神奈川県横須賀市の京急汐入駅前にある大型ショッピングセンター「イオンショッパーズプラザ横須賀」(旧ダイエーショッパーズプラザ横須賀)が2019年春で一旦閉店し、4月ごろから長期休業する。
ショッパーズプラザ横須賀。
横須賀工廠跡、三浦半島唯一の映画館なども出店
ダイエーショッパーズプラザ横須賀は1991年4月に開業。
もともとこの場所にはかつて横須賀のシンボルの1つであった横須賀海軍工廠があり、戦後は所有者が米軍、住友重機などへと移ったが、工場は1978年に閉鎖されていた。
その後、ダイエーがイオン傘下となり、ダイエーが大型ショッピングセンターをイオンに譲渡することとなったため、2016年3月からはイオンの店舗となっている。
売場面積は29,636㎡で、現在はイオンリテールが所有する。
専門店街には横須賀市内で唯一の映画館、ボウリング場なども備える。
28年の歴史に一旦幕-営業再開は2020年
休業は約1年間に亘る見込みで、2020年中の営業再開を目指して工事が進められる予定だという。
改装後はイオンが核の新たな店舗に生まれ変わるとみられる。
改装により専門店街も基本的に休業するが、映画館などの処遇については12月時点では明らかにされていない。
追記:香港系企業が建物を取得・改装することが発表された。
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