JR東日本の駅ビル「アトレ」は、ほぼ空き店舗となっている茨城県土浦市のJR土浦駅ビル「ペルチ」を全面改装し、2018年3月下旬に日本最大級のサイクリングリゾート拠点「PLAYatre」(プレイアトレ)としてリニューアルオープンさせる。

ペルチ土浦。
つくばエクスプレス開業で利用客減、紆余曲折
ペルチ土浦の前身となる「ウイング土浦」は1983年4月に開業。地上6階、地下1階建、売場面積7,358㎡。
2004年以降はJR東日本が得意とする「ルミネ」「アトレ」などをお手本とした改装を進めたが、2005年のつくばエクスプレス開通とその沿線開発の進展により2000年ごろには4万人を超えていたJR土浦駅の乗降客は3万人ほどにまで大幅に減少。
ウイング土浦は2008年7月に閉店し、2009年7月からはイオンモールとJR東日本グループが共同運営する「ペルチ土浦」となったものの、2011年にはイオンが運営から撤退した。
その後はふたたび改装を進め、常磐線史料館を併設した鉄道模型店「ポポンデッタ」、「ヴィレッジヴァンガード」、「未来屋書店」、「100円ショップセリア」、銘菓銘店街なども新たに出店し、一度は賑わいを見せた。しかし、テナント契約の更新を迎える2016年から2017年にかけて再び多くの店舗が撤退。ほぼ空き店舗となっていた。

改札側エントランス。
土浦駅ビル、「サイクリング施設」に転用へ
プレイアトレの核施設となるのは地階から1階にかけて開設されるサイクリング拠点「りんりんスクエア土浦」。
これは土浦駅が筑波鉄道跡などを利用して生まれたサイクリングロード「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の起点となることから茨城県が設置するもので、アトレが指定管理者として運営。
サイクリングコンシェルジュを常駐させ、シャワーやコインロッカー、レンタサイクル、サイクルショップ、サイクルカフェなども設置される。
残るフロアは飲食店街、食物販、サイクリングホテルに
今後、ペルチは上層階の改装も進められ、11月には2階と3階の一部がリニューアルされて飲食店の企画運営をおこなう「バルニバービ」が手がける飲食店街「STATION LOBBY TSUCHIURA(仮)」となる。
さらに、2019年5月には2階の一部に食物販施設となるフードマーケットが、それ以降は高層階にサイクリング拠点となるホテルなどが出店する計画となっている。
なお、2018年1月現在出店するテナントの多くは退店することになるとみられる。
追記:テナント一覧
3月開業のテナントは全6店となる。
(3月29日開業、もしくはペルチから引継ぎのもの)
- ミニストップ
- ココカラファイン
- タリーズコーヒー
- 河合塾マナビス
- エステティックTBC
- 洋服お直しおしゃれ工房
先述の通り、今後は飲食店などが開業する予定。
外部リンク:PLAYatre
外部リンク:日本最大級のサイクリングリゾートが、JR土浦駅に2018年3月下旬、第1弾OPEN!
関連記事:土浦駅ビル「ペルチ」、テナント撤退相次ぐ-1月には11店撤退、「観光施設転用」も視野
関連記事:イオンつくば駅前店、2018年2月閉店-クレオスクエアの核店舗、西武に続いて
関連記事:土浦市役所、商業ビル「ウララ」に2015年9月24日移転
えびすタワー、2018年1月19日運転再開-ドンキ道頓堀店の大観覧車、約10年ぶりに
ドン・キホーテは、2008年より営業休止中だった道頓堀店の大観覧車「えびすタワー」を1月19日に復活させる。

えびすタワー。
道頓堀の大観覧車、約10年ぶりの復活
えびすタワーはドン・キホーテ道頓堀店が開店した2005年3月に運転を開始。高さは77.4m。
その派手な外観は物議を醸し話題となったが、故障のため2008年6月から営業を休止していた。
大阪ミナミでは外国人観光客が増加し、同店は外国人観光客の買い物スポットにもなっており、観覧車はミナミの新たな観光スポットにもなるであろう。
えびすタワーの運行時間は11時から23時で、料金は1日600円。
なお、営業開始に先立ち、majicaカード会員限定の先行試乗会を実施する。
試乗は200組限定で、応募は1月4日まで。
ニュースリリース:道頓堀大観覧車『えびすタワー』リニューアルオープン(ドン・キホーテ)
関連記事:大阪・新歌舞伎座跡に「ホテルロイヤルクラシック」、2019年開業-新歌舞伎座の外観復元へ
関連記事:うめきた地下道、12月19日閉鎖-梅田のレトロ地下道、90年の歴史に幕
関連記事:エディオン「免税専門」道頓堀店、9月24日開店-インバウンド獲得に注力
西鉄ストア中間店、1月19日閉店-中間電停前、2018年秋の建替え目指す
筑豊電鉄筑豊中間電停に隣接する総合スーパー「西鉄ストア中間店」が店舗の建て替えのため1月19日に閉店する。

西鉄ストア中間店。
かつては筑鉄運営のボウリング場だった
西鉄ストア中間店は西鉄傘下の筑豊電鉄が運営するボウリング場を核とした複合施設「中間パレスボウル」として1971年開業。1976年のボウリング場閉鎖後、改装を経て同年11月から総合スーパーとして42年間営業を続けている。
建物は地上2階建、売場面積は2,487㎡。現在も筑豊電鉄が所有する。 
店頭に掲示された閉店と建て替え予定の案内。
館内には西鉄ストア直営の食品・衣料品売場、100円ショップ「ひまわり」のほか、テナントとして歯科医院、公文式教室、クリーニング店などが営業していたが、多くのテナントは店舗建替に伴い1月までに退店している。
新店舗建設、2018年秋の営業再開めざす
西鉄ストアは建物の解体後に新たな店舗を建設し、2018年秋を目処に営業再開させる方針。
建て替え後の店舗規模は発表されていないが、「レガネット」「スピナ」業態での出店が見込まれる。
閉店にともない、西鉄ストア中間店2階では1月19日まで衣料品・靴・履物の割引セールが行われている。
外部リンク:にしてつストア
関連記事:ラオックス、リバーウォーク北九州に旗艦店-約1万㎡「購入」、2月開業めざす
関連記事:SAKODAリバーウォーク北九州店、8月31日閉店-「リバオク」の核店舗、僅か5年で
関連記事:グループ統合決めた「マルショク・サンリブグループ」-その将来像は
関連記事:ハローデイ徳力本店、7月6日開店-旧店舗建替え、テーマは「サーカス」
2018年百貨店初売り営業情報・新春福袋販売情報
2018年1月の百貨店初売り日程(「福袋」販売開始時間)の一覧です。

西武冬市(1月1日開始)の垂れ幕を掲げた西武池袋本店
※予定は変更される場合があります。
※一部店舗は調査中のため順次更新いたします。お待ちいただけると幸いです。
※赤文字は1月1日より営業する店舗
本年は格別のご愛顧を賜り、まことに有難く厚く御礼申し上げます。
2018年も、より一層のご支援を賜りますよう、都市商業研究所一同、心よりお願い申し上げます。
北海道
- 札幌三越:1月3日午前9時
:1月4日から冬のクリアランスセール実施 - 丸井今井札幌店:1月3日午前9時
:きたキッチンオーロラタウン店は1月2日午前10時~午後6時
:ジュンク堂書店は1月2日午前10時~午後午後7時
:1月4日から冬のクリアランスセール実施 - 大丸札幌店:1月2日午前9時~午後8
:レストラン街は午前11時~午後8時 - 東急百貨店さっぽろ店:1月2日午前9時~午後7時
:レストラン街は午前11時から - 丸井今井函館店:1月2日午前9時~午後7時
- 棒二森屋:1月1日
- 藤丸:1月2日午前9時30分~午後5時30分
- 西條百貨店名寄店:1月1日午前10時~午後5時30分
- 西條百貨店士別店:1月1日午前10時~午後6時
- 西條百貨店稚内店:1月1日午前10時~午後6時
- 西條百貨店枝幸店:1月2日午前9時~午後6時
- パラボ(旧・きたみ東急百貨店):1月2日午前10時~午後6時
北東北
中合三春屋、さくら野百貨店、中三百貨店など地場百貨店の多くが元日営業を実施する。
- さくら野百貨店青森店:1月1日午前9時~午後6時
- 中三青森店:1月1日午前9時〜午後6時
- さくら野百貨店弘前店:1月1日午前9時~午後8時
- 中三弘前店:1月1日午前9時~午後6時
- さくら野八戸店:1月1日午前9時~午後6時
- 三春屋:1月1日
- パルクアベニューカワトク:1月2日午前9時~午後7時
- アネックスカワトク: 1月2日午前9時〜午後7時
- さくら野百貨店北上店:1月1日午前9時~午後7時
- 西武百貨店秋田店:1月1日
- 木内:不明
- タカヤナギイーストモール:1月1日
南東北
- 藤崎本店:1月2日午前8時~午後7時
- 仙台三越:1月2日午前8時~午後6時
- さくら野百貨店仙台店:2017年閉店
- 十字屋山形店:1月1日
- 大沼山形本店:1月2日午前10時~午後5時30分
- 大沼米沢店:1月2日午前9時30分~午後5時
- 中合福島本店:1月1日午前9時
- うすい百貨店:1月2日午前8時30分~午後6時30分
東京23区
- 日本橋三越本店:1月2日午前10時~午後6時
- 高島屋日本橋店:1月2日午前10時~午後7時
- 大丸東京店:1月2日午前10時~午後8時
- 三越銀座店:1月3日午前10時~午後7時
- 松屋銀座:1月2日午前9時30分
- マロニエゲート銀座2&3(旧プランタン銀座):1月2日午前10時~午後8時
- 東急百貨店ヒンカリンカ銀座:1月2日午前10時~午後8時
- 阪急メンズ東京:1月2日午前10時~午後9時
- イセタンサローネメンズ丸の内:1月3日
- 伊勢丹新宿本店:1月3日午前10時~午後7時
- 新宿高島屋:1月2日午前10時~午後8時
- 小田急百貨店新宿本店:1月2日午前10時
- 京王百貨店新宿本店:1月2日午前10時~午後8時:レストラン街は午前11時から
- 西武百貨店渋谷店(シブヤ西武):1月1日午前10時
- 東急百貨店渋谷本店:1月2日午前10時~午後8時
- 東急百貨店渋谷駅東横店:1月2日午前10時~午後8時
- 東急渋谷ヒカリエ・シンクス:1月2日午前10時~午後9時
- 恵比寿三越:1月3日午前11時~午後7時
- イセタンサローネ六本木:1月2日午前11時~午後8時
- グランデュオ蒲田:1月2日午前10時~午後9時
:レストラン街は午後10時まで - イセタン羽田ストア(羽田空港):
- 松坂屋上野店:1月2日午前10時~午後8時
- 松屋浅草:1月1日午前11時~午後6時
:専門店街「浅草エキミセ」も元日営業実施 - 阪急百貨店大井食品館:1月2日午前10時~午後8時
:阪急大井町ガーデンの一部専門店は元日営業実施 - 銀座和光:1月3日午前10時30分~午後6時
- 西武百貨店池袋本店:1月1日午前10時
- 東武百貨店池袋本店:1月2日午前9時30分~午後8時
東京多摩
- 東急百貨店吉祥寺店:1月2日午前10時~午後8時
- 伊勢丹府中店:1月3日午前10時~午後7時
- 伊勢丹立川店:1月3日午前10時~午後6時
- 高島屋立川店:1月2日午前10時~午後7時
- グランデュオ立川:1月1日午前10時~午後7時
- 小田急百貨店町田店:1月2日午前10時
- 東急百貨店町田東急ツインズ:1月2日午前10時
- 京王百貨店聖蹟桜ヶ丘店:1月2日午前10時
- 多摩センター三越:2017年閉店
- 京王百貨店セレオ八王子店:不明
南関東
- 伊勢丹浦和店:1月3日午前10時~午後6時
- 大丸浦和パルコ店:2017年閉店
- 丸広百貨店南浦和店:1月2日午前10時~午後7時
- そごう大宮店:1月1日午前10時~午後8時
レストラン街も通常より1時間前倒しの午前10時から営業開始 - 高島屋大宮店:1月2日午前10時~午後7時
- 丸広百貨店川越店:1月2日午前10時〜午後7時
- 八木橋:1月2日午前10時~午後7時
- そごう川口店:1月1日午前10時~午後8時
- 西武百貨店所沢店:1月1日午前10時~午後8時
- 丸広百貨店飯能店:1月2日午前10時〜午後7時
- 丸広百貨店東松山店:1月2日午前10時〜午後7時
- 丸広百貨店上尾店:1月2日午前10時〜午後7時
- 丸広百貨店入間店:1月2日午前10時〜午後7時
- 丸広百貨店坂戸店:1月2日午前10時〜午後7時
- 丸広百貨店日高店:1月2日午前10時〜午後7時
- 矢尾百貨店秩父本店:1月2日午前10時〜午後7時
- そごう千葉店:1月1日午前10時~午後8時
:「2018福袋大市」
:毎年恒例「千葉ロッテマリーンズ」「ジェフユナイテッド千葉グッズ福袋」やそごう千葉店TwitterアカウントのRT数に応じて豪華になる「Twitter リツイート ランクアップ福袋」など - 三越千葉店:2017年3月20日閉店
- 西武百貨店船橋店本館 :1月1日午前9時30分~午後6時
:「2018年新春 最後の福袋大市」
:全館合計15,000個の福袋 - 東武百貨店船橋店:1月2日午前9時30分~午後7時30分
- 伊勢丹松戸店:1月3日午前10時~午後7時
- 高島屋柏店(柏高島屋ステーションモール)
:1月2日午前10時~午後7時 - 高島屋フードメゾンおおたかの森(流山おおたかの森SC)
:1月2日午前10時~午後6時 - そごう横浜店:1月1日午前10時~午後8時
:「2018福袋大市」
:ヨコハマの夜景を満喫 貸し切り屋形船で宴福袋(20,180円)人力車でいく 横浜和・洋・中「七福・縁起物めぐり」福袋(2,018円)地元野菜を宝船にのせた「宝船にのった神奈川野菜を ご自宅にお届け食福袋」(2,018円)など - 高島屋横浜店:1月2日午前9時~午後7時30分
8階ローズダイニング:午後10時30分まで営業 - 高島屋港南台店:1月2日午前10時~午後7時
- 高島屋フードメゾン新横浜店(キュービックプラザ):1月2日
- 都筑阪急(モザイクモール港北):1月1日午前10時~午後7時
- 京急百貨店上大岡店・ウイング上大岡:1月2日午前9時
- 東急百貨店たまプラーザ店:1月2日午前10時〜午後8時
- 東急百貨店日吉東急アベニュー:1月2日午前10時〜午後7時
- 東急百貨店レ・シ・ピ青葉台:1月2日午前10時〜午後7時
- 西武百貨店東戸塚店(オーロラシティ東戸塚):1月1日午前10時~午後8時
- さいか屋川崎店:1月3日午前10時~午後6時
- 東急百貨店武蔵小杉東急フードショースライス
武蔵小杉東急スクエア:1月2日午前10時~午後9時 - さいか屋横須賀店:1月1日午前10時~午後7時
- 小田急百貨店藤沢店:1月2日午前10時~午後7時30分
- さいか屋藤沢店:1月1日午前10時~午後7時
- 西武百貨店小田原店:1月1日午前10時~
- 伊勢丹相模原店:1月3日午前10時~午後7時
- タカシマヤスタイルメゾン海老名店:1月1日午前10時~午後9時
北関東
- 水戸京成百貨店:1月2日午前10時~
- 西武百貨店筑波店:2017年閉店
- 東武宇都宮百貨店:1月2日午前10時~午後7時
- 福田屋百貨店宇都宮店:1月1日午前10時
- 福田屋百貨店インターパーク店:1月1日午前10時
- 東武宇都宮百貨店大田原店:1月2日午前10時
- 東武宇都宮百貨店栃木市役所店:1月2日午前10時
- 福田屋百貨店鹿沼店:1月1日午前10時
- スズラン前橋店:1月2日午前9時
- スズラン高崎店:1月2日午前9時
- 高崎高島屋:1月2日午前9時~午後7時30分
北陸甲信越
- 岡島:1月2日午前10時~午後7時
地階アマノPAX岡島店は午前10時30分から営業 - 山交百貨店:1月1日午前10時~午後6時
- ながの東急百貨店:1月2日午前10時
- 井上百貨店:1月2日午前10時~午後7時
(3日限定販売、100セット) - 井上百貨店アイシティ21:1月2日午前10時~午後8時
:アイシティ21 2018スペシャル福袋(21袋限り 21,600円)
::井上商品券、アイシティシネマなどがセット
:初春一番福引抽選会(10,800円毎に1回)実施 - 新潟三越:1月3日午前9時~午後7時~午後7時
- 新潟伊勢丹:1月3日午前9時
- 新潟伊勢丹長岡ショップ:1月3日午前10時~午後6時
- 新潟伊勢丹三条ショプ:1月3日午前10時~午後6時
- 新潟伊勢丹吉田ショップ:1月3日午前10時~午後6時
- エムアイプラザ上越:1月3日午前10時~午後6時
- エムアイプラザ新発田:1月3日午前10時~午後7時
- 新潟伊勢丹佐渡ショップ:1月3日午前10時~午後6時
- エムアイプラザ横越(蔦屋書店):1月3日午前10時~午後6時
- エムアイプラザとなみ(イオンモールとなみ):2017年秋閉店
- 大和富山店(総曲輪フェリオ):1月2日午前10時
- 大和高岡店(御旅屋セリオ):1月2日午前10時
- 大和香林坊店(香林坊アトリオ):1月2日午前9時~午後7時
- 大和七尾ショップ(七尾パトリオ):1月2日午前10時
- 金沢名鉄丸越百貨店(めいてつエムザ):1月2日午前10時~午後7時30分
- 西武百貨店福井店(だるま屋西武):1月1日午前9時30分~午後6時30分
東海
- 岐阜高島屋:1月2日午前9時30分~午後7時
- ヤナゲン大垣本店:1月2日午前10時~午後6時
- ヤナゲンFAL(アルプラザ鶴見):1月1日午前10時~午後9時
- 静岡伊勢丹:1月2日午前9時~午後7時
アネックス静岡伊勢丹(北野エース):午後7時30分まで営業 - 松坂屋静岡店:1月2日午前10時~午後7時30分
地階・1階:午前10時~午後8時 - 遠鉄百貨店:1月2日午前9時30分~午後7時30分
- JR名古屋高島屋・タカシマヤゲートタワーモール:1月2日午前9時30分~
- 名鉄百貨店本店:1月2日午前9時~午後8時
9階グルメステーション:午前11時~午後10時 - 近鉄百貨店名古屋店(近鉄パッセ):1月2日午前8時
- イセタンハウス:1月2日午前11時~午後8時
- 名古屋三越栄本店:1月3日午前9時30分
- 名古屋三越ラシック:1月3日午前9時30分
- 名古屋三越星ヶ丘店:1月2日午前10時
- 松坂屋名古屋店:1月2日午前9時30分~午後8時
- 丸栄:1月2日午前9時
- ほの国百貨店(旧・豊橋丸栄):1月2日午前9時30分
- 西武百貨店岡崎店(イオンモール岡崎):1月1日午前8時~午後8時
- 名鉄百貨店一宮店:1月2日午前10時
- 松坂屋豊田店(T-FACE):1月2日
- イセタンセントレアストア
- 津松菱:1月2日午前10時~午後6時
- 近鉄百貨店四日市店:1月2日午前10時~営業
- 近鉄百貨店ショップ桔梗が丘(近鉄プラザ桔梗が丘):1月2日午前10時
大阪府
- 阪急百貨店うめだ本店:1月2日午前9時30分~午後9時
12階・13階レストラン街:午前10時30分~午後10時
:「憧れ体験福袋」
:普段ではできない夢のような体験「モノ」「コト」をセット - 阪神百貨店梅田本店:1月2日午前9時30分~午後9時
- 大丸梅田店:1月2日午前9時30分~午後9時
- isetanショップ(ルクアイーレ):1月2日午前9時30分~午後9時30分
- 大丸心斎橋店:1月2日午前9時30分~午後8時(レストラン街は通常営業)
- 高島屋大阪店:1月2日午前9時30分~午後8時
- 近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店
地下2階~3階:1月2日午前9時30分~午後9時
3.5階:1月2日午前9時30分~午後8時30分
4階~11階:1月2日午前9時30分~午後8時
:1万円分以上の近鉄ギフトカードが当たる「開運1万円くじ」(先着500名)近大マグロ養殖施設の見学、観光が含まれる「近大ワンダフル福袋」(8万円)など - 近鉄百貨店上本町店:1月2日午前10時
- 京阪百貨店モール京橋店:1月1日午前10時30分~午後8時
- 高島屋堺店(堺タカシマヤS.C.)
1~8階:午前10時~午後7時
9階:午前10時~午後6時30分 - 高島屋泉北店(パンジョ):1月2日午前9時30分~午後7時
- 堺北花田阪急:2017年閉店
- 西武百貨店高槻店:1月2日午前9時
- 松坂屋高槻店:1月2日午前10時
- 京阪百貨店守口店:1月2日午前10時~午後8時
- 京阪百貨店くずはモール店:1月1日午前10時~午後8時
3階・くずはロフト:1月1日午前10時~午後9時 - 京阪百貨店ひらかた店(京阪枚方駅):1月2日午前10時~午後8時
1階ジョフラン・風車:1月1日午前10時~午後7時 - 西武百貨店八尾店(アリオ八尾):2017年閉店
- 京阪百貨店すみのどう店(ポップタウン住道):1月1日午前10時~午後7時
近畿
西武高槻店、そごう神戸店はH2Oリテイリング(阪急阪神百貨店)への経営譲渡に伴い、2018年から1月1日(元日)からの営業を中止する。

H2Oリテイリング傘下となったそごう神戸店は「1月2日(火)朝9時開店」との案内を店頭に掲げている。
- 西武百貨店大津店:1月1日午前10時~午後8時
- 近鉄百貨店草津店
1階・2階:1月2日午前10時~午後7時30分
3階・4階:午前10時~午後7時
5階レストラン街:午前11時~午後7時30分 - 高島屋ローズサロン彦根:1月4日午前10時~午後6時
- JR京都伊勢丹:1月2日午前9時30分~午後8時
- 高島屋京都店:1月2日午前10時~午後8時
- 大丸京都店:1月2日午前10時~午後8時
- 藤井大丸:1月2日午前10時~午後8時
:2018「吉例福袋」 - 大丸山科店:1月2日午前10時~午後6時
- 高島屋洛西店(ラクセーヌ):1月2日午前10時~午後6時30分
- そごう神戸店:1月2日午前9時~午後8時
- 大丸神戸店:1月2日午前9時30分~午後8時
- そごう西神店:1月1日午前10時~午後7時30分
1階食品館エブリデイ:午前10時~午後8時
5階レストラン街:午前11時~午後9時 - 大丸須磨店:1月2日午前10時
- 阪神・御影:1月2日午前10時~午後8時
- 山陽百貨店:全館1月2日午前10時~午後7時
- あまがさき阪神:1月1日午前10時~午後8時
- 西宮阪急:1月1日午前9時30分~午後7時
阪急西宮ガーデンズ専門店、イズミヤ、TOHOシネマズは通常営業 - 阪神・にしのみや(エビスタ西宮):1月2日午前10時~午後9時
- 大丸芦屋店:1月2日午前10時~午後7時(4階:午後6時まで)
- 宝塚阪急:1月2日午前9時30分~午後8時
- 川西阪急:1月2日午前9時30分~午後7時
- モザイクボックス:1月2日午前10時
- 三田阪急:1月2日午前10時~午後7時
- ヤマトヤシキ姫路店:1月1日午前12時~午後6時
- ヤマトヤシキ加古川店:1月2日午前10時~午後7時
- 近鉄百貨店奈良店(ならファミリー):1月2日午後10時~午後8時
- 近鉄百貨店橿原店
地階~2階:午前10時~午後7時30分
3階~6階:午前10時~午後7時
7階レストラン街:午前10時30分~午後7時30分 - 近鉄百貨店生駒店
全館:1月2日午前10時~午後8時
6階レストラン街:午前11時~午後9時30分 - 近鉄百貨店和歌山店:1月2日午前10時~午後7時
:和歌山MIOも1月2日から営業開始 - フォルテワジマ(旧・丸正百貨店):1月4日午前10時
:ふくろうの湯は年中無休
中国
- 鳥取大丸:1月2日午前10時~午後7時
- 米子高島屋:1月2日午前10時
- 米子しんまち天満屋:1月2日午前9時30分~午後7時
- 一畑百貨店松江店:1月2日午前10時
- 一畑百貨店出雲店:1月
- 岡山高島屋:1月2日午前10時~午後7時
- 高島屋フードメゾン岡山:1月1日午前9時~午後7時
- 天満屋岡山本店:1月2日午前9時~午後7時
岡山ロッツ:1月2日午前9時
天満屋岡山ロフト:1月2日
天満屋高梁ショップ:1月2日
天満屋鴨方ショップ:1月1日
天満屋総社ショップ:1月1日 - 天満屋倉敷店:1月2日午前10時~午後7時
倉敷天満屋ふるさと館(アリオ倉敷):1月1日通常営業
ジョリィメゾン(さんすて倉敷):1月1日通常営業
天満屋玉島ショップ:1月4日 - 天満屋津山店:1月2日午前10時~午後7時
- 福屋百貨店
福屋八丁堀本店:1月2日午前10時~午後7時30分
福屋広島駅前店:1月2日午前9時~午後8時 - そごう広島店:1月1日午前10時~午後8時
- 広島三越:1月2日午前9時30分~午後7時
- 天満屋広島八丁堀ビル
ヤマダ電機・丸善・ユニクロ:1月2日午前10時
アレッタ:1月2日午前11時 - 天満屋広島アルパーク店:1月1日午前10時~午後7時
(4階レストラン街一部テナントは午後10時まで営業) - 天満屋広島緑井店:1月2日午前10時~午後8時
- 天満屋福山店:1月2日午前10時~午後7時
- 天満屋福山ポートプラザ店:1月1日午前9時~午後9時
(2日から通常営業) - 山口井筒屋本店:1月2日午前10時~午後7時
- 山口井筒屋宇部店:1月2日午前10時~午後6時
- 下関大丸:1月2日
四国
- 松山三越:1月2日午前9時30分~午後7時
- 高松三越:1月3日
壱番街三越店舗:1月2日 - 高松天満屋(サテライト店舗)
天満屋高松ロフト(丸亀町グリーン):1月1日営業
天満屋高松ジョリィメゾン プリュス(丸亀町グリーン):1月1日営業
天満屋高松ロイヤルジュエリーサロン:1月4日通常営業 - 高知大丸:1月2日午前9時30分から通常営業
- そごう徳島店:1月1日午前9時30分~午後7時
九州
- 福岡三越:1月2日午前9時~午後7時
- 岩田屋天神本店:1月2日午前9時~午後7時
- 大丸福岡天神店:1月2日午前9時
- 博多阪急(JR博多シティ):1月1日午前9時30分~午後8時
- 井筒屋小倉本店:1月2日午前10時~午後7時
- コレット:1月2日午前9時30分~午後8時30分(延長営業)
- 井筒屋黒崎店:1月2日午前10時~午後7時30分
- 岩田屋久留米店:1月2日午前9時~午後7時
- 佐賀玉屋:1月2日午前10時~午後6時30分
- 長崎浜屋:1月2日午前10時~午後7時30分
- 佐世保玉屋:1月1日午前10時~午後6時30分
:百貨店開業100年タマヤ縁起初売り - 佐世保西沢本店(トゥインクル):1月1日午前10時~午後5時
- トキハ大分本店:1月2日午前9時~午後7時
- トキハ別府店:1月2日午前9時~午後7時
- トキハわさだタウン:1月1日午前10時~午後8時
- 鶴屋百貨店本店:1月2日午前10時
- 山形屋本店(鹿児島天文館):1月2日午前10時~午後7時
- 宮崎山形屋:1月2日午前10時~午後7時
- ボンベルタ橘:1月1日午前9時~午後7時
地階食品スーパーハーティながやま:1月2日 - 川内山形屋:1月2日午前9時~午後6時
- きりしま国分山形屋:1月2日午前9時30分~午後6時30分
- 日南山形屋:1月2日午前9時30分~午後6時
沖縄
- リウボウ:1月2日午前9時30分
- リウボウ豊崎:1月1日午前10時
トレカパーク、多くの店舗を2018年1月までに閉店へ-古本市場の「テイツー」運営、遊戯王のルール変更も影響か
「古本市場」などを運営する「テイツー」(岡山県岡山市)は、トレカ専門店「トレカパーク」のうち15店舗を2018年1月末までに閉鎖する。

かつてのトレカパーク宇都宮店。(11月閉鎖)
テイツーのトレカ店、大量出店→閉鎖へ-「遊戯王」影響か
テイツーは古書店チェーン「古本市場」や「ブック・スクウェア」などを全国展開する岡山市の企業。
トレカパークは同社のトレカ専門店業態で、商業施設内のテナントとして出店しているものも多い。
テイツーの2018年2月期第2四半期決算説明会資料によると、2018年2月期は第2四半期までに全国で10店舗を新規出店するなど、大量出店による拡大路線を走っていた。
しかし、2017年上期は新品トレカの売上が激減するなど市況の変化が大きく、第2四半期以降は新規出店の中止と、不採算店舗など15店舗の閉鎖を決定した。
売上の急速な減少は、カードゲーム「遊戯王」のルール変更に伴う影響も大きいと思われる。

閉店を発表した水戸市の店舗。
トレカパークの閉鎖店舗(括弧内は閉店日)
蒲田店(9月15日)
横須賀中央店(9月15日)
千葉中央店(9月15日)
町田店(10月15日)
熊本下通り店(10月22日)
博多駅東口店(10月22日)
柏東口店(10月31日)
布施駅前店(11月12日)
宇都宮店(11月15日)
水戸オーパ店(11月23日)
武蔵小金井店(1月15日)
平塚店(1月15日)
池袋店(1月22日)
立川店(1月22日)
広島アルパーク店(1月22日)
ホビーパーク戸塚店(2月13日)
※情報が入り次第更新・追記することがあります。
IR情報:テイツー2018年2月期第2四半期決算説明会資料
外部リンク:トレカパーク
関連記事:旧・イトーヨーカドー岡山店、両備グループが再開発へ-タワーマンションを核に
関連記事:水戸オーパ、3月18日開業-JR水戸駅前、ガルパンショップも出店
ヤマトヤシキ姫路本店、2018年2月末閉店-ラオックス傘下入りに向けた店舗整理か
経営再建中の百貨店「ヤマトヤシキ」(姫路市)は、本店の「ヤマトヤシキ姫路本店」を2018年2月末に閉店させる。
ヤマトヤシキ姫路本店。
ヤマトヤシキ本店、67年の百貨店の歴史に幕
ヤマトヤシキは1906年に姫路市で「米田まけん堂」として創業。1951年に百貨店化して「ヤマトヤシキ」に改称した。
高島屋系列の仕入機構「ハイランドグループ」に加盟しており、2001年には加古川そごう跡に「ヤマトヤシキ加古川店」を出店(同社としては再出店)、現在では姫路本店を上回る業績を上げている。
ヤマトヤシキ加古川店。
ヤマトヤシキ姫路本店の売場面積は17,051㎡。
神戸新聞の報道によると、2018年2月末の閉店後は建物を建て替え、一部を商業スペースとして活用する一方、百貨店業態からは撤退するという。
なお、加古川店は営業を継続する。
ラオックス傘下入りに向けた店舗整理か
経営再建中のヤマトヤシキは百貨店「中三盛岡店」(現・Nanak)などの再建をおこなった「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」(MTM社)のもとで再建に着手、現在店舗の改装を進めていた。
さらに、2017年8月末には中国・蘇寧電器傘下で免税店大手の「ラオックス」(港区)がヤマトヤシキの新株予約権7億円の取得を発表し、事実上の子会社化を進めようとしている。
倒産などの事例を除き、百貨店が「僅か2ヶ月後の閉店」を発表するのは異例のこと。
今回の姫路本店の閉店はラオックスの傘下入りを見据えた店舗整理であると考えられ、姫路城前という立地もあり閉店後はラオックスが主導する新たな商業施設ビルへと建て替えられる可能性も高いであろう。
外部リンク:姫路店閉店に関するお知らせ
関連記事:ラオックス、姫路のヤマトヤシキを買収へ-株式の8割取得
関連記事:ラオックス、リバーウォーク北九州に旗艦店-約1万㎡「購入」、2月開業めざす
関連記事:大沼、企業再生ファンドに経営譲渡で再建へ
NECクラサバ市場秋葉原店、12月28日閉店-NEC本社そばに新店舗、2月1日開店
秋葉原のNEC直営店「クラサバ市場」が12月28日に閉店し、田町に新たな直営店舗が2月1日に開設される。
NECクラサバ市場秋葉原店。
秋葉原のNEC直営店、13年の歴史に幕
クラサバ市場は2005年6月に開業。
名前は「クライアントサーバー市場」の略で、NECが直営。
新商品をいち早く展示し、一部は実機に触れることができたほか、企業向けのビジネス専用PCや大型サーバーも展示されるなど、同社のショールームとして13年に亘って親しまれてきた。
しかし、面積の狭さなどから閉店することになったとみられる。
クラサバ市場の閉店告知。
NEC本社そばに新店舗開設へ
クラサバ市場が移転するのはNEC本社近くにある住友不動産芝三丁目ビル。JR田町駅から徒歩10分ほどの距離で、秋葉原よりも利便性は大きく低下するものの、本社のすぐそばに移転することで本社から説明員を派遣することができるほか、広さも秋葉原店よりかなり広くなるということで、接客面の向上と展示ラインナップの充実を図りたい考えだと思われる。
NEC クラサバ市場 田町店
住所:港区芝3丁目39番9号 住友不動産芝三丁目ビル
営業時間:9:30~17:00(平日のみ営業)
外部リンク:NEC クラサバ市場
関連記事:秋葉原・外神田一丁目に超高層ビル着工-旧ヤマギワ・石丸跡、2019年夏完成めざす
関連記事:秋葉原パーツ街に「アパホテル」8月28日開店-ヲタ系ショップ閉店相次ぐ「ジャンク通り」
さくら野百貨店北上店食品売場、2018年1月3日閉店-跡地に「いわて生協」、3月開店
北上市中心部にある「さくら野百貨店北上店」の1階食品売場が2018年1月3日に閉店し、跡地に「いわて生協」(岩手県滝沢市)の食品スーパーが出店する。

さくら野百貨店北上店。
直営食品売場を「生協」に-日常の来店促す狙いか
さくら野百貨店北上店はマイカル系の百貨店「ダックビブレ」(仙台市、旧・丸光百貨店、のちのエマルシェ)が運営する百貨店「北上ビブレ」として2000年3月に開店。マイカルの経営破綻を経て2002年に「さくら野百貨店北上店」となった。
現在は「さくら野百貨店」(青森市、旧・カネ長武田百貨店)が運営している。

現在の本店は青森市。
1月3日に閉店するのは、1階の直営食品売場のうち銘店売場などを除く2,370㎡。
北上市の郊外にはショッピングセンターが複数出店している一方で、さくら野百貨店北上店の周辺には大型スーパーが1つも出店しておらず、食品売場を百貨店形式からデイリーユース性の高いスーパーマーケットへと転換することで中心市街地の居住者への利便性を図るとともに、日常の来店客を増やしたい考えだと思われる。
いわて生協は現在北上市には出店しておらず、10年ぶりの再出店になるという。
「百貨店へのスーパーマーケット導入」全国で進む
百貨店の食品売場にデイリーユース性の高いスーパーマーケットを導入(スーパーマーケットに転換)する動きは全国で起きており、特に系列スーパーを持つそごう・西武、伊勢丹、近鉄、天満屋、トキハ、山形屋などは一部の店舗でそうした状況が見られる。
一方、系列スーパーを持たない百貨店では、これまで百貨店とライバル関係にあったともいえる系列外の他社スーパーを入居させる例も少なくない。
さくら野百貨店も(かつてはマイカル系であったものの)現在は系列にスーパーマーケットを持っておらず、また先述の通り北上市の中心部には大型スーパーマーケットがないため、今回の「いわて生協」導入に至ったのであろう。
さくら野百貨店は青森市、弘前市、八戸市、北上市に展開しており、その全てが地方都市に立地する。そのため他店舗においてもデイリーユース性の高い同業他社の食品スーパーを導入する可能性もあり、今後が注目される。
外部リンク:さくら野百貨店北上店
関連記事:石巻エスタ、5月31日閉店-旧さくら野百貨店、石巻市役所1階の商業施設
関連記事:マルカン百貨店の大食堂、2017年2月再開-スタッフ継続雇用で「あの味」も存続
大丸、「300年クローゼット」計画発表-大切な品物を2317年まで保管・展示
大手百貨店「大丸」は、創業300周年記念事業の一環として、顧客の大丸ゆかりの品物を300年後の2317年まで預かり、そのエピソードとともに大丸心斎橋店(しんさいばしみせ)に展示する「300年クローゼット」プロジェクトを12月21日に発表した。

300年クローゼットロゴ(ニュースリリースより)。
「大丸ゆかりの品物」を預かり展示-返却は2317年
大丸は1717年に京都で創業。その後、1726年に心斎橋へと進出した。2017年には創業300周年を迎え、様々な記念イベントが実施されている。

江戸時代の店舗を再現した模型(旧・心斎橋店本館にて)。
「300年クローゼット」プロジェクトでは、まず大丸顧客の大切な品物をそのエピソードとともに募集。その後、応募された品物とエピソードのうち一部を特別サイトで公開、2019年の大丸心斎橋店本館の建て替え工事終了後、館内に設置される「300年クローゼット」にて預かるとともに、公開・展示する計画だ。
クローゼットは300年間の保管に耐えうるものになるという。品物は2317年の大丸創業600周年の際に返却される予定。
なお、預かる品物は、大丸(支店含む)ゆかりの物に限られる。
応募は2018年1月31日まで。

新しい大丸心斎橋店本館の完成予想図(公式ウェブサイトより)。
大丸は特設サイトにおいて「人類が地球を離れたとしても300年後まで大丸の約束は続きます」としているが、地球滅亡後にクローゼットを開ける保障はないといい「人類が滅亡したとしても品物に宿る想いは滅びません」としている。
特設サイトより。
外部リンク:大丸300年クローゼット
関連記事:心斎橋パルコ、2021年再出店へ-旧そごう本店(大丸北館)に
関連記事:大丸心斎橋店本館、2015年12月30日閉館-多くの人に惜しまれた最終日
大沼、企業再生ファンドに経営譲渡で再建へ
山形の老舗百貨店「大沼」(山形市七日町(なぬかまち))が、東京の企業再生ファンドに経営権を譲渡し、経営の立て直しを図る方針を固めた。

大沼百貨店山形本店。
創業318年の老舗百貨店
大沼は1700年に創業。1950年に百貨店となった。
1970年には支店として米沢店、1971年には酒田店を出店し、経営規模を拡大した(酒田店は酒田大火により移転、その後ダイエーに譲渡され閉店)。
2017年現在は、山形本店、米沢店、新庄ショップの3店体制となっている。

大沼百貨店米沢店。
しかし、近年は郊外店との競争に加えて、仙台市の百貨店との競争も激化。伊勢丹から役員を受け入れるなどの改革を行ったものの、2013年ごろから道路拡張のために本店の駐車場が大幅に縮小された影響もあり売り上げは低下。さらに山形本店(1956~1971年築)、米沢店(1970年築)はともに老朽化が激しく、耐震化の費用負担も重荷となっていた。
2016年度の年商は山形本店が約66億円、米沢店が約16億円。地元紙・山形新聞によると、全店舗合わせた2017年2月期の売上高は約85億円で4期連続の経常損失だった。
中三盛岡店など再生に関わったファンドに経営権譲渡へ
大沼に新たに出資するのは、企業再生ファンドの「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」(MTM社、東京都)。
同社はこれまでも旧・中三盛岡店(現:ななっく)や、ヤマトヤシキ(姫路市、MTM社仲介のもとラオックス傘下で経営再建へ)といった百貨店の再生事業に関わって来た実績がある。
大沼はMTM社から数億円の増資を受け、同社に経営権を譲渡。MTM社主導で店舗の改装をおこなう。
山形市では、長年ライバル関係にあったダイエー傘下の百貨店「十字屋山形店」が建物の老朽化のため2018年1月で閉店することを発表しており、十字屋の閉店は大沼の経営にも少なからず影響を与えることになる。
閉店を発表している十字屋山形店。
大沼も老朽化のため大規模な改装が避けられない状況となっており、今後どういった手法での経営再建を行うのかが注目される。
外部リンク:大沼
ニュースリリース:株式会社大沼に対する事業スポンサー支援について
関連記事:十字屋山形店、1月31日閉店-全国最後の十字屋デパート
関連記事:山形セブンプラザ、再開発で解体へ-再開発に期待かける七日町(1)
関連記事:店舗撤退で公共化進む山形・七日町、AZも公共化検討へ-再開発に期待かける七日町(2)