カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

東京メトロ、「新春デパート巡り乗車券」を発売-戦前の企画乗車券を復刻、抽選で9000枚

東京メトロ(本社:東京都台東区)は、東京メトロ24時間券3枚と銀座線沿線の9つのデパートで使用できる特典クーポンが付いた「新春デパート巡り乗車券」を270円(1枚90円×3枚)で抽選発売する。

乗車券と台紙イメージ(ニュースリリースより)。

戦前の企画乗車券を復刻-銀座線開通90周年で

「新春デパート巡り乗車券」の発売は地下鉄開通90周年感謝祭「TOKYO METRO 90 Days FES!」のスペシャル企画で、昭和7(1932)年から昭和16(1941)年まで発売し好評を博した「デパート巡り乗車券」を復刻したもの。

当時の車両(地下鉄博物館にて)。

今回の乗車券は、東京メトロ、東京メトロの前身である帝都高速度交通営団、東京地下鉄道株式会社の乗車券字紋をそれぞれ取り入れた特別デザインの東京メトロ24時間券と銀座線沿線の9つのデパートで使用できる特典クーポン、専用台紙で構成。抽選で9,000名に270円で発売する。
提携する百貨店は浅草松屋、上野マルイ、松坂屋上野店、日本橋高島屋、日本橋三越本店、銀座松屋、銀座三越、渋谷西武、東急東横店の9店舗。
抽選への応募はツイッター( @tokyometroevent )、キャンペーンサイト、ハガキで行うことができる。

外部リンク:地下鉄90周年記念 新春デパート巡り乗車券
ニュースリリース:「新春デパート巡り乗車券」を発売します! 
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ドン・キホーテ福岡天神本店、11月17日開店-24時間営業、国体道路のツタヤ跡に

福岡市中央区今泉の国体道路沿いに「ドン・キホーテ福岡天神本店」が11月17日に開店する。
開店準備が進められているドン・キホーテ福岡天神本店。

TSUTAYAの九州旗艦店だった

ドン・キホーテ福岡天神本店は「TSUTAYA BOOKSTORE TENJIN」跡に出店。この店舗はもともと渋谷、道頓堀に次ぐTSUTAYA第3の旗艦店「TSUTAYA福岡天神」として2007年開店したもので、売場面積は約2,183㎡。建物は大手ディベロッパー「アーバンコーポレイション」(2008年経営破綻)とCCCの提携第一号として建設された「アーバンBLD天神」であった。現在、建物は不動産リートなどを行うフロンティア不動産投資法人が保有する。
TSUTAYAは2011年4月に新品CD・DVDの販売や中古本(ecobooks)の販売、レンタルを強化した「TSUTAYA天神駅前福岡ビル店」(丸善跡)を開設して以降、すぐそばにあるTSUTAYA福岡天神との間で自社競合が生じていた。
そのため、2014年3月には天神駅前福岡ビル店をオンライン書店を意識し、新刊本と中古本(ecobooks)を同じ棚で販売する新モデル店舗にリニューアル、同年4月にはTSUTAYA福岡天神をにテーマ性を重視した売場構成が特徴の「TSUTAYA BOOKSTORE TENJIN」に業態転換し、中古品の取扱いを廃止、同年10月に福岡市の創業支援拠点「スタートアップカフェ」(現在は大名小学校跡に移転)を導入することで差別化を図っていた。

その後、TSUTAYA BOOKSTORE TENJINは新たなTSUTAYAの九州旗艦店「六本松 蔦屋書店」(六本松421内)の開店に伴い、2017年6月30日に閉店している。
TSUTAYA BOOKSTOREは蔦屋書店として「六本松421」に移転した。
六本松は七隈線で天神南駅から5駅目にあたる。

九州初のドンキ「本店」-旗艦店級、24時間営業に

ドン・キホーテ福岡天神本店は地上6階、地下2階建、売場面積は2,000㎡。九州の旗艦店ということで「本店」を冠した。
バスターミナルに掲示されたドン・キホーテの広告。

ドン・キホーテ福岡天神本店の営業フロアは地下1階~5階で、24時間営業。
内装は県章にも採用されている梅を取り入れた和テイストの装飾がなされており、人通りの多い地点であるため、店外にドン・キホーテ公式キャラクターとして親しまれる「ドンペン」のベンチなどが設置される。
館内では訪日外国人客の需要に対応した医薬品、プチプラコスメの品揃えも充実させるほか、地下1階には「大型のコンビニエンスストア機能」を持たせた食品専用コーナーを配置するという。

ドン・キホーテ福岡天神本店

住所:福岡県福岡市中央区今泉1丁目20−17
営業時間:24時間営業

外部リンク:2017年11月17日(金)『ドン・キホーテ福岡天神本店』オープン~九州最大の繁華街に多様なニーズに24時間お応えする県内一の多層階店舗が誕生~(PDF)
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立川高島屋に都市型最大「ニトリ」、11月15日開店-高島屋直営売場は実質4フロアに

JR立川駅前の百貨店「立川髙島屋」に、インテリア大手「ニトリ」の都市型店舗「ニトリ 立川髙島屋店」が11月15日に開店する。

立川高島屋。

4階と5階に都市型最大級「ニトリ」出店

ニトリは立川高島屋の4階と5階を改装して出店。改装前は直営のファッションフロアなどであった。
ニトリが高島屋に出店するのは港南台高島屋(横浜市港南区)、新宿高島屋タイムズスクエア(渋谷区)に次ぐ3店目。
立川高島屋店の売場面積は約5,920㎡で、6月に都心旗艦店として開業した「渋谷公園通り店」(渋谷区)の約4,990㎡を上回り、都市型店舗としては最大級の店舗となる。
6月に出店した「渋谷公園通り店」の面積を早くも上回る。

ニトリ立川高島屋店の4階はインテリア小物や食器といったホームファッション売場、5階は家具売場となる。
なお、11月15日〜11月27日はオープニングセール期間として各種セールを実施する。

直営売場集約-競争激しい「家具偏重」の意図どこに?

1995年開業の立川高島屋は地下1階〜地上9階に売場を持つが、2011年2月には7階に「IDC大塚家具」、2016年2月には6階に多摩地区最大級の「ジュンク堂書店」(淳久堂書店)が開業するなど、大型専門店の導入とともに直営売場の縮小が近年相次いでいた。
UNItachi
ジュンク堂となっている6階はかつてユニクロだった。

そして、今回の4階と5階へのニトリ出店によって、一部閉鎖中の8階、レストラン街の9階を除き、直営売場は地下1階〜地上3階の4フロアに集約されることとなった。
また、立川エリアには「IKEA立川」や「立川ロフト」、ルミネ立川の「ルミネ立川ロフト」、さらには高島屋すぐそばのフロム中武の「ニトリ デコホーム」など家具・インテリア雑貨ショップが集中出店。まさに「家具戦争」ともいうほど地域市場が飽和な中で、合計3フロアの直営売場を減らしてまで大塚家具とニトリを導入する「家具偏重」の道を選んだ立川高島屋の意図はどこにあるのだろうか。
2014年に開業したIKEA立川。

ニトリ立川高島屋店

住所:東京都立川市曙町2丁目39-3
営業時間:10:00~20:00

※高島屋の売場などは19時まで、レストラン街・書店などは21時まで。

ニュースリリース:「ニトリ 立川髙島屋店」11 月 15 日(金)オープン ニトリグループ 509 店舗目、ニトリグループ国内 459 店舗目(ニトリ公式サイト)
外部リンク:立川高島屋
関連記事:ニトリ渋谷公園通り店、2017年6月30日開店-丸井・シダックス跡に「都心初」単独旗艦店
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JR仙台駅東口に仮設飲食街「EKITUZI」、11月10日開業-旧Zepp跡、再開発までの暫定で

JR仙台駅東口にあったライブハウス「ZeppSendai」跡地に、仮設の飲食街「EKITUZI」(エキツジ)が11月10日に開業した。

EKITUZI。

旧ゼップ跡に仮設飲食街-再開発までの暫定利用

EKITUZIは2012年までライブホール「ZeppSendai」が立地し、その後は駅の工事に伴う資材置き場となっていた場所に出店。運営は土地を所有するJR東日本。
地元紙・河北新報の報道によると、同地では13階建てのオフィスビルを建設する構想があったものの、2017年11月現在でも具体的な計画が明らかになっておらず、JR東日本は再開発までの暫定施設としてEKITUZIを約1年半運営するという。

かつてのZeppSendai。

なお、前身施設であるZeppも再開発までの暫定施設として2000年に建設された経緯があり、同地ではZeppとEKITUZIを合わせて20年近く暫定利用が続く計算となる。

プレハブ6店、キッチンカー2店が出店

EKITUZIはプレハブの飲食店6店、キッチンカー2店、ポップアップショップ1店とイベント広場で構成。象徴として「横断歩道」が中央に描かれている。

中央には横断歩道がデザインされている。

プレハブ店舗は人気プロレスラー・新崎人生プロデュースのラーメン店「麺屋人生」、「〜宮城県漁師のお店〜牡蠣小屋仙台〜」、大豆料理店「大豆バル&カフェ 豆◯(まめまる)」、「立ち食い焼肉 と文字(ともじ)」、チキン料理店「ビバチキン」、居酒屋「縁側仙台駅前店」の6店で構成。

6店のプレハブ店、2店のフードカーが出店。

キッチンカーはステーキ&ハンバーグの「ディーズ・ハピネス」と「Student Train おでん×WORLD」の2店が出店。
仙台在住の大学生や留学生がおでんと世界各国の料理を提供する「Student Train おでん×WORLD」代表の瀧川捷理さん(22)は、都商研の取材に対し「食を通じて世界の異文化を知ってもらいたい」と意気込みを語った。

キッチンカーの「Student Train おでん×WORLD」。

ニュースリリース:仙台駅東口「EKITUZI」開業日等の決定について(JR東日本仙台支社公式サイト)
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太平洋そごう、9月から屋号を「遠東そごう」に-開店30周年記念セールも開催

台湾の大手百貨店「太平洋そごう」は、9月から屋号を「遠東そごう」に変更した。9月から看板なども順次変更されている。

看板が変更された「遠東そごう台北店復興館」。

台湾を代表する百貨店-遠東グループ入り15年で改称

「太平洋そごう」は1986年にそごうと太平洋建設により設立。1987年11月11日に1号店の台北店(現:台北店忠孝館)を開業させた。開店当時は台湾最大規模の百貨店であった。
その後、2002年に台湾の大手百貨店「遠東百貨」(1967年設立)などを展開する遠東グループの100パーセント子会社となった。

遠東百貨が運営する「FE21’」(高雄市)。

遠東グループは遠東紡織として1949年設立。現在は繊維業、エネルギー事業、金融業、ディベロッパー事業、流通業などを展開する。
屋号の変更は太平洋そごうは開店から30年、遠東グループ入りから15年が経過したことを機としたもの。これまで商号に「太平洋」の名前を冠していたため、元のオーナーである太平洋建設との商号争いも起きていたという。
2017年現在は9店舗を展開しており、本店である台北店忠孝館の売場面積は35,000㎡、同店の年商は日本円で約559億円(2016年)。

太平洋そごう時代の台北店忠孝館(本店)。

現在、遠東そごう(太平洋そごう)はそごう・西武との資本関係はなく、フランチャイズ店舗として運営されているが、近年は日本語サイトを開設、そごう・西武からの商品供給も再開されたほか、期間限定で日台のそごうカードによる割引を実施するなど、関係を再強化している。

改名に伴い漢字ロゴが撤去された姿。
開店時には漢字ロゴがなかったため元の姿に戻ったことに。

11月11日に開店30周年-全店で記念セール開催

「遠東そごう」への改称に伴い、9月から看板の変更などが行われているが、業態などは変更されないほか、企業名の「太平洋崇光(そごう)」は今後も使用。主要店舗のシンボルとなっている人気のからくり時計「世界の人形時計」(小小世界鐘)も継続して運用されている。
なお、太平洋そごうはもともと遠東グループが展開していた「遠東百貨」との合併も検討されていると言われているが、そごうは台湾で高いブランド力を持っているため、「そごう」の屋号は今後も継続して使用される。
遠東そごうでは、11月11日に台北店忠孝館が開店30周年を迎えるのに合わせて記念セールが実施されており、館内で様々なイベントも開催される。

30周年記念セールの装飾がなされている。

写真提供:みんくるさん(@aozora_hs

外部リンク:遠東そごう
関連記事:台湾・遠東グループ(太平洋そごう等)、訪日客向け「Tカード」発行-6月8日から
関連記事:リウボウ、太平洋そごうと提携へ-2016年6月に

丸井水戸店、2018年秋閉店-JR水戸駅前・マイムの核店舗、全盛期から売上85%減で

JR水戸駅前の再開発ビル「マイム」に出店する「丸井水戸店」が、2018年秋をもって閉店することがわかった。丸井水戸店。

水戸駅前・マイムの核店舗

丸井水戸店は1970年に水戸駅前で開業し、1993年にJR水戸駅北口再開発ビル「マイム」内に移転。
建物は地下3階、地上10階建てで、売場面積は13,300㎡。丸井は2階〜10階に出店する。
ビル管理者は水戸市が出資する第三セクター・水戸都市開発。
テナントには各ファッション専門店のほか、ダイソー(5階)、アカチャンホンポ(6階)、文教堂+アニメガ(9階)といった専門店も出店している。

ピークから売上85%減、閉店後は「やまき」が再生へ

閉店を報じた日本経済新聞によると、丸井水戸店はピーク時に156億円を売り上げたものの、2016年度の売上高は24億円と低迷。全盛期から85%の大幅な売上減となった背景には、ネットショッピングの台頭やアパレル部門の不振があったといい、採算性改善の見込みがないことから閉店を決めたという。
 2016年夏には茨城を舞台とする人気アニメ「ガールズ&パンツァー」とのコラボイベント、「ガルパン展」を開催するなどイベントでの集客策に力を入れていたものの、慢性的な売上不振を脱することは出来なかったようだ。

2016年夏に行われたガルパン展のポスター。
(画像は丸井水戸店公式サイトより)

また、2017年3月18日には水戸駅の隣接地にイオン系(旧ダイエー系)ファッションビル「水戸OPA」が出店、大きな集客をあげており、丸井にとってはその影響も非常に大きかったであろう。

3月18日に開店した水戸オーパ。

なお、丸井水戸店の閉店後は、丸井が持っていた土地や建物の所有権が商業施設コンサル会社「やまき」に譲渡されるといい、「下館スピカ」(筑西市)や「前橋エキータ」(前橋市)など、北関東における商業施設再活用の企画実績がある同社の下でテナント誘致などが進むと見られる。

外部リンク:丸井水戸店
関連記事:水戸オーパ、3月18日開業-JR水戸駅前、ガルパンショップも出店
関連記事:渋谷マルイで「ご注文はOIOIですか??」開催-サブカル系コンテンツに注力する丸井
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JR九州、熊本駅ビルの概要発表-12階建て、2021年開業めざす

JR九州は、2021年の開業を目指して工事が進められている「熊本駅ビル」(仮称)の開発概要を発表した。

新・熊本駅ビル。

新駅ビルは12階建て

現在の熊本駅ビルは1958年に建築されたもので、1991年に欧風に改装されたもの。

現・熊本駅舎。

新たな駅ビルは地下1階、地上12階建て。延床面積は107,000㎡、店舗面積は37,000㎡となる。駅ビル部分の店舗面積はアミュプラザ鹿児島、アミュプラザおおいたとほぼ同規模だ。
 館内の地階~7階は商業施設と映画館、8階は結婚式場など、9階から12階はホテルとなるほか、約800台の駐車場が設置される。
 このほか、別棟の立体駐車場も整備されるため、全体の駐車台数は約2100台となる。

館内全体の構成図。

JR九州の「アミュプラザ」と「ホテルブラッサム」進出

商業施設はJR九州が展開する大型商業施設ブランド「アミュプラザ」になると見られ、高層階には映画館が入居。駅ビル前にはイベントが開催できる大屋根を設置し、大屋根の上と館内の一部には憩いと賑わいの空間として「水と緑の立体庭園」が整備される。

大屋根の上には庭園が設置される。

また、宿泊施設はJR九州のホテルブランド「ホテルブラッサム」になると見られ、結婚式場、バンケットルームなどが併設される。

「えきマチ1丁目」は2018年春に増床

駅ビルの建設に先駆けて、JR九州は2018年春に熊本駅の豊肥本線・鹿児島本線下り線の高架化を行い、それに合わせて高架下に商業施設を増床する。
増床工事に伴い、構内の商業施設「えきマチ1丁目熊本」の西館部分は10月1日より休業している。

えきマチ1丁目は増床のため10月1日より一部休館中。
(熊本地震の復旧工事中に撮影)

新駅ビルのイメージ画像はニュースリリースより。
外部リンク(ニュースリリース):熊本駅ビルの開発概要について
外部リンク:増床・リニューアル工事に伴う「えきマチ1丁目熊本西館」休業のお知らせ
関連記事:【熊本地震】主な営業休止商業施設の状況(順次更新中)
関連記事:マルショク子飼、西友サニー水前寺、TSUTAYA田崎など相次ぎ営業再開-熊本地震被災地、新たな”建替え”も続々決まる

関連記事:えきマチ1丁目上熊本、12月11日開業-JR上熊本駅に併設
関連記事:JRおおいたシティ、1年間の入館者2500万人-予想の倍

ららぽーと沼津、2019年秋開業-静岡2店舗目のららぽーと、国道1号沿いに

三井不動産の大型ショッピングセンター「ららぽーと沼津」が2019年秋の開業を目指して、11月9日に開発着工される。ららぽーと沼津。(イメージ画像)

沼津市民「待望」のららぽーと、2019年秋に開業

ららぽーと沼津はJR片浜駅から東に約2km、国道1号線沿いの東椎路地区に出店。周辺にはナフコ、ニトリなどの大型店が立地する。
敷地面積は約121,300㎡で、延床面積は約172,000㎡。
同地へのららぽーとの進出は2013年に決まっていたが、計画地の市街化編入手続きなどに時間を要していたという。

ららぽーと沼津の出店予定地。

商業機能ではファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント施設など話題性の高い店舗を揃え、コミュニティ機能では合計5,000㎡の緑地広場や屋外イベントスペース、交通広場などを整備する。
また、施設内には帰宅困難者待機スペースを設けるなど、駿河湾にほど近い広域防災拠点としての役割も果たす。

東海進出加速のららぽ、2018年秋には「名古屋港」にも

ららぽーと沼津は2009年開業の「ららぽーと磐田」に次ぐ静岡県2店舗目で、県東部エリアでは初出店となる。
また、ららぽーと沼津の開業に先駆け、2018年秋には名古屋市港区に「ららぽーと名古屋港明」の開業を予定するほか、愛知県東郷町の東郷セントラル地区には「ららぽーと東郷(仮称)」の出店計画があるなど、東海エリアにおける積極的な店舗展開が続いている。

(イメージ画像、地図は三井不動産公式サイトより)
ニュースリリース:静岡県東部エリア初進出となるリージョナル型ショッピングセンター 「(仮称)三井ショッピングパークららぽーと沼津」11月 9 日開発着手 2019 年秋開業予定(三井不動産公式サイト)
関連記事:西武百貨店沼津店跡地に「ラブライブ!サンシャイン!!カフェ」、11月8日開店
関連記事:ららぽーと湘南平塚、10月6日開業

ルビットタウン中津川、11月10日開業-旧・アピタ跡、核店舗は「バロー」

中津川市中心部に大型ショッピングセンター「ルビットタウン中津川」が11月10日に開業する。ルビットタウン中津川。

旧アピタ中津川店跡に居抜き出店

ルビットタウン中津川は2017年8月に閉店した「ユニー・アピタ中津川店」跡に居抜き出店するもの。
アピタは1997年10月開店で、建物は地上4階建て(売場は3階まで)、売場面積は16,500㎡。テナントとして、コムサイズム、くまざわ書店、トーカイなどが出店しており、ダイエー中津川店が1998年に閉店してからは中津川市中心部で唯一の大型店として営業を続けてきたが、地権者との契約更新合意に至らなかったために閉店していた。

8月閉店のアピタ跡に出店。中津川市中心部に立地していた。

新たな運営者となったのは、食品スーパー「バロー」(多治見市)と不動産開発の「ザイマックス」(東京都港区)が合弁で設立した「バローマックス」。名称の「ルビットタウン」はバローグループの電子マネー「ルビットカード」に因んだものとなっている。

店舗ロゴ。

バロー核に53店舗が出店-アピタ時代からの復活も

ルビットタウンには「スーパーマーケットバロー ルビットタウン店」を核に、準核店舗として衣料品スーパーの「清水屋」、中津川市初出店となる「ニトリ」が出店するほか、「三洋堂書店」、アパレル「シューラルー」(ナンジョウ社のFC運営)、アミューズメント「バローランド」、100円ショップ「ダイソー」など53店舗が出店。
そのうち「ミスタードーナツ」、「サーティワンアイスクリーム」、「マクドナルド」、「クラフトハートトーカイ」など一部はアピタ時代に営業していた店舗の復活となる。

ルビットタウン中津川

住所:岐阜県中津川市淀川町 3-8
営業時間:日曜日以外は10:00-21:00,日曜日は9:30-21:00

(イメージ画像、地図はバロー公式サイトより)

ニュースリリース:大型商業施設「ルビットタウン中津川」 開設のお知らせ(バロー公式サイト)
関連記事:ユニー・アピタ中津川店、2017年8月閉店-中津川市中心部からスーパー消える
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ヤオコー、初の都市型小型店「八百幸成城店」11月7日開店-都心部展開への布石に

中堅食品スーパーの「ヤオコー」(川越市)は、東京都調布市に初の都市型小型店「八百幸 成城店」を11月7日に開業させる。八百幸成城店。(店舗イメージ)

調布市に「成城店」-ヤオコー初の都市型小型モデル店

ヤオコー初の都市型小型店「八百幸」の1号店として開業した成城店は、小田急線成城学園前駅と京王線仙川駅のおおよそ中間地点となる調布市入間町に立地。
2016年11月に閉店したディスカウントスーパー「ジェーソン成城店」跡地への出店で、周辺には食品スーパー「西友調布入間町店」が立地している。

初採用となる新ロゴ。

建物は平屋建てで、店舗面積は962㎡。年間売上は初年度で20億円を見込む。
ストアコンセプトは『「素材の美味しさ」を日々実感できるお店』で、直接の市場買付・市場輸送で鮮度にこだわった生鮮、おかずバイキングを導入したデリカ、チーズやワインなどの品揃えに力を入れたグロッサリーなど、高級住宅街・成城の舌の肥えた住民のニーズを捉えた売場を展開するという。

売場イメージ。

郊外出店進めてきたヤオコー、都心進出への足掛かりに

埼玉県川越市に本社を置くヤオコーは、半数の店舗が立地する地盤の埼玉県(全156店舗のうち埼玉県は85店舗、2017年11月現在)を中心に、首都圏郊外エリアのロードサイドへの積極出店によって経営規模を拡大。2017年4月には食品スーパー「エイヴイ」(横須賀市)を買収し、手薄だった神奈川県エリアの店舗網を広げた。

ヤオコーの郊外大型店。(東京都東大和市)

その一方で、東京都内には今回開店する成城店を含めても9店舗しか存在せず、その全てが東京23区外に立地しているということもあって、同社の第8次中期経営計画(2015.4~2018.3)では都心部(東京23区エリア)への出店が検討されていた。
また、11月中には浦和パルコ内にデパ地下形式の都心型店舗を出店することも決めている。
 
11月中に浦和パルコにも出店する(関連記事参照)。 

今回の八百幸成城店は23区内への出店ではなかったものの、世田谷区成城が目と鼻の先にある同店の成否が、今後のヤオコーの出店方針にも大きく影響してきそうだ。

八百幸 成城店

住所:東京都調布市入間町1丁目35番地1
営業時間:9:30~21:00

(ロゴ、イメージ画像、地図はヤオコー公式サイトより)

 
外部リンク:八百幸 成城店(ヤオコー公式サイト)
ニュースリリース:都市型小型店「八百幸 成城店」開店のご案内(ヤオコー公式サイト)
関連記事:浦和パルコに「ヤオコー」、2017年11月開店-大丸百貨店跡に
関連記事:ヤオコー、エイヴイを買収-250店体制目指すヤオコー、神奈川の店舗網強化
関連記事:ウニクス浦和美園、3月9日開業-「浦和レッズ」ショップも出店