宮崎県都城市に本社を置く「ひろせストアー」が展開する食品スーパー「モールひろせ」が、2024年11月13日までに全店閉店する。
戦後すぐ創業、約80年の歴史があった老舗スーパー
モールひろせを展開する「ひろせストアー」は1945年に宮崎県高城町(現在は都城市に合併)で創業、1966年にスーパーマーケットを運営するために現在の会社を立ち上げた。
かつては宮崎県各地と福岡県福岡市に食品スーパーマーケットを店舗展開していたほか、飲食店の運営も行っていた。

モールひろせ中央店。
しかし、近年は経営規模を縮小。2024年時点では、都城市内で「モールひろせ 鷹尾店」「モールひろせ 中央店」の2店舗を展開するのみとなっていた。
ひろせストアー、11月13日を以てスーパー事業廃止
スーパー事業の廃止は店頭で告知されたもの。これに伴い、各種ポイントサービスは10月20日で終了する。
- モールひろせ 鷹尾店:11月13日閉店
- モールひろせ 中央店:11月12日閉店
今後、ひろせストアーは清算されるものとみられる。各店舗の跡地の活用方法などは、10月時点では発表されていない。
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梅田ロフトビル、2025年春閉店-建物はMBSが所有、ロフトは近隣に移転
大阪府大阪市北区の大型雑貨店「梅田ロフト」(梅田LoFt)が出店するMBS毎日放送グループが所有する商業ビル「梅田ロフトビル」が2025年春に閉店、梅田ロフトは新店舗に移転する。
追記:4月30日に閉店、阪神百貨店に移転する。
梅田ロフトビル、35年の歴史に幕-建物はMBS所有
梅田ロフトは1990年4月に大阪駅北側の茶屋町エリアにロフト2号店として開店。店舗面積は9,000㎡、営業面積は約5,283㎡。
当時のロフトは西武百貨店の子会社。ロフトビルは茶屋町エリア再開発のさきがけ的存在で、西日本のロフト旗艦店として35年間営業していた。

梅田ロフト。(ニュースリリースより)
梅田ロフトの隣にはMBS毎日放送が立地するが、梅田ロフトビルは2021年末にMBSメディアHDが購入していた。
建物の今後の活用方法などは、2024年9月時点で発表されていない。
ロフト、梅田エリアに移転出店へ
ロフトは、同じ梅田エリアではJR大阪駅ビルのルクア大阪にも出店している。一方で、ロフトは現・梅田ロフトの閉店後に近隣に移転出店する方針を示している。具体的な移転場所などは今後発表される。
ロフトは「雑貨文化のプロデュースカンパニーとして関西のお客さまの期待に応えるべく、雑貨の“今”を感じさせる新しい生活提案を梅田ロフトから引き続き発信してまいります。」としている。
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ダイレックス杵築店、2025年春閉店-旧・寿屋、ダイレックスは近隣に新店舗
大分県杵築市の杵築バスターミナル(杵築市駅)前にあるカリーノ(旧社名・寿屋)が所有する総合スーパー「ダイレックス杵築店」が、2025年春に閉店する。
ダイレックスはこれに合わせて、現店舗東側のサンリブ杵築のすぐ近くに新店舗(仮称:ダイレックス新杵築店)を出店する。
追記:新店舗は7月ごろに開店するとしている。
寿屋杵築店から築39年の建物
ダイレックス杵築店は1986年に「寿屋杵築店」の新店舗として開店。寿屋は1976年より近隣に出店していたため、増床移転となった。
建物は3階建て、店舗面積は2,400㎡であったが、駐車場部分にさらに増床できる造りとなっていた。

ダイレックス杵築店(旧・寿屋)。
その後、ラララグループ寿屋(のちカリーノ)が2002年1月を以て小売業を廃業したため、2003年より地場衣料スーパー「アビ・ヒサツネ杵築店」(一部は業務スーパーFC)が出店したが、同社の経営不振による閉店(2011年倒産)に伴い、2011年12月にダイレックス杵築店が開店した。なお、駐車場部分への増床は実現していない。
ダイレックス杵築店の建物はカリーノ(寿屋)が所有している。
建物の今後の活用方法については2024年秋時点では発表されていない。
近隣は杵築市の中心市街地で、サンリブ、Aコープ、イオン九州ホームワイド、ホームセンターツチヤなど多くの商業施設が出店している。
ダイレックス、近隣に新店舗を出店-規模は縮小
ダイレックスは、現・杵築店の閉店に合わせて近隣のサンリブ杵築や杵築市立杵築中学校(新校舎、旧マルミヤストアアタックス跡地)の近くに新店舗を建設している。
新店舗は平屋で1,685㎡で、現店舗よりも規模は縮小されて同社の標準的な店舗になるとみられる。
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イオンスタイルてだこ浦西駅前、2024年9月27日開業-2年半遅れでようやく開店、規模縮小でコンパクトな店舗に
沖縄県浦添市の沖縄都市モノレール(ゆいレール)てだこ浦西駅前に、イオン琉球が運営するショッピングセンター「イオンスタイルてだこ浦西駅前」が2024年9月27日に開業する。

イオンスタイルてだこ浦西駅前。(写真:山田きりやさん)
てだこ浦西駅前のイオン、2年半遅れでようやく開店
イオンスタイルてだこ浦西駅前は、てだこ浦西駅周辺土地区画整理地区に出店。
当初は2022年春の開業を目指していたものの、競争の激化や建築費の高騰により規模が当初計画の約3割程度に縮小され、開業は2年半遅れとなった。
当初は駐車場含む9階建て規模を予定していたが、建物は平屋となった。

てだこ浦西駅。
イオンが出店する区画整理地区内には、パークアンドライド駐車場、地区エネルギー供給会社、こども園、調理師学校、ダイレックスてだこ浦西店なども進出しているほか、イオンスタイル隣接地にはイオン別棟として「ヤマダデンキテックランドてだこ浦西店」が2024年4月に開業している。
当初計画より縮小、平屋のコンパクトな店舗に
「イオンスタイルてだこ浦西駅前」は平屋で、店舗面積は11,011㎡。直営の売場は食品・コスメ&ビューティー・生活用品のみとなるほか、イオンドラッグ、イオン銀行(窓口あり)が出店する。
そのほか、テナントとして「キャンドゥ」「JINS」「ミスタードーナツ」などが出店。
さらに、別棟として、先述したヤマダデンキ(開業済み)のほか「吉野家×はなまるうどん」「マクドナルド」が出店する。
総テナント数は15店舗となる。
イオンスタイルてだこ浦西駅前
沖縄県浦添市前田3丁目19-40
営業時間:直営8時~23時(専門店は9時~21時など)
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西友、北海道から2024年9月30日までに撤退・全店閉店-各店跡にイオン北海道が出店、24時間営業は廃止
北海道札幌市にある西友福住店・西友清田店・西友平岸店・西友宮の沢店が2024年9月29日18時に、西友元町北二十四条店・西友厚別店・西友旭ヶ丘店・西友西町店・西友手稲店が2024年9月30日18時に閉店し、西友は北海道から撤退する。
それぞれ全ての店舗跡にはイオン北海道が出店、またこれにより24時間営業は廃止される。

西友清田店。
北海道の西友、51年の歴史に幕・全店閉店
西友は1973年10月に「ショッピングタウン月寒」の核店舗「西友月寒店」(1992年閉店)として北海道進出。その後、全道に10店舗以上を構えていたが、店舗網の縮小により2009年の西友岩見沢店(現:Aコープ/であえーる)閉店を以て札幌市の店舗のみに。そして2024年9月末までに51年の歴史に幕を下ろし、全店閉店することとなった。
北海道の西友9店跡、イオン出店-24時間営業は廃止
西友の最後に残った道内店舗9店の跡には、いずれもイオン北海道が出店する。いずれの店舗ともに改装工事等のため1~3ヶ月程度休業するが、各店舗内の多くの専門店は工事中もそのまま営業を継続する。
また、イオン北海道の出店に伴い各店の24時間営業は廃止される。
北海道の西友9店跡に出店する店舗
- 西友宮の沢店→マックスバリュ宮の沢店
- 西友西町店→イオン札幌西町店(イオン札幌西町ショッピングセンター)
- 西友平岸店→イオン札幌平岸店
- 西友旭ヶ丘店→イオン札幌旭ヶ丘店
- 西友清田店→イオン札幌清田店
- 西友厚別店→イオン札幌厚別店(イオン札幌厚別ショッピングセンター)
- 西友福住店→ザ・ビッグ福住店
- 西友元町店→ザ・ビッグ元町店
- 西友手稲店→イオン札幌手稲駅前店(イオン札幌手稲駅前ショッピングセンター)

北海道の西友店舗跡の開業時期と新たな営業時間。
(ニュースリリースより)
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ドン・キホーテ調布駅前店、2024年9月30日開店-西友調布店、大部分を「ドンキ化」
東京都調布市の京王電鉄調布駅前にある大型スーパー「西友調布店」の大部分に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「ドン・キホーテ調布駅前店」が2024年9月30日朝9時に開店する。

ドン・キホーテ調布駅前店・西友調布店。
(ニュースリリースより)
築半世紀以上の西友調布店、直営縮小で「殆どドンキ」に
西友調布店は西友ストアー調布店として1971年11月に開店。調布パルコに隣接しており、売場は地上4階・地下1階で、店舗面積は6,180㎡。2024年6月より、西友の売場を1階の一部・地階のみに大幅縮小する工事を進めていた。(食品部分は8月29日にリニューアル完了)
西友は衣料品売場等の縮小を進めており、他店でもドンキがテナントとして出店している店舗があるものの「建物の殆どをドンキ化するのは史上初」で、ドンキ側がテナントでありながら実質「ドンキ内の食品売場が西友」という状態になる。
なお、西友の館内(1階)に出店するドラッグストア「ココカラファイン」は営業を継続する。
調布初ドンキ、1階はプロモスペース・4階には休憩所
ドン・キホーテが出店するのは西友調布店の売場の殆どに当たる1階の一部から2階・3階・4階の、合計約2,866㎡。
1階は売場とせず、全国初となるドンキのオリジナルブランド「情熱価格」についての特別展示スペースを設置。情熱価格のドの文字を模った公式キャラクター「ド情ちゃん」の等身大パネルと記念撮影が楽しめるフォトエリアも設置される。

西友調布駅前店の1階はドンキプロモスペース。記念撮影も可能。
(ニュースリリースより)
2階は冷凍食品・駄菓子などの食品や、日用消耗品など日常的に使える商品を強化。また、来店が楽しみになる掘り出し物を揃えた催事スペースを設置。オープン時には有名ブランドのキッチン用品が半額で手に入るコーナーを設ける。
3階は通勤にも多く使われる駅前の立地を最大限に活かし、ビジネスシーンに最適なアイテムを厳選して展開。このほか、家電やユニークなバラエティグッズなど、ドンキらしい魅力ある商品を豊富に用意する。
4階は10~20代の学生をターゲットに、コスメやカラコン、トレンドの推し活グッズ、食玩などを取り揃える。またパウダールームとしても利用可能な休憩ラウンジスペース「ドンドンラウンジ」を設置し、放課後の楽しい時間を過ごせる空間を提供するとしている。
ドン・キホーテ調布駅前店・西友調布店
東京都調布市小島町1-10-1
営業時間:9:00~26:00
西友直営売場は24時間営業
ココカラファインは10:00~22:30
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ヒルトン京都、2024年9月12日開業-京都5軒目のヒルトン、河原町三条のロイヤルホテル跡に
京都府京都市中京区の市役所前駅近くに、大型ラグジュアリーホテル「ヒルトン京都」が2024年9月12日に開業した。

ヒルトン京都。(リリースより)
京都ロイヤルホテル跡、ヒルトンホテルに
「ヒルトン京都」が出店するのは京都市営地下鉄東西線京都市役所前駅から徒歩約2分の河原町三条エリア。ここにはもともと1972年に建設された「京都ロイヤルホテル&スパ」があったが、2018年1月に閉館していた。
ヒルトングループは2021年以降京都市内に相次いでホテルを開業させており、ヒルトン京都は4ブランド5軒目となる。
東京建物と協業、313室の大型ラグジュアリーホテル
ヒルトン京都の建物は地下2階・地上9階建てで、東京建物が所有する。
館内は歴史と現代、伝統や革新など、京都が持つ様々な魅力とお客様を結び付ける「京都SYNAPSE(シナプス)」をコンセプトに「ORIMONO(織物)」をデザインテーマとして様々な糸で紡ぐ織物をイメージした空間とし、ロビーも京都の織物に着想を得た5フロア吹き抜け構造となっている。

ヒルトン京都・ロビー。(リリースより)
客室は16タイプ5カテゴリーの全313室で、40㎡のスタンダードルーム、121㎡のスイートルーム、グループ向けのコネクティングルーム(28組)などで構成される。

ヒルトン京都・キング京都スイート。(リリースより)
そのほか、館内には京都市内を一望できるルーフトップバーを含む4つの料飲施設、エグゼクティブラウンジ、スパ、フィットネスセンター、屋内プール、宴会場・会議室などを備えている。

ヒルトン京都・プール。(リリースより)
ヒルトン京都
京都府京都市中京区河原町通二条下る二丁目下丸屋町416番地
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ながの東急ライフ、2025年3月閉店-北長野駅前再開発で生まれた郊外型百貨店、35年の歴史に幕
長野県長野市の北長野駅前・信濃吉田駅近くにある百貨店「ながの東急ライフ」が2025年3月末に閉店する。
ながの東急百貨店の支店、35年の歴史に幕
ながの東急ライフは北長野駅前の再開発事業により「北長野駅前B3地区市街地再開発ビル(北長野ショッピングセンター)」の核店舗として1990年11月に開業。長野駅前に本店を置く「ながの東急百貨店」が運営しており、郊外型百貨店のさきがけの1つだった。

ながの東急ライフ。(公式サイトより)
店舗面積は8,363㎡、売場は1階と2階、3階はフィットネスクラブ、4階~6階は駐車場で構成される。
日本百貨店協会に加盟していないものの、百貨店系らしく食品売場には東急百貨店が得意とする銘菓・銘店売場が設けられているほか、百貨店向けアパレル等の取り扱いもあった。そのほかモスバーガー、アメリカンドラッグ、100円ショップワッツウィズなどが出店している。
ながの東急百貨店はかつて岡谷市などに支店があったがサテライトショップ(ギフトサロン)を除いていずれも閉店しており、ながの東急ライフが最後の支店だった。
跡地はマンション事業者に売却-解体か
閉店後、建物はマンションなどを手掛ける「マリモ」(広島県広島市)に売却されるため、建物解体後にマンションが建設される可能性が高い。
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ベイシア Foods Park 旭サンモール、2024年9月12日開店-扇屋ジャスコ・イオン跡に、クリエイトSDも出店
千葉県旭市のJR旭近くにあるショッピングセンター「旭サンモール」の核店舗であった総合スーパー「イオン旭店」の跡に、新たな核店舗として2024年9月12日までに「クリエイトSD」と「ベイシア」が相次ぎ出店した。
イオン旭店、昨年2月に扇屋ジャスコから41年の歴史に幕
サンモールは1982年4月に開業。店舗面積は21,165㎡。核店舗のイオン旭店は「扇屋ジャスコ旭サンモール店」として開業と同時に出店したものだった。イオンの店舗面積は7,537㎡と、全館の約4割を占めていた。
なお、扇屋ジャスコは近隣に既存店舗「扇屋ジャスコ旭店(のち旭南店)」があったが、そちらは1994年に閉店している。

旭サンモール・イオン旭店。
イオン旭店の徒歩圏には2022年4月に総合スーパー「イオンスタイル旭中央」を核とする「イオンタウン旭」が開業。イオン旭店は商品構成の見直しなどを行って営業を継続するとしていたものの、2023年2月に閉店していた。

イオンタウン旭。
イオン閉店後も、映画館「サンモールシネマ」をはじめ多くの専門店・テナントは営業を継続しており、サンモールを運営する米国系企業「パシフィカ・キャピタル」(本社:東京都港区)が新テナントを誘致。イオン閉店から約1年半で待望のリニューアルオープンとなった。
新たな核店舗「ベイシア」「クリエイトSD」
旭サンモールは、2022年12月に閉店した「かねたや家具店」がある場所を含めて改装を実施。新たな核店舗としてドラッグストア「クリエイトSD」(8月3日開店済み)とスーパーマーケット「ベイシア」が出店することとなった。なお、2階イオン跡ではリニューアルが続いている。
「ベイシアFoods Park 旭サンモール店」はサンモール1階に出店、ベイシアは千葉県で22店舗目。「Foods Park」は、“食のテーマパーク” として地域のお客の憩いの空間づくりを目指した業態だとしている。

ベイシアFoods Park 旭サンモール店・イメージ(公式サイトより)
ベイシアの青果コーナーでは千葉県産の野菜を品揃えするほか、惣菜コーナーでは、フライのバイキングや蓋が閉まれば盛り放題のセルフ式カレーライスのコーナーを設置する。
また、9月21日からはベイシアネットスーパーの注文受付を開始するとしている。(配送開始は9月24日)
なお、ベイシアではサンモールのポイントカードは対象外となる。
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五反田TOC・東京卸売センタービル、2024年9月13日再開業-建替え延期でユニクロ・ダイソーなど復活、徳の市も再開
再開発のため2024年3月に閉館した東京都品川区の大崎広小路駅近く・国道1号線沿いにある複合商業施設「TOCビル」(テーオーシービル・東京卸売センタービル)が、2024年9月13日に営業を再開する。

TOCビル。(東京卸売センタービル)
五反田のランドマーク「TOC」復活へ
TOCビルは、親会社であった星製薬の工場跡に1970年3月に開館。星製薬は創業家であり、一時期はSF作家の星新一氏が社長であったことが有名であったが、TOC開館当時は経営再建のためホテルニューオータニなどを経営する大谷家の経営となっており大谷米太郎氏が社長を務めていた。
TOCは、問屋街全盛期だった1960年代当時に通商産業省が主導していた卸売業の近代化計画に呼応して建設されたもので、星製薬再建の切り札でもあった。

館内にある大谷米太郎氏の銅像。
TOCビルは地上13階・地下3階建て、延床面積は約17万4000㎡で、建物は株式会社テーオーシーが所有。当時の五反田では圧倒的な規模の建物であり、地域のランドマークとなった。
館内には多くの小売店、飲食店、卸売店、オフィスなどが入居。会議室、展示室なども備えているほか、屋上には神社も設けられていた。

TOCビル屋上。
テナントとしては近年はユニクロ、アカチャンホンポ、ABC-MART、ユザワヤ、スーツカンパニー、ローソン、サブウェイなどが出店。星製薬(現在は2代目、TOCの子会社)の本社も入居していた。

閉店セールがおこなわれるTOC館内のようす。
TOCの建物は建築から約半世紀が経過、2021年には2023年春の閉館をめざして建替え・再開発計画が始動。のちに閉館時期は2024年3月に延期され、3月31日までに全テナントが撤退した。
(なお、別館の第二TOC~第五TOCは営業を継続している)

当初の新・TOCビル。(TOCウェブサイトより)
新しいTOCビルは地上30階・地下3階建てで、延床面積は約27万6,000㎡、高さ約150mを計画。2027年度の竣工をめざして工事が進められる予定となっていた。
しかし、建築費の高騰などがあったとして、TOCは建て替えを延期。2024年9月13日に営業を再開することとなった。
新生TOC、ユニクロ・ダイソーは旗艦店級-徳の市も再開
TOCの営業再開後の商業フロアは当面1階・地階のみ。徐々に増える可能性もある。
9月13日から再開する店舗のなかにはユニクロなど再出店する店舗も複数みられるほか、ダイソーは隣接する区画(ユザワヤなど)まで増床して3業態を合わせた旗艦店級の複合店舗となる。
また、営業再開に合わせて恒例の「徳の市」が9月13日金曜日から15日日曜日まで開催される。
9月13日以降、今秋中に出店を発表している店舗は以下のとおりとなる。
このほか、オフィスフロアにも複数社が入居する予定となっている。
TOCビルの主な新テナント一覧(商業床のみ)
地階
- ダイソー
:ダイソー
:スタンダードプロダクツ
:THREEPPY - スーツスクエアOUTLET
- ロンドンスポーツ
- 文具店tagステーショナリー
- わがんせ
- 会議室
- ホール
1階
- ユニクロ
- ナチュラルローソン
- エクセルシオールカフェ
- マルミヤOUTLETSTORE
- 千趣会ベルメゾンOUTLET
- バレンザボー
- レインボウ
- クダルティライフスタイルショップモリヨシ
- ナチュラルミスト
- ビセンヌ
- ジェイーコ
- TOCインフォメーション
五反田TOCビル
東京都品川区西五反田7-22-17
営業時間(商業床):10時~20時(一部を除く)
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