小田急湘南ゲート、2019年3月22日開業-小田急百貨店藤沢店、同店核の都市型ショッピングセンターに

神奈川県藤沢市の江ノ電藤沢駅ビルに、小田急百貨店を核とするショッピングセンター「ODAKYU湘南GATE」(小田急湘南ゲート)が2019年3月22日に開業する。

ODAKYU湘南GATE。

江ノ電藤沢駅直結の百貨店、ショッピングセンターに一新

小田急湘南ゲートの前身となる「小田急百貨店藤沢店」は1974年5月、江ノ島電鉄が経営母体の「江ノ電百貨店」として創業。
競合店との競争激化に加えて江ノ電自体が小田急電鉄の傘下であることから1985年には株式会社藤沢小田急(現:小田急百貨店)に経営譲渡、屋号を「小田急百貨店」に改称している。

小田急百貨店藤沢店。

施設は地上7階地下1階建で、売場面積は12,641㎡。施設は小田急百貨店が所有している。施設2階は江ノ電藤沢駅と直結しており、江ノ電の駅ビルとして開業した経緯がうかがえる。

小田急グループが共同開発、60以上の専門店が出店

今回の大規模改装は、駅ビルの運営ノウハウを有する小田急電鉄と小田急百貨店が共同開発する形で実施。改装後は小田急百貨店が店舗の運営を担う。

改装中のようす。

キーワードに「My Favorite & 3rd.Place」を掲げ、「小田急百貨店ふじさわ」(旧藤沢店)を核に60を超える専門店が入居する。

ODAKYU湘南GATEのロゴマーク。

地下1階は「地域のお客さまから支持される上質な食卓を提案するフロア」として、小田急百貨店が食料品売場を展開、小田急山のホテルが手掛ける菓子・惣菜・ベーカリー専門店「ボン・ロザージュ」、横浜・戸塚のレーズンウィッチ店「鎌倉小川軒」、ティラミス専門店「C3」(シーキューブ)の3店舗が新規出店する。
1階は「ビューティとファッションで上質な日常を提案するフロア」として、小田急百貨店が化粧品・服飾雑貨売場を展開、改装に合わせてラグジュアリーブランド「COACH」(コーチ)がさいか屋から移転する。

小田急百貨店藤沢店は改装に合わせて店名を変更する。

2階は「湘南ライフスタイルを体感できるグランドフロア」として、イオングループの高品質オーガニック食品スーパー「ビオセボン」、食のセレクトショップ「DEAN&DELUCA」(ディーンアンドデルーカ)が手掛ける「DEAN & DELUCA CAFE」、「Afternoon Tea TEAROOM」など12店舗が出店。

ODAKYU湘南GATEの館内イメージ。

3階は「食とファッション ワンランク上の日常があるフロア」として、オンワード樫山の婦人服店「23区」、「レリアン」、アメリカンカジュアルウェア「McGREGOR」(マックレガー)など百貨店で定番のブランドに加え、飲食店など18店舗が出店。
フードホール「湘南ゲートキッチン」には、地元精肉店「タカギフーズ」が初めて手掛ける肉バル「湘南Grill Style」、藤沢発のジャパニーズスパゲッティ専門店「JPASTA」、海老名ビナウォークで売上No.1を記録したラーメン店「清勝丸」、湘南の地魚・神奈川の地野菜・地酒にこだわった「茅ヶ崎海ぶね」、韓国家庭料理「李家PEGOPA」といった湘南・藤沢の飲食店6店舗が出店する。

フードホール「湘南ゲートキッチン」。


4階は「湘南の暮らしをコトとモノでサポートするフロア」として、100円ショップ「ダイソー」、眼鏡店「OWNDAYS」など13店舗が出店。
5階は「自分や家族のお気に入りが発見できるフロア」として、手芸用品店「ユザワヤ」、旅行代理店「H.I.S」など14店舗が出店。小田急百貨店時代から「京橋千疋屋フルーツパーラー」も引続き出店する。
6階は「人と人をつなぐ開かれたコミュニティフロア」として公共施設が入居。藤沢市民会館及び秩父宮記念体育館に隣接する「藤沢市南市民図書館」、JR藤沢駅ビル「ルミネ藤沢」6階の「藤沢市民ギャラリー」がそれぞれ2019年夏以降に移転する。
7階は「バラエティ豊かな食とサービスを提供するフロア」として、小田急百貨店レストラン街「味彩小路」を「湘南ゲートダイニング」としてリニューアル。焼肉店「牛兵衛草庵」や小田急不動産の住宅相談所「湘南小田急住まいのプラザ」など8店舗が出店。百貨店のお中元・お歳暮ギフト特設会場も設けられる催事場「イベントスクエア」も併設される。
屋上はこれまで通り「ベルマーレフットサルコート藤沢」と「小田急豊川稲荷神社」が設置される。

大型店間の競争激しい湘南・藤沢エリア

藤沢駅周辺は、長らく湘南エリアを代表する商業集積地として、小田急百貨店を始め、さいか屋、OPA、イトーヨーカドー、ビックカメラ(旧・丸井)といった大型店が多数出店するなど高い集客性を維持してきたが、2000年代以降、辻堂駅周辺で進められた大規模都市開発の一環により、住友不動産グループの「テラスモール湘南」、丸紅グループの「ラズ湘南辻堂」が相次ぎ開業、パナソニック藤沢工場跡地でも「FujisawaSST」(藤沢サスティナブル・スマートタウン)が開発され、蔦屋書店を核とした「湘南T-SITE」が開業するなど、大型店間の競争は駅周辺のみならず藤沢市全域に広がりをみせるようになった。

藤沢オーパ。

小田急百貨店の改装に合わせ、OPAも大規模改装を実施しており、今後も生き残りを懸けたさらなる店舗間競争の激化が予想される。

ODAKYU湘南GATEの館内構成
屋上 ベルマーレフットサルコート/稲荷神社
7階 レストラン「湘南GATEダイニング」/サービス(百貨店)
6階 藤沢市南市民図書館/市民ギャラリー
5階 趣味雑貨/サービス(ヘアサロン・旅行等)/カフェ
4階 生活雑貨/サービス(美容・リラクゼーション)
3階 フードホール「湘南ゲートキッチン」/ファッション
2階 カフェ/ナチュラルコスメ/食物販/ファッション/イベンストペース「きらっとプラス」
1階 化粧品/服飾雑貨(百貨店)
B1階 生鮮三品/惣菜/菓子/グロサリー/ベーカリー(百貨店)

館内構成。

ODAKYU湘南GATE

住所:神奈川県藤沢市南藤沢21-1
営業時間:(一部除く)
10時~20時(小田急百貨店・専門店街)
10時~19時(7階カード・ギフトサロン)
飲食店は11時~22時/22時半まで

外部リンク:小田急湘南GATE
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