大塚家具仙台ショールーム、2019年5月6日閉店-東北から全面撤退

宮城県仙台市青葉区の複合商業施設「ソララプラザ」に出店する大型家具・インテリア専門店「大塚家具仙台ショールーム」が、2019年5月6日をもって閉店する。

IDC大塚家具仙台ショールーム。

東北唯一、仙台駅前の大塚家具だった

大塚家具仙台ショールームは2009年10月、花京院一丁目第一地区第一種市街地再開発事業の一環として建設された「ソララプラザ」の3~8階部分に開店。
2009年9月に閉店した「大塚家具郡山ショールーム」(うすい百貨店8階・9階)の事実上の後継店で、売場面積は12,561㎡(面積には一部他テナント含む)と同社の旗艦店「大塚家具新宿ショールーム」に匹敵する大型店として営業していたが、2018年に店舗規模の最適化を理由とした減床を実施、資本業務提携関係にある貸会議室大手「TKP」に7~8階部分を転貸していた。転貸後の店舗面積は7,483㎡だった。

ソララプラザ。

同店は仙台駅とペデストリアンデッキを通じ接続する好立地にある。
近年、JR仙台駅周辺では民間事業者による大規模投資が相次いでいることから、新たなテナントの誘致のみならずTKPの「会議室増床」も考えられよう。

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