イオンモール橿原ウエストビレッジ、2025年3月1日より順次開業-同社西日本最大級、開業当日「nONIWA」で記念式典も

奈良県橿原市のJR万葉まほろば線金橋駅付近に、イオングループ系大型複合商業施設「イオンモール橿原ウエストビレッジ」が2025年3月1日より順次開業する。

奈良県内有数の広域集客型モール

イオンモール橿原は、2004年4月にイオン・三菱商事系大型複合商業施設「ダイヤモンドシティ・アルル」として開業。
アルル開業当初の建物は地上4階建で敷地面積は約87,000㎡、店舗面積は約52,000㎡、延床面積は約159,000㎡。「いいもの、いいこと、いいじかん。」を掲げ、イオン系大型総合スーパー「ジャスコ橿原店」とワールドのライフスタイルストア「フラクサス橿原」を核に130近い専門店を擁する2核1モール型の施設構成であった。
同施設は2007年8月の運営会社再編(現イオンモール発足)にあわせて「イオンモール橿原アルル」に改称、2008年11月の増床リニューアルを機に240超の専門店を擁するU字型の施設構成となった。その後、2011年10月のグループ商業施設命名規則変更にあわせて現在の施設名に改称、2025年現在に至るまで奈良県内を代表する広域集客型商業施設として圧倒的な集客力を誇っている。

イオンモール橿原奥野勝也ゼネラルマネジャー(GM)。

世界最大「無印良品」関西初「nONIWA」展開

イオンモール橿原増床後の敷地面積は約224,000㎡、総賃貸面積は約128,000㎡、延床面積は約251,000㎡(既存棟+増床棟ウエストビレッジ)。
増床リニューアルコンセプトに「LIFESTYLE COMMUNITY PARK~ライフスタイルコミュニティパーク~」を掲げ、同社が2023年10月のイオンモール羽生新装開業を機に展開し始めた芝生広場一体型商業棟「nONIWA」を中心とした「ヴィレッジ型商業施設」を構築する。

イオンモール橿原ウエストビレッジ「nONIWA」。

ヴィレッジ型商業施設整備の一環として、大型商業棟にはイオン系屋内型プレイグラウンド「ちきゅうのにわ」やゼビオ系総合スポーツ用品店「THE SUPER SPORTS XEBIO」「GOLF PARTNER」「L-Breath」「Victoria Golf」、マツキヨココカラ系ドラッグストア「ココカラファイン」、総合ベビー用品店「西松屋」、総合ペット用品店「ひごペットフレンドリー」といったイオンモール既存施設では珍しい専門店が多数入居。別棟には大型ライフスタイルストア「無印良品」特別店や飲食店「バーガーキング」「まるかつ」が入居、ドッグランなど各種付帯設備を展開するなど、オープンモールやアウトレットモールを意識した施設となる。

イオンモール橿原ウエストビレッジ「nONIWA」。

天候に恵まれた記念式典、既存棟も今夏までに全面刷新

イオンモール橿原ウエストビレッジ開業当日となる2025年3月1日早朝は雨模様といえる天候であったが、式典開始時刻となる9時30分には一転して「オープンモールの素晴らしさを感じられる天気」(関係者談)となった。

イオンモール橿原ウエストビレッジ開業式典に並ぶ来場客。

開業式典は関西拠点のプロ和太鼓集団「舞太鼓あすか組」によるオープニングアトラクションで幕開け、坪谷雅之取締役を始めとするイオンモール関係者や亀田忠彦橿原市長を始めとする地元関係者が参加した。

イオンモール橿原ウエストヴィレッジ開業式典の和太鼓披露。

地元関係者代表となる亀田忠彦橿原市長は、橿原市民を始め施設来場客に非常に馴染み深いという「アルル」の愛称を挙げたうえで「20年間地域の活性化に寄与いただいた」「橿原市に限らず、近隣あるいは県を超えてアルルに遊びに来られるかたが非常に多い」とコメント。
イオンモール関係者代表となる同社坪谷雅之取締役は、地元関係者や来場客に御礼を述べたうえで「ウエストビレッジのオープンによって、西日本最大級のモールへと生まれ変わり、新たな地域交流の拠点に進化してまいります」とコメントするなど、施設の今後に期待を寄せテープカットとなった。

イオンモール橿原ウエストヴィレッジ開業式典のテープカット。

イオンモール橿原は増床棟(ウエストビレッジ)に加え、既存棟の段階的なリニューアルにも取組んでおり、2025年夏までに大型生活雑貨店「ロフト」開店や家電量販店「エディオン」増床、手芸用品店「ユザワヤ」館内移転も行われる。

イオンモール橿原ウエストビレッジ

住所:奈良県橿原市曲川町7丁目20-1

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ダイエー西宮店、2025年2月28日閉店-同社近畿旗艦店、イオンスタイル西宮今津に

兵庫県西宮市の阪神本線今津駅/阪急今津線今津駅近くにあるイオングループ系大型総合スーパー「ダイエー西宮店」が2025年2月28日をもって閉店した。

ダイエー近畿旗艦店として全面刷新した新・西宮店

ダイエー西宮店は、2000年11月に瀬戸内地場流通大手系総合スーパー「山陽マルナカ西宮店」として開店。建物は地上3階建で営業フロアは1~2階、店舗面積は10,165㎡。
山陽マルナカ西宮店は開店当初、マルナカグループとしては兵庫県内最大の店舗であったが、2011年11月に運営会社がイオン傘下に移行したため、2019年3月のイオングループ食品スーパー運営会社再編にあわせてダイエー運営に移行。2021年12月に現在の店舗名となった。
2022年4月のリニューアル時には「ダイエー近畿エリアの旗艦店舗」として、食品フロアの全面刷新やフードコートの新設を打ち出していた。

山陽マルナカ西宮店を前身とするダイエー西宮店。

イオンリテールへの大型店承継で

ダイエー西宮店の閉店は、2024年11月にイオンリテールが発表したダイエー近畿3店舗(西宮店・東大阪店・おおとり店)承継にともなうもの。ダイエーは1977年11月に開店した「ダイエー西宮店(現イオン西宮店/店舗面積12,569㎡)」を2016年3月にイオンリテールに承継しており、同名の異なる店舗を8年ぶりに再び承継することとなった。

ダイエー西宮店を前身とするイオン西宮店。

なお、イオンリテールは「ダイエー西宮店」跡を同年春を目処に「イオンスタイル西宮今津」として新装開店する方針を明らかにしている。

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松月堂製パン、2025年2月28日破産手続開始-山口県を代表する創業91年の老舗ベーカリー、一部直営店は営業継続

山口県宇部市に本社を置く地場製パン大手「松月堂製パン」が2025年2月28日に破産手続きを開始した。

山口県を代表する地場製パン大手

松月堂製パンは1934年8月に宇部市西岐波で個人創業。
1953年8月の法人化を機に地場食品スーパーへの食卓パン卸事業を開始。1970年の新工場新設を機に直営店1号店を防府市に開店した。
同社は1988年に百貨店内1号店「カトルセゾン下関大丸店(デパートインベーカリーカトル)」を開店するなど業容を拡大。最盛期となる1990年代には山口県・島根県に直営店50店舗ほどを展開したが、県外資本との競争激化や業態改革を背景として近年の店舗数は減少傾向にあった。
2025年2月時点では、直営店「カトルセゾン」「ドロシー」「レコパン」「カナルド」「サン・プランセス」「ラファリーヌ」10店舗と食卓パン卸(山口県・福岡県北九州市・広島県西部の丸久やフジ運営店舗)、学校給食卸中心の事業体制を採っていた。

20年5月には九州初の直営店開店するも91年の歴史に幕

コロナ禍の2020年5月には同社九州初となる高級インストアベーカリー「パン工房ドロシー小倉アイム店(現ドロシーセントシティ店)」を開店、宇部市主導地域活性化事業「まちじゅうエヴァンゲリオン」への参加や地産地消商品「山口のパン」を始めとする食卓パンのブランド化を図るなど、山口県を代表する老舗ベーカリーとして事業存続を図った。

コロナ禍にはベーカリー激戦区の小倉に進出した。

松月堂製パンは2025年2月28日の破産手続開始後、3月1日現時点においても一部直営店(カトルセゾン・ドロシー・レコパンなど)の営業を続けているもの、今後の見通しは不透明となっている。

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