京都府京都市下京区四条通に流通大手「パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)」のディスカウントストア「ドン・キホーテ四条通店」が2026年2月10日に開店する。
京都四条通の文教堂複合店跡、ドンキとして再生
ドン・キホーテ四条通店の建物「合人社四条柳馬場ビル」は鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建で営業フロアは地上3階~地下1階、売場面積は706.8㎡。
合人社四条柳馬場ビルには、文教堂系訪日外国人向け雑貨店「文教堂JQストア京都」と同社系アニメショップ「アニメガ京都」が長らく営業したが、2019年5月に文教堂の経営悪化を背景に閉店して以降、長らく未活用状態となっていた。
四条河原町店と差別化、インバウンド向け施策強化
ドン・キホーテ四条通店では2020年6月開店の「ドン・キホーテ四条河原町店」至近距離(650m)にある「関西初のインバウンド特化型衛星店」として、コンセプトに「京都らしさ・和」を掲げ、京都・宇治抹茶を使った京都土産や菓子・コスメ・医薬品・キャラクターグッズを厳選して展開。免税レジや多言語対応サービス(POP/スタッフ配置)を行う。
このほか、インバウンド特化型衛星店初の試みとしてモバイルフード/ワンハンドフード「フルーツ串」を取扱うなど「“食べる楽しみ”と“映える体験”を同時に提供」するとしている。

ドン・キホーテ四条通店
住所:京都府京都市下京区四条通麩屋町西入立売東町5-5
営業時間:10時~25時

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ミーナ津田沼、2026年1月12日閉店-京成電鉄グループ所有の「旧丸井津田沼店」2026年秋新装開業めざす
千葉県習志野市の京成松戸線(旧新京成線)新津田沼駅近くにあるファーストリテイリング系都市型複合商業施設「mina津田沼(ミーナ津田沼)」が2026年1月12日をもって閉店する。
津田沼のファッションの聖地引継いだ「mina津田沼」
ミーナ津田沼の事実上の前身「丸井津田沼店」は1978年2月に開業。建物は地上8階地下1階建で延床面積は約15,311㎡。
丸井津田沼店は開業当初、京成電鉄グループ所有の複合施設「津田沼14番街ビル(新京成第6ビル)」を一括賃借するかたちで月賦百貨店を展開したが、1980年代以降DCブランド強化に乗り出すなど、近隣のパルコとともに商業都市である津田沼駅一帯を代表する若年ファッションの聖地となった。一方、2006年5月に丸井グループ郊外型店舗及び直営部門の業績低迷を背景に閉店する方針を発表し、2007年1月の賃貸借契約契約満了にあわせ閉店した。

mina津田沼。
丸井津田沼店閉店に並行して、同年4月に京成電鉄グループとファーストリテイリングは津田沼14番街ビルの賃貸借契約を締結する方針を発表、同年11月にミーナ津田沼として新装開業した。
近年は大型量販店主体の施設に、20年近い歴史に一旦幕
現在のミーナ津田沼は2007年4月にファストファッション大手「ファーストリテイリング」が京成電鉄グループ(新京成電鉄)と賃貸借契約を結び同年11月に開業。建物は地上8階地下1階建で店舗面積は8,796㎡、延床面積は約15,311㎡。
ファストリとしては2005年11月開業の「ミーナ天神」(旧マツヤレディス)、2008年4月開業の「ミーナ京都」に次ぐ同社3施設目、首都圏初となる都市型商業施設であった。
同施設はコンセプトに「life style community」を掲げ、新装当初は当時千葉県内最大となる旗艦ブランド「UNIQLO」を核に専門店50店舗ほどを展開するなど、丸井時代のファッションビル路線を踏襲した館づくりを打ち出した。

UNIQLOミーナ津田沼店。
その後、2013年12月に神戸物産系業務用食品スーパー「業務スーパー河内屋」を導入するなど大型量販店主体に段階的に刷新、2025年12月現在は専門店17店舗が入居する施設となっている。

mina津田沼1階エントランスの業務スーパー河内屋。
新津田沼駅の商業集積、2026年秋までに一変か?
ファーストリテイリングは、ミーナ津田沼を2026年秋を目処に新装開業する方針を示している。新津田沼駅周辺ではセブン&アイHD系総合スーパー「イトーヨーカドー津田沼店」跡でもイオン系商業施設の再整備が進んでおり、津田沼戦争の舞台となった一大商業集積地は新たな姿を現すこととなりそうだ。
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ヤマダデンキLABI名古屋、2026年2月1日閉店-名鉄百貨店ヤング館跡の都市型家電量販店、名駅再開発にあわせて
愛知県名古屋市中村区の名鉄系百貨店「名鉄百貨店ヤング館」跡で営業するヤマダデンキ系都市型家電量販店「ヤマダデンキLABI名古屋」が2026年2月1日をもって閉店する。
「ナナちゃん」で親しまれた名鉄セブン館として開業
名鉄百貨店ヤング館は1972年に名鉄百貨店の若者向け専門館「名鉄百貨店セブン館(名鉄セブン)」として開業。建物は地上11階地下1階建で営業フロアは地上6階~地下1階。三井住友銀行系不動産会社「大手町建物」が所有する。
開業翌年1973年には名鉄百貨店のシンボルとなる巨大マネキン「ナナちゃん人形」を店頭に設置するなど、名駅を代表する待ち合わせスポットとなった。その後、2005年2月の伊勢丹との業務提携と全館リニューアルにともない、2006年9月に現在のヤング館に改称。
名鉄百貨店ヤング館は「自分らしさを追求するヤングレディの館」として、セレクトショップ「SHIPS」や生活雑貨店「無印良品」「PLAZA」を展開したが、ヤマダ電機導入にともなう若年女性向けブランドの本館集約にともない、2011年3月31日をもって閉店した。。

名鉄百貨店のストアガイドに組み込まれた「ヤマダデンキLABI」。
東海地方初のLABI、14年の営業に幕
ヤマダデンキLABI名古屋は、2011年11月にヤマダ電機(現ヤマダデンキ)都市型新業態「LABI」東海地方1号店として開店。営業フロアは地上5階~地下1階建で売場面積は9,250㎡。
開店当初はヤング館跡という店舗特性を活かした地階ワンフロアの「For Ladiesコーナー」化といった独自施策を打ち出しており、2026年1月現時点においてもピンク基調の売場を展開している。
また、4~5階は同社の「くらしまるごと戦略」や大塚家具のノウハウを活かした「アウトレット・リユースのフロア」を展開することで競合店との差別化を図っていた。
同店閉店は2025年7月に閉店した「ヤマダデンキLABI仙台」同様に「店舗統合」を理由として掲げたもので、閉店後は郊外型標準店「ヤマダデンキテックランド名古屋本店」が後継店舗、東海地方からLABI業態は消滅となる。

ヤマダデンキLABI名古屋。
名駅再開発で空きビル増加に
ヤマダデンキLABI名古屋が入居する「大手町建物名古屋駅前ビル」は、名駅再開発の対象区域内となっており、名鉄百貨店や近鉄パッセが同月中に閉店する方針を決めている。同再開発計画は無期限延期状態にあり、ビックカメラに次ぐ地域随一の都市型家電量販店の消滅は名駅の賑わいに暗い影を落とすこととなりそうだ。
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