北海道札幌市南区川沿15条の国道230号線沿いにある複合商業施設「ショッピングプラザ川沿」に、アークスグループの「スーパーアークスサウス」が2025年3月7日に開店した。
札幌市南区屈指のロードサイド型ショッピングセンター
ショッピングプラザ川沿は2000年8月に開業。建物は平屋建で店舗面積は4,261㎡。
開業以来長らく、道内地場大手系大型ディスカウント食品スーパー「ラルズビッグハウスサウス」(3,227㎡)を核に、ファストファッション「UNIQLO」や複合書店「TSUTAYA」といった専門店を展開するなど、札幌市南区屈指のロードサイド型大型店であったが、2000年8月までにラルズを除く主要専門店が撤退。
ラルズビッグハウスサウスも、2025年2月20日午後3時にスーパーアークスサウスへの業態転換にともなう大規模改修工事のため閉店していた。
2025年3月現在はナック系大手韓国スーパー「イエスマート」とペットハウス「テンテン」、携帯電話キャリアショップ「ソフトバンク」といった専門店が立ち並ぶ施設となっている。
ビッグハウスからスーパーアークスに
スーパーアークスサウスの売場面積は3,332㎡。
生鮮食品フロアのうち、青果ではカットサラダや焼き芋を拡充、水産系惣菜「おさかな食堂」や食肉系惣菜「肉バルレストラン」を新設するなど高付加価値商品を強化。デリカコーナーでもラルズ店舗で好評という鉄板惣菜ブランド「てっぱん屋」やインストアベーカリーを展開する。また、冷凍食品はリーチインケース導入によりアイテム数を同社最大級に拡大、2025年2月に同社店舗で取扱いを本格化したベイシア系ホームセンター「カインズ」PB商品のコーナー化を図る。
スーパーアークスサウスは、旧ビッグハウスサウス時代より明るく開放的な店内と内外装に刷新することで「お買い物することに魅力を感じていただけるような売場づくり」を目指すとしている。

スーパーアークスサウス。(同社公式より)
スーパーアークスサウス
住所: 北海道札幌市南区川沿15条1丁目1番55号
営業時間:9時~24時
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カインズ日吉津店、2025年3月12日開店-ウシオFC鳥取県内30年ぶりの新店舗に
鳥取県西伯郡日吉津村の国道431号沿いに、鳥取地場流通グループ「ウシオ」によるベイシアグループ系大型ホームセンター「カインズ日吉津店」が2025年3月12日午前9時30分に開店する。
鳥取の地場流通大手「ウシオ」
ウシオは1926年1月に鳥取県鳥取市で家具製販業として創業、1944年4月に木造航空機製造業「潮航空機」として法人化した。
戦後は祖業の家具インテリア領域を中心に、貸衣装や家電販売に事業を多角化。1994年12月にカインズとFC契約を締結し「カインズホーム鳥取店」を開店、1996年8月にカトーデンキ(現ケーズデンキ)とFC契約を締結し「ケーズデンキ鳥取店」を開店、2000年6月に鳥取最大級のオープンモール「スーパーモール鳥取(現カインズモール鳥取/既存店増床扱い)」を開業するなど、現在の業容となった。

ウシオが展開するカインズモール鳥取。
ウシオ鳥取県内30年ぶりのカインズ新店舗に
カインズ日吉津店の建物は鉄骨造平屋建で敷地面積は約27,270㎡、売場面積は9,500㎡。延床面積は約12,023㎡。
カインズとしては1994年12月開店の鳥取店以来2店舗目、ウシオFCとしては2005年11月開店の津山店に次ぎ3店舗目となる。
カインズ日吉津店では、鳥取県西部の「企業城下町として商業施設の集積が進む地域」という立地特性を活かし、楽カジグッズを始めとする自社PB商品や日用品、ペット用品、サイクルコーナー、リフォームセンター、資材館(農業資材・建築資材)を展開する。
カインズ日吉津店
住所:鳥取県西伯郡日吉津村富吉886-1
営業時間:9時30分~20時
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ミナモア、2025年3月24日開業-新・JR広島駅ビルに220店出店、「広電乗り入れ」2025年夏開通
広島県広島市南区にあるJR広島駅の新駅ビルのうち大部分が2025年3月に完成し、駅ビル商業施設「minamoa(ミナモア)」が2025年3月24日に開業する。

駅ビル商業施設「ミナモア」とビルに乗り入れる広電の軌道。
広島駅の新駅ビル、5年の工事期間へて完成
ミナモアはJR西日本グループがおこなっている「広島駅ビルの建替え計画」の一環として、2020年3月閉館の旧駅ビル「ASSE(アッセ)」跡地周辺に建設された新駅ビルの商業施設。
半世紀以上に亘って親しまれてきた旧駅ビル「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」は被爆駅舎に変わって1965年12月に設けられた地上7階・地下1階のいわゆる「民衆駅」(民間資本を導入した商業施設併設の国鉄駅舎)で、一気に昭和から令和の最新ビルへと生まれ変わることとなった。

解体された旧・広島駅ビル「アッセ」。
新たな広島駅ビルの建物の規模は地上20階地下1階建、建築面積は約14,000㎡、延床面積は約111,000㎡。JR西日本系不動産ディベロッパー「中国SC開発」が運営を担う。
同社によると、新駅ビルは「広島・瀬戸内の玄関である広島に新たな賑わいや交流、感動を創出する新駅ビル計画」として、商業フロア(約25,000㎡)やJR西日本系上級シティホテル「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」(約17,000㎡/客室数380室)、松竹系シネマコンプレックス「MOVIX」を展開。駅ビルには1998年まで映画館が入居していたため、27年ぶりの復活となる。

広島駅新駅ビル「minamoa」。
この駅ビル工事に合わせて、広島市とJR西日本、広島電鉄による広島駅南口(駅正面)整備事業も実施されている。
その目玉のひとつが路面電車・広島駅電停の移設とルート変更で、駅ビル2階には広島電鉄の電停が設置される。広電のルート移設と駅ビル乗り入れ・電停の開設(移設)は2025年夏ごろの開業を見込んでいる。
県民参加の検討会で「ミナモア」に
駅ビルの「ミナモア」という名称は、広島県民参加型ワークショップや広島出身専門家との検討会を経て決まった「水面」「みんな」「もっと」を組合せた造語によるもの。
名称ロゴデザインに関しても地元デザイナー参加による選考会を経て決まったものという。

広島県民参加型ワークショップ。
広島駅ビル「ミナモア」220店出店-ポケモンコラボも
新・広島駅ビルの商業施設「ミナモア」は地上7階から地下1階で、総テナント数は約220店舗。
運営する中国SC開発によると、ミナモアは「人と街を徹底的に知ることから生まれた広島ならではのショッピングセンター」を目指しているとしており、さらに、広島県はコーヒー購入量が全国第4位であることから、各フロアにカフェを設けている。

夜間ライトアップされるミナモア。
地階は大型駐輪場とココカラファイン、1階はフードコートとおみやげ街道、2階はコスメや雑貨、食品となるほか、コンコースと繋がる中央部に広電の電停が設けられる。3階は無印良品をはじめとした雑貨、ライフスタイルなど、4階はファッションやスターバックスなど。5階は八丁堀から移転するハンズを核にユニクロなど、6階はレストラン街、7階はシネコン「MOVIX広島駅」となる。
9階の屋上庭園「ソラモア広場」には、エキエ2階に新規出店する「ポケモンセンター」とコラボした「ギャラドスひろば」が設けられる。
テナントのうち「メゾンマルジェラ・レプリカ・フレグランス」「SHIRO」「鼎泰豊」「Soup Stock Tokyo」「Shake Shack」「THE CITY BAKERY」「ピエール・マルコリーニ」などは、広島県初出店(多くは中四国初出店)となった。なお、コスメブランド「SHIRO」の社長は広島出身という縁もあったという。

広島駅新駅ビル「minamoa」に乗り入れる広島電鉄の路面電車。
また、JR西日本と中国SC開発は成城石井などが出店する既存商業施設「ekieザッカマルシェ」について「ekie ザッカマルシェは「minamoa」の一部として、新駅ビルと接続しフロアがシームレスに繋がります。」 と発表。3月24日からはミナモアの一部として運営されることとなる。

2017年より先行開業しているエキエ。
(現地写真以外はニュースリリースより)
minamoa(ミナモア)
広島県広島市南区松原町2-37
営業時間:10時~20時(飲食店などは異なる)
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トライアルHD、西友を2025年7月1日完全子会社化-連結売上高1兆円超の流通グループ誕生、西友PBとリテールDXのシナジーめざす
流通大手「トライアルHD」は、同業大手「西友」全株式の取得を2025年3月5日の取締役会で決議した。

西友浦安店Part1。
トライアルHDは同決議に基づき西友全株式を約3,826億円で取得し、2025年7月1日付けで完全子会社化する。

トライアル大津店。
西武系スーパーをルーツにもつ流通大手
西友は1956年2月に西武百貨店系小型店運営会社「西武ストアー」として創業。1963年4月に総合スーパー運営会社「西友ストアー」として設立。最盛期には西武セゾングループの中核として大型複合商業施設「ザ・モール」「西友楽市」や百貨店業態「西友西武店(現LIVIN)」、コンビニ「ファミリーマート」、自社PB「無印良品」を展開した。

西友ザ・モール安城店(現在は閉店)。
一方、1990年代には西武セゾングループ各社や同社金融子会社(東京シティファイナンス)の不良債権処理、同業他社との競争激化を背景として急速に経営体質が悪化。2000年4月には大手商社「住友商事」(子会社としてサミットなど)と業務資本提携を締結し、2001年8月には九州地場老舗百貨店系食品スーパー「サニー」を子会社化するなど、主力業態の食品スーパー化に取組んだ。

西友サニー水前寺店(現ゆめマート熊本サニー水前寺店)。
同社は2002年3月には外資系流通大手「ウォルマート」と包括的業務提携を締結し、2008年4月にウォルマートの完全子会社となったが、2021年3月より段階的に米国系ファンド+IT大手連合「KKR」「楽天DXソリューション」が株式を取得したことでウォルマートグループから独立。倉庫型ネットスーパー「西友楽天ネットスーパー(現楽天マート)」協業を始めとするIT強化により競争力強化を図ることとなった。
2023年5月にはKKRが株式の85%、ウォルマート系が株式の15%を保有する現在の経営体制に移行。2024年8月にはイズミ地域子会社「ゆめマート熊本」に九州事業を売却、同年10月にイオン地域子会社「イオン北海道」に北海道事業を売却したことで、東名阪三大都市圏を中心とした店舗体制となった。

西友長崎駅店(現ゆめマート熊本サニー長崎駅店)。
九州発祥の同業大手傘下に
トライアルHDは同社主力業態「スーパーセンタートライアル」に加え、小商圏型新業態「TRIAL GO」「グロッサリア」を開発することで、都市部での店舗網拡大に取組んでいるが、西友が2025年3月時点で重点地域とする東名阪三大都市圏は依然として郊外型スーパーセンター中心の店舗展開となっている。
トライアルHDは西友完全子会社化により「関東エリア、中部エリア及び関西エリアでの事業基盤確立」「連結売上高1兆円超の小売グループ」実現と西友PB商品「みなさまのお墨付き」「食の幸」及び製造拠点獲得による「グループ全体の「食」の強化と生産・物流の最適化」といったシナジーを期待しており、トライアルが得意とするリテールDX関連施(Skip Cartやインストアサイネージなど)による効率化・収益性の改善や企業価値向上を図るとしている。
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ベイシアFoodsPark長久手店、2025年3月5日開店-愛知県内約13年ぶり新店舗、リニモ公園西駅前の食品核に
愛知県長久手市のリニモ公園西駅前に、ベイシアグループの大型食品スーパー「ベイシアFoodsPark長久手店」が2025年3月5日に開店する。
長久手にベイシアの新店舗
ベイシアFoodsPark長久手店の建物は鉄骨造平屋建で店舗面積は3,050㎡。同社としては2012年6月開店の常滑インター店以来約13年ぶり6店舗目、同業態としては2024年2月新装開店の名古屋みなと店以来約1年ぶり2店舗目となる。
ベイシアFoodsPark長久手店は同業態としては比較的小規模となるが、コンセプトに「食のテーマパーク」を称し、テーマに「より良いものをより安くより新鮮でより楽しく」を掲げる業態として「地域のお客様の憩いの空間づくり」をめざすとしている。
発展続く長久手、愛知万博跡地の活性化に弾み
リニモ公園西駅近隣では、2005年日本国際博覧会(愛知万博/愛・地球博)跡地再活用の一環として、2017年10月に東海地方初となる北欧系大型家具インテリア雑貨店「IKEA長久手」が開店したが、食品スーパーは従来ほとんどみられなかった。
リニモ公園西駅前への食品核「ベイシア」進出は、名古屋都市圏のベッドタウンとして人口増加が続く長久手のさらなる活性化に繋がりそうだ。

ベイシアFoods Parkのフロアイメージ。
ベイシアFoods Park長久手店
住所:愛知県長久手市石場2701
住所:9時30分~22時

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イズミゆめマート三田尻、2025年3月4日閉店-山口県中部初の同業態、開店からわずか6年で
山口県防府市の山口県道185号線沿いにあるイズミ系大型食品スーパー「ゆめマート三田尻」が2025年3月4日をもって閉店する。

ゆめマート三田尻。
山口県中部初のイズミゆめマートだった
ゆめマート三田尻は、2018年4月閉店のパチンコ店「ルクソール防府店」跡地を活用するかたちで2019年4月に開店。建物は鉄骨造平屋建で敷地面積は約6,300㎡、店舗面積は1,540㎡、延床面積は約2,250㎡。
イズミ直営食品スーパー「ゆめマート」山口県内3店舗目、県内中部初となる店舗として、青果のカット野菜拡充(常時50種類)や鮮魚の対面販売に加え、直営インストアベーカリー「ゆめのパンやさん」を展開するなど最新の売場を構築した。
わずか6年で撤退、隣接地に丸久アルク並ぶ激戦区だった
イズミゆめマート三田尻の隣接地では、2019年4月にかつては同社と資本業務提携関係にあった同業「丸久アルク三田尻店」が全面リニューアルを実施。近隣ドラッグストア「ディスカウントドラッグコスモス三田尻店」との競合もあり、わずか6年での営業終了に結び付いたとみられる。
なお、ゆめマート三田尻の跡地活用と別棟地場大手うどんチェーン店「スナダどんどん三田尻店」の営業継続に関して、2025年2月時点では未発表となっている。
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イオン西宮門戸店、2025年3月1日新装開店-イオンリテールによる二度目の「ダイエー西宮店」承継の一環で
兵庫県西宮市の阪急今津線門戸厄神駅近くにあるイオングループ系大型総合スーパー「イオン西宮店」が「イオン西宮門戸店」として2025年3月1日に新装開店した。
初代ダイエー西宮店として開店
イオン西宮門戸店の前身となるダイエー系大型総合スーパー「ダイエー西宮店(初代店舗)」は1977年11月に開店。2016年3月のダイエーによるイオンリテールへの大型店承継にともない「イオン西宮店」となった。建物は地上2階建で店舗面積は12,569㎡。
イオン西宮店はダイエーとして開店以来、直営衣食住フロア主体の施設構成を採っており、グループ外の専門店は100円ショップ「ダイソー」や飲食店「アジアンフードタブラ」「ミスタードーナツ」、サービス系「パレットプラザ」「小学館の幼児教室ドラキッズ」など非物販系のみとなっている。

イオン西宮門戸店となったイオン西宮店。
イオンスタイル西宮今津開店にともない
イオン西宮店の店名変更は、2025年3月のイオンリテールによる「ダイエー西宮店(二代目/旧山陽マルナカ西宮店)」承継にともなうもので、既存のダイエー承継店を「イオン西宮門戸店」、旧山陽マルナカ系ダイエー承継店を「イオンスタイル西宮今津」と命名することで、店舗間の差別化と明確化を図ることとなった。
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イオンモール橿原ウエストビレッジ、2025年3月1日より順次開業-同社西日本最大級、開業当日「nONIWA」で記念式典も
奈良県橿原市のJR万葉まほろば線金橋駅付近に、イオングループ系大型複合商業施設「イオンモール橿原ウエストビレッジ」が2025年3月1日より順次開業する。
奈良県内有数の広域集客型モール
イオンモール橿原は、2004年4月にイオン・三菱商事系大型複合商業施設「ダイヤモンドシティ・アルル」として開業。
アルル開業当初の建物は地上4階建で敷地面積は約87,000㎡、店舗面積は約52,000㎡、延床面積は約159,000㎡。「いいもの、いいこと、いいじかん。」を掲げ、イオン系大型総合スーパー「ジャスコ橿原店」とワールドのライフスタイルストア「フラクサス橿原」を核に130近い専門店を擁する2核1モール型の施設構成であった。
同施設は2007年8月の運営会社再編(現イオンモール発足)にあわせて「イオンモール橿原アルル」に改称、2008年11月の増床リニューアルを機に240超の専門店を擁するU字型の施設構成となった。その後、2011年10月のグループ商業施設命名規則変更にあわせて現在の施設名に改称、2025年現在に至るまで奈良県内を代表する広域集客型商業施設として圧倒的な集客力を誇っている。

イオンモール橿原奥野勝也ゼネラルマネジャー(GM)。
世界最大「無印良品」関西初「nONIWA」展開
イオンモール橿原増床後の敷地面積は約224,000㎡、総賃貸面積は約128,000㎡、延床面積は約251,000㎡(既存棟+増床棟ウエストビレッジ)。
増床リニューアルコンセプトに「LIFESTYLE COMMUNITY PARK~ライフスタイルコミュニティパーク~」を掲げ、同社が2023年10月のイオンモール羽生新装開業を機に展開し始めた芝生広場一体型商業棟「nONIWA」を中心とした「ヴィレッジ型商業施設」を構築する。

イオンモール橿原ウエストビレッジ「nONIWA」。
ヴィレッジ型商業施設整備の一環として、大型商業棟にはイオン系屋内型プレイグラウンド「ちきゅうのにわ」やゼビオ系総合スポーツ用品店「THE SUPER SPORTS XEBIO」「GOLF PARTNER」「L-Breath」「Victoria Golf」、マツキヨココカラ系ドラッグストア「ココカラファイン」、総合ベビー用品店「西松屋」、総合ペット用品店「ひごペットフレンドリー」といったイオンモール既存施設では珍しい専門店が多数入居。別棟には大型ライフスタイルストア「無印良品」特別店や飲食店「バーガーキング」「まるかつ」が入居、ドッグランなど各種付帯設備を展開するなど、オープンモールやアウトレットモールを意識した施設となる。

イオンモール橿原ウエストビレッジ「nONIWA」。
天候に恵まれた記念式典、既存棟も今夏までに全面刷新
イオンモール橿原ウエストビレッジ開業当日となる2025年3月1日早朝は雨模様といえる天候であったが、式典開始時刻となる9時30分には一転して「オープンモールの素晴らしさを感じられる天気」(関係者談)となった。

イオンモール橿原ウエストビレッジ開業式典に並ぶ来場客。
開業式典は関西拠点のプロ和太鼓集団「舞太鼓あすか組」によるオープニングアトラクションで幕開け、坪谷雅之取締役を始めとするイオンモール関係者や亀田忠彦橿原市長を始めとする地元関係者が参加した。

イオンモール橿原ウエストヴィレッジ開業式典の和太鼓披露。
地元関係者代表となる亀田忠彦橿原市長は、橿原市民を始め施設来場客に非常に馴染み深いという「アルル」の愛称を挙げたうえで「20年間地域の活性化に寄与いただいた」「橿原市に限らず、近隣あるいは県を超えてアルルに遊びに来られるかたが非常に多い」とコメント。
イオンモール関係者代表となる同社坪谷雅之取締役は、地元関係者や来場客に御礼を述べたうえで「ウエストビレッジのオープンによって、西日本最大級のモールへと生まれ変わり、新たな地域交流の拠点に進化してまいります」とコメントするなど、施設の今後に期待を寄せテープカットとなった。

イオンモール橿原ウエストヴィレッジ開業式典のテープカット。
イオンモール橿原は増床棟(ウエストビレッジ)に加え、既存棟の段階的なリニューアルにも取組んでおり、2025年夏までに大型生活雑貨店「ロフト」開店や家電量販店「エディオン」増床、手芸用品店「ユザワヤ」館内移転も行われる。
イオンモール橿原ウエストビレッジ
住所:奈良県橿原市曲川町7丁目20-1
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ダイエー西宮店、2025年2月28日閉店-同社近畿旗艦店、イオンスタイル西宮今津に
兵庫県西宮市の阪神本線今津駅/阪急今津線今津駅近くにあるイオングループ系大型総合スーパー「ダイエー西宮店」が2025年2月28日をもって閉店した。
ダイエー近畿旗艦店として全面刷新した新・西宮店
ダイエー西宮店は、2000年11月に瀬戸内地場流通大手系総合スーパー「山陽マルナカ西宮店」として開店。建物は地上3階建で営業フロアは1~2階、店舗面積は10,165㎡。
山陽マルナカ西宮店は開店当初、マルナカグループとしては兵庫県内最大の店舗であったが、2011年11月に運営会社がイオン傘下に移行したため、2019年3月のイオングループ食品スーパー運営会社再編にあわせてダイエー運営に移行。2021年12月に現在の店舗名となった。
2022年4月のリニューアル時には「ダイエー近畿エリアの旗艦店舗」として、食品フロアの全面刷新やフードコートの新設を打ち出していた。

山陽マルナカ西宮店を前身とするダイエー西宮店。
イオンリテールへの大型店承継で
ダイエー西宮店の閉店は、2024年11月にイオンリテールが発表したダイエー近畿3店舗(西宮店・東大阪店・おおとり店)承継にともなうもの。ダイエーは1977年11月に開店した「ダイエー西宮店(現イオン西宮店/店舗面積12,569㎡)」を2016年3月にイオンリテールに承継しており、同名の異なる店舗を8年ぶりに再び承継することとなった。

ダイエー西宮店を前身とするイオン西宮店。
なお、イオンリテールは「ダイエー西宮店」跡を同年春を目処に「イオンスタイル西宮今津」として新装開店する方針を明らかにしている。
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松月堂製パン、2025年2月28日破産手続開始-山口県を代表する創業91年の老舗ベーカリー、一部直営店は営業継続
山口県宇部市に本社を置く地場製パン大手「松月堂製パン」が2025年2月28日に破産手続きを開始した。
山口県を代表する地場製パン大手
松月堂製パンは1934年8月に宇部市西岐波で個人創業。
1953年8月の法人化を機に地場食品スーパーへの食卓パン卸事業を開始。1970年の新工場新設を機に直営店1号店を防府市に開店した。
同社は1988年に百貨店内1号店「カトルセゾン下関大丸店(デパートインベーカリーカトル)」を開店するなど業容を拡大。最盛期となる1990年代には山口県・島根県に直営店50店舗ほどを展開したが、県外資本との競争激化や業態改革を背景として近年の店舗数は減少傾向にあった。
2025年2月時点では、直営店「カトルセゾン」「ドロシー」「レコパン」「カナルド」「サン・プランセス」「ラファリーヌ」10店舗と食卓パン卸(山口県・福岡県北九州市・広島県西部の丸久やフジ運営店舗)、学校給食卸中心の事業体制を採っていた。
20年5月には九州初の直営店開店するも91年の歴史に幕
コロナ禍の2020年5月には同社九州初となる高級インストアベーカリー「パン工房ドロシー小倉アイム店(現ドロシーセントシティ店)」を開店、宇部市主導地域活性化事業「まちじゅうエヴァンゲリオン」への参加や地産地消商品「山口のパン」を始めとする食卓パンのブランド化を図るなど、山口県を代表する老舗ベーカリーとして事業存続を図った。

コロナ禍にはベーカリー激戦区の小倉に進出した。
松月堂製パンは2025年2月28日の破産手続開始後、3月1日現時点においても一部直営店(カトルセゾン・ドロシー・レコパンなど)の営業を続けているもの、今後の見通しは不透明となっている。
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