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佐賀玉屋、京都の不動産会社への経営譲渡を2023年12月発表-建替え含めた経営再建へ

佐賀県佐賀市の百貨店「佐賀玉屋」は、京都府の不動産会社「さくら」への経営譲渡を2023年12月11日に発表するとともに、2024年春以降に老朽化した本館の建て替えに取り組むことを発表した。
これにより、200年以上続いた創業家・田中丸家による経営に終止符を打ち、新体制に移行して経営再建に取り組む。

建て替えを発表した佐賀玉屋本館。

200年以上の歴史を誇る「玉屋」、百貨店化90年

佐賀玉屋は1806年に肥前国小城(現在の佐賀県小城市)で荒物商として創業、1933年12月に佐賀市呉服町商店街に百貨店として開店。1965年に中心商店街から佐賀中央大通り(駅前通り)の現在地に移転し、1980年に新館(現在の南館)を開業。1992年に新館を建設(本館と一体化増床)、ピーク時の1996年には165億円の売り上げを誇り、長年にわたって佐賀県内唯一の百貨店として親しまれてきた。
現在地下1階・地上7階建の本館(本館と一体化されている新館)・南館2館体制の営業で、売場面積は16,000㎡となっている。

佐賀玉屋南館。今後は南館での営業となる。

耐震問題が課題となるなか、コロナ禍で空き床増加

佐賀市では21世紀に入って以降「モラージュ佐賀イオン佐賀店(開業当時はイオンスーパーセンター佐賀店)ゆめタウン佐賀(2016年に増床)」イオンモール佐賀大和(2006年に増床)」といった近隣地域に郊外型の大型商業施設が続々と開業。加えて佐賀県内の人口減少、1時間程度でアクセス可能な福岡市内への買い物客の流出に加え、中心商店街エリアでは2005年に窓乃梅寿屋、2013年にはマルキョウが閉店、さらに2018年7月には駅前の核であったJR佐賀駅前の総合スーパー「西友佐賀店」が閉店する(跡地は2020年6月に「コムボックス佐賀駅前」が開業)など、中心市街地の求心力低下といった商環境の変化が生じていた。
こうした環境の変化に対応し、本館7階の呉服専門フロア「和のフロア」や、2015年から2016年にかけて行った本館1階などの各階リモデルを行ったり、食品売場の全面刷新、南館6階に室内遊園地「USキッズランド」の導入などといった営業面でのテコ入れや、内部でも2021年から佐賀県の補助金支援を受け業務のDX化を進めて来たが、コロナ渦で経営環境がさらに悪化。コロナ禍以降の約3年間で婦人服や化粧品を中心に約30テナント以上が撤退し、撤退後の新たなテナントの導入も難航。今年(2023年)8月には南館7階のレストラン街が全面閉鎖となった

2023年8月に閉鎖された南館レストラン街。

2023年12月時点で、佐賀玉屋では本館7階、南館6階・7階が全面閉鎖中のほか、南館4階の大部分が事務所転用、本館3階・4階もフロアの約半分が閉鎖に追い込まれている。
2023年にはピーク時の3分の1である約46億円までに売り上げが低下し、債務超過に陥っていた。また、2017年に佐賀県と佐賀市が実施した大規模建築物の耐震診断結果では本館が震度6強以上の大規模地震で倒壊または崩壊する危険性が高いと判断され、本館の耐震化対策と長年経営面で厳しい状況が続いていたこともあり、今後の対応が注目されていた。

2022年8月から閉鎖中の南館6階。

関西が地盤の「さくら」、百貨店経営に初進出

今回経営を引き継ぐ予定の京都市の不動産会社「さくら」は、1994年に京都市で設立。本業の不動産事業に加え近年は他業種のM&Aを加速させており、これまでには貸衣装店「紫増」の買収や、今年10月にはスポーツ用品店「スポーツ館ミツハシ」を事業承継している。
一方で、それらはいずれも関西の企業であり、同社にとって九州での事業展開は初めてになる。

創業家は退陣、「本館建替え」で当面は南館に集約

今後、佐賀玉屋は老朽化した本館を取り壊し、時期は未定としつつもオフィスビルやホテルといった複合的な形で新たにビルの建設を検討している。
本館の建て替え中は売場を南館に集約し、「佐賀玉屋」の名前も変更せず、百貨店としての営業を継続する。現社長である田中丸雅夫社長は退任し、新社長はさくら側から派遣される予定。なお、田中丸家は佐世保玉屋(佐世保2フロア、長崎1フロアで営業継続中)の経営もおこなっている。

2フロアのみとなった佐世保玉屋は田中丸家の経営が続く。

今回の佐賀玉屋の経営再建発表に伴い、メインバンクの佐賀銀行、佐賀共栄銀行は両行合わせて約30億円程度ある債権の一部放棄を発表したが、引き続き経営再建に関わる見通し。また、佐賀県も制度融資の貸付分の債権放棄を発表した。
なお、従業員144人の雇用と友の会の継続も発表しており、これまで同店が発行した友の会お買い物券、商品券や全国百貨店共通商品券といった金券類やポイントカードは通常通り利用できる。

地方百貨店の再生モデルとなれるのか?

佐賀玉屋は2023年12月17日に丁度「百貨店開店90周年」という節目を迎えるが、その直前の経営譲渡の発表となった。
佐賀駅近くでは2020年6月に西友佐賀店跡にショッピングセンター「コムボックス佐賀駅前」の開業に加えて同年のサイゲームス佐賀ビル完成、そして2023年4月にはJR佐賀駅ビル「えきマチ1丁目佐賀」の西館が「サガハツ」として改装オープンするなど、中心市街地活性化の動きもある。
今後迎える創業100周年に向けて、中心市街地の中核的商業施設としてどのように変貌するのか、また地方百貨店の新たな再生モデルになれるのかどうかが注目される。

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ららテラス HARUMI FLAG、2024年3月開業-三井不動産「晴海フラッグ」にサミット核の商業ゾーン

東京都中央区の晴海フラッグに、三井不動産のライフスタイル型商業施設「三井ショッピングパーク ららテラスHARUMI FLAG」が2024年3月に開業する。

三井ショッピングパーク ららテラスHARUMI FLAG。

五輪選手村跡、1万2000人が生活する街の核

ららテラスHARUMI FLAGが出店するのは、2021年に開催された東京2020オリンピック・パラリンピック大会の選手村として使われた「HARUMI FLAG」(晴海フラッグ)エリア内。
「HARUMI FLAG」は、約13haの広大な土地に、5,632戸の分譲住宅・賃貸住宅と商業施設あわせて24棟で構成。約12,000人が居住する街となる。

サミットを核にJOCの飲食店も

ららテラスHARUMI FLAGは地上3階建て、店舗面積は11,000㎡。1階「デイリーマーケット」の核店舗は「サミットストア」。
生活利便性の高い物販店舗やサービス店舗を提供するほか、晴海エリア最大規模の「食」のフロアを展開。マツモトキヨシなどが出店するほか、JOCが運営する「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」の飲食エリア「Cafe&Restaurant CENTRALE」ではオリンピック選手と同様のグルメが楽しめる。
2階「デイリーセレクト」は、毎日の生活を支えるとともに、暮らしの中に彩りと潤いを与えてくれるサービス・物販・飲食店舗を導入。
3階「ウェルビーイング」は、自分磨きや学びをサポートする専門性が高いスクール、健康、サービス、クリニックなどを導入する。
このほか、テナントとしては、有隣堂書店ダイソーロイヤルホストなどあわせて40店舗が出店する予定となっている。

ららテラスHARUMI FLAG館内構成。

三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG

東京都中央区晴海五丁目2番31号

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枚方市駅周辺地区再開発第3工区、2024年夏完成-京阪本社機能を移転、カンデオホテルズや商業施設も

大阪府枚方市の京阪本線枚方駅前で、関西地盤の大手私鉄グループ「京阪ホールディングス」(本社:大阪市中央区/本店:枚方市)が区分所有者として参画する再開発プロジェクト「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業 」第3工区が2022年1月に着工、2024年夏の完成をめざして工事が進められている。

枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業第3工区。

第3工区の建物は2024年度中に竣工し、再開発事業は2025年度中に完了する予定。 

京阪のお膝元に高層複合施設、本社機能を移転

枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業第3工区は京阪グループ関連施設跡地に建設されるもので、建物は3棟、高層棟は地上26階建(最高部約126m)、低層棟は地上10階建、住宅棟は地上29階建(最高部約109m)、敷地面積は約15,000㎡、延床面積は約94,000㎡。区分所有者として京阪HD(持株会社)に加えて京阪電気鉄道と京阪電鉄不動産が参画する。

枚方市駅とは1階2階が直結する。

再開発事業に先駆け2018年12月に準備組合が設立、2019年10月に都市計画が決定した。また、2020年1月には枚方市駅周辺地域が都市再生緊急整備地域指定を受けている。

第1工区・第2工区ともに姿を大きく変える。

再開発事業の大部分を占める第3工区では、既存鉄道高架施設と接続する商業施設(約23,500㎡)を核に、賃貸タワーレジデンス(約10,600㎡)やオフィス(約6,800㎡)、ホテル(約6,800㎡)を導入する予定。建物は「枚方市駅周辺まちづくりデザインガイドライン(仮称)」の方針を基本にしつつ、七夕伝説につながるスターダストパターンや磐船街道分岐点(宗左の辻󠄀)の道標に由来するスカイラインといった枚方の歴史・自然をモチーフにデザインコードを作成、統一感ある意匠とする。
そのうち、オフィスフロアには京阪電鉄の本社機能が入居する計画となっている。

枚方の歴史・自然をモチーフにしたデザイン。


建設中のようす。

ホテル棟はカンデオホテルに

ホテルフロアには大手ホテルチェーン「カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」(本社:東京都港区)運営の「カンデオホテルズ」が開業予定。カンデオホテルズは館内に宴会場やレストランを併設するほか、最上階に露天風呂「天空のスカイスパ」を設けるなど、「地元とともに光り輝くランドマークとなるホテル」をめざすとしている。 

枚方市駅に隣接する。

枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業第3工区

住所:大阪府枚方市岡東町

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オーケー日本橋久松町店、2024年3月開業-東日本橋駅近く「JR西日本」マンション下層に

東京都中央区の都営浅草線東日本橋駅・都営新宿線馬喰横山駅近くに建設されるJR西日本グループの複合ビル「日本橋久松町NKビル」下層階に、ディスカウントスーパー「オーケー日本橋久松町店」が2024年3月に開業する。

日本橋久松町NKビル/オーケー日本橋久松町店(仮称)。

東日本橋のJR西日本系ビル、下層にオーケー出店

オーケーが出店するのは、区立久松小学校の隣接地にあったアパレル卸「荒川」の社屋跡地とその周辺にJR西日本不動産開発が建設する複合ビル「日本橋久松町NKビル」の下層階。
建物は地上11階・地下1階建てで、3階より上は三井不動産レジデンシャルリースが運営する賃貸マンション、2階より下はオーケーを核とする商業施設となる。
徒歩圏には「まいばすけっと」などコンビニ型狭小スーパーがあるものの(マルエツは2022年に閉店)大型スーパーはなく、3フロアを擁するとみられるオーケーは貴重な存在となりそうだ。

JR西日本「8番、9番、11番に貢献」

JR西日本は今回の出店に際し「これまで培った開発経験を活かし、魅力あふれるまちづくりを目指して、地域・社会の発展に貢献できるよう努めてまいります」「SDGsの17のゴールのうち、特に8番、9番、11番に貢献するものと考えています」としている。

オーケー日本橋久松町店

東京都中央区日本橋久松町13-1他

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マレーシア西武TRX、2023年11月29日開業-西武百貨店マレーシア1号店、クアラルンプール「エクスチェンジTRX」内に

マレーシア・クアラルンプール市の商業施設「エクスチェンジTRXThe Exchange TRX)」に、核店舗として西武百貨店のマレーシア1号店となる「マレーシア西武 TRXMalaysia Seibu The Exchange TRX)」が2023年11月29日に開業した。

Malaysia SEIBU TRX.(公式サイトより)

西武、マレーシアにFC1号店-インドネシア西武と同系列

マレーシア西武が出店する「エクスチェンジTRXThe Exchange TRX)」は、クアラルンプールにある国際金融特区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」に設けられた商業ゾーン。
核店舗となる「マレーシア西武」は、「そごう・西武」のライセンスを受けてフランチャイズ店舗として運営される。

高級ブランド中心、日本のエンタメ店舗も

「マレーシア西武TRX」の店舗面積は約25万フィート(約23,225㎡)で、売場は4層構造。
館内にはエルメスドルチェ&ガッバーナラルフローレンJWアンダーソンアニエスベークロエなど高級・有名ブランドが多く出店するほか、紀伊國屋書店バンダイ(ガンプラショップ)ベイブレードポケモンショップなど日本のエンターテイメントを提供するテナント、食品売場も揃える。取り扱いブランド数は約700点としている。
また、「エクスチェンジTRX」1階には日本食を楽しむことができるフードホールを設置するほか、屋上庭園も設けられる。

Malaysia Seibu The Exchange TRX

Persiaran TRX, Tun Razak Exchange, 55188 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur.
営業時間:10時~22時

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ドン・キホーテ彦根店、2023年12月13日開店-フレスポ彦根のユーストア・ピアゴ・トライアル跡に

滋賀県彦根市の彦根城に隣接するダイワハウスグループ・大和リース系ショッピングセンター「フレスポ彦根」に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)の総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ彦根店」が2023年13日に開店する。

ドン・キホーテ彦根店。

彦根城の横、ピアゴ・トライアル跡にドンキ出店

ドン・キホーテ彦根店が出店するのは、彦根城に隣接する「フレスポ彦根」のスーパー棟。2003年の開業時には「ユーストア松原店」(のちピアゴ松原店)が出店したが2015年10月に閉店、2016年3月にトライアル彦根松原店となったが、2023年6月に閉店。空き店舗となっていた。

トライアル彦根松原店。

家族連れ・学生向け売場を展開

ドン・キホーテ彦根店の店舗面積は2,915㎡。
学校が近い立地でトレンドに敏感な世代が多いエリアでもあるため、スキンケアグッズやコスメ、理美容家電、キャラクター雑貨、駄菓子、アパレルグッズなど若年層に人気のアイテムに特化したコーナーを売場の約半分の面積で展開する。

店舗エントランス。

また、ファミリー層の来店も見込んでおり、店内にはキッズスペースや子供向けクレーンゲーム機を設置。楽しく社会体験ができる「お子さまレジ打ち体験イベント」や、来店毎にスタンプを押すことで景品と交換できる「お子さまおやつカード」も実施予定だとしている。
(撮影:piyoさん)。

ドン・キホーテ彦根店

滋賀県彦根市松原町1904-3
営業時間:9時~26時

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DON DON DONKI高雄大立、2023年12月7日開店-ドンキ高雄市1号店、大立百貨店のデパ地下を転換

台湾・高雄市前金区の大立百貨店に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)のディスカウントストア「DONDONDONKI 高雄大立店」が2023年12月7日に開店する。

DONDONDONKI 高雄大立(ニュースリリースより)

大立百貨店、デパ地下をドンキに転換

ドン・キホーテが出店するのは、大立百貨店のA館地階・B館地階。大立百貨店はかつて伊勢丹と提携しており、地階には食品売場(デパ地下)やフードコートなどが展開されていた。

大立百貨店地階。

ドン・キホーテは高雄1号店で、店内には美麗島駅にちなんだステンドグラスを設置。
また、DON DON DONKI 初のコーナーとして、Z 世代に向けた流行の商品やインスタグラムで話題の商品などを専門に取り揃え、幅広いジャンルの「KAWAII」が集まるコーナー「COCOKAWAII」を設けるほか、「寿司わか桜」、「和牛串」、「安田精米」、「もっちもち」、「ヲた飯堂」、「コスメドンキ」などといったドンキ運営テナント・コーナーが数多く出店する。

改装を進める大立、無印良品の旗艦店も出店予定

大立百貨店は現在店舗の改装を進めており、B館1階・2階には台湾最大の広さとなる「無印良品」の旗艦店が出店する予定となっている。

大立百貨店。

DON DON DONKI 高雄大立

高雄市前金區五福三路57號
営業時間:10:00~23:00

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イトーヨーカドー拝島店、2024年4月21日閉店-前身から51年・建替から21年の歴史に幕

東京都昭島市の拝島駅近くにあるショッピングセンター「イトーヨーカドー拝島店」が、2024年4月21日に閉店する。

イトーヨーカドー拝島店。(公式サイトより)

前身は旧「イトーヨーカドー昭島店」だった

イトーヨーカドー拝島店の前身となる旧「イトーヨーカドー昭島店(初代)」は1973年6月に開業。2003年10月に一旦閉店し、徒歩圏にある現在地に移転した際に同市内にあるエスパ昭島店と区別するためもあり「イトーヨーカドー拝島店」と改称した。
(現在のイトーヨーカドー昭島店は当時「エスパ昭島店」の名称だった)
現在のイトーヨーカドー拝島店の店舗面積は12,500㎡、建物は自動車部品メーカーのタチエスが所有するが、2022年に医療法人に売却されている。テナントとしてはアカチャンホンポキャンドゥなどが出店。飲食街も設けられている。
なお、向かいにはエコスTAIRAYAが出店している。

後継店舗は未定

閉店は公式ウェブサイトと店頭で発表されたもの。
建物は築約20年であり、新耐震にも適合しているため、新たなテナントを募集する可能性もあると思われる。一方で、後継店舗などについては2023年12月時点では発表されていない。
医療機関が所有権を取得したため、それを生かした建物へとリニューアルされる可能性もあろう。

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アトレ亀戸、2024年秋増床リニューアル開業-2023年12月より既存棟の売り尽くしセール開催

東京都江東区のJR亀戸駅ビル「アトレ亀戸」の新棟が2024年秋に完成し、増床リニューアルオープンする。それを前に、既存棟では12月1日より全館売り尽くしセールが開催されている。

アトレ亀戸・増床イメージ。(ニュースリリースより)

アトレ亀戸、開業46年目に大規模増床

アトレ亀戸」は1978年10月に「亀戸エルナード」として開業。2006年3月にJR東日本の駅ビルグループ「アトレ」の名称となった。
現在の建物は地上8階・地下1階、延床面積は約33,000㎡となっている。

アトレ亀戸と解体前のLIV亀戸。

増床部分が建築されるのは、亀戸駅北口のロータリーに面し、パチンコ店や居酒屋などが入居していた商業施設「LIV亀戸」の跡地。増築棟は鉄骨8階建て、延床面積は約2,900㎡。
日常をちょっと上質により便利に『one-stop shopping』」をテーマに掲げる。
増築によって、アトレ亀戸全館の延床面積は約36,000㎡になる。
詳しいテナント構成や本館のリニューアル内容などについては、今後発表される見込みとなっている。

アトレ亀戸、12月1日より売り尽くしセール開催

アトレ亀戸の既存棟も増床に合わせて全館改装・リニューアルされる。
リニューアルを前に、2023年12月1日より改装売り尽くしセールを開催。
2024年1月から2月にかけて、一部ショップが順次閉店する予定となっている。

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ココノススキノ、2023年11月30日から順次開業-松坂屋・ロビンソン・ラフィラ跡地、ダイイチ・TOHOシネマズ核の東急系施設に

北海道札幌市中央区のススキノラフィラ跡地に、東急不動産系の複合商業施設「COCONO SUSUKINO(ココノススキノ)」が2023年11月30日から順次開業する。

名門百貨店の松坂屋として開業した旧ロビンソン

ススキノラフィラは、1974年6月に百貨店「札幌松坂屋」として開業。開業当初は松坂屋と竹中工務店による共同出資であったが、1978年9月にイトーヨーカドーが経営に参画したことで、1979年4月には百貨店と総合スーパーの中間業態といえる「ヨークマツザカヤ」として、1994年3月にはヨーカドー系外資系百貨店「ロビンソン百貨店札幌店」として業態転換することとなる。

ラフィラを経て東急不動産系の複合商業施設に

ロビンソン百貨店札幌店は、すすきのの玄関口の象徴的存在として地下鉄すすきの駅改札前(通称:ロビ地下)とともに親しまれたが、百貨店としての売上は開業以来赤字が続くなど厳しい状況にあったため、高層部の専門店街ラフィラを除き、2009年1月をもって一時閉店。同年3月に大型食品スーパー「イトーヨーカドーすすきの店」を核とする専門店ビル「ススキノラフィラ」として新装開業した。
ススキノラフィラは、札幌大通・すすきの駅周辺一帯では最大級の専門店ビルとして「ファッション&ライフシティ」を掲げるなど集客力の向上を図ったが、建物は札幌松坂屋開業から50年近く経過するなど老朽化が進んでいたため2020年5月をもって閉店。跡地は東急不動産グループが参画する複合商業施設として生まれ変わることとなった。

ススキノラフィラ。

「昼も眠らない街」掲げ85店舗展開

ココノススキノは2021年7月に着工、2023年5月まで「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」として開発が進められていた施設で、建物は地上18階地下2階建で、敷地面積は約5,157㎡、建築面積は約4,725㎡、延床面積は約53,104㎡。
事業者として「東急不動産」、「竹中工務店」「イトーヨーカ堂」「アインファーマシーズ」「キタデン」「東急不動産SCマネジメント」が参画する。
同施設はコンセプトに「札幌の街に「あそびば」を~昼も眠らない街ススキノへ~」を掲げ、85店舗が2024年春までに揃う予定。(2023年11月30日の1stオープン時点では専門店57店舗体制)
COCONO SUSUKINOと札幌市電。

地下2階にはセブン&アイHD(イトーヨーカ堂)系食品スーパー「ダイイチ」がワンフロアで開店。
地下1階には産直系生鮮グロサリーストア「わくわく広場」を始め、JR北海道系グロサリー「北海道四季マルシェ」、中華惣菜店「点心札幌餃子館」、回転寿司「根室花まる」、シアトル系カフェ「スターバックスコーヒー」といった飲食・食物販系店舗が開店。一部店舗は午前7時に営業開始するなど通勤通学客の朝食・休憩需要にも対応する。

ダイイチすすきの店。

1階にはアインファーマシーズのコスメセレクトショップ「アインズ&トルペ」を始め、韓国コスメショップの本格セルフ写真館一体型新業態「cos:mura / Self Photo OnAir」、有機栽培CBDショップ「HealthyTOKYO CBD SHOP & LABO」といった美と健康を意識した物販系店舗が開店。地域共創型ラジオスタジオ「MID.α STUDIO」を備え、道内民放テレビ・ラジオ局からコミュニティラジオ、インターネットラジオに至るまで、局の垣根にとらわれない幅広いメディアによる情報発信拠点としての役割を担う。

AINZ&TULPEココノススキノ店。同社最大級の店舗となる。

2階には大型靴量販店「ABC-MART GRAND STAGE」を始め、ダイソーの均一ショップ複合店舗「DAISO」「THREEPPY」やカジュアルファッション「Honeys」、眼鏡店「Zoff」、スーツケースブランド・ショップ「ACE Bags&Luggage」といったアパレル系物販店舗が開店する。

ABC-MART GRAND STAGEココノススキノ店。

3階は「COCONO FOODHALL」として英国風パブ「HUB」や大型アミューズメント施設「GiGO」など飲食・娯楽系店舗が開店。GiGOは道内大手複合アミューズメント企業「スガイディノス」のゲームセンター事業取得で勢いを強めているが、新店舗では道内初の「GiGOのたい焼き」やバーカウンターを併設するなど立地特性やフロア内飲食店との相乗効果を活かす試みを打ち出す予定だ。また、4階も「COCONO横丁」として「ワイン食堂ヒノマル」「たこ焼き海鮮串風月」「BLOWすすきの」といった飲食店が開店。立地を活かした長時間営業(11時~24時)や道内初の新業態・新サービスを訴求する。

ワイン食堂ヒノマルでも既存店にない試みや独自商品を提案。

5~7階は道内初となる東宝直営シネマコンプレックス「TOHOシネマズすすきの」、8階~18階は東急グループの「ストリームホテル」となる。

TOHOシネマズすすきの。
東宝直営シネコン・Dolby Cinemaどちらも道内初となる。

開業当日にはイベントも

ココノススキノでは開業を記念して、開業当日午前10時30分からオープニングセレモニーを開催する予定。午前11時の営業開始後も館内共通のキャンペーンに加えて、MID.α STUDIOでは記念特別番組、各店舗では独自のセールを打ち出す。

ココノススキノ(COCONO SUSUKINO)

住所:北海道札幌市中央区南4条西4丁目
営業時間:7時~25時
※営業開始時刻は地階カフェ、営業終了時刻はシネコンフロア

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