神奈川県鎌倉市のイオン系食品スーパー「ダイエーグルメシティ鎌倉店」が2026年1月25日午後6時をもって閉店する。

ダイエーグルメシティ鎌倉店営業終了のお知らせ。
野村ストア本店、忠実屋系を経てダイエーに
ダイエーグルメシティ鎌倉店は、1964年2月設立の野村不動産系食品スーパー1号店「野村ストア鎌倉店」として同年4月に開店。
野村ストア鎌倉店は、1961年造成開始の野村不動産系分譲住宅地「鎌倉梶原山住宅地」の食品核として、日本初の本格民間総合シンクタンク「NRI野村総合研究所」所属研究者の生活を支える役割を担ったが、1982年春より小型店「ナイス」事業強化の方針を打ち出した首都圏地場流通大手「忠実屋」が1983年に同店運営会社を完全子会社化したことで新ブランド「ナイス鎌倉店」として新装開店した。
ナイス鎌倉店は忠実屋傘下で効率化に取組んだ一方、野村ストア時代からの経営不振から脱却に至らず、1991年9月の忠実屋グループ内運営移行で「シヅオカヤ鎌倉店」に改称、1999年3月にはダイエーグループ内運営移行で「セイフー鎌倉店」に改称した。その後、2006年3月には運営会社の社名変更にともない「グルメシティ鎌倉店」に改称、2015年3月にダイエー直営店となった。

最終営業日のダイエーグルメシティ鎌倉店。
ナイスから52年の歴史に幕
ダイエーグルメシティ鎌倉店の建物は平屋建で店舗面積は587㎡。同社が2026年に閉店する首都圏店舗のなかでも特に小さい食品スーパー業態の店舗であったが、近隣大型店「ダイエー藤沢店」からベーカリーの供給を受けるなど「鎌倉市内唯一のイオン系食品スーパー」として買物客の獲得を図った。
一方、同店は半世紀超の老朽店であり、2026年3月のダイエー首都圏撤退とイオン系首都圏食品スーパー新事業会社「イオンフードスタイル(現マックスバリュ関東)」発足に先駆け、忠実屋が野村ストア(後のナイス)を完全子会社化した1983年から52年の歴史(公式発表に基づく)に幕をおろすこととなった。
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イケア原宿・イケア新宿、2026年2月8日閉店-2つの「都心型IKEA」短命店舗に
北欧スウェーデン発祥の大手家具店「イケア・ジャパン」(本社:千葉県船橋市)は、東京都渋谷区のJR原宿駅前にある「イケア原宿」、東京都新宿区の新宿三丁目駅前にある「イケア新宿」の両店舗を、2026年2月8日に閉店させる。
イケア原宿・イケア新宿、いずれも短命に
「イケア原宿」は、JR原宿駅前に2020年6月に完成したNTT都市開発の複合商業ビル「WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)」に同月開店。
売場は1階と2階で、店舗面積は約2,500㎡だった。

イケア原宿。
「イケア新宿」は、「京王新宿追分ビル」(旧京王新宿駅)下層階にあった「フォーエバー21新宿店」の跡に2021年5月に開店。同店は経営破綻により2019年10月に閉店していた。
売場は3階から地階、店舗面積は3,270㎡だった。

イケア新宿。
センター街の「イケア渋谷」に事実上の統合
今後は2020年11月に開業した「イケア渋谷」(旧・フォーエバー21渋谷店の跡)が都心におけるブランド拠点になるといい、両店舗は事実上渋谷店に店舗統合されることとなる。

イケア渋谷。
イケア・ジャパンは、原宿店・新宿店の閉店に際して「IKEA原宿およびIKEA新宿にご来店いただき、つながりを築いてくださったすべてのお客さま、地域の皆さまに、心より感謝申し上げます。」としている。
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