徳山銀南街アーケード、2015年中に一部撤去-JR徳山駅ビル解体も始まる

山口県周南市のJR徳山駅近くの商店街「銀南街」の大部分でアーケード撤去と商店街リニューアル工事が開始された。
1965年に建築された銀南街防火建築帯ビルとなっている部分のアーケードは撤去されない。
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 アーケード撤去作業中の銀南街。既に一部は撤去されている。

核店舗「近鉄松下」も閉店-しかし空き店舗は減少

銀南街はJR徳山駅近くにあり、JR線・ピアモール銀座商店街(旧山陽道)と並行する商店街。
かつては周辺に多くの大型店が立地し、山陽新幹線開通後は山口県内で最も賑わう商店街の1つとなっていたが、近鉄松下百貨店など周辺の大型店は高額な駐車料金が倦厭され2013年までに全て撤退していた。
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2階建商店街となっている防火建築帯ビル部分のアーケードは残る。

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銀南街防火建築帯ビル全景。

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2013年に撤退した近鉄松下百貨店跡。みなみ銀座商店街に立地。

その一方で、銀南街にはかつての大型店内のテナントや百貨店のサテライトショップが相次いで出店、7月末には近くの西京銀行跡にカフェや書店などが入居する商業ビル「bloom&dream」が開店するなど、空き店舗は減少傾向にある。
銀南街のアーケード撤去工事とリニューアルは本年度内に終了する予定。
なお、近くの近鉄松下百貨店跡は一部が2016年より市役所の仮庁舎として活用されることになっている。
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銀南街ビルに出店した北九州市の百貨店「井筒屋」のサテライト店。
この部分のアーケードは残る。

徳山駅ビルも解体

また、8月からはJR徳山駅ビルの解体工事も本格化する。
徳山駅ビル(徳山民衆駅)は1969年に開業、第三セクターの商業ビル「トークス」となっていたが2000年に閉店。
その後は一部が公共施設として使われたのち、2015年3月に全館閉館していた。
すでに駅舎は橋上化されており、2018年までにTSUTAYAが運営する市立図書館を核とした新しい駅ビルが開業する。
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解体工事が開始されたJR徳山駅ビル。

外部リンク: (仮称)新徳山駅ビルの整備イメージについて(周南市)

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