カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

ドン・キホーテ越前武生インター店、2018年11月7日開店-地元ゆるキャラとのコラボも

福井県越前市の武生インターチェンジ付近に「ドン・キホーテ越前武生インター店」が2018年11月7日に開店する。ドン・キホーテ越前武生インター店。

ファミリー層を応援するドンキ、ゆるキャラとコラボも

ドン・キホーテ越前武生インター店は、福井県内2店舗目となるドンキ店舗として「パチンコビッグ」の跡地に出店。隣接地にはショッピングセンター「武生楽市」(エスカモール)が立地する。建物は平屋建で売場面積は3,308㎡。
地域に寄り添うトレンド発信拠点」として、生活必需品から趣味嗜好品まで約6万点を揃え、祭りをイメージした「駄菓子コーナー」や子供服、学童文具などの「キッズ商品」を取扱うほか、県と地域が連携し子育て家庭を応援する「すまいるFカード」への協賛や授乳室、ベビーベッド、多目的トイレの整備など、ファミリー層やシニア層が買い回りしやすい売場づくりを実施。
また、越前市の伝統行事「たけふ菊人形」のマスコットキャラクター「きくりん」とのコラボ装飾や伝統産業「越前和紙」を使用した地域ならではの装飾も展開するとしている。
きくりんコラボ装飾。

ドン・キホーテ越前武生インター店

住所:福井県越前市横市町24-14-1
営業時間:午前9時~翌午前2時
※最寄バス停は「横市町・武生楽市前」
(ドンキ側の誤植になります)

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バロー・ルビットタウン高山、2018年11月2日開業-バロー高山店、全面リニューアル

岐阜県高山市中心部にあるバロー高山ショッピングセンターが、「ルビットタウン高山」として11月2日にリニューアルオープンする。
ルビットタウン高山。

ルビットタウン初となるバロー既存店改装物件

ルビットタウンは、バローHDと不動産大手「ザイマックス」の合弁会社「バローマックス」(2017年設立)が管理、運営を行う。岐阜県中津川市の「ルビットタウン中津川」(旧・アピタ中津川店)に次ぐ「ルビットタウン」ブランドの商業施設で、バロー既存店の改装物件としては初となる。
施設ブランド「ルビット」の由来は「Love it」(日本語で大好き)から採られたもので、グループ共通電子マネー「ルビットカード」などにも名称が採用されている。
ルビットタウン中津川(ルビットタウン1号店)。

高山初を含む40店舗が出店、ほっとスポット目指す

ルビットタウン高山の前身となる「バロー高山ショッピングセンター」は1997年11月開業。建物は地上2階建で延床面積は16,428㎡、売場面積は9,967㎡。建物はバローが所有する。
食品スーパー「スーパーマーケットバロー高山店」を核に、総合衣料品店「あかのれん」、複合書店「三洋堂書店」など、複数の専門店が出店していたが、開店から20年が経過し「多様化するニーズに対し、従来の施設では対応しきれなかった」ことを理由に8月中旬から大規模改装工事を進めていた。

コンセプトは「みんなのほっとスポット」

今回の改装では、コンセプトに「みんなのほっとスポット」を掲げ、高山エリア初を含む40店舗が出店する。
1階には、地元の人気飲食店など10店舗が出店するフードコート「GuGu Court」(ぐーぐーコート)が整備された。
GuGu Court。

2階には、東海エリア初となる雑貨店「Dearパティズ」や100円ショップ「Watts with」、高山市内でも人気のセレクトショップ「JINJIN」プロデュースの雑貨店「SORA」が新規出店。
アミューズメント施設「ルビットランド」も改装前の約3倍に増床し、0~9歳の子供を対象とした無料のキッズスペース「AsoBoBo Park」(あそぼぼパーク)やイベントスペースも設けられる。
AsoBoBo Park。

ルビットタウン高山

住所:岐阜県高山市岡本町3-18-2
バローの営業時間:平日 10:00~21:00/土日 9:30~21:00

外部リンク:ルビットタウン高山 – 公式ウェブサイト
関連記事:ルビットタウン中津川、11月10日開業-旧・アピタ跡、核店舗は「バロー」

佐世保市交通局、2019年3月に事業廃止-西肥バスに移管、一部はさせぼバスが運行

長崎県佐世保市でバスを運行する市営バス「佐世保市交通局」(市バス)と「西肥自動車」(西肥バス、佐世保市)の2社局は、路線バスの運行体制を2019年3月24日から一本化する。
これにより、佐世保市交通局は事業廃止となる。

佐世保市バス。

西肥バスが運行へ-一部は「させぼバス」が受託

佐世保市交通局は1927年2月に設立。佐世保市内でバスの運行をおこなってきたが、中心市街地では民営の西肥バスとの路線重複も多くあった。
2019年3月24日からは、佐世保市営バスの路線は全て西肥バスに移管される。これにより、中心市街地などにおける路線の競合区間が整理され、一部区間は減便されることになる。

佐世保市内で運行される西肥バス。

なお、移管路線のうち一部は佐世保市が2009年に設立した「させぼバス」が受託運営する。同社は交通局と塗色を共通化させているため、今後も交通局カラーのバスの運行は継続されることになるとみられる。

関連記事:関東自動車と東野交通、10月1日合併-みちのりHD傘下の2社合併
関連記事:伊万里玉屋、2016年1月31日閉店-50年の歴史に幕

ラオックスIMON武蔵小山店、2018年10月28日閉店-ラオックス最後の“家電量販店”、50年の歴史に幕(追記あり)

東京都品川区の東急武蔵小山駅前、武蔵小山商店街パルムにある家電量販店「ラオックスIMON武蔵小山店」が2018年10月28日に閉店し、前身の大丸百貨店から50年の歴史に幕を下ろす。
追記:閉店日は「商品が無くなり次第」に変更された。

ラオックスIMON武蔵小山店。

ラオックス最後の「家電量販店」、ついに閉店

井門グループは「大丸商会」として1922年創業。
首都圏地盤の月賦百貨店「大丸百貨店」として、丸井や緑屋(現・クレディセゾン)とともに多店舗展開を行っていたが、消費者の所得向上と競争激化により月賦販売市場が縮小したため、1980年代に脱百貨店路線を推進、家具販売店「インテリア井門」、宝飾品店「ジュエリー井門」、鉄道模型店「モデルス井門」といった専門店業態に転換していた。

井門原宿ビル(BODY SHOP、モデルズ井門など出店)。

ラオックスIMONは、大丸百貨店(現・井門エンタープライズ)と家電量販店「ラオックス」の業務提携により1982年発足。
最盛期には、井門運営の家電量販店「ラオックス」を核とする専門店ビル10店舗ほどを展開していたが、2018年現在は武蔵小山の1店舗のみとなっている。
ラオックス武蔵小山店はラオックス本体が中国大手家電量販店「蘇寧電器」(現・蘇寧雲商)傘下入りに伴い免税店へと業態転換した後も地域密着型の家電量販店として営業を継続していたが、近年は4階「インテリア井門」を閉鎖するなど売場の縮小を行っていた。
「ラオックスIMON」「ジュエリー井門」は10月28日をもって閉店することが決定しているが、地階の中華料理店「中華井門」の今後の営業継続については明らかにされていない。

外部リンク:ラオックス IMON 武蔵小山店 – 武蔵小山の家電量販店 –
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関連記事:ラオックス銀座本店、8月31日閉店ー「爆買い」の象徴、5年で終幕
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Apple渋谷、2018年10月26日リニューアルオープン-1年ぶりに営業再開

長期休業していた東京都渋谷区神南のAppleストア旗艦店の1つ「Apple渋谷」が、10月26日午前8時にリニューアルオープンする。

Apple渋谷。

1年前に閉店していた公園通りのApple渋谷

Apple渋谷は、国内4店舗目となるアップル直営店「Apple Store 渋谷」として渋谷パルコ近くに2005年8月に開店。建物は地上8階建で、Appleは1~2階部分で営業していた。
渋谷パルコ(建替中)など多くの店舗が集積する「渋谷公園通り」に立地することもあり、新製品が発売される度にAppleファンが列を作る様子が一種の風物詩となっていたが、改装を理由に2017年11月をもって一時閉店していた。

1年ぶり再開で4フロアに増床

今回のリニューアルを機に、Apple渋谷はこれまでの2フロアから4フロアに増床。これまでのアップルマークが目立つ外観から次世代型の店舗モデル「タウンスクエア」を導入、全面ガラス張りのデザインとなるなど、内外装を一新した。

シンボルロゴ。

館内のうち、1階・2階は展示スペースなど、3階は実演スペース、4階は法人向けのBOARDROOMとなっている。シンボルであった螺旋階段は3階まで延長されている。

Apple、店舗のスクラップアンドビルド進む

Appleは国内店舗のスクラップ&ビルドを進めており、新宿マルイに「Apple新宿」を2018年4月に、パルコが開発を手掛ける京都ゼロゲートに「Apple京都」を同年8月に開店させた一方で、新宿伊勢丹のAppleWatch専門店「Apple Watch at Isetan Shinjuku」を同年5月に閉店している。
Appleは日本のスマートフォン市場で高いシェアを維持することから、投資する方針を示しており、今後も未出店地域への新規出店、もしくは再出店が期待される。

外部リンク:渋谷 – Apple Store – Apple(日本)
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JR西日本、新快速に有料座席を2019年春導入-名前は「Aシート」

JR西日本は、JR東海道本線・山陽本線(JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線)で運行される「新快速」の一部に有料座席サービス「Aシート」を2019年春から導入する。

223系電車。

新快速にも有料シート

「Aシート」は12両編成の新快速の1両(9号車)に設けられる有料座席。定員は46名で、着席料金は500円。
特徴として、

  • リクライニング機能、テーブルつき座席の設置
  • 内装の工夫による、落ち着きのある空間の提供
  • 全席にコンセントを設置(JR西日本在来線普通車初)
  • 無料Wi-Fiサービスを提供
  • 荷物スペースを設置

の5つが挙げられるという。

ロゴタイプ。

まずは223系1000番台2編成(2両)が改造され、2019年春より上下4本で運行開始される予定。

車内イメージなど。

JR西日本の新快速は通勤通学客に加えて姫路・神戸・京都など沿線に人気観光地を多く抱えるため観光客の利用も多いが、日常的に混雑しており、JR西日本は中期経営計画において2022年までにこうした有料シートを導入することを示唆していた。
関西地方では2017年に京阪電鉄が「プレミアムカー」を新たに導入している。

リリース:2019年春 新快速に有料座席サービス「Aシート」を導入します
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日本橋三越本店、2018年10月24日第1期リニューアル開業-コンシェルジュによる「おもてなし」も

三越伊勢丹ホールディングスが進めていた「日本橋三越本店」(東京都中央区)の第一期改装工事が10月24日に完成し、リニューアルオープンを迎えた。
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日本橋三越本店。

「カルチャーリゾート百貨店」目指した全面改装

日本橋三越本店は1673年に伊勢商人・三井高利により呉服店「越後屋」として開店。現在の建物は1914年に建てられたもの(1927~35年改修)で、エレベータ、エスカレータ、暖房設備、スプリンクラーなどを備えた当時としては最新式の建築だった。
日本橋三越本店は2014年より「カルチャーリゾート百貨店」をテーマとした店作りを進めており、今回の改装はその一環。
改装は約150億円を投じて2020年までおこなわれているもので、今回開業したのはその第1期部分。
環境デザイン担当には建築家の隈研吾氏が機用されている。

本館1階内装を刷新-テーマは「おもてなしの森」

今回のリニューアルにおけるキャッチフレーズは「おもてなしの森」。
開店記念セレモニーでは三越伊勢丹HDの杉江俊彦社長、建築家の隈研吾氏らがテープカットをおこなった。
リニューアルで最も目を惹くのが、重要文化財に指定されている本館1階の内装の全面更新。これらは隈氏がプロデュースしたもので、一部は2018年春よりお披露目されており、話題を呼んでいた。

本館1階の新内装。

このほか、改装に合わせてティファニーなど館内に入居する一部のブランドショップもリニューアルが行われている。

改装されたティファニー日本橋三越店(ニュースリリースより)。

「おもてなし」重視の店舗に

サービス面における目玉は約90名にも及ぶコンシェルジュを各フロアに配置したこと。こうしたサービスは他の三越伊勢丹店舗でも行われているが、日本橋三越本店では更なる充実が図られ、カラーアナリストなど各分野の専門家が常駐。カラーセラピーなどは無料で、目的や予算に合わせて自分にあったコーディネートを頼むことも可能となる。
1階の中央ホール(吹き抜け)にはコンシェルジュの総合受付カウンターが設置されたほか、5階には顧客向けラウンジも開設された。

中央ホールのコンシェルジュカウンター。

近隣では9月にオヴォール日本橋が、2019年秋には誠品書店を核店舗とするコレド室町テラスが開業するなど、三井グループによる大型投資が続いている。
日本橋三越本店は今後も改装を続け、2020年の東京オリンピック開催までに全館リニューアルオープンする計画となっている。

日本橋三越本店

住所:東京都中央区日本橋室町1丁目4−1
営業時間:10時~19時
(1階、地階は19時30分、レストラン街は11時~22時まで)

営業時間は「午後7時閉店」に改められた。

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新潟三越、2020年の閉店後に売却へ-新潟市内の建設会社に

2020年3月に閉店予定の「新潟三越」(新潟市)の土地と建物を、同市内の建設会社が購入することを発表した。

新潟三越。

新潟三越の売却、早期に決まる

新潟三越は1907年に「小林呉服店」として創業。「小林百貨店」となったのち1978年に三越グループ入りし、1980年に「新潟三越」となった。
新潟では、三越と伊勢丹の経営統合以降、両店舗が比較的近接して立地しており、新潟アルタも含めた店舗の棲み分けが課題となっていたが、8月から9月にかけて新潟アルタは2019年3月での、新潟三越は2020年3月での閉店が発表された。
新潟三越の売場面積は20,596㎡、建物は新潟三越伊勢丹が所有する。
跡地の購入を決めたのは「広瀬」(廣瀨、新潟市)。
同社は主に新潟県内で建築業、不動産業を手掛けている。
売却は閉店後で、売却額は発表されていない。

老朽化が進む建物、近く大型再開発か

新潟三越の再活用方法に関しては10月時点では発表されていない。
しかし、建物の一部は築年数が非常に高く、老朽化が進んでいるため解体・再開発される可能性が高い。
地元ディベロッパー主導のもと、古町の顔となる新たな施設の誕生に期待が寄せられる。

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ブランチ福岡下原、2018年11月30日開業-福岡市東部市場跡再開発

福岡県福岡市東区の九州産業大学近くにショッピングセンター「ブランチ福岡下原」(BRANCH福岡下原が11月30日に開業する。

ブランチ福岡下原。

九州産業大学近くの福岡市東部市場跡再開発

ブランチ下原が建設されるのは、九州産業大学の北東にある旧「福岡市東部市場」の跡地。JR九産大前駅からも歩いて8分ほどの距離となる。
開発するのは不動産大手の大和リースで、コンセプトは「Community Terrace SHIMOBARU」。

中央に設置される大屋根。

メインの建物は2階建てのオープンモールで、店舗面積は8,823㎡。建物の中央部には特徴的な大屋根が設けられ、イベントができる広場や子供の遊び場などが設置される。

マックスバリュ九州など約30テナントが出店

ブランチ福岡下原の商業エリアの核テナントは「マックスバリュ香椎店」。売場面積は1,683㎡。
このほか、大型テナントとしては100円ショップ「キャンドゥ」、リサイクルショップ「セカンドストリート」、ファミリーレストラン「サイゼリヤ」、ドラッグストア「マツモトキヨシ」など、約30テナントが出店する予定となっている。
なお、マックスバリュについては多くの店舗で見られるような24時間営業を実施しないとのことで注意が必要だ。

追記:11月30日に開業するのは16テナントとなる。

ブランチ福岡下原

住所:福岡市東区下原4-2-1
営業時間:午前10時~午後11時(マックスバリュ)

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ユニー・アピタ吹上店、2019年4月閉店-21年の歴史に幕

埼玉県鴻巣市の中山道(国道17号線)沿いにあるショッピングセンター「ユニー・アピタ吹上店」が2019年春に閉店する。
追記:閉店日は4月21日となった。

アピタ吹上店(GoogleMapより)。

アピタ吹上店、21年の歴史に幕

アピタ吹上店は1998年12月に開店。売場面積は17,297㎡。建物は同店の不動産を管理する特定目的会社が所有する。
テナントとしてはマックハウス、パリミキ、ダイソー、夢屋書店などが出店している。
鴻巣市では最大規模の商業施設であった。

近隣にある長崎屋運営「メガドンキ」も閉店の一因?

親会社のユニーは先日ドン・キホーテの完全子会社となることが発表されており、今後半分以上の店舗が「ドンキ化」される予定であったが、中山道沿いには同じくドンキの傘下となっている「長崎屋」が運営する「MEGAドン・キホーテ北鴻巣店」が立地。そのため、アピタ吹上店は「ユニードンキ化」されずに閉店するとみられる。埼玉県のアピタは3店舗のみとなる。
跡地の利用方法などについては、10月19日時点では発表されていない。
今後も近隣に「メガドンキ」があるユニー店舗の閉店が続く可能性もあるが、現在のメガドンキは旧長崎屋の店舗が多く老朽化しているところも少なくないため、同条件であっても既存店のメガドンキをユニーに「移転」させる例も生まれると思われる。

外部リンク:アピタ吹上店
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