーデン」のコンセプトは「食を通じて暮らしに寄り添う”美食パラダイス”」。
「YEBISU(恵比寿で楽しむ)」と「at HOME(家で楽しめる)」をテーマに生鮮品売場、イートインコーナーの充実が図られた。
イートインコーナーは約100席と百貨店としては大規模なもので、ロサンゼルス発のハンバーガー店「UMAMI BURGER」、ベトナム料理「ニャーベトナム・フォー麺」、南インド料理「スワガット」、韓国料理「韓美膳DELI」、イタリア料理「アンディカフェデリカ」など、既存店も含めて世界各国の料理を楽しむことができる。
なお、これら地下2階のイートインコーナーは食品売場と同じく20時閉店となる(一部の地下1階飲食店などは21~22時まで営業)。

イートインコーナー(公式サイトより)。
新たな食品テナントとしてはオリーブの実専門店「オリーブマーケット」、手作りチーズ店「フェルミエ」、目黒の老舗銘菓店「玉川屋」、フランス発の洋菓子店「ベイユエール」、だし専門店「ゑびす山長」などが出店。
ベーカリーでは曜日ごとに7つのベーカリーが入れ替わる新コーナー「エブリデイズベーカリー」も開設される。

ベーカリーコーナー(公式サイトより)。
「ケーキ作り」「AIによる味覚判定」「本店から取寄」も
新たな試みとして、洋菓子店「コンフェクション西麻布」が運営する「エビススイーツクラブ”by me”」(5月開業予定)では、焼き菓子やケーキ作り体験ができるコーナーも設けられるほか、「未来日本酒店」(初夏開業予定)では、AIによる自分にあった日本酒の味覚タイプ判定を行うことができる。

3月24日まで地下2階に掲げられていたコンセプトボード。
また「O・TO・RI・YO・SE」コーナーを新たに開設。
日本橋三越本店で扱われている弁当、菓子などが恵比寿三越でオーダーできるようになる。
デイリーファッションとリフォームを強化
食品関連以外ではデイリーファッションを強化するほかほか、リメイク・リフォームコーナーの充実も図られた。
ファッションテナントとしては新たにアイウェアコーナー「アイスタイル」、子供服「ミキハウスプレミアキッズ」、ニット「クラフトヒロ」、ファッションブランド「POLOラルフローレン」(初夏開業予定)などが導入される。
ガーデンプレイス、再び存在感を示せるか
恵比寿駅から少し距離がある恵比寿ガーデンプレイス・恵比寿三越は、近年はアトレ恵比寿の増床・充実の影で売上の減少が囁かれていた。

駅直結で人気を集めるアトレ恵比寿。2015年に増床された。
今回の三越のフードガーデン改装は「ちょっと上質な日常遣い」を目指したものと考えられ、特にイートインコーナーの充実については、カフェとファーストフードを除けば「高級店」が中心であったこれまでのガーデンプレイスにおいて新たな強みになるものといえる。
周辺住民に三越のこうした「コンセプト」や「利便性」が広く周知されることとなれば、新たな客層の取り込みにも成功するであろう。
恵比寿三越
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-7
営業時間:午前11時~午後8時 (一部飲食店を除く)
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みさき公園、南海電鉄が2020年3月に撤退-「後継事業者探し」へ
南海電鉄(大阪府浪速区)は、大阪府岬町にある「みさき公園」の運営から2020年3月で撤退することを発表した。

みさき公園。
みさき公園、60年以上の歴史に一旦幕
みさき公園は1957年4月に開業。南海電鉄にとって「さやま遊園」(狭山遊園、2000年閉園)に次ぐ遊園地事業で、同社の70周年記念として設けられたものであった。
みさき公園は遊園地、野外ステージ、動物園、水族館、レジャープールが併設される複合施設で、南海みさき公園駅に隣接する。なお、同駅は遊園地開業前まで南淡輪駅という名称だった。
ジェットコースターは1957年の開業当時から運行されているもので、西日本で現役最古のものとなっている。

帆船のモチーフが印象的なみさき公園駅。
南海電鉄は近年も2009年にイルカショーを行う「シャイニースタジアム」を、2014年に鉄道体験施設「わくわく電車ランド」を開設するなど改装・経営改革を続けていたが、少なくとも過去10年に亘って営業赤字が続いていたという。
活用方法は未定-後継事業者を探していく考えだが…
南海電鉄撤退後のみさき公園の活用方法は未定だという。
南海電鉄は今後の活用方法について岬町と協議をしていきたいとしており、地元メディアの報道によると岬町も新たな事業者の下で存続できるように努力していきたいとしているが、関西屈指の大型複合施設だけにそのままの規模で運営できる事業者は少ないと思われ、「閉園」となる可能性も捨てきれないであろう。
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新宿伊勢丹メンズ館、2019年3月16日リニューアル
東京都新宿区にあるメンズ百貨店「新宿伊勢丹メンズ館(ISETAN MEN’S)」が2019年3月16日にリニューアルオープンした。
新宿伊勢丹メンズ館。
伊勢丹メンズ館、更に”高感度”な売場に
伊勢丹メンズ館の前身となる「伊勢丹男の新館」は1968年9月に伊勢丹新宿本店本館の北側に位置する新宿靖国通り沿いに開業。開店以来、都心で勤務するビジネスマンを主なターゲットとし、2003年9月に耐震工事に合わせて「伊勢丹メンズ館」として、約35年ぶりの全面リニューアルを実施した。売場面積は9,900㎡。
開業当時の伊勢丹メンズ館は「自主編集売場」とラグジュアリー性の高い空間が特徴で、「ファッションの伊勢丹」を印象づける店舗が特徴であった。
今回の大規模リニューアルは「メンズ館」への改名以来約15年ぶりとなるもので、新ステートメントに「男として、そして、人として」(As a man, and As a human)を掲げる。
館内にはメンズ館らしさを表現した「SI」と称するアート作品を展示、2階は売場の真ん中にDJブースが鎮座するなど、“○○らしさ”を叶えるメンズファッションストアを目指した工夫がなされている。目標年商は500億円。

エントランスのようす。
売場はさらに「伊勢丹らしい高感度な空気」が感じられる雰囲気となった。ビジネスウェアとその関連売場が縮小された反面、オーダー商品とメンズ化粧品の充実が図られ、体験ブースなども新設されている。
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阪急メンズ東京、2019年3月15日リニューアル-「TENGA」百貨店初出店
東京都千代田区にある複合商業施設「有楽町マリオン」の核店舗「阪急メンズ東京(HANKYU MEN’S TOKYO)」が2019年3月15日にリニューアルオープンした。

阪急メンズ東京。
阪急メンズ東京、開業以来初の大規模改装
阪急メンズ東京(HANKYU MEN’S TOKYO)の前身となる「有楽町阪急」は1984年9月に朝日新聞東京本社、日本劇場、丸の内ピカデリー跡地を再開発し誕生した複合商業施設「有楽町マリオン」の核テナントの1つとして「有楽町西武」とともに開業。「マリオン現象」と呼ばれる一大ムーブメントを引き起こしたが、東京都心部における商環境の変化、消費者嗜好の変化を受けて2011年7月をもって一時閉店。2011年10月に阪急百貨店としては大阪・梅田の「阪急メンズ大阪」(2008年2月開業)に次ぐメンズ専門館「阪急メンズ東京」に業態転換した。売場面積は14,721㎡、営業面積は約11,000㎡。

有楽町マリオン。
今回の大規模リニューアルは、2011年10月の業態転換以来初となるもので、2019年1月から3月にかけて地下1階~地上3階の一部フロア及び4~7階の全フロアを閉鎖、全面改装を実施した。
「冒険基地」テーマに「尖ったカジュアル」を強化
阪急メンズ東京の改装後のコンセプトは「クリエイティブコンシャスな男たちの冒険基地」。
キービジュアルに往年の大スター・石原裕次郎氏を起用し、靴が誕生したといわれる紀元前3,500年を表現したシューズ専門フロア「3500 BCE」(5階)、映画「2001年宇宙の旅」「西部開拓史」をインスパイアした「HOW THE MAN WAS WON」(地下1階)など、各階毎にテーマ性を持たせた売場づくりを目指したという。目標年商は170億円。

各階入口に掲示されるフロアコンセプト。
「”イイ男”にはインテリジェンスとエロスが必要」だという。
館内で特に目を惹くのは百貨店初の常設店となるTENGA専門店「テンガ ストア トーキョー」(6階)。このほかにも、同じく百貨店初となるリスニングルームを導入したレコード・オーディオ専門店「ギンザレコード」、東京のフードカルチャーを代表するトップシェフが喫茶店メニューを現代解釈し再構築したラインナップを展開する「ネオ喫茶 KING」などが出店する。

6階・TENGA。
従来の「ビジネスウェア」中心のメンズ百貨店から大きな路線転換を行った阪急メンズ東京。
館内各所に百貨店らしからぬカジュアルかつマニアックなアイテムが並び、まさに「冒険基地」さながらの売場となった。
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川崎ルフロン、大規模リニューアルへ-2019年4月27日Ⅰ期開業、目玉は2020年開業「水族館」
神奈川県川崎市川崎区のJR川崎駅にある都市型ショッピングセンター
「川崎ルフロン」が、大規模改装をおこない2019年4月から2020年夏にかけて順次リニューアルオープンする。

リニューアル後の川崎ルフロン(イメージ)。
かつては「丸井」「西武」が核店舗だった
川崎ルフロンは旧三菱電線工業川崎工場跡地に建設されたショッピングセンターで、1988年3月開業。建物は地上10階地下2階建、売場面積42,500㎡。三菱商事系の日本リテールファンド投資法人が建物を所有し、住友商事系の住商アーバン開発が管理・運営を行う。
当初は「丸井川崎店」「西武百貨店川崎店」(川崎西武)を核店舗としていたが、2003年に西武百貨店が閉店したため、2004年に「ヨドバシカメラ マルチメディア川崎ルフロン」が出店。その後、2018年1月に丸井が閉店し、跡地の改装計画に注目が集まっていた。

2018年1月に閉店した丸井川崎店。
4月27日1期開業-日常と非日常を兼ね備えた施設に
今回のリニューアルでは、コンセプトに「Live’n Exciting-日常利用する施設が非日常空間に-」を掲げ、館内環境を“コントラストを効かせたデザイン”に刷新、日常と非日常がクロスする商空間の創出を目指す。
新たなテナントとしては、2019年中に約60店舗が出店する。
そのうち、2019年4月27日の第Ⅰ期リニューアルオープンとして2階にフードコート「FOOD VILLAGE」が開業。フードコートは約350席で、グランピングをイメージした空間となる。テナントとしては、スシローのフードコート業態「スシローコノミ」、川崎の名店「らーめん玉」などが出店する。
そのほか、館内にはニトリの雑貨・インテリア専門店「デコホーム」やアウトドア用品店「モンベル」といった専門店が新規出店する。

2階フードコート(イメージ)。
6階は川崎駅東口エリア最大級となる「ママ&キッズフロア」として、室内遊び場併設の玩具店「ボーネルンドあそびのせかい」(9階から移転)など、キッズ向けファッション、知育玩具、サービステナントが導入され、遊び場やフォトエリア、授乳室も整備されるなど、家族で楽しめる空間づくりが行われる。
6階ママ&キッズフロア(イメージ)。
2019年中に「ライフ」が出店、2020年には「水族館」も
2019年夏には新たな核店舗として1階に三菱商事系の食品スーパー「ライフ」が出店。秋から冬にかけても専門店が順次オープンする。
また、2020年夏には目玉施設として9階・10階に、日本初となる「駅前既存商業施設一体型の水族館」(詳細未定)が開業する。この水族館では、さまざまな特徴を持たせたコンセプトゾーンを設け、霧や滝などの自然環境を様々な手法を用いて表現するほか、AIとIoT技術を用いたインタラクティブな展示も行われる計画となっている。

駅前既存商業施設一体型の水族館(イメージ)。
大型店撤退が相次ぐ川崎駅東口の起爆剤となるか
川崎駅周辺では、西口の東芝工場跡地に三井不動産グループの「ラゾーナ川崎プラザ」が2006年に開業して以降、東口では地元・川崎を代表する百貨店として親しまれていた「さいか屋川崎店」が2015年に閉店、先述した「丸井川崎店」も2018年に閉店しており、大型店の撤退が相次いでいる。

さいか屋(解体済み)。
東口では、ラゾーナ川崎プラザに対抗する形で地下街「川崎アゼリア」が2016年3月に大規模改装、JR川崎駅ビル「アトレ川崎」が2018年2月に増床を実施しているほか、さいか屋跡の大部分がパルコの小型商業施設「川崎ゼロゲート」となることが決まったものの、商業の重心は未だ西口に偏っている。
今回の川崎ルフロンの大規模リニューアル計画により、川崎駅東口の「復権」が期待される。
川崎ルフロン
住所:神奈川県川崎市川崎区日進町1-11
営業時間:9時半~22時(ヨドバシカメラ)
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阪急そば、「若菜そば」に2019年4月1日から店名変更-阪急阪神HDから離脱
阪急阪神HD傘下の「阪急阪神レストランズ」は、立ち食いそば・うどん専門店「阪急そば」を「フラット・フィールド・オペレーションズ」(大阪府泉大津市)完全子会社の「平野屋」に売却することを2019年3月18日に発表した。
阪急そばは、阪急阪神HDからの離脱に伴い店名を「若菜そば」に2019年4月1日をもって変更、阪急そばブランドは50年を超える歴史に幕をおろす。

阪急そば梅田駅三階店。
阪急の定番うどんそば屋、ヒット商品開発するも店舗半減
阪急そばは1967年4月に阪急電鉄グループの園芸・飲食会社「阪急園芸」(のちのクリエイティブ阪急)により、阪急十三駅構内で創業。
2019年3月現在、立ち食いそば・うどん専門店「阪急そば」12店舗、十割そばや店舗独自商品も取扱う「阪急そば若菜」3店舗、計15店舗を展開する。
同店は長らく、阪急電鉄駅構内・駅周辺での営業に専念していたが、2000年代に入ると事業の多角化を開始、大阪市中心部に路面店を相次ぎ出店し、最盛期となる2009年には40店舗体制を構築するまでに至った。(高級業態3店舗含む)
2015年2月にはオリジナル商品「ポテそば」「ポテうどん」を販売開始、北海道産揚げたてポテトを「そば」「うどん」にのせる斬新な発想がSNS上で話題となり、全国的な知名度を持つようになるが、阪急沿線外からの全面撤退に加え、駅構内店舗の統廃合を進めたことで、店舗数は最盛期の半分以下となっていた。

阪急そば若菜十三店。
阪急阪神HD離脱で店名変更、阪急そば52年の歴史に幕
フラット・フィールド・オペレーションズは1977年5月、うどん・そばを中心としたロードサイド型和食レストラン「本家さぬきや」として大阪府藤井寺市で創業。
2019年現在は、主力事業としてスーパー銭湯など各種温浴施設内での飲食店運営や宿泊施設運営、指定管理者事業を行う。

若菜そば阪急上新庄店。
今回同社が買収する「阪急そば」(12店舗)「阪急そば若菜」(3店舗)は、「関西私鉄駅構内初の立ち食いそば・うどん店」ともいわれる老舗ブランドであったが、阪急阪神HDからの離脱に伴い「阪急そば」ブランドは消滅することとなった。
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レイリア大橋、2019年4月26日開業-旧・大橋西鉄名店街
福岡県福岡市南区の西鉄大橋駅併設商業施設「大橋西鉄名店街」が「RAIRIA大橋」(レイリア大橋)として、2019年4月26日にリニューアルオープンする。

レイリア大橋。
福岡市南部の核に西鉄の新商業施設ブランド1号店誕生
大橋西鉄名店街は1978年3月、西鉄天神大牟田線の高架化に合わせて開業。売上高は約46億円(2016年度)。
西鉄グループの食品スーパー「西鉄ストアレガネット大橋」を核に、輸入食品専門店「カルディコーヒーファーム」、ドラッグストア「ココカラファイン」、100円ショップ「キャンドゥ」、書店「福岡金文堂」、「スターバックスコーヒー」、「青山フラワーマーケット」などが12店舗が入居する。

レガネット。
西鉄大橋駅では2017年8月の特急停車駅化に前後して、施設の耐震補強や屋内バス待合所の新設を進めており、2018年5月には名店街もコンセプトに「Railway Oasis:レールウェイオアシス」を掲げる第1期リニューアルオープンを実施していた。

かつての大橋西鉄名店街。
今回のリニューアルでは、自家製生麺パスタと20種類以上のパフェを楽しめるレストラン「ベツ・バラーレ」、北九州・小倉発祥の人気ベーカリー「シロヤ」、レディスアパレル「Pate*bloom garden」、眼鏡店「OWNDAYS」など23店舗が新規出店、既存店6店舗が移転改装オープンを行う。

レイリア大橋・エントランス。
また、駅東口に8名が待機可能なベンチを備えた「屋内バス待合所」を新設する。
(詳細はページ下部のテナント一覧に記載)

屋内バス待合所イメージ。

西鉄大橋駅改装イメージ。
西鉄の他商業施設も「レイリア」に
今回、従来の西鉄名店街に代わり冠されるブランド「レイリア」は「RAIL」(線路=沿線)「ARIA」(空間)「AREA」(地域)を組み合わせた造語。
今後は西鉄沿線の他商業施設も「レイリア」シリーズへの名称変更を予定しているという。

エマックスクルメなども改称される可能性が。
レイリア大橋に新規出店するテナント一覧(23店舗)
(2019年4月10日発表・更新)
- AMERICAN HOLIC(アメリカンホリック)(服飾)
- OWNDAYS(メガネ)
- only cut boxxx(オンリーカットボックス)(ヘアカット)
- プレイヤーズ自由が丘(バッグ・服飾雑貨)
- Pate*bloom garden(ペイトブルームガーデン)(服飾)
- ママイクコ(生活雑貨)
- Ms.SALITA(ミス.サリータ)(靴)
- ヘアカラー専門店クイックカラーQ(ヘアカラー)
- 吉から(食物販)
- シロヤ(ベーカリー)
- 菓匠 清閑院(和菓子)
- 田頭茶舗(飲食・カフェ)
- 筑紫菓匠 如水庵(和菓子)
- ナイル(食物販・カレー)
- 名代 藤庵(飲食・蕎麦)
- 能古うどん製造所(飲食・セルフうどん)
- ベツ・バラーレ(飲食・生パスタ)
- 麦庵チキン&デリカ(食物販)
- 満果惣(米菓)
- Meat up!!(食物販・ミートデリカ)
- 焼とり もつ鍋 竹乃屋(飲食)
- ユーハイム(スイーツ・バウムクーヘン)
- ヨゴリーノ(スイーツ・ジェラート)
レイリア大橋内で移転・改装オープンするテナント一覧(6店舗)(2019年4月10日発表・更新)
- Labrado Bou Jeloud(ラブラド ブージュルード)(服飾)
- リフォームショップオータニ(リフォーム靴・バッグ)
- クリーニングのきょくとう(クリーニング)
- マクドナルド(飲食・ハンバーガー)
- クック・チャム(食物販)
- 千鳥屋本家(和洋菓子)
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JR広島駅ビル、20階建てに建替えへ-ASSEは2020年春閉館、広電「2階乗り入れ」に
JR西日本グループは、広島県広島市南区にあるJR広島駅の駅ビル「ASSE」(アッセ)を2020年春に閉館させ、20階建ての新駅ビルに建て替えることを発表した。

JR広島駅ビル「アッセ」。
現在の駅ビル「ASSE」2020年春閉館へ
広島駅ビルの建て替えはJR西日本、広島電鉄、広島市が計画していたもの。現在の駅ビル「ASSE」(アッセ)は1965年に建設されたもので、老朽化が進んでいた。建物は地上7階地下1階建てで、イズミグループの食品スーパー「ユアーズLIVI」を核に、地場書店「廣文館」などが出店している。
JR広島駅では、高架下などに新たな商業ゾーン「ekie(エキエ)」が整備されるなど改装が進められている。

エキエ。
現在の駅ビルは、建て替え工事のため2020年3月に閉館。
その後解体され、2025年の新駅ビル完成を目指して工事が進められる。
大型商業施設、シネコンなど併設-広電は2階に
新たな広島駅ビルは地上20階・地下1階建てで、高さは約100メートル。

駅ビルイメージ。
商業施設として店舗面積約25,000㎡のショッピングゾーン、宿泊施設としての400室規模のJR西日本系ホテル、映画館として松竹系のシネマコンプレックスなどが入居する。このほか、立体駐車場も新設される。運営は、エキエと同じJR西日本子会社の「中国SC開発」となる。
コンコースに広電が乗り入れる。
また、広島電鉄はかねてから計画されていた「駅前大橋線」を新設し、広島駅電停は駅ビルの2階に設けられる。路線の付け替えに伴い、猿猴橋町電停は廃止される方針となっている。

フロア構成イメージ。

現在の広島駅電停。2階に移設される。
広島駅ビルの建て替え計画はバブル期にも持ち上がっており、当初は三越などが出店する案があったものの、景気の低迷に加えて広電の乗り入れ方法の検討などもあり、棚上げされていた。
なお、駅前大橋については着工時から広島電鉄の電車が通行できるように設計されている。

配置図イメージ。
開発すすむ駅周辺、フタバ図書も間もなく再開発か
JR広島駅周辺ではビックカメラが核店舗の「ビックフロント」、エディオン蔦屋家電が核店舗の「エキシティ」が建設されるなど大型再開発が続いている。

エキシティと再開発が計画されるフタバ図書(旧イズミ)。
左側は広電の広島駅電停とカープ電車。
今後も4月1日には広島テレビなどが入居する「GRANODE(グラノード)広島」が開業するほか、マツダスタジアム横では「東横イン」が大型ホテルを着工。さらに、フタバ図書(旧イズミ広島駅前店)周辺、広島東郵便局周辺などでも再開発が計画されており、JR広島駅ビルの建て替えによって更に開発の流れに拍車がかかりそうだ。
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MEGAドン・キホーテUNY伝法寺店、2019年3月27日開店-ピアゴ跡に
愛知県一宮市のピアゴ伝法寺店跡に、ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテUNY伝法寺店」が2019年3月27日に開店する。

MEGAドン・キホーテUNY伝法寺店。
一宮市の元ユーストア、ドンキに
MEGAドン・キホーテUNY伝法寺店の前身となる「ユーストア伝法寺店」は2004年6月25日に開店。運営会社の経営統合及び店舗ブランド再編に伴い、2009年2月に店舗名を「ピアゴ伝法寺店」に改称していた。
その後、ドンキへの業態転換のため、2019年1月27日をもってユニー直営売場、100円ショップ、飲食店を閉店、現在は一部専門店のみが営業を継続している。
一宮市初となるユニー・ドンキのダブルネーム店舗
MEGAドン・キホーテUNY伝法寺店の建物は地上2階建、直営売場面積は約4,376㎡。ユニーの100%子会社として設立された「UDリテール」が運営する。
ドンキとしては愛知県内22店舗目で、ユニー・ドンキ双方のブランドを冠したダブルネーム店舗としては愛知県内4店舗目となる。
ピアゴ時代と同様に生鮮食品を取扱うほか、テナントとして1000円カット「カットコムズ」、宝くじ販売店「七福」が営業を継続する。
同店の近隣(自動車10分圏内)には、PPIHグループの旗艦店「リーフウォーク稲沢」(アピタ稲沢東店)や「ドン・キホーテ楽市街道名古屋店」が営業するが、同店は地域初となるダブルネーム店舗であり、楽市街道名古屋店と比較した場合倍以上の店舗規模があることから、集客力の向上が期待される。
MEGAドン・キホーテUNY伝法寺店
住所:愛知県一宮市伝法寺9丁目3番地20
営業時間:午前8時~翌午前0時

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イトーヨーカドー食品館厚木店、2019年3月27日開店-プレシアとのコラボスイーツも
神奈川県厚木市の小田急電鉄本厚木駅近くに、食品スーパー「イトーヨーカドー食品館厚木店」が3月27日午前9時に開店する。

イトーヨーカドー食品館厚木店。
本厚木駅の商業を支えたヨーカドー、食品館として復活
イトーヨーカドー食品館厚木店の前身となる「イトーヨーカドー厚木店」は1975年5月開店。建物は地上7階建地下1階建で売場面積は13,690㎡、建物は厚木市内の企業が所有していた。

イトーヨーカドー厚木店の旧店舗。
同店は長らく、近隣の小田急本厚木ミロードや厚木パルコ(現アミューあつぎ)、ダックシティ厚木(現厚木ガーデンシティ・イオン厚木店)、長崎屋厚木店などとともに本厚木駅前の商業を支えてきたが、厚木・海老名エリアの競合店との競争激化に加え、施設の老朽化に伴う建替えのため2017年2月15日をもって閉店していた。
新店舗はケーズデンキと共同出店、厚木ならではの商品も
イトーヨーカドー食品館厚木店が出店するのは、旧イトーヨーカドー厚木店から50mほど西側にあったイトーヨーカドー厚木店第3駐車場の跡地。
建物は地上2階建で、施設全体の売場面積は5,040㎡、食品館の売場面積は1,920㎡。
青果売場では地元農協「JAあつぎ」と連携した地場野菜コーナーを展開、惣菜売場では地域の食文化「豚肉」をテーマにしたオリジナルの弁当、惣菜を商品化する。

イトーヨーカドー食品館厚木店の青果売場。
また、地元有名洋菓子メーカー「プレシア」商品を取扱う「プレシアコーナー」では、イトーヨーカドー食品館厚木店限定商品として「あつぎロール」「あつぎプリン」といったスイーツを展開するなど、厚木ならではの商品を数多く取り揃える。

プレシアの厚木店限定商品「あつぎプリン」。
その他、食品売場には「イートインスペース」(43席)を併設。テナントとして家電量販店「ケーズデンキ」、「ポノ保育園」、「ポニークリーニング」も入居する。
隣接マンションでは「ナナコ付き多機能カード」
同店の隣接地には総合地所の新築分譲マンション「ルネ本厚木」が立地するため、コラボレーションの一環としてマンション住民を対象に、通常のnanaco機能に加えてマンションのオートロック施錠機能などを搭載した多目的カード「FTS nanacoカード」を導入する。
イトーヨーカドー食品館厚木店
住所:神奈川県厚木市田村町1番26号
営業時間(3月31日まで):
1F 9:00 ~ 21:00、2F 9:00 ~ 21:00
営業時間(4月1日以降):
1F 平日 10:00 ~ 21:00、土日祝日 9:00~21:00
2F 10:00 ~ 21:00

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