JR肥薩線の大畑駅保線詰所、矢岳駅官舎を再活用へ-1909年築、レストランとホテルに

古民家再生を行う「NOTE」(兵庫県篠山市)などは、改修中のJR肥薩線大畑駅(熊本県人吉市)の旧・木造保線詰所にレストラン「囲炉裏キュイジーヌLOOP」を9月8日に開業させることを発表した。

JR大畑駅。

大畑駅の木造保線詰所を改修、再活用へ

今回改修されるのはJR大畑駅にある、旧保線詰所に使われていた木造の建物。大畑駅はスイッチバックの駅として知られ、周辺人口は非常に少ないながら観光列車も停車する。
保線詰所は1909年築だが永年使用されていなかった。隣接してSLの給水塔がある。

改修後の保線詰所(よみがえれ、鉄道遺産!〜JR九州肥薩線沿線を複合宿泊施設へ〜より)。

再生を手掛けたのはNOTE社の子会社「NOTE人吉球磨」が設立した「CLASSIC RAILWAY HOTEL」で、店内では人吉・球磨の食材を用いたフレンチが提供される。
メニューはランチプレート1,800円、ディナーコース4,800円/7,800円など。水曜日は定休日となる。
大畑駅の木造駅舎は現在と変わらぬまま使用されるとみられる。

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活用進む鉄道遺産-矢岳駅の官舎は宿泊施設に

CLASSIC RAILWAY HOTEL社は隣の矢岳駅(熊本県人吉市)にある国の登録有形文化財・旧矢岳駅駅長宿舎も改修中。
こちらは2019年2月に宿泊施設「クラシックレールウェイホテル人吉球磨」(仮称)としてオープンする予定となっている。この鉄道官舎も1909年築であるが、永年使用されていなかった。

改修中の駅長宿舎(よみがえれ、鉄道遺産!〜JR九州肥薩線沿線を複合宿泊施設へ〜より)。

これらの事業は2017年8月28日に熊本県人吉市、NOTE、肥後銀行、JR九州の間で締結された「人吉市における歴史的建築物活用に関する連携協定」に基づいたもので、CLASSIC RAILWAY HOTEL社が両施設をJR九州から施設を借り受けて再生を手がけた。同社は改修費用の調達のためクラウドファンディングも実施している。

外部リンク:CLASSIC RAILWAY HOTEL
外部リンク:よみがえれ、鉄道遺産!〜JR九州肥薩線沿線を複合宿泊施設へ〜
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