中華人民共和国(中国)のスーパーマーケットや精肉店で広く普及している精肉の鮮度を分かりづらくするための赤色LED照明・通称「生鮮灯」の使用が、2023年12月1日より全面禁止される。
中国で流行していた精肉売場の過度な赤色照明、禁止に
「生鮮灯」の使用禁止は、中華人民共和国国家市場監督管理総局(旧・国家工商行政管理総局)の食肉農産品市場における質量安全監督管理に関する法の改正によるもの。
中国国内のスーパーや市場、精肉店では、過度な赤色LED照明を用いることで精肉を赤く照らすことで鮮度を分かりづらくすることが流行しており、食肉鮮度偽装に繋がるものとして問題となっていたという。
2023年12月1日以降、この生鮮灯を使用した場合、5000人民元~30,000人民元(日本円で約10万円~約60万円)の過料が課されることになる。
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