東急グループは、東京都新宿区歌舞伎町に高さ約225メートルの複合超高層ビルを建設する。
建設予定地図(内閣府ウェブサイトより)。
東急ミラノ座(VRゾーン)跡地、超高層ビルに
超高層ビルは新宿区歌舞伎町にあった映画館「東急ミラノ座」跡地(西武新宿駅前)に建設されるもの。
東急ミラノ座は東急グループの映画館として「新宿東急文化会館」に1956年に開業。約60年に亘って親しまれたが、老朽化のため2014年に閉館していた。
跡地は現在、ナムコの仮想現実体験施設の「VR ZONE Shinjuku」として暫定活用されている。
建設予定地。
高さ225m-映画館、ライブハウス、ホテルなどが入居
新たな超高層複合ビルは、東急グループの東急レクリエーションと東京急行電鉄が建設するもので、地上40階地下5階建て、延床面積は約8万5800㎡、高さは約225メートル。
完成予想図(内閣府ウェブサイトより)。
館内はおもにホテルとエンターテイメント空間で構成される。
地下部分に約1500人収容のライブホールが設けられるほか、1~2階にはバスターミナルと自由通路、13階までには商業施設、約850人を収容できる劇場、8スクリーンのシネコン、レストラン街などが入居。13階から40階はホテルとなる。
館内構成図(内閣府ウェブサイトより)。
5月17日に東京都都市計画審議会で都の指定地区として承認されており、2018年夏中に国家戦略特区に認定される見込み。
着工は2019年の予定で、2022年度の完成を目指す。
追記:名称は東急歌舞伎町タワーーZepp歌舞伎町も
追記:ビル名称は「東急歌舞伎町タワー」、ライブハウスは「Zepp歌舞伎町」となる。
外部リンク:都市再生特別地区(歌舞伎町一丁目地区)都市計画(素案)の概要(内閣府)
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