新潟レインボータワー、8月末解体-万代シテイのランドマーク、45年の歴史に幕

新潟市中央区の「万代シテイバスセンター」 内に建つ展望塔「レインボータワー」が2018年8月末に解体されることがわかった。

万代バスセンターとレインボータワー。

万代シテイの象徴だった-展望台は12年に営業終了

レインボータワーは1973年に新潟交通本社用地に再整備された「万代シテイバスセンタービル」内に開業。
高さは100mで、「レインボー」の名の通り外観に7色の配色が施されているのが特徴だ。
2階建ての昇降・回転式の展望台は新潟市随一の観光名所として知られていたが、2011年3月11日に発生した東日本大震災により営業を中止。2012年2月には耐震上の問題から営業終了が公式に発表されたが、以降は撤去されずに放置されてきた。
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隣接地にはNGT48劇場が入居するLoveLaがある。

バスセンタービル改修で解体へ

地元テレビ局・新潟テレビの報道によると、老朽化した万代バスセンタービルや万代シルバーホテルの耐震改修工事実施に伴い、タワーは8月下旬から解体されることが決まったという。
また、バスセンタービルはレインボータワー解体後に耐震補強工事が実施され、2021年秋にリニューアルオープンする予定だという。

バスターミナルは2021年秋に改修される

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