林百貨店新竹店、2022年4月23日開店-同日開業の「蔦屋 TSUTAYA BOOKSTORE 新竹湳雅」内にサテライト店

台湾・新竹市北区に日系複合書店「蔦屋 TSUTAYA BOOKSTORE  新竹湳雅」が2022年4月23日に開業した。
店内には、台南市の百貨店「林百貨(ハヤシ百貨店)」初となる常設サテライト店舗が設けられている。

新竹市の蔦屋に開店した林百貨のサテライト店舗。

新竹の蔦屋内に「林百貨」サテライト店

蔦屋 TSUTAYA BOOKSTORE 新竹湳雅が出店したのは、2018年6月に開業したショッピングセンター「大魯閣湳雅廣場(タロコスクエア)」地階。

新竹タロコスクエア(公式サイトより)。

同店は店舗面積約6,800坪で、テナントとして「ニトリ」「山崎製パン」「しゃぶ葉」や、岩盤浴「福湯」などが出店する。
なお、隣接地には総合スーパー「大潤發」が出店している。
蔦屋書店は新竹市初出店。店舗面積は約450坪で、台湾の他の大手書店と同様に日本語・中国語(台湾華語)双方の書籍を取り扱うほか、ブックカフェ「WIRED CHAYA(茶屋)」も導入される。

蔦屋 TSUTAYA BOOK STORE 新竹湳雅。

林百貨はこの蔦屋書店内のテナントとして出店するもの。
1932年12月に台南市で初の百貨店「林百貨店(ハヤシ百貨店)」として開店。米軍による台南大空襲の被害を受けたのち、1945年に中華民国に接収され一旦閉店した。
林百貨店。1932年開業、2014年再開業。

その後は公共施設として使われたのち、1980年代より放置され荒廃。台南市が建物を取得、近隣でファッションビルを運営する高青開発が経営権を取得し、2014年6月に69年ぶりに営業を再開した。
館内は往時の内装が再現されており、現在では古都・台南を代表する観光スポットとなっている。

林百貨店・屋上神社。

台南名物・台湾雑貨・日本風レトロ雑貨など販売

新竹店は林百貨で初の常設サテライトショップで、台南で人気となっているMIT(メイドイン台湾)雑貨、日本風レトロ雑貨、台南土産、林百貨オリジナル商品(サンリオコラボ商品も)などを販売する。

「ハヤシ百貨店」のロゴが書かれた什器。

また、蔦屋・林百貨と台南市の有名帆布店「合成帆布行」3社のコラボによるブックカバーなど当店オリジナル商品も販売される。
蔦屋書店は台湾各地で複合書店「TSUTAYA BOOKSTORE」の展開を進めており、林百貨サテライト店舗のさらなる展開も期待される。

オリジナルブックカバーなどを販売。
(写真は林百貨facebookより)

蔦屋 TSUTAYA BOOKSTORE 新竹湳雅

住所(地址):新竹市北区湳雅街91-2 大魯閣湳雅廣場 B1
営業時間: 09:00-24:00

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