イオン系首都圏/近畿圏食品スーパー運営会社「ダイエー」(本社:東京都江東区/本店:神戸市中央区)は、ベーカリー子会社「ボンテ」(本社:川崎市川崎区)を2026年2月1日に吸収合併する。
ダイエーを代表したベーカリーだった
ボンテは1972年7月に設立。屋号の由来はフランス語「Bonte(真心・親切)」によるもので、ダイエーグループ最盛期となる1999年6月時点ではインストアベーカリー「BONTE」「PA FONTE」を全国各地に155店舗を展開したが、2004年12月のダイエー産業再生機構傘下入りにともなう不採算店舗整理の一環で店舗数が半減した。

ボンテの店舗(大阪府堺市)。
ボンテの店舗、近年は大幅縮小
ボンテの店舗数は、2005年12月のダイエー新CI及び新キャッチコピー「ごはんがおいしくなるスーパー」導入にあわせた店内製造強化方針のもあり再び増加に転じたが、親会社による直営ベーカリー「D’s Bakery(ディーズベーカリー)」拡大もあり、2021年5月時点ではわずか11店舗となっていた。
2026年1月現在は製造供給拠点「ダイエー川崎プロセスセンター(川崎PC)」に本社移転、近隣店舗へのPC製造商品(川崎もしくは茨木/冷凍食品売場向け含む)の供給を主としており、親会社との経営統合で資源効率化を図る狙いがあるとみられる。
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ジョイフルサン新大工町ファンスクエア店、2026年1月25日閉店-長崎玉屋跡地の同社旗艦店「ジェイズガーデンマルシェ」、イオン系「マックスバリュ」への業態転換で
長崎県長崎市のイオン系大型食品スーパー「ジョイフルサン新大工町ファンスクエア店」が2026年1月25日午後7時をもって閉店する。
「J’s Garden Marche」冠する旗艦店
ジョイフルサン新大工町ファンスクエア店は、2022年11月に長崎玉屋/新大工町商店街跡地複合再開発施設「ファンスクエア新大工町」の食品核として開店。
ジョイフルサン新大工町ファンスクエア店は、同社初となるブランド「J’s Garden Marche(ジェイズガーデンマルシェ)」を冠した高級路線の店舗として、TERAOKA製スマホレジアプリ「Shop&GO」や顔認証システムを導入。2023年5月には至近距離の老朽店舗「ジョイフルサン新大工店」を統廃合するなど、穴吹興産(あなぶきグループ/当時)系食品スーパーの旗艦店としての役割を担った。

ジョイフルサン新大工町ファンスクエア店(開店当時)。
マックスバリュに業態転換
一方、2025年7月にイオン九州がジョイフルサンを完全子会社化、同年11月に本原店が先行してマックスバリュに転換(運営移行)するなど、2026年3月のイオン九州によるジョイフルサン吸収合併に向けた準備が進んでいた。
ジョイフルサン新大工町ファンスクエア店は、2026年1月29日を目処に「マックスバリュ新大工町ファンスクエア店」として新装開店する方針を明らかにしており、長崎市民を中心に親しまれた屋号は緩やかに姿を消すこととなる。
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カスミ赤羽神谷店、2026年1月23日開店-大日本印刷王子工場跡地にカスミ都内4号店、系列大型店「イオンスタイル赤羽」隣接地に
東京都北区の東京メトロ南北線志茂駅近くに、イオン系大型食品スーパー「カスミ赤羽神谷店」が2026年1月23日午前9時に開店する。
カスミ都内4号店、隣接するイオンとドミナント形成
カスミ赤羽神谷店は印刷大手系工場「大日本印刷王子工場」跡地再開発プロジェクト「北区神谷3丁目計画」の一環として建設されたもので、売場面積は2,485㎡。同社店舗は全198店舗体制、東京都内4店舗体制となる。

カスミ赤羽神谷店。
青果では旬の野菜・果物や手頃なカットフルーツ・野菜バラ販売を実施、精肉ではPCセンター活用による大量目商品の品揃えを拡充、鮮魚では豊洲市場毎日仕入れによる高鮮度商品や店内仕込みの手造り漬魚を導入、惣菜でも店内加工の手頃な弁当・揚げ物やバラ販売を実施する。
カスミ赤羽神谷店隣接地には、2023年7月に旧忠実屋/ダイエー系総合スーパーより建替新装開店した「イオンスタイル赤羽」が営業しており、イオン系でドミナントを固めることとなる。
カスミ赤羽神谷店
住所:東京都北区神谷3丁目15番37号
営業時間:午前9時~午後10時

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