カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

イコットニコット、2018年12月7日開業-旧ダイエー岡山店・ドレミの街、丸井系運営に

岡山県岡山市のJR岡山駅前にあるショッピングセンター「ドレミの街(旧・ダイエー岡山店)」がリニューアルされ、丸井系の複合商業施設「イコットニコット」(ICOTNICOT)として12月7日にリニューアルオープンする。

ICOTNICOT

岡山駅前に丸井系の商業施設が誕生

「イコットニコット」となる岡山駅前第一ビルは、「ダイエーショッパーズ岡山店」を核店舗、専門店街を「ドレミの街」として1978年11月に開業。
ダイエーの経営再建に伴い2005年に一旦閉店し、2006年3月に全館が「ドレミの街」となり営業を再開していたが、耐震補強と全面リニューアルのため2016年9月30日に一旦閉店していた。
建物は地上7階地下2階建て、売場面積は18,157㎡。(地下2階部分は駐車場)。

ドレミの街。

イコットニコットは、丸井グループ傘下でモディなどの運営をおこなう「エイムクリエイツ」が運営を手掛ける。そのため、同店はモディにとって姉妹的存在となる。
施設名称の由来は、“明るく元気に出かけたくなる場所”「行こっと、ニコ(笑顔)っと」をイメージしたもので、ロゴマークは「LIBRO」「KEYUCA」「moony」のロゴを手掛けた花田太郎氏によりデザイン、「Family Mart」「FUJITSU」「MEGMILK」などのロゴを手掛けた原田進氏により監修されたものとなっている。

ICOTNICOTロゴマーク。

なお、同ビルのシンボル的存在であったシースルーエレベーターは廃止されている。

天満屋ストア、ツタヤ、ラーメンテーマパークなど出店

商業ゾーン(地下1階~地上5階)は、コンセプトに「毎日を便利に楽しく」を掲げ、テナントとして29店舗が出店。
地下1階には、改装前と同様に天満屋ストアの「天満屋ハピーズ」(売場面積1,099㎡)が食品核として営業、ネットカフェ「コミックバスター」やトレーディングカード専門店「カードボックス」など5店舗が出店する。

天満屋ハピーズ岡山駅前店(イメージ)。

1階には、全国のラーメン専門店4店舗が入居するプロジェクションマッピングを活かしたラーメンテーマパーク「岡山ラーメンマッピングランド まぴらん」(MAPiLAN)や堂島ロールで知られるモンシェールのカフェ&ダイニング新業態「MERCI MONCHER」など食物販系の10店舗が出店。
岡山ラーメンマッピングランドまぴらんには第一弾として、博多の「新風」、仙台の「麺屋正宗」、札幌の「みそのマルエス」、東京北千住の「マタドール」が出店する。
エポスカードカウンターも設置されるほか、16日まで丸井の「ラクチンきれいシューズ体験ストア」も期間限定で営業する。

1階から地階へと直接アクセスも可。

2階には中四国TSUTAYA運営のライフスタイル提案型書店「TSUTAYA BOOK STORE」、TSUTAYAとコラボしたカフェ併設旅行代理店「H.I.S.」「cafe Gateway」、岡山初となるベーカリーカフェ「R Baker」、アクサスグループの雑貨店「ALEX COMFORT」、1時間400円で利用可能なWi-Fi・コンセント完備のコワーキングスペース「ワンダーウォール」など9店舗が出店する。cafe Gatewayは、ロボットが本格ドリップコーヒーを提供する「変なカフェ」として12月11日まで営業する予定。

TSUTAYA BOOK STOREとH.I.S.(イメージ)。


変なカフェ。

3階にはマックハウスの大型カジュアル衣料品店「マックハウスS.S.F」、手芸専門店「手芸センタードリーム」、100円ショップ「ダイソー」の3店舗が出店。4階は空きフロアで、5階にはサービス系店舗2店舗が出店する。
6階・7階にはビジネスホテルとキャビンホテルが融合した「ホテルアベストグランデ岡山」が出店、大浴場「なごみの湯」やサウナ、フィットネスジム、バーカウンターも併設される。
屋上はJ2ファジアーノ岡山FC運営のフットサルコート「ファジアーノ岡山フットサルパーク」が整備される。(受付は5階)

主なテナント。

岡山駅周辺では、ファッションビル「岡山VIVRE」「岡山OPA」、大型総合スーパー「イトーヨーカドー岡山店」など、長らく街の象徴の1つとして営業を続けてきた大型店が相次ぎ姿を消している一方で、イオンモールの出店以降は天満屋、両備グループ、ストライプインターナショナルなど地場大手企業による施設の再開発、リニューアル計画が発表されるなど、駅周辺の賑わい再生に向けた動きが進みつつある。
岡山駅前への丸井グループ進出は、こうした動きへの「追い風」となるだろう。

ICOTNICOT(イコットニコット)

住所:岡山市北区駅前町1丁目8番18号
営業時間:10時~22時(天満屋・蔦屋)など

外部リンク:イコットニコット
関連記事:セガ・岡山ジョイポリス、9月2日閉館-「杜の街づくりプロジェクト」本格始動
関連記事:問屋町テラス、10月6日開業-オレンジホール跡地、天満屋系商業施設に
関連記事:ドレミの街(旧ダイエー岡山店)、2016年9月30日閉店-2017年度の再生目指す

【PR】アートイベント「Remember HOPE Art Week」、2018年12月3日から開催-隈研吾氏や一本松アートカーも登場

東京都渋谷区宇田川町の日本アムウェイ本社1階で、東北の復興支援を目的としたアートイベント「Remember HOPE Art Week」が12月3日から10日まで開催される。
一本松アートカー

開催初日には記念式典も開催、隈研吾氏も登場

Remember HOPE Art Weekは、日本経済団体連合会(経団連)「東北復興応援フェスタ 2018」の一環として、日本アムウェイによる主催、メルセデス・ベンツ日本、隈研吾建築都市設計事務所、minä perhonen(ミナ・ペルホネン)による後援のもと実施される。
テーマに「アートを通じて、東北に希望を」を掲げ、写真家・pm cook氏による「隈研吾氏建築作品写真展」や皆川明氏による「奇跡の一本松」モチーフの「メルセデス・ベンツ アートカー」、一本松チャリティフォトコンテスト入賞作品が展示される。
一本松チャリティフォトコンテスト

12月3日に開催されたオープニングセレモニーでは、日本アムウェイ社長のピーター・ストライダム氏、世界的建築家として知られる隈研吾氏、minä perhonen(ミナ・ペルホネン)を手掛ける皆川明氏によるスピーチやフォトコンテストの表彰式、Remember HOPEアンバサダーを務める山﨑拓巳氏、利枝子氏による乾杯が執り行われた。
隈研吾氏

ピーター・ストライダム氏は、アートイベントの目的、地域交流施設「アムウェイハウス」の建設を始めとした復興支援活動を紹介し、式典参加者への御礼を述べ、「この一本松のスピリットを持ちまして、さらなるサポートを続けまたコミュニティの絆を高めていけるよう私達も引き続き頑張っていく所存です」と締め括った。
施設の設計を手掛けた隈研吾氏は「陸前高田のアムウェイハウスのプロジェクト、実はすっごく興奮しながら仕事をさせていただいています」と、陸前高田の「気仙大工」が持つ技術や学生時代からの夢を語り、「復興」「コミュニティ」をテーマにした2019年完成予定の新施設に期待を寄せた。

アートイベントは入場無料、来場者には「陸前高田の手作りクッキー」が配布される。

Remember HOPE Art Week

住所:東京都渋谷区宇田川町7-1 日本アムウェイ本社1階
展示時間:10時-19時

外部リンク:remember HOPE art week -Ipponmatsu PHOTO Contest-

新駅名は「虎ノ門ヒルズ」ー日比谷線新駅、2020年開業

東京メトロは、日比谷線の霞ヶ関~神谷町間(東京都港区)に開設する虎ノ門新駅(仮称)の名称を「虎ノ門ヒルズ」に決定したことを12月5日に発表した。

駅前機能が設けられる建物の完成予想パース(再開発ニュースリリースより)。

霞ヶ関ー神谷町間、2020年開業-銀座線とも乗換可

新駅は霞ヶ関~神谷町間の虎ノ門ヒルズ近くに建設されており、2020年の東京五輪前に暫定開業予定。2022年の街開きに全面開業することになる。

位置図(東京メトロニュースリリースより)。

また、駅ナンバーは「H6」が付与される。同駅の開業により、日比谷線霞ヶ関駅以北の駅ナンバーは変更される。
また、新駅とは駅名が異なるものの、銀座線虎ノ門駅との乗り換え駅にも指定される。

虎ノ門の再開発ビルに駅前広場

駅前には森村不動産、不二屋ビルディング、日本土地建物、虎ノ門リアルエステート、住友不動産、野村不動産、東京地下鉄による複合オフィスビルが着工されており、同ビルの地下1階には約600㎡の、地上1~2階にかけては吹き抜け構造の約800㎡の「駅前広場」が開設される。

エントランス部の完成イメージ(ニュースリリースより)。
画像は銀座線虎ノ門駅だが、新駅とも接続される。


「駅前広場」整備イメージ図(ニュースリリースより)。

再開発ビルは地上24階地下4階建て、高さは約120m。
地下には駐車場を設置、地下1階~2階は店舗、4階はカンファレンス、5階~23階はオフィスなどとなる。2020年6月の竣工を目指す。

関連記事:新駅名は「高輪ゲートウェイ」ー山手線新駅、2020年春開業
関連記事:虎ノ門駅前再開発、1月19日起工-新ビル内に「駅前広場」を開設

新駅名は「高輪ゲートウェイ」ー山手線新駅、2020年春開業

 JR東日本は、山手線・京浜東北線の田町~品川間(東京都港区)に開設する品川新駅(仮称)の名称を「高輪ゲートウェイ」に決定したことを2018年12月4日に発表した。

建設中の高輪ゲートウェイ駅。

田町ー品川間、2020年春に開業

新駅は田町駅から約1.3km、品川駅から約0.9km付近に建設されており、2020年春に暫定開業予定。2024年の街開きに全面開業することになる。開業後は山手線、京浜東北線が停車する。
山手線の新駅開業は1971年に開業した西日暮里駅以来となる。

総投票数6万4000票、「高輪ゲートウェイ」は36票

今回の新駅開設に際し、駅名公募が6月5日から約1ヶ月間実施され、全国から64,052件、13,228種類の応募が寄せられた。なお、駅名公募の1位は「高輪」で、以下「芝浦」「芝浜」だったという。高輪ゲートウェイは130位(36票)だった。

高輪ゲートウェイ駅の完成イメージ。

新駅の建築デザインは建築家の隈研吾氏で、折り紙をモチーフにした大屋根を設ける。また、照明デザインは、照明デザイナー「面出薫氏」が手掛け、コンセプトに「街のランドマークとなる暖かな光の駅舎」を掲げ、照明により柔らかな光に包まれたコンコースをつくるという。
新駅周辺では、国家戦略特別区域の特定事業として、国際ビジネス交流拠点の整備を目的とした品川開発プロジェクト「グローバルゲートウェイ品川」が進められており、新たな「玄関口」としての役割が期待される。

関連記事:築地魚河岸、10月1日開業-場外市場の新商業施設、築地市場は10月6日閉場
関連記事:京急、小中学生に46駅の「新駅名」を募集-実際に数駅を改称へ

高知蔦屋書店、2018年12月3日開店-「蔦屋」複合書店業態、四国初出店

高知県高知市の薊野バイパス近くに大型書店「高知 蔦屋書店」が12月3日に開店した。

高知 蔦屋書店。

倉庫をリノベーションした複合書店

「高知 蔦屋書店」は高知市南御座の四国リョーショク跡地に出店。建物の一部は倉庫をリノベーションしている。
高知市周辺でTSUTAYAなどをFC展開する「ウイル」(高知市)と
中四国TSUTAYA(広島市)が設立した「高知蔦屋書店」が運営する。

「食」を中心とした店舗も出店

高知 蔦屋書店のコンセプトは「職人のこだわりから日常が楽しくなる市場」で、最大の特徴は倉庫をリノベーションさせた建物に高知の「食」を中心とした店舗を入居させたこと。

倉庫をリノベーション。

1階は「食と暮らしの市場」として、地元高知の「食」を中心に、雑貨や美容関連等の専門店と、「食」「暮らし」「美容」に関連する書籍が集う。職人のこだわりやさまざまな情報を五感で感じながら楽しむことができる、市場のようなストリートにしたという。

「職人のこだわりと出会える」ことを謳う。

また、1階にはスターバックスコーヒーも出店、開放的なテラス席も設けられた。

1階のスターバックス。

2階は「私の書棚」として「旅」「ワークスタイル」「文化」を中心に、「新しい自分や、なりたい自分」を思い描く提案をおこなう。
3階は「親と子どもの遊び場」として、高知県最大冊数の児童書と、高知県最大級のキッズスペースを展開する。
このほか、子育て支援センターなども入居する。

キッズスペース。

高知市にはすでに「宮脇書店」(大丸など)、「金高堂書店」(地場)などの大型書店があるが、こうした複合業態の書店はまだ珍しい存在だ。
高知蔦屋書店は開店に際し「女性活躍の先進県である高知県において、親子が一緒にゆっくりと楽しめる場所として、子育て支援にも注力し、様々なお客様が集う地域コミュニティの拠点として高知の人たちと共に創り、共に成長していく居心地のいい書店を目指す」としている。

高知 蔦屋書店

住所:高知県高知市南御座6-10
営業時間:8時~23時(専門店は異なる)

外部リンク:高知 蔦屋書店
関連記事:新・徳山駅ビル「蔦屋図書館」、2月3日開業-「駐車場1時間無料」で活性化に期待
関連記事:帯屋町チェントロ、2015年7月31日完成-旧ダイエー高知店跡再開発

いきなり!ステーキ、2018年11月30日に「全都道府県制覇」-僅か5年弱で

ステーキレストラン「いきなり!ステーキ」が11月30日に秋田県に初出店し、全47都道府県への出店を達成した。

いきなり!ステーキ(福島市、幸楽苑の運営)。

僅か5年弱で「全国制覇」-最後は秋田県

ペッパーフードサービスは墨田区向島で「キッチンくに」として1970年に創業。「ペッパーランチ」を筆頭とするステーキチェーンを運営し、2013年12月には低価格・立ち食いスタイル(2015年より一部店舗にテーブル席を設置)が特徴の「いきなり!ステーキ」第1号店を東京・銀座に出店させた。
客の前で好みのサイズに切り分けるスタイルやポイントシステム「肉マイレージ」などが評判を呼び、2017年2月には米国へも進出。2017年12月からは大手ラーメンチェーン「幸楽苑」もいきなり!ステーキのFC展開に参入、同社にとって郊外型ロードサイド店舗拡大の一翼を担うこととなった。
全国最後の出店県となったのは秋田県。363店目となる秋田市の秋田東通店のオープンにより、僅か4年11か月での「全国制覇」となった。

類似業態が増えるなかオリジナリティ出せるか?

店舗網の拡大が続く同社は、独自の「ステーキ提供手法」に特許を取っているといえども(一時特許取り消しとなっていたがその後復活)、近年は全国各地に類似業態の店舗が増加している。
また、同社はもともと都市部を展開地域にしていたため「立ち食い席」を設けていることも特徴であったが、郊外型店舗が増えるにつれて立ち食い主体からの方針転換も行われつつある。

今後はいかにオリジナリティを出せるか、また提携している幸楽苑のノウハウを「逆輸入」するなどして店舗網の少ない地方郊外において店舗網を増やしていけるかどうかなどが更なる拡大のカギとなるであろう。

関連記事:幸楽苑HD、「いきなりステーキ」をFC展開へ-2017年12月から、ラーメン店転換も

キテミテマツド、2019年4月13日開店-松戸伊勢丹跡

千葉県松戸市のJR松戸駅前に大型ショッピングセンター「キテミテマツド」(KiteMiteMatsudo)が2019年4月に開業する。
追記:開業日は4月13日となった。

キテミテマツド(ニュースリリースより)。

松戸伊勢丹跡にショッピングセンター

伊勢丹松戸店は1974年4月に開業。地上11階、地下1階建てで、売場面積は31,268㎡であったが、2018年3月21日に閉店していた。
閉店の経緯についての詳細はこちら:伊勢丹松戸店、2018年3月21日閉店-縮小模索も結局「閉店」に

伊勢丹松戸店。

キテミテマツドは松戸伊勢丹が出店していた「松戸ビルヂング」に出店。店名の由来は「来て見て松戸」からと思われ、松戸伊勢丹の建物をそのまま活用する。
広域商圏人口は約100万人で、スーパーマーケットなど約50店舗が出店予定。
テナントなどの詳細については今後発表するという。
追記:核テナントは「ロピア」「島忠ホームズ」となる。伊勢丹のギフトサロンも併設される。

関連記事:伊勢丹松戸店が閉店-3月21日に、43年の歴史に幕
関連記事:伊勢丹松戸店、2018年3月21日閉店-縮小模索も結局「閉店」に

八王子オーパ、2018年11月29日開業-JR八王子駅直結

東京都八王子市のJR八王子駅南口にファッションビル「八王子オーパ」(八王子OPA)が11月29日に開業する。

八王子オーパ、駅南口直結

八王子オーパが出店するのは八王子駅南口の鉄道用地跡に新たに建設された建物に出店。隣接するマンションとともに、JR貨物と住友不動産が共同で開発した。
店舗は地上6階、店舗面積は約6,200㎡。駅からデッキで直結される。
なお、運営する「オーパ」は元々ダイエー系だったが、現在はイオングループとなっている。

八王子オーパ。

「ウェルネス」テーマに38店舗が出店

八王子オーパのコンセプトは「Urban Wellness」で、キャッチフレーズは「ウェルネスライフハジマル」。
出店テナント数は約38店舗。
1階、2階はフードエリアで、1階は大地(大田区)が運営する「アールゲンキ」が、2階がイオングループのドラッグストア「ウエルシア」が核テナント。そのほか、「カルディコーヒーファーム」、「クリスピークリームドーナツ」などが出店する。2階には店内に設置されたデジタルサイネージを使って商品が注文できる仮想スーパー「AEON STYLE DigitalLab(イオンスタイル・デジタルラボ)」も設置される。

イオンスタイル・デジタルラボ。

3階、4階はウェルネスとアクティブをテーマとした物販店。
そのうち、3階は全床が精文館書店(愛知県豊橋市)が運営する「TSUTAYA BOOK STORE」となるほか、4階はレディス「coca」、靴「ABC-MART」、眼鏡「JINS」、アウトドア「シルバーマーク」などファッションテナント中心となる。なお、TSUTAYAにスタバは出店しない。

全館で最も広い範囲を占めるTSUTAYA。

5階、6階はビューティーサロン「アポロ」、フィットネススタジオ「オレンジセオリー」、不動産「スーモカウンター」などサービス系店舗が中心となるが、雑貨店「ハピンズ」、100円ショップ「キャンドゥ」、ゲームセンター「ナムコ」なども出店する。

八王子OPA

住所:東京都八王子市旭町1番12号
営業時間:10:00~21:00(一部除く)

外部リンク:八王子オーパ
関連記事:立川高島屋、10月11日から「立川高島屋S.C.」に-専門店との融合進める高島屋
関連記事:那覇オーパ、10月13日開業-カフーナ旭橋の核店舗

HKT48劇場、ヤフオクドーム前に2020年「復活」-ソフトバンクが建設する新ビルに

福岡県福岡市中央区の福岡ヤフオク!ドーム前にソフトバンクグループが新たなビルを建設し、核テナントとして「HKT48劇場」が2020年春に再開業することが11月26日に発表された。
同劇場は約4年ぶりの復活となる。

再開発で閉館した「HKT48劇場」4年ぶりの”復活”

「HKT48劇場」(運営:AKS、劇場支配人:指原莉乃)は2011年11月開館。かつてダイエー系だったショッピングセンター 「ホークスタウン」のフットサルコート跡への進出で、数十億円とも言われる巨費を投じた48グループ最大の専用劇場として話題を呼んだ。
HKT48
旧・HKT48劇場。

しかし、当時ホークスタウンを管理していた三菱地所は、再開発のためにホークスタウンを2016年3月に閉鎖。その後、HKT48の公演は西鉄福岡駅ビル「ソラリアステージ」にある「西鉄ホール」で行われていた。
nishitetsuh2-
現在HKT48の公演が行われている「西鉄ホール」。

西鉄ホールは駅ビルということもあり交通の便が非常に良かったものの、HKT48専用ではないため新たな専用劇場の開設を求める声が多くあった。
その後、ホークスタウン跡地には2018年11月に三菱地所のショッピングセンター「マークイズ福岡ももち」が開業している。

マークイズ福岡ももち。

ヤフオクドーム前の新ビルに―古巣「百道」に返り咲き

新たなHKT48劇場の開設は、HKT48の7周年記念公演で発表されたもの。同公演では合わせて5期研究生のお披露目、ドラフト3期生5名の昇格発表などもおこなわれた。
新・HKT48劇場はヤフオクドーム隣接地にソフトバンクグループによって建設されるエンターテイメントビル(仮称)の1階に設けられる。
建物は7階建てとなり、ヤフオクドーム3階デッキと直結されるという。館内には西日本初となる「MLB Cafe」などの飲食店、「王貞治ベースボールミュージアム」などが出店する予定だというが、新たな劇場の具体的な内容などについては発表されていない。
今後、2020年春の開業を目指して工事が進められる計画だという。

またまた「博多」じゃない…!?

HKT48の名前の由来は言うまでもなく「博多」であるが、元々劇場があったホークスタウンは博多地区ではなく、西鉄ホールも同様であった。一時、博多駅周辺の再開発に伴いHKT48劇場が駅周辺へと移転するのではないかと言われたこともあったが、結局は古巣である「ヤフオク!ドーム」前での”復活”となった。
最初の劇場開設の際にも、そして天神移転の際にも聞かれた「全然博多やないやん…」というツッコミはまだまだ続きそうだ。

関連記事:マークイズ福岡ももち、11月21日開業-旧・ホークスタウン跡地
関連記事:天神TOIRO、9月28日開業-西鉄福岡駅北口改札外コンコースに
関連記事:HKT48劇場、天神「西鉄ホール」に移転へ-西鉄福岡駅直結

MEGAドン・キホーテ八代店、2018年12月7日開店-パチンコ店跡に

熊本県八代市の国道3号線沿いに、ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ八代店」が12月7日午前9時に開店する。

MEGAドン・キホーテ八代店。

熊本南部初のドンキ、実際に触って試せるスペースも設置

MEGAドン・キホーテ八代店は、パチンコ店「アミューズパークDo八代店」跡に出店。建物は地上4階建、売場面積は2,906㎡。(ドンキの営業フロアは1階のみ)
ドンキは熊本県内6店舗目だが、熊本都市圏エリア外では初出店となる。
熊本県南部エリア初の“驚安の殿堂”」を標榜し、食品や日用消耗品、化粧品に加え、ファミリー層向けの駄菓子や玩具、バラエティグッズを取扱うほか、対戦ゲームやトレーニングマシンといった商品を実際に触って試すことができるスペースを設けるなど、他店と差別化を図ることで幅広い客層に支持される店舗づくりを目指す。
近隣には「ゆめマート八代高田店」(旧・ニコニコドー八代店)や「スーパーキッド八代高田店」「ディスカウントドラッグコスモス八代高田店」など数多くのスーパー、ディスカウントストアが営業しており競合が予想されるが、同社は「同エリア内での相互送客をはかるなど、他企業さまとも連携を深め、地域の活性化に寄与するとともに、地域の皆さまの生活に密着し末永くご愛顧いただける店舗の創造に努めてまいります。」としている。

MEGAドン・キホーテ八代店

住所:熊本県八代市本野町2050
営業時間:午前9時~翌午前2時

関連記事:ドン・キホーテ熊本下通り店、11月30日開店-ZARA跡、近隣の既存店もリニューアル
関連記事:JR肥薩線の大畑駅保線詰所、矢岳駅官舎を再活用へ-1909年築、レストランとホテルに
関連記事:鶴屋百貨店八代生活彩館が閉店-倒壊の恐れ