千里セルシー、2019年5月31日閉館-47年の歴史に幕、千里阪急とともに再開発検討へ

大阪府豊中市の千里中央駅前に直結する複合商業施設「千里セルシー」が2019年5月31日をもって閉館した。

閉館当日の千里セルシー。(2019年5月)

千里ニュータウンを代表する娯楽拠点、47年の歴史に幕

千里セルシーは1972年11月にフジタ傘下の「千里レジャーセンター」により娯楽系テナント主体の複合商業施設として開業。
2019年現在は阪急阪神HD傘下の「阪急阪神ビルマネジメント」が管理運営を行っている。建物は地上6階地下1階建で、延床面積は約45,305㎡。
総合スーパー「ダイエー千里中央店」を核に、ゲームセンター「こどものくに」(ハローズガーデン)、スポーツクラブ「ルネサンス」、映画館「千里セルシーシアター」など100以上の専門店が出店していた。

全館営業当時の千里セルシー。(2017年4月)

セルシー広場」では数多くの芸能人、アーティストによるライブイベントが開催されており「イベントの聖地」として全国的に知られるなど、永年に亘って大阪北部の娯楽拠点として親しまれていた。
(現在、そうしたイベントの多くはキューズモールなどで行われている)

老朽化進むセルシー、千里阪急との一体再開発実現なるか

千里セルシーは開業から40年以上経過し、以前より老朽化への対応が懸案事項とされており、2016年からは運営事業者と入居テナント間で契約更新にかかわるトラブルも浮上していた。

2016年頃からテナントの撤退が相次いでいた。(2017年4月)


その後、2018年6月の大阪地震により上層階(3~6階)を全面閉鎖、低層階も大半のテナントが閉店もしくは休業状態にあり、2019年5月31日時点での営業継続するテナントは飲食店5店舗、学習塾1店舗、パチンコ1店舗のみとなっている。

大阪地震以降ながらく休業中のダイエー(2019年5月)

阪急阪神ビルマネジメントは、2019年6月1日以降施設内自由通路を閉鎖するもの、全テナントの撤退まで施設の管理を継続するとしており、撤退交渉についても「引き続き誠意をもって協議してまいります」とコメントしている。

一部店舗は6月以降も営業を継続する。(2019年5月)

再開発計画の「詳細は未定」

千里中央駅周辺では、2017年4月によみうり文化センター(千里中央)再整備事業の一環として「SENRITOよみうり」が全面開業するなど、施設の刷新が相次いでいる。
千里セルシーについても、隣接するH2Oリテイリングの百貨店「千里阪急」との一体再開発が構想段階にあるが、上記の理由により先行きは不透明な状態にある。
日本初の大型ニュータウンとして知られる千里の価値向上に結びつくような再開発に期待したい。

関連記事:ライフ新大阪店、2019年5月31日閉店-旧ライフ大阪本社・ラヴィーレ新大阪
関連記事:SENRITOよみうり・イオン専門館、2017年4月21日開業-千里中央、イオンの寡占進む

【PR】アンケートに答えて商品を当てよう!
【令和元年!おでかけ日和キャンペーン】

このエントリーをはてなブックマークに追加