ドン・キホーテ赤坂見附店、2019年2月15日閉店-僅か9ヶ月で

東京都港区の東京メトロ赤坂見附駅近くのディスカウントストア「ドン・キホーテ赤坂見附店」が、2019年2月15日午後11時をもって閉店した。

ドン・キホーテ赤坂見附店。

赤坂不動尊山門跡のドンキ、僅か9ヶ月で閉店に

ドン・キホーテ赤坂見附店は、赤坂不動尊入口(山門)及びコインパーキング跡地に2018年5月10日開店。建物は地上7階地下1階建で、ドン・キホーテは地上1階〜5階部分に出店。売場面積は1,846㎡。
同店では昼間はビジネス街、夜は繁華街となる地域特性への対応として、都内最大級となるお酒コーナーの設置や弁当、ネクタイ、シューズの販売を強化するなど、約300m南東に位置する「ピカソ赤坂店」(2012年開店)との差別化、2店舗体制による相互補完を図っていた。
同社は以前より、2017年2月に開店した「ドン・キホーテ神保町店」を僅か8ヶ月後の10月に閉店させるなど、短期間での出退店を繰り返し行うなど経営判断の早さで知られており、赤坂見附店の撤退もその一環とみられる。
近隣のピカソ赤坂店も、開店当初は「高感度型モデル店舗」を掲げ採用を避けていたドンキ流POPの導入や営業時間の段階的な短縮(24時間営業→8時~26時→8時~24時)を行うなど、赤坂エリアでの店舗戦略の見直しを進めている。

ピカソ赤坂店。

再びピカソ1店舗体制となった赤坂エリアのドンキであるが、同社は積極的な出店攻勢を継続しており、今後も再び赤坂に「ドン・キホーテ」店舗を再出店する可能性が考えられる。

関連記事:赤坂サカス隣接地、TBSが再開発で「エンタテイメント拠点」に-赤坂BLITZはスタジオ転換
関連記事:ドン・キホーテ赤坂見附店、5月10日開店-ピカソ赤坂店と2店体制に
関連記事:赤坂ブリッツ、11月1日から「マイナビブリッツ赤坂」に-ネーミングライツ取得で
関連記事:大分市本社のファミレス大手「ジョイフル」、4月に東京都心初出店-赤坂見附
関連記事:東京ガーデンテラス紀尾井町、2016年5月10日開業-旧赤プリ、全館開業は7月
関連記事:ドンキ、渋谷に超高層ビル建設-旧店周辺、300室規模の大型ホテルに

このエントリーをはてなブックマークに追加