マックスバリュイオンタウン防府店、2024年4月27日開店-ザ・ビッグ防府東店、約13年ぶり食品スーパーに再転換

山口県防府市のイオン系商業施設「イオンタウン防府」に、同じくイオン系の食品スーパー地域子会社「フジ」(本社:広島市南区/本店:愛媛県松山市)が展開する大型食品スーパー「マックスバリュイオンタウン防府店」が2024年4月27日に開店する。

防府市内を代表するモール、23年10月より改装中だった

イオンタウン防府は2008年3月14日に「ロックシティ防府」として開業。建物は地上2階建で敷地面積は89,350㎡、商業施設面積は34,343㎡、店舗面積は24,026㎡、延床面積は67,500㎡。
開業当初はイオンと大和ハウスの合弁会社「ロック開発」による運営であったが、2011年9月のイオンによるロック開発の完全子会社化にあわせて運営会社名と施設名を現在のものに改称した。

イオンタウン防府。

イオンタウン防府では2023年10月に同社施設としては初となる屋外芝生広場「イオタGARDEN」(約2,300㎡)を開設するなど、段階的なリニューアルを実施。2024年4月現在は地場老舗総合衣料品店「エムラ防府本店」を核に外資系ファストファッション「GAP」や高級インテリア雑貨店「ACTUS」、複合書店「フタバ図書TSUTAYA GIGA防府」、ココカラファイン系ドラッグストア「クスリ岩崎チェーン」、ホームセンター「コーナン」、大型アミューズメント施設「ソユー」といった専門店60店舗超が入居するなど、近隣型ショッピングセンター(NSC)を主力とする同社施設としては珍しく、広域集客型に近い施設づくりを打ち出している。

イオンタウン防府のビッグ、約13年ぶりマックスバリュに

マックスバリュイオンタウン防府店の前身となる「マックスバリュ防府東店」は2008年3月12日に開店。直営売場面積は1,995㎡。
マックスバリュ防府東店は、業界内では著名な店舗設計デザイン会社の起用や山口県内同社店舗初となるセルフレジを導入するなど、防府市内有数の大型店の核店舗に相応しい店づくりを進めていたが、消費者の節約志向の高まりを受け、2011年4月に食品ディスカウント「ザ・ビッグロックシティ防府東店」に業態転換、同年9月の施設名改称にあわせて「ザ・ビッグ防府東店」に改称していた。

ザ・ビッグ防府東店。

マックスバリュイオンタウン防府店は、2024年4月7日をもって一時閉店したザ・ビッグ跡を約13年ぶりに食品スーパー業態として再転換するもので、売場面積は1,944㎡。
コンセプトに「お客さまに食の豊かさ、楽しさをお届けする」を掲げ、冷凍食品売場の拡大や惣菜売場への鉄板焼き導入、銘店商品売場の展開を図るとしている。

ザ・ビッグイオンタウン防府店

住所:山口県防府市鐘紡町7番1号
営業時間:午前9時~午後9時

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