埼玉県所沢市の西武新宿線新所沢駅前にあるJフロントリテイリング系ファッションビル「新所沢パルコ」が2024年2月29日午後8時をもって閉店し、約40年の歴史に幕をおろした。

新所沢パルコ山本仁也店長。
首都圏有数のニュータウンとして発展した新所沢
現在の新所沢駅周辺は、1957年の日本住宅公団(現UR都市機構/都市再生機構)による北所沢ニュータウン計画発表を契機として、1958年より新所沢団地の分譲が本格化。1959年2月には西武鉄道北所沢駅が新所沢駅に改称し、西武ストアー(現西友)を始めとする西武系企業による生活基盤の拡充がみられるようになった。
新所沢駅周辺は首都圏有数のベッドタウンとして発展を遂げることとなった一方、1971年4月に建替新装開店した西友を除けば、駅周辺の大型店は依然として少なく、西武鉄道から派生した西武セゾングループが地域最大級となる複合商業施設として、1983年6月に新所沢パルコを開業するに至ったという経緯があった。
郊外初パルコ、“しんとこ”密着の独自路線で親しまれた
新所沢パルコの建物は2館地上5階地下1階建で店舗面積は18,144㎡。両館ともに自社所有物件だった。
開業以来、新所沢パルコ独自の2館体制「パルコ館」「レッツ館」やシンボル空間「ガレリア」という店舗構造、首都圏有数のベッドタウンという立地特性を背景に、パルコが得意とする高感度ファッションブランドに加えて、ファミリー向け専門店や映画館を展開。近隣住民を中心に定着している新所沢の通称“しんとこ”を前面に押し出すなど、地域密着の施策で顧客獲得を図った。

新所沢パルコ。
新所沢パルコは、同社がコミュニティ型店舗と定義する首都圏近郊・地方店舗(2019年当時の分類)のなかでも、2019年度の売上高は約100億円と健闘していたが、2021年2月に親会社のJフロントリテイリングとの連名で「継続的な競合店の開業・増床リニューアル」「所沢駅周辺での大規模再開発」を理由とした「2024年2月29日付での営業終了」を発表。以後、3年という長い期間にわたり閉店準備が進められることとなった。
最末期にも80店舗超営業、各店単位での個性的な施策も
新所沢パルコでは2024年2月の閉店時点においても、紳士服店「TAKA-Q」「ORIHICA」、靴量販店「ABC-MART」、イオン系100円ショップ「キャンドゥ」、ゲオ系オフプライスストア「LuckRack」、家具インテリア雑貨店「ニトリデコホーム」、文具雑貨店「世界堂」、家電量販店「ノジマ」、音楽ショップ「バンダレコード」、旧西武セゾン系専門店「アミュージアム」「パルコブックセンター」「無印良品」「新所沢レッツシネパーク」など80を超える店舗が営業を継続。
新所沢パルコ全館企画として、2023年6月から40周年感謝祭「しんとこパルコの恩返し」が開催され、各店舗単位でも売りつくしセールや記念グッズの販売、展示企画が継続的に打ち出されたこともあり、当初より“しんとこのシンボル”を惜しむ客の来店が目立った。
24年2月から「さよならフェス」大規模イベント連続開催
新所沢パルコでは2024年2月から「40年間ありがとう 新所沢PARCO さよならフェス」と題し、以前から定評のあった地域密着マルシェ「とこロコマルシェ」「彩の国マルシェ」の連休連続開催や埼玉県内に本拠を置く大手餃子チェーン「ぎょうざの満洲」とのコラボ、新所沢に拠点を置く経済アナリスト森永卓郎氏による「モリタクB宝館」のサテライト展示といったイベントを開催を打ち出した。
悪天候の閉店当日、約2,000人に囲まれ歴史に幕
新所沢パルコの閉店当日2月29日は悪天候であったが、同店に縁の深いアーティストによるパフォーマンスフェスを午後から開催するなど、40年の歴史の締めくくりに相応しい賑わいをみせた。

新所沢パルコの閉店記念セレモニー。
フェスの集大成として午後8時からは閉店記念セレモニーを開催。山本仁也店長は「とても幸せな40年間」と評し、約2,000人の買物客に囲まれ、しんとこのシンボルはその歴史に幕をおろした。

閉店式典終了後も記念撮影を求める客で賑わいをみせた。
広報担当者からはSNSでの発信に期待を寄せる声も聞かれた。
なお、新所沢パルコの跡地活用に関しては2024年2月の現時点において明らかになっていない。
関連記事:西友小手指店、2023年10月31日閉店-42年の歴史に一旦幕、跡地への再出店の方針も
関連記事:三越伊勢丹、小型百貨店5店舗を2021年2月28日閉店-馬事公苑店・新所沢・成田・MI河辺・セントレア、3月にはMI登米佐沼も
関連記事:トコトコスクエア、2020年9月一部開業-ダイエー・イオン所沢店跡、12月までにミスターマックスとオーケー出店
関連記事:グランエミオ所沢、2020年9月2日全面開業-西武所沢駅ビル、イセタンミラー・TSUTAYAなど126店が出店
関連記事:西武所沢店、2019年11月までに全館リニューアル-「西武所沢S.C.」に
関連記事:イオン所沢店、2019年9月30日閉店-旧・ダイエー、38年の歴史に幕
関連記事:KADOKAWA、東所沢に”ポップカルチャーの一大拠点”建設-2020年4月完成目指す
高松オルネ、2024年3月22日開業-JR高松駅ビル、ツタヤやエースワンなど約50店出店
香川県高松市のJR高松駅北側に、駅ビル「TAKAMATSU ORNE」(タカマツ オルネ)が、2024年3月22日に開業、あわせて、既存施設「COM高松」も「TAKAMATSU ORNE」に統合される。

JR四国・高松駅ビル「タカマツオルネ」。
高松駅、エースワン跡地周辺に駅ビル建設
高松オルネが建設される場所はかつてスーパー「エースワンサンポート高松店」跡地とその周辺。エースワンはグループ来店客数首位を記録する人気店だったが、土地を所有するJR四国との賃貸借契約満了のため、2019年4月14日をもって閉店していた。

高松駅と新駅ビルの建設予定地。
「居るね」に由来する新駅ビル
高松駅ビルの新たな建物は2棟(商業棟・駐車場棟)で、計画敷地面積は約5,200㎡、延床面積は約15,490㎡。うち、商業棟は地上4階建で営業フロアは1~3階、延床面積は約10.040㎡。駐車場棟は地上4階地下1階建、延床面積は約5.450㎡。売場面積は約6,220㎡、駐車台数は約165台となる。
総工費は約35億円、運営は高松駅内商業施設「COM高松」を運営するJR四国グループ「ステーションクリエイト東四国」が一体的に行う。
「ORNE」(オルネ)という名称は、西日本には「いる」を「おる」という方言があり、四国でも「おるね」が広く使われていることに由来する。言葉の響きにやわらかさ、懐かしさ、親しみやすさがあり、四国らしいと感じてもらえることから採用したとしている。
ツタヤ書店、エースワンなど約50店舗出店
開発コンセプトとして「県都高松の玄関口として、『時間』と『こと』を楽しみながら『ここが目的地、出発地』となる施設」、デザインコンセプトとして「瀬戸内海の穏やかな海のゆらぎをイメージ」を打ち出し、食品スーパーを核に約70店舗が入居する予定。デザイン面においても既存商業棟(COM高松)トップラインとの連続を意識したキャノピーの設置や既存駅舎コンコース上部(アーチ状の屋根)との調和を意識したアルミルーバーのカーブなど一体感を演出する。
また、4階の外壁は瀬戸内海に浮かぶ島々を表現することで、駅前広場を行き交う人に対する屋外広場の存在感や認知度の向上を図り、活気あふれる空間の創出を目指すとしている。

既存棟(COM高松)や駅舎とも一体感あるデザイン。
オルネ高松には、シェアオフィス併設型のツタヤ書店「TSUTAYA BOOKSTORE / SHARE LOUNGE」、スーパー「エースワン」(再出店、駐車場棟)、四国キオスクの新ブランド土産品店「ハレノヒヤ」、地元料亭の弁当総菜店「二蝶」、地元の老舗和菓子店「夢菓房たから」など約50店舗が出店する予定となっている。
また、現在COMに出店している「くまざわ書店」なども継続出店する見込みとなっている。
県都の玄関口刷新、2025年までに新施設が続々開業
高松駅が立地するサンポート高松地区では、香川県が「旧香川県立体育館」(2014年9月閉館/丹下健三設計/売却検討中)の代替として、2024年度中を目処にアリーナ機能・MICE機能を備えた「(新)香川県立体育館」が開館する。
あわせて、徳島文理大学が2025年4月を目処に香川キャンパス(地上18階地下1階建/さぬき市志度から移転、3,000人規模)を開設する方針を示しているほか、サンポート高松には2025年以降に高級外資系ホテルの進出(「マンダリンオリエンタルホテルグループ」と交渉中としている)が予定されており、県都高松の玄関口としての拠点性向上が見込まれる。
TAKAMATSU ORNE
香川県高松市浜ノ町
営業時間:未定

関連記事:イオン坂出店、2024年春閉店ー旧ニチイ・サティ、半世紀の歴史に幕
関連記事:ドン・キホーテ高松丸亀町店、2023年8月4日開店-商店街内のビブレ・ZARA跡に
五反田TOCビル、2024年3月末閉館-「東京卸売センター」誕生半世紀で老朽化、超高層ビルに建替えへ
東京都品川区の大崎広小路駅近く・国道1号線沿いにある複合商業施設「TOCビル」(テーオーシービル・東京卸売センタービル)が、建替えのため2024年3月末までに全店閉店・閉館する。

TOCビル。(東京卸売センタービル)
1970年に生まれた五反田のランドマーク「TOC」
TOCビルは、親会社であった星製薬の工場跡に1970年3月に開館。星製薬は創業家であり、一時期はSF作家の星新一氏が社長であったことが有名であったが、TOC開館当時は経営再建のためホテルニューオータニなどを経営する大谷家の経営となっており大谷米太郎氏が社長を務めていた。
TOCは、問屋街全盛期だった1960年代当時に通商産業省が主導していた卸売業の近代化計画に呼応して建設されたもので、星製薬再建の切り札でもあった。

館内にある大谷米太郎氏の銅像。
TOCビルは地上13階・地下3階建て、延床面積は約17万4000㎡で、建物は株式会社テーオーシーが所有する。当時の五反田では圧倒的な規模の建物であり、地域のランドマークとなった。
館内には多くの小売店、飲食店、卸売店、オフィスなどが入居。会議室、展示室なども備えているほか、屋上には神社も設けられてる。

TOCビル屋上。
テナントとしては近年はユニクロ、アカチャンホンポ、ABC-MART、ユザワヤ、スーツカンパニー、ローソン、サブウェイなどが出店。星製薬(現在は2代目、TOCの子会社)の本社も入居していた。

閉店セールがおこなわれるTOC館内のようす。
建替えのため閉館-超高層ビル建設へ
TOCの建物は建築から約半世紀を経過しており、2021年には2023年春の閉館をめざして建替え・再開発計画が始動。のちに閉館時期は2024年春頃に延期されていた。今後、店舗・テナントの殆どは2024年3月末までに撤退する予定で、店内で営業を続ける店は閉店セールが行われている。

新・TOCビル。(TOCウェブサイトより)
新しいTOCビルは地上30階・地下3階建てで、延床面積は約27万6,000㎡、高さ約150mを計画しており、2027年度の竣工をめざして工事が進められる予定となっている。
関連記事:ドン・キホーテ五反田東口店、2020年6月1日開店-五反田駅前の有楽街に7フロアのドンキ
関連記事:アトレ五反田2、2020年3月26日開業-五反田駅東口ビルに
関連記事:ドンキホーテ・ピカソ目黒駅前店、2018年8月24日開店-珍しい「ミニスーパー」業態、今後増える?
関連記事:池上線五反田高架下、2018年3月13日開業-「中目黒」に次ぐ東急の高架下開発
レイリア久留米、2024年9月開業-西鉄久留米駅ビル「エマックス・クルメ」全館改装、西鉄ストアは「レガネット久留米タミー」として3月22日先行開業
福岡県久留米市の西鉄久留米駅ビルが「レイリア久留米」として2024年9月に新装開業する。

レイリア久留米。
筑後最大の駅ビル
西鉄久留米駅ビルは1969年3月に「久留米西鉄名店街」として開業。建物は地上6階建で延床面積は14,521㎡。売上高は約43億円。(2021年度実績)
店舗面積は6,570㎡で、建物は西鉄が所有する。
久留米西鉄名店街は1983年4月の新装開業を機に「エマックス・クルメ」に改称、1999年7月には西鉄ビル管理に運営移行、2002年1月には西鉄天神ソラリアに運営移行、2006年5月に西鉄直営の商業施設となった。
同施設ではあわせて、2005年3月の西鉄タミー運営会社再編と一体的に増床リニューアルを実施、2018年3月には2階専門店街を中心にリニューアルを実施。2019年には耐震補強工事を開始していた。

西鉄久留米駅ビル「エマックス・クルメ」。
エマックス・クルメには2022年9月現在、西鉄系の元総合スーパー「にしてつストア久留米タミー店」(当初は井筒屋と共同出資、改装により2022年8月に直営衣料品・靴売場閉鎖、もともとの店舗面積は3,011㎡)と西鉄系雑貨店「雑貨館インキューブ」を核に、積文館書店の複合書店「ブックセンタークエスト」やドラッグストア「ココカラファイン」、レディスファッション「Green Parks topic」、靴量販店「ABC-MART」100円ショップ「Watts」、カフェ「STARBUCKS」「TULLY’S COFFEE」など31店舗が入居する。
「レイリア」として全面刷新、核店舗「レガネット」に
西鉄久留米駅ビル(エマックス・クルメ)では、2022年9月から2024年9月までの約2年間大規模改修を実施する。総投資額は17億円。
リニューアルコンセプトに「行き交う人がちょっと一息つける、街の中のオアシス空間」を掲げ、施設ブランドを2019年4月の「レイリア大橋(旧大橋西鉄名店街)」に次ぎ2施設目となる「レイリア」に刷新する。
リニューアルの一環として、1階バスセンター内店舗を2023年6月から段階的に増床。

ガラス張りとなるバスセンター内店舗。
西鉄ストアに関しても2022年12月から仮設店舗営業に移行し、2024年3月22日に直営食品フロア(1,702㎡)を「レガネット久留米タミー」新装として開店、同年9月に飲食・食物販フロア(1,058㎡/バックヤード除く)を新設する。

にしてつストア・レガネット久留米タミー店。
開店当初は西鉄と久留米井筒屋による共同出資だった。

2022年8月閉鎖のタミー直営衣料品・靴売場跡。
飲食・食物販フロアとなる。
また、2階飲食店街「味のタウン」北口改札前には、定期券販売所併設のフードコート(611㎡)を新設。館内は温かみがあり居心地の良いウッド調の内装とし、さらに電車・バスの運行状況を表示するデジタルサイネージの設置することで駅やバスセンターの利便性向上を図るとしている。

フードコート。
2階改札付近エリアにはチャレンジショップ区画「ku.ru.to(くると)」(約11㎡)を新設。
冷蔵庫や調理テーブル等の設備を備えており、初期投資の軽減により店舗出店に意欲のある方がチャレンジしやすい環境を整えるとしている。

定期券販売所も移設。
なお、3階・4階については、多くのテナントが営業を継続している。
レイリア久留米(現エマックス・クルメ)
住所:福岡県久留米市東町上天神田316-2
営業時間:各フロアにより異なる
関連記事:フラッグクルメ 、2021年11月5日商業フロア開業-旧・久留米岩田屋新館、核テナントは「フードウェイ西鉄久留米駅前店」
関連記事:マルキョウ久留米インター店、2020年4月開店-ミスターマックスのマミーズ跡に
関連記事:久留米岩田屋、2019年11月29日リニューアル開業-高層階は専門店街「BJガーデン」に
横須賀プライム、2024年2月29日閉店-旧緑屋→WALKのセゾン系ショッピングセンター、再開発で
神奈川県横須賀市の横須賀中央駅前にあるクレディセゾングループのショッピングセンター「横須賀プライム」(THE PRIME YOKOSHIKA、横須賀ニューセンタービル)が、再開発のため2024年2月29日に閉店する。
横須賀プライム、前身は1951年開店「緑屋横須賀店」
横須賀プライムの前身は月賦百貨店「緑屋横須賀店」。初代の緑屋横須賀店は1951年に同社初の支店として開店。その後、現在地に店舗を集約し、1972年9月に現在の姿となった。

横須賀プライム。
建物は地下2階・地上7階建て、店舗面積は5,092㎡。
緑屋が西武セゾングループの「西武クレジット」(現クレディセゾン)となったことを経て、1985年には緑屋からウォーク横須賀に業態転換、その後に横須賀プライムと改称している。
現在はクレディセゾンの子会社でプライム各店やパチンコ店「コンサートホール」を運営する「コンチェルト」が所有する。
横須賀プライム、再開発で跡地に超高層ビル建設へ
横須賀プライムの閉店は「横須賀市若松町1丁目再開発事業」のため。
跡地には33階建てビル(計画段階)を核として、商業施設、ホテル、マンション、駐車場などが入居する約463,000㎡の再開発ビルを建設する計画。2028年度を目途に完成する予定だとしている。
関連記事:さいか屋横須賀店の地階食品売場、2023年8月31日閉店-地階、全面改装へ
関連記事:さいか屋横須賀ショッピングプラザ、2021年3月6日再開業-「閉店」から2週間で営業再開、成城石井や「ワクチン接種場」も入居
関連記事:コースカベイサイドストアーズ、2020年4月24日開業-旧・ダイエーショッパーズプラザ横須賀跡を全面改装
肉の万世 秋葉原本店、2024年3月31日閉店-アキバ・万世橋のシンボル「肉ビル」、建物は2021年に売却
東京都千代田区の万世橋たもとにある「肉の万世 秋葉原本店」(まんせい肉ビル)が、2024年3月31日に閉店する。

中央通りから見た肉の万世 秋葉原本店。
アキバのシンボル「万世肉ビル」33年の歴史に幕
肉の万世は1949年創業。首都圏各地にステーキ・ハンバーグレストラン「肉の万世」などを展開している。
現在の本店ビルは1991年に建設されたもので、ほぼ全館が肉の万世の各業態が入居する飲食ビル「まんせい肉ビル」となっており、秋葉原のシンボルとして親しまれた。

肉の万世本店・エントランス。
一方で、2020年には新型コロナウイルスの感染拡大を受けて営業フロアを縮小。2021年3月には、本店ビルを日鉄興和不動産に売却していた。
肉の万世、アキバプレイスに新店舗
肉の万世は、本店の閉店にともない代替店舗として中央通り沿いのアキバプレイス3階(サイゼリヤのあるビル)に「肉の万世 アキバプレイス店」を2024年3月25日に出店する。
現店舗の活用方法などについては、2024年2月時点で発表されていない。
関連記事:GiGO秋葉原4号館、2022年9月25日閉店-電気街口前のセガ、契約満了で
関連記事:とらのあな、2022年8月31日にほぼ全店閉店-残るは池袋店・台北店とサテライトのみ
関連記事:ラオックス秋葉原本店、2022年6月10日休店-リニューアルめざすも再開未定
関連記事:ソフマップAKIBA駅前館、2022年4月29日開店-秋葉原駅前のサトームセン・ヤマダ跡に
関連記事:オリンピック外神田店、2021年9月17日開店-秋葉原駅・AKIBAカルチャーズZONE近くに
関連記事:とらのあな秋葉原店B館・C館、2021年4月6日までに閉店-同社旗艦店、女性向け同人誌は秋葉原での取扱終了
関連記事:ボークス秋葉原ホビー天国1、2021年5月16日閉店-6月5日全館開業の「ホビー天国2」に統合で
サンリブBUONO萩原、2024年3月15日開業-マルショク創業地の大分県で15年ぶり新店、無印良品など出店
大分県大分市の40メーター道路沿い・日鉄大分西門前に、サンリブのショッピングセンター「サンリブぶおの萩原」(サンリブBUONO萩原)が、2024年3月15日に開業する。
40メーター道路沿い、マルショク15年ぶり大分新店
サンリブが出店するのは、40メーター道路沿いの「パチンコエーワン」跡地。
40メーター道路(大分県道22号大在大分港線)は新産業都市指定によって建設された中央分離帯を鉄道用地(未開通)とする大分県内屈指の大型幹線道路として知られ、大型アミューズメント施設や物流倉庫、オフィスなどが立ち並ぶ一方で大型店は少なく、サンリブは道沿いで初の大型ショッピングセンターとなる。

サンリブBUONO萩原。
サンリブマルショクは大分県(別府駅近く)を発祥とするスーパーであるものの、近年は新規出店が少なく、新店舗は2009年のマルショク舞鶴店以来、15年ぶりとなる。また、高品質・高鮮度の食材をウリとするBUONOを冠した店舗は原店(福岡市)に次いで2店舗目となる。
サンリブのほか「無印良品」「タリーズ」など出店
サンリブBUONO萩原の建物は地上4階建て、売場は1階から2階、店舗面積は5,257㎡。
1階の核店舗はスーパーマーケット「サンリブ」。そのほかのテナントとしては、果物やナッツを量り売りする「Forus」、大分市唯一となる「タリーズコーヒー」(市内再出店)も出店する。
2階の核店舗は「無印良品」。無印良品は冷凍食品や家具などを扱う大型店で、インテリアの売場は1階となるメゾネット展開となる。そのほか、2階には「シュープラザ」「セリア」が出店する。
サンリブBUONO萩原(サンリブぶおのはぎわら)
大分県大分市萩原二丁目3番29号
営業時間:9時~20時
関連記事:イズミ、スーパー「サンライフ」子会社化を2024年1月9日発表-大分県でトマト・メロン・アップル・オレンジ運営
関連記事:ジュンク堂書店大分店、2023年7月31日閉店-関西外1号店、28年の歴史に幕
関連記事:コーナン、HIヒロセを2023年6月1日付で買収-ヒロセやOKホーム&ガーデン、コーナンの完全子会社に
うめきたグリーンプレイス、2025年春開業-歩行者デッキは24年9月先行供用開始、大阪駅とグラングリーン大阪結ぶ玄関口に
大阪府大阪市北区のJR大阪駅うめきたエリアに、JR西日本グループの商業施設「うめきたグリーンプレイス」が2025年春を目処に全面開業する。
JR西の地域密着駅ソト商業施設ブランドとして誕生
グリーンプレイスは、2016年6月にJR西日本グループ初となる「駅ソト商業施設」として大阪府吹田市に誕生。
グリーンプレイスはグループ共通ブランドとして、JR西日本大阪開発による「吹田グリーンプレイス」とJR西日本アーバン開発(旧神戸SC開発)による「甲子園グリーンプレイス」「夙川グリーンプレイス」の3施設が営業(2024年5月現在)しているが、いずれも親会社の遊休地(社宅・変電施設跡)跡地に所在しており、20店舗前後の専門店による「地域密着型のライフサポート型ショッピングセンター」となっている。
グラングリーンの玄関口としての役割を提案
うめきたグリーンプレイスは、JR西日本グループ3社が「大阪駅(うめきたエリア)地上部」として整備中の区域にあたるもので、建物は地上3階建で敷地面積は約12,500㎡、店舗面積は約3,750㎡。
同施設はうめきた2期エリア「グラングリーン大阪」の玄関口として、駅利用者のクイックニーズを満たす物販店舗やうめきた公園利用者のテイクアウトニーズを満たす食物販店舗、オフィスワーカーや来街者向けの都市型フードコート・カフェ・テイクアウト店舗、西日本初を含む上質な飲食店を約20店舗展開。
「みどり」や「出会い・交流の場」をテーマに、みどり豊かな広場や賑わい・憩いの空間を創出し、回遊いただける施設をめざすとしている。

うめきたグリーンプレイス(ノースゲートビルディング方面からのイメージ)。
歩行者デッキは24年9月に供用開始、
うめきたグリーンプレイスでは、2024年9月のグラングリーン大阪先行開業(先行まちびらき)にあわせて「歩行者デッキ」を供用開始する予定。JR大阪ステーションシティノースゲートビルディング(ルクア)やイノゲート大阪、グラングリーン大阪との接続性が大幅に改善されることとなる。

うめきたグリーンプレイスの周辺マップ。
うめきたグリーンプレイス
住所:大阪府大阪市北区大深町2
関連記事:阪神梅田本店、2021年10月8日増床開店-「食の阪神」強化、食品館は2022年春に全面開業
関連記事:阪急阪神第一ホテルグループ、6ホテルの営業終了を2021年3月31日に発表-大阪新阪急ホテル、再開発へ
関連記事:EST FOODHALL(エストフードホール)、2020年2月19日開業-大阪駅東側高架下の梅田エストに
関連記事:ホワイティうめだ泉の広場エリア、2019年12月5日リニューアル開業-飲食・食物販ゾーンに刷新、噴水に代わる新たなシンボルも
関連記事:ヨドバシ梅田タワーリンクス梅田、2019年11月16日開業-ヨドバシの新商業施設ブランド「LINKS」1号店、大阪・梅田の新たな結節点に
マルイナチュラルガーデン黒田、2024年5月開業-無印良品との複合店、旧アピア・キャスパル跡地に
島根県松江市の松江城近くにあったキャスパル跡地に、マルイのショッピングセンター「マルイナチュラルガーデン黒田」が2024年5月に開業する。
松江市内の郊外型大型店の先駆けだったキャスパル
キャスパルは1981年11月に「松江ショッピングプラザアピア」として開業。開業当初は施設運営を「協同組合松江ショッピングプラザ」が、食品核を地場大手食品スーパー「原徳チェーン」が担う営業形態を採っていたが、2004年1月に原徳が民事再生法を申請し経営破綻したため、同年9月をもって一時閉店した。
その後、2006年3月に原徳の後継企業「フーズマーケットホック」が全館を賃借したことでキャスパルとして再開業した。

松江タウンスクエア キャスパル。
キャスパルは、松江市内の郊外型ショッピングセンターの先駆的存在であった旧アピアと同様に集客力を維持したが、建物の老朽化を背景に賃貸借契約満了にあわせて2021年4月18日をもって閉店となった。
異例の出店届出取り下げを乗り越え新店建設
キャスパル跡地は山陰地盤の地場大手スーパー「サンインマルイ」が、2023年10月を目処に商業施設「(仮称)マルイナチュラルガーデン黒田」(建物2棟、店舗面積6,226㎡)の開店をめざす方針を示していたが、地盤の軟弱性を背景に大規模小売店舗立地法に基づく届出を取り下げていた。
その後、施設規模の縮小をともなう計画見直しを進めたうえで、2023年7月に再度届出を実施。新施設の建設が進められていた。
マルイと無印良品の複合店舗に
マルイナチュラルガーデン黒田の建物は店舗面積は5,358㎡。
大型食品スーパー「マルイ黒田店」と大型ライフスタイルストア「無印良品」を核とする複合店舗となる。
マルイナチュラルガーデン黒田
住所:島根県松江市黒田町418
関連記事:一畑百貨店、2024年1月14日閉店・廃業へ-島根県唯一の百貨店
関連記事:シャミネ米子、2023年7月29日開業-新・米子駅ビル完成、南北自由通路も
関連記事:マックスバリュJU米子高島屋店、2022年6月18日開店ーマックスバリュ鳥取1号店、デパ地下に
関連記事:松江タウンスクエア・キャスパル、2021年4月18日閉館-旧アピア、40年の歴史に幕
ベイシアFoods Park名古屋みなと店、2024年2月16日新装開店-カインズモール名古屋みなとに愛知県内初の同社新業態
愛知県名古屋市港区の名古屋臨海高速鉄道あおなみ線稲永駅前にあるベイシアグループ系複合商業施設「カインズモール名古屋みなと」に、同社系大型食品スーパー「ベイシアFoods Park名古屋みなと店」が2024年2月16日に新装開店した。
名古屋初のカインズモール
カインズモール名古屋みなとは2005年3月に開業。敷地面積は56,546㎡、売場面積は22,919㎡。
開店当初は同社系県内旗艦店「カインズホーム スーパーホームセンター名古屋みなと店(現カインズ名古屋みなと店)」(地上2階建/17,306㎡)と同社系総合スーパー「ベイシアフードセンター名古屋みなと店」(鉄骨造平屋建/売場面積5,613㎡)を核とする商業施設であり、両店舗ともに専門店として飲食サービス系店舗を導入するなど「集客力のアップと買上点数の向上という相乗効果を生み出すモール」をめざした。
ベイシア名古屋みなと店、県内初の新業態に
ベイシアFoods Park名古屋みなと店では愛知県内初となる新業態として、鮮魚部門では店舗近郊の名古屋市場や三河湾直送の生魚、惣菜部門の「名古屋めしコーナー」では味噌カツ弁当や手羽先など、グロサリーでは地元有名食品メーカー「寿がきや食品」商品や銘菓・地酒を取扱うなど、名古屋市周辺の産品を拡充する。また、同業態他店舗同様に「フライバイキング」「カレーバイキング」を導入、フローズンコーナーを約2倍のに拡大するなど時短需要に対応する。

Beisia Foods Park 名古屋みなと店。
関連記事:イオン今池店、2024年2月29日閉店-名古屋市街地にある築55年の旧ダイエー、建替えの方針
関連記事:COLORS.366 NAGOYA、2023年10月31日開業-名古屋市が所有する納屋橋・堀川沿いの物件、食とエンタメの複合施設に
関連記事:キラキラドンキ 近鉄パッセ店、2023年6月2日開店-名駅・近鉄百貨店にドンキ初出店
関連記事:メイチカ、2023年3月閉店-名古屋駅地下街の1つ、中央新幹線工事に伴う設備更新で
関連記事:名鉄レジャック、2023年3月31日閉館-名駅前にあるメルサの複合施設、契約満了と老朽化で再開発へ
関連記事:マルエイガレリア、2022年3月31日開業-旧丸栄百貨店跡、食中心テナントで賑わい見せた開業日
関連記事:栄町ビル、2021年9月30日閉館-名古屋中心部の複合商業ビル、興和が再開発へ
関連記事:MEGAドン・キホーテUNY納屋橋店、2020年3月24日開店-テラッセ納屋橋の「ラ・フーズコア」「ドンキ」跡に
関連記事:イオンモール名古屋みなと、2021年2月28日閉店-TOHOシネマズは11月先行閉館