天ぷらスガキヤ万松寺通り店、2018年6月21日開店-スガキヤ「天ぷら専門」の新業態

ラーメン・甘味専門店「スガキヤ」を運営するスガキコシステムズ(名古屋市)は、名古屋市中区大須万松寺通に天ぷら専門の新業態「天ぷらスガキヤ万松寺通り店」を2018年6月21日に開店させた。

天ぷらスガキヤ万松寺通り店。

試行錯誤の歴史もつスガキヤの天ぷら店

スガキコシステムズは名古屋市栄に「甘党の店」として1946年創業。1958年に「株式会社寿がきや」を設立し、1994年に現社名となった。
東海地方を中心に「スガキヤ」、上質志向のラーメン店「らーめん寿がきや」、博多うどん店「木村屋」を運営するほか、合弁会社を通じて台湾、インドネシアにも店舗を展開する。
同社は2015年にも天ぷら専門店「寿、一得庵」を岩倉市に出店したが2016年6月に撤退。その後、2016年7月には天ぷら・博多うどん専門店「一得庵」を名古屋市に出店したものの、新規出店はおこなわれていなかった。

セルフサービス導入で低価格化を実現

「天ぷらスガキヤ万松寺通り店」では「ごはん」「味噌汁」のセルフサービス化を実施。先述の「一得庵」よりも販売価格が抑えられたことが特徴となっている。
ごはん、味噌汁もセルフサービスとなっている。


とり天ぷらセットはこのボリュームで400円台。
セルフ盛り付けのため大盛りも自由自在だ。

近年、天婦羅業界は「和食さと」で知られるサトレストランシステムズや「丸亀製麺」で知られるトリドールなどが新規参入しており、競争激化しつつある。
新規参入となった「天ぷらスガキヤ」がセルフサービスで差別化をおこない、店舗網を増やしていけるか注目される。
サトが運営する「天丼・天ぷら本舗さん天」。

外部リンク:平成30年6月21日(木) 「天ぷらスガキヤ 万松寺通り店」オープン
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