ダイエー、新会社「イオンCREソリューションズ」に首都圏大型店12店舗のディベロッパー事業を承継-2026年1月20日発表、武蔵村山店や港南台店など

イオン系首都圏/近畿圏食品スーパー事業会社「ダイエー」(本社:東京都江東区/本店:神戸市中央区)は、同社が首都圏の大型店12店舗で展開する「ディベロッパー事業に関する権利義務」を、イオン系新設会社「イオンCREソリューションズ」に承継することを2026年1月20日に発表した。

首都圏撤退準備進めるダイエー

ダイエーは1957年4月に現法人を設立、同年9月に1号店「主婦の店ダイエー薬局」を開店した。最盛期には47都道府県にグループ店舗を展開する流通最大手となったが、2007年3月にイオンと資本業務提携を締結、2015年1月にイオンの完全子会社となった。
ダイエーはイオン傘下入りを機に首都圏/近畿圏食品スーパー事業会社化を推進、2016年3月までにイオン系各社に大型総合スーパーや地方店舗を承継するかたちで店舗網の二大都市圏集約を図った。その後、2025年12月20日には首都圏事業を「マックスバリュ関東」に承継する方針を新たに発表しており、2026年3月のイオン系首都圏食品スーパー運営会社「イオンフードスタイル(現マックスバリュ関東)」発足までに首都圏老朽店舗の閉鎖を段階的に進めていた。

首都圏大型店12店舗のディベロッパー事業を新会社に

イオンCREソリューションズは2025年12月に千葉市美浜区のグループ本拠地「イオンタワー」で設立。CREは一般的に企業不動産の略称であり、今回のダイエー大型店ディベロッパー事業承継を目的に設立に至ったものとみられる。
ダイエーによるイオンCREソリューションズへのディベロッパー事業承継対象店舗は、「ダイエーイオンフードスタイル小平店」「ダイエーイオンフードスタイル船堀店」「ダイエー東大島店」「ダイエー湘南台店」「ダイエーイオンフードスタイル三ツ境店」「ダイエー海老名店」「ダイエーイオンフードスタイル鴨居店」「ダイエー西台店」「ダイエーイオンフードスタイル新松戸店」「ダイエー武蔵村山店」「ダイエーイオンフードスタイル港南台店」「ダイエー上溝店」の12店舗。
これら店舗の一部では、既に直営フロアの閉鎖やイオン系他社への運営移行が決まっている店舗もあるが、商業施設の運営形態など一切は未発表となっている。

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サンエー銘苅店、2026年1月開店-当初予定の2024年12月から大幅延期、国指定史跡「銘苅墓跡群」発掘で

沖縄地場大手流通グループ「サンエー」(本社:沖縄県宜野湾市)は、沖縄県那覇市に建設中のショッピングセンター「サンエー銘苅店」を2026年冬を目処に開店する方針を明らかにした。

建設中に琉球王国時代の古墓見つかったサンエー新店舗

サンエー銘苅店は2023年1月に閉鎖となった大手宅配拠点「佐川急便浦添営業所」(那覇営業所に統廃合)跡地に建設中の施設で、建物は平屋建、店舗面積は1,455㎡。
当初は2024年4月に大規模小売店舗立地法に基づく新設届出を実施し、同年12月25日を目処に開店する方針であったが、建設過程で琉球王国時代の古墓「銘苅古墓群)」(銘苅墓跡群/2007年7月国指定史跡指定)発掘が生じるなど開店見通しが立たない状況となった。

食品+マツキヨの複合店、2026年冬に開店延期

サンエー銘苅店の開店延期は2025年4月の「2025年2月期決算発表」で明らかとなったもので、当初計画通りに直営食品スーパー「サンエー食品館」と同社FCドラッグストア「マツモトキヨシ」の複合店となる予定。

サンエー銘苅店(同社決算発表より)。

同社旗艦店「サンエー那覇メインプレイス」に次ぐ那覇新都心2店舗目となる店舗となる。

(仮称)サンエー銘苅店

住所:沖縄県那覇市銘苅2丁目11番1
営業時間:午前9時~午後11時(予定)

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