サンリブ、ベスト電器FCから2020年1月31日撤退-高須店の閉店で

九州地場流通大手「サンリブ」(福岡県北九州市)は、福岡県北九州市若松区の「ベスト電器サンリブ高須店」を2020年1月31日に閉店し、大型家電販売(ベスト電器FC)事業から撤退する。

ベスト電器サンリブ高須店。

提携関係が希薄化していた「サンリブ」と「ベスト電器」

サンリブとマルショクは九州地盤の家電量販店最大手(当時)「ベスト電器」とのFC契約を締結しており、最盛期にはサンリブ苅田、中津、日田など多くの店舗でベスト電器の屋号で直営家電売場を導入し、各種セールと連携した共同販促企画を打ち出していた。
2006年3月にはベスト電器直営の大型店舗「ベスト電器サンリブ折尾店」(ゲオ併設)を折尾ホームセンター跡に、2007年2月には同じくベスト電器直営の「ベスト電器サンリブくりえいと宗像店」を増床リニューアルに合わせて導入するなど、長らくベスト電器グループの経営規模拡大に貢献していたが、2012年7月のヤマダ電機グループ傘下入りに伴う不採算店舗の整理やサンリブ直営家電売場の専門店化もあり、サンリブ内のベスト電器は多くが閉店。2010年代には数店舗を残すのみとなっていた。
なお、サンリブは2010年代以降新設した大半の総合スーパー店舗に、ベスト電器と競合関係にある家電量販店「エディオン(旧・デオデオ)」を専門店として導入している。

サンリブもりつね(2012年開業)にはエディオンが出店する。


全国に残るベスト電器のFC店舗

ベスト電器は店舗網の全国展開を進めるにあたり、ヤオハングループや長崎屋、平和堂、プリマート(現・イオン琉球)など、総合スーパー・百貨店各社との業務提携(FC契約など)を締結しており、2020年1月現在も北海道地盤の西條(ベストム)や栃木地盤の福田屋百貨店(FKD)、高知地盤のサニーマートなど地場大手企業とも提携しており、またその多くが2012年のヤマダ電機グループ傘下入り後も全国各地に「ベスト電器」屋号のまま営業している。
ベスト電器の地盤である九州では、2016年12月に福岡本店を全面リニューアル、アウトレット業態への再参入を行うなど、市場シェアの維持に向けた施策を打ち出しているが、九州以外での知名度は直営店の閉鎖及びヤマダ電機(テックランド)化により低下いていると思われ、FC提携を解除する企業の出現も想定される。

関連記事:ベスト電器、台湾から撤退-2017年末で、残る海外店舗は3ヶ国に

【PR】アンケートに答えて商品を当てよう!
【令和元年!おでかけ日和キャンペーン】

このエントリーをはてなブックマークに追加