大阪府堺市堺区の南海電鉄高野線堺東駅に直結する百貨店「高島屋堺店(堺タカシマヤ)」が、2026年1月7日午後7時をもって閉店し61年の歴史に幕をおろした。
堺タカシマヤ、61年の歴史に幕
高島屋堺店は1964年10月に開業。開業当初の建物は地上5階地下2階建で営業フロアは地上5階〜地下1階、店舗面積は10,000㎡だった。高島屋堺店は1984年4月に敷地北側に新館(地上9階地下1階建)を開業し北改札口直結化、同年10月には敷地南側の既存館を専門店街「UP’ル(アップル)」に業態転換することで、百貨店を核とする複合商業施設「堺タカシマヤS.C. 」となった。その後も2016年に耐震改修工事を完了、2020年にも大規模リニューアルを実施するなど、ハード/ソフト両面で集客向上の取組みを継続的に打ち出した。一方、2020年代初頭の感染症拡大を背景に赤字体質に陥っており、契約満了にあわせて2026年1月7日に閉店する方針を決めた。
現在の店舗面積は25,395㎡。高島屋直営フロアを核に、ファストファッション「UNIQLO」、靴量販店「ABC-MART」、100円ショップ「Seria」、複合書店「丸善」といった専門店、地階飲食店街(UP’ル)や各種金融機関、クリニックモール、行政関連施設が入居する。

営業最終日の堺タカシマヤ。
営業最終日は朝から多くの人が訪れ、にぎわいを見せた。一方で閉店式典が行われなかったこともあり食品売り場に客が集まり、ドンクや御座候といった食物販系テナントを中心に1時間を超える行列が生じて営業終了時間を迎えた19時以降も売場や催事フロアに多くの買物客が見られた。
南海電鉄の新商業施設に
高島屋堺店跡は2026年1月7日以降大部分を閉館、南海電鉄系新商業施設「HiViE」として春以降新装開業する予定。一部店舗(飲食店・旅行代理店)が新施設での営業再開を発表しているもの、施設構成は未定となっている。

営業最終日の堺タカシマヤ。
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スーパーセンタートライアル若松店、2026年4月開店-若松区内に初の新築出店、大黒天物産「ラ・ムー」やドラッグストア「コスモス」立ち並ぶ激戦区に
福岡県北九州市若松区向洋町の国道495号線沿いに流通大手「トライアルHD」(本社:福岡市東区)系総合ディスカウントストア「スーパーセンタートライアル若松店」が2026年4月21日を目処に開店する。
トライアル、若松区内に初の新築出店
スーパーセンタートライアル若松店建物は鉄骨造地上1階建で敷地面積は約15,163㎡、建築面積は約5,895㎡、店舗面積は約4,317㎡、延床面積は約5,754㎡。
同社店舗としては1990年10月に開店した関門地場大手系ホームセンター「ハードウェアとみやま若松店」を居抜きするかたちで開店した「スーパーセンタートライアル二島店」に次ぎ若松区内2店舗目、初の新築店舗となる。

建設中のスーパーセンタートライアル若松店(2026年1月現在)
ディスカウント激戦区で低価格とリテールDX訴求か
トライアル若松店近隣の北湊地区/深町地区では、2012年9月の若戸トンネル開通にあわせ、2009年1月にドラッグストア「コスモス北湊店」が開店、2011年4月に大黒天物産系ディスカウント食品スーパー「ラ・ムー若松店」が開店、2015年9月にサンリブ系近隣商圏型ショッピングセンター「マルショク深町店」(直営総合スーパー+ダイソー+サンドラッグ)が開店したことで、若松区内では若松駅周辺や二島駅周辺、北九州学研都市ひびきのに次ぐ規模の商業集積地となっている。
トライアル若松店は北湊地区/深町地区の既存店と比べ、若松区中心部や若戸トンネルから距離があるもの、同社既存店(トライアル二島店)が老朽店舗であるため、同社最新店舗が強みとするリテールDX/スマートショッピングといった営業施策、地元支持の厚いホームセンター「グッデイ若松店」を含む近隣店舗と買回りしやすい立地に期待する声も多くある。
スーパーセンタートライアル若松店
住所:福岡県北九州市若松区向洋町11-1
営業時間:24時間営業
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ジュピターコーヒー、2026年1月5日倒産-輸入食材で人気の高級スーパー、民事再生法適用で再建めざす
大手輸入食材・高級食品スーパー「ジュピターコーヒー」(本社:東京都文京区本駒込/旧本部:東京都足立区入谷)が2026年1月5日に民事再生法適用を申請し、倒産した。
駅ビル中心に多店舗化図った輸入食品スーパー
ジュピターコーヒーは1971年5月に東京都文京区で珈琲豆卸売業として創業、1979年8月に法人化した。
創業初期は都内自社事務所及び焙煎工場併設店舗での喫茶関連商材の卸売小売を中心としていたが、1990年代後半にJR東日本系駅ビル(CIAL横浜・S-PAL仙台など)に進出したことを機に、高級食品スーパー(現在はローソン傘下)の「成城石井」や輸入食品/珈琲豆専門店「カルディコーヒーファーム」などの良いとこ取りともいうべき業態を確立した。

ジュピターの店舗。(京王高幡SC)
その後も全国の百貨店、駅ビル、ファッションビルや地下街といった都市型商業施設を中心に店舗網を拡大していった。
全国展開に至るも近年は開閉店が相次いでいた
ジュピターは、2024年3月時点の店舗数は91店舗だったが、2025年5月に松山大街道店を閉店し愛媛県内から撤退、2025年9月にはマークイズ福岡ももち店を閉店し福岡市内から撤退、同年10月には全国展開初期からの古参店であったエスパル福島店を閉店し福島市内から撤退(後継店は北野エース)するなど、最近は改装休業からの完全閉店や短期での閉店が相次いでいた。
2026年1月時点の店舗数は88店舗となっていた。
輸入食材高騰も一因か-負債額は60億円、営業継続へ
帝国データバンクによると負債総額は約60億円。輸入食品の価格高騰も一因だったとみられるほか、粉飾決算も発覚。信用が低下していた。
民事再生法適用申請翌日の1月6日時点においては、スポンサーを探しつつ各店の営業を継続する方針を示しているもの、複数店舗で珈琲豆の販売停止や冷凍商品ケースの使用停止、商品欠品が生じるなど、店舗運営に甚大な影響を及ぼしている。
同社店舗は地域一番店級商業施設の食品核としての役割を担う店舗も多く、運営体制の早期回復が求められる。
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