天虹微喔、ローソンが買収-中国流通大手のコンビニ、2022年1月発表

大手コンビニ「ローソン」(東京都品川区)傘下の「羅森便利有限公司広東ローソン)」は、「天虹数科商業」(中国・深圳市)から地場大手コンビニ「天虹微喔」を運営する「天虹微喔便利店」の持ち分株式の100%を譲り受け、店舗をローソンに転換することを2022年1月4日に発表した。

中国流通大手「天虹」のコンビニ、ローソンに

天虹グループは天虹商城として1984年に設立。中国各地で百貨店・ショッピングセンター「天虹」、スーパー「天虹超市」、コンビニ「天虹微喔」など様々な業態の商業施設を運営する。
とくに地盤とする深圳市では同市の開発初期から店舗展開しているため、開発の先駆け的商業施設の1つとして知られる。

「天虹」グループCI。

天虹微喔の前身は2003年に設立。2014年に天虹数科商業の傘下に入った。資本金は5,500万元。「天虹微喔」は都心型店舗に強みを持っており、2021年12月時点で深圳市・東莞市・厦門市など広東省・福建省を中心に203店舗を展開する。

「天虹微喔」イメージ(公式サイトより)。

株式の譲受後、天虹微喔は広東ローソンの運営となり、屋号も順次「ローソン」に転換する予定だとしている。

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