カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

大丸心斎橋店本館、最後の見学会を開催-1月16日・17日

大丸心斎橋店本館」最後の見学会が1月16日・17日に実施される。
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大丸心斎橋店本館。

大丸心斎橋店(しんさいばしみせ)は1729年に開店。現在の本館はアメリカ人建築家のウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で、1922年から1933年にかけて建設されたもの。ネオゴシック様式の内外装が人気であったが、店舗建替えのため昨年12月30日に閉館した。
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大丸心斎橋店本館1階。

見学には大丸松坂屋カードが必要-ポイントカードでも可

見学は本館1階のみで、見学には「大丸・松坂屋カード」が必要。
カード1枚につき2名まで入館することができる。時間は両日ともに13時から17時まで。
なお、カードは無料で即日発行できる「大丸・松坂屋ポイントカード」や、「博多大丸」など系列百貨店のカードも有効とのこと。
(大丸への電話取材による)
事前申し込みなどは不要。撮影も可能だが、三脚やスポットなどは使用できない。
詳しくはリンク先を参照。

外部リンク:大丸心斎橋本店本館1階 最後の開放!(大丸)
関連記事:大丸心斎橋店本館が閉館

カテプリ新さっぽろ、4月30日閉店

新札幌駅前の百貨店「カテプリ新さっぽろ」(札幌市厚別区)が、4月30日を以て閉店することが都商研の取材で分かった。
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カテプリ新さっぽろ。

副都心のカジュアル百貨店だった

「カテプリ新さっぽろ」は1982年にダイエー系列の百貨店「プランタン新さっぽろ」として開店。売場面積は約16,000㎡。
開店当時は地下鉄新さっぽろ駅の開業直後であり、隣接する「ダイエー新さっぽろ店」、「サンピアザ専門店街」(1977年開店)とともに新札幌副都心開発の目玉の1つであった。
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サンピアザ。

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新札幌駅ビル「アークシティデュオ」とは連絡通路で結ばれる。

その後、プランタン新さっぽろは2000年にプランタン百貨店との契約終了に伴い「カテプリ新さっぽろ」に名称を変更。都心百貨店よりもカジュアルな品揃えを目指し、郊外型百貨店としての改装を行ってきた。
2015年9月からは北海道内のダイエー他店とともにイオン北海道(旧マイカル北海道)の運営となっている。

閉店後は改装、イオンのショッピングセンターに

現在の「カテプリ新さっぽろ」は4月30日を以て全館閉店する。
閉店後は、隣接する「イオン新さっぽろ店(旧ダイエー)」「サンピアザ専門店街」との相乗効果を生み出すべく、建物の全面改装を行い、イオンのショッピングセンターとして再スタートする。
現時点では、改装後には「カテプリ」の名称を使わない方針という。

旧カテプリ棟の全館改装オープンは今秋ごろになる予定。
新店舗の名称やテナント構成などはまだ発表されていないが、旧ダイエー・サンピアザ棟はカテプリよりも古く1977年の開業であり、将来的には大規模な改築を行うことも考えられる。

外部リンク:カテプリ新さっぽろ
(写真提供:デパート通信

ヒカリ屋瀬田店、2月29日閉店

大津市一里山の総合スーパー「ダイエーグルメシティ ヒカリ屋瀬田店」が2月29日に閉店することが分かった。
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ダイエーグルメシティ ヒカリ屋瀬田店。

開店から40年を経て老朽化

「ヒカリ屋瀬田店」は1975年12月に開店。売場面積は約7,500㎡。
JR瀬田駅南側の学園通り沿いに位置している。
ヒカリ屋は2007年にグルメシティ近畿と合併し、店名を「グルメシティヒカリ屋」に改称。 2015年からはダイエーの直営店となっていた。
今回の閉店は、店舗の老朽化と耐震性不足によるもの。
テナントでは、既に閉店セールが行われており、閉店済みのテナントも複数ある。

2017年中の再出店を検討

老朽化による閉店であり、閉店後の店舗は解体される予定だが、ダイエーでは新たに建設されるビルのテナントとしての出店も含めて、何らかの形での再出店を予定している。
営業再開は2017年夏ごろとなる見込み。
ダイエーグルメシティヒカリ屋瀬田店は滋賀県最後のダイエー系列の店舗だが、新店舗もダイエーやヒカリ屋となるか、それとも別のイオングループの店舗で出店するかなどはまだ発表されていない。1451884078531-
店内の「お客様の声コーナー」に掲示された案内。
(閉店日確定に伴い、記事を更新いたしました)

外部リンク:ダイエーグルメシティ ヒカリ屋瀬田店

有明佐賀空港、「九州佐賀国際空港」に-1月16日から

佐賀県の山口祥義知事は、1月4日の記者会見で、県が管理している有明佐賀空港(佐賀市)の愛称を「九州佐賀国際空港」に変更することを発表した。
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有明佐賀空港ターミナル内。

「九州国際空港」を掲げる狙いとは?

佐賀空港は1998年に佐賀県川副町(2005年に佐賀市に合併)の有明海沿岸部に開港した。
永年に亘って「有明佐賀空港」の愛称を掲げ、有明海沿岸の福岡県柳川市、大川市、大牟田市などにも近いことをアピールして来たが、利用客の低迷により名古屋便と大阪便は僅か数年で運休。その一方で、2012年以降は春秋航空による上海便・成田便と、ティーウェイ航空によるソウル便が相次いで就航、東京便も増発され、近年の利用客数は増加傾向にある。
今回の改称は、そのような流れの中で海外から来る観光客に対して更なるアピールを狙ったもの。
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有明佐賀空港から福岡県内まで運行される乗合タクシー。

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就航する春秋航空。

しかし、現在の「九州佐賀国際空港」の就航先は、国内外合わせて前述の4空港のみ。また国際便就航数も各週3便と非常に少ない。
2015年6月に佐賀県が示した「佐賀空港整備ロードマップ」(外部リンク参照)では、2015年から10年以内に「国際線の更なる充実」や「ビジネスジェットの誘致」、「滑走路の延長」、「駐機場や駐車場の増設」などを行う方針が示されており、この改称により、更なる新路線の誘致に繋げていきたいという思いが窺える。
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「就航機が少なく淋しい」という声から空港公園に設置されたYS11。

「九州佐賀国際空港」への改称は1月16日から。
16日には記念式典や、新たなロゴ発表などが行われることになっている。

外部リンク:有明佐賀空港(改称予定)
外部リンク:佐賀空港が目指す将来像(2015年6月、佐賀県)

福屋百貨店本店、屋上を閉鎖-今夏に改装、屋上レストランも

福屋八丁堀本店(広島市中区)は、1月11日を以て屋上を閉鎖し、改装を行うことを発表した。RIMG4242
福屋百貨店八丁堀本店。被爆建造物としても知られる。

福屋百貨店では、2014年より八丁堀本店屋上の活用を活発化させ、書道パフォーマンスやけん玉大会、アートプロジェクトなどといったなど様々なイベントを開催してきた。
それらの開催を通して、屋上を更に有効活用すべく、全国の百貨店の屋上を調査した上で、改装方針を決定したという。
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屋上広場。

改装後は常に人が集う場所に-レストランも常設

改装後の福屋本館屋上は、香川県豊島などのリノベーションに関わった建築家の安部良さんの手により新たな交流スペースとして生まれ変わるほか、夏にビアガーデンが開催されてきた東館の屋上には、かつての大食堂を彷彿とさせるような、全世代が楽しめるレストランの開設を予定している。
全面リニューアルオープンは今夏を予定している。
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屋上には神社も設置されている。

外部リンク:福屋屋上アートプロジェクト

2016年度に閉店予定の主な商業施設

2016年度中に閉店予定の、主に百貨店、ショッピングセンター、総合スーパー、街のランドマークとなる建物を抽出しました。

関連リンク:2017年度に閉店予定の主な商業施設
関連リンク:2016年1月-3月に閉店予定の主な商業施設

お知らせ:順次追加予定です。

2016年4月

カテプリ新さっぽろ(旧プランタン百貨店)

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住所:北海道札幌市厚別区厚別中央
立地:駅前
業態:百貨店
開業:1982年6月
売場面積:約16,000㎡
跡地:改装後、イオンモール運営の商業施設予定
都商研記事リンク:カテプリ新さっぽろ、4月30日閉店

香林坊109

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住所:石川県金沢市香林坊
立地:商店街
業態:ファッションビル
開業:1985年9月
売場面積:約7,700㎡
跡地:改装後、「香林坊東急スクエア」に業態転換
都商研記事リンク: 「香林坊109」閉店へ-東急スクエアに業態転換

震災で閉店した店舗はこちら

2016年5月

ダイエー碑文谷店

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住所:東京都目黒区碑文谷
立地:近郊
業態:総合スーパー
開業:1975年4月
閉店日:2016年5月5日
売場面積:約15,000㎡
跡地:大規模改修ののち「イオンスタイルストア碑文谷」
都商研記事リンク:ダイエー碑文谷店、2016年5月ごろ閉店へ
都商研記事リンク:ダイエー碑文谷店、5月5日閉店-41年の歴史に幕

イオン大久保店(旧ニチイ→サティ)


住所:京都府宇治市大久保町
立地:近郊
業態:総合スーパー
開業:1979年3月
閉店:2016年5月31日
売場面積:約12,000㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:イオン大久保店、5月31日閉店-旧サティ

ザ・ビック倉敷店(マックスバリュ西日本)
ザ・ビッグ倉敷笹沖店(イオンリテール)

住所:岡山県倉敷市笹沖1337
立地:近郊
業態:ディスカウントスーパー
開業:1981年5月15日
閉店:2016年5月31日
敷地面積:27,145㎡
店舗面積:11,363㎡
延床面積:16,391㎡
跡地:建替予定、MV西日本による仮設店舗営業も計画
都商研記事リンク:なし

イオン西新店(旧・ダイエー西新店)


住所:福岡県福岡市早良区西新4-8-13
立地:商店街
業態:総合スーパー
開業:1958年
都商研記事リンク:イオン西新店(旧ユニード・ダイエー・トポス)、5月31日閉店

2016年6月

マルカン百貨店


住所:岩手県花巻市上町6-2
立地:商店街
業態:総合スーパー
閉店:2016年6月7日
売場面積:4,700㎡
跡地:地場企業により一部活用
都商研記事リンク:マルカン百貨店、6月7日閉店

ジョイフルサン住吉本店


住所:長崎県長崎市中園町7-14
閉店:2016年6月12日
売場面積:約4,000㎡
跡地:再開発?
都商研記事リンク:ジョイフルサン住吉本店、6月12日閉店-穴吹興産グループ入り、経営再建へ

平和堂アルプラザ大津

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住所:滋賀県大津市春日町
立地:駅前
業態:総合スーパー
開業:1974年11月
閉店:6月20日
売場面積:約7,800㎡(縮小中)
跡地:再開発、マンション+平和堂
都商研記事リンク:西友大津店跡に平和堂出店-駅前出店も改めて表明

ユニーアピタ藤枝店

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住所:静岡県藤枝市沼田
立地:駅前
業態:総合スーパー
開業:1988年9月
閉店:6月26日
売場面積:約10,000㎡
跡地:新店舗を誘致予定
都商研記事リンク:変わる藤枝-西友跡ノジマ・マム跡ドンキ・アピタ閉店

ダイシン百貨店大森本店


住所:東京都大田区山王3丁目6-3
立地:中心部
業態:総合スーパー
開業:1988年9月
閉店:2016年6月30日
跡地:MEGAドン・キホーテ大森山王店(ダイシン百貨店が運営)
都商研記事リンク:ダイシン百貨店、5月上旬閉店-ドンキが買収で

2016年7月

イズミヤハーバーランド店


住所:神戸市中央区東川崎町1丁目7番2号
立地:駅前
業態:総合スーパー+専門店
開店:2006年11月
閉店:2016年7月15日
売場面積:約10,000㎡
跡地:イオンスタイルUmie
都商研記事リンク:イズミヤ ハーバーランド店、7月15日閉店-核店舗失うハーバーランド

2016年8月

渋谷パルコ


住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
立地:中心部
業態:ファッションビル
閉店:2016年8月7日
跡地:建替予定
都商研記事リンク:渋谷パルコ、建替えで8月7日閉館-2019年再開業へ

ヤナゲン大垣店B館(平和堂大垣食品館)


住所:岐阜県大垣市高屋町1丁目56
立地:駅前
業態:百貨店
閉店:2016年8月20日
跡地:マンション
都商研記事リンク:ヤナゲン百貨店B館、8月20日閉館-食品売場も消滅

アベニュークシロ(アベニュー946、武田ビル)


住所:北海道釧路町幸町14丁目1-9
立地:中心部
業態:ショッピングセンター
開業:1976年4月(長崎屋釧路店)
閉店:2016年8月31日
店舗面積:9,500㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:アベニュークシロ、8月末閉館-旧長崎屋釧路店
(写真は公式サイトより)

ピアゴ豊郷店


住所:滋賀県犬上郡犬上郡豊郷町高野瀬197-1
立地:近郊
業態:ショッピングセンター(総合スーパー)
開業:2003年11月(ユーストア豊郷店)
閉店:2016年8月31日
店舗面積:5,899㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:ユニー・ピアゴ豊郷店、8月21日閉店-ユーホームも閉店、跡地未定

イズミヤ津高店


住所:岡山県岡山市北区横井上83-3
立地:郊外
業態:ショッピングセンター(総合スーパー)
開業:1985年6月
閉店:2016年8月21日
店舗面積:13,110㎡
跡地:エブリイホーミイHDの商業施設
都商研記事リンク:イズミヤ津高店、8月21日閉店-イズミヤ、中国地方から撤退

小田原アプリ


住所:神奈川県小田原市栄町2丁目9-33
立地:駅前・中心部
業態:ファッションビル
開業:1972年(ニチイ小田原店)
開業:2000年(小田原アプリ)
閉店:2016年8月31日
跡地:未定
都商研記事リンク:小田原アプリ、8月末に閉館へ-旧小田原ビブレ

イオンモール寝屋川(寝屋川グリーンシティ)

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住所:大阪府寝屋川市緑町
立地:近郊
業態:ショッピングセンター(総合スーパー)
開業:1978年3月
閉店:2016年8月31日
売場面積:約20,000㎡
跡地:イオンモール寝屋川(建替え)
都商研記事リンク:イオンモール寝屋川、8月31日閉館-旧・寝屋川グリーンシティ

西条プラザ


住所:広島県東広島市西条西本町28-30
立地:商店街
業態:ショッピングセンター(百貨店・スーパー)
閉店:2016年8月31日
跡地:ハローズの商業施設として建て替え(施設運営は西条プラザ)
都商研記事リンク:西条プラザ、8月31日閉店

2016年9月

西武百貨店旭川店


住所:北海道旭川市1条通8丁目右1号
立地:駅前
業態:百貨店
閉店:2016年9月30日
売場面積:約24,200㎡
跡地:未定(B館は閉店後解体開始)
都商研記事リンク:西武百貨店旭川店・旭川ロフト、9月30日閉店

西友仙台泉店(仙台泉ショッピングセンター)


住所:宮城県仙台市泉区高玉町9-2
立地:郊外
業態:総合スーパー
閉店:2016年9月
都商研記事リンク:西友仙台泉店、2016年9月閉店-スケート聖地も存続危機

そごう柏店


住所:千葉県柏市柏1丁目1-21
立地:駅前
業態:百貨店
閉店:2016年9月30日
都商研記事リンク:そごう柏店、9月30日閉店-首都圏一等地、問われる経営判断

・ドレミの街(旧・ダイエー岡山店)

2016年10月

気仙沼復興商店街(南町紫市場)

住所:宮城県気仙沼市南町
業態:商店街
開業:2011年10月
跡地:震災復興工事実施のため閉鎖
都商研記事リンク:なし

2016年11月

千葉パルコ・西友千葉パルコ店(旧田畑百貨店)

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住所:千葉市中央区中央
立地:中心部(駅前)
業態:ファッションビル・スーパー
開業:1976年12月(田畑百貨店は1947年)
売場面積:約40,000㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:千葉パルコ、2016年11月閉店へ

ダイエー相模原店


住所:神奈川県相模原市中央区相模原三丁目
立地:近郊
業態:総合スーパー
開業:1977年11月
閉店:2016年11月31日
売場面積:12,176㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:ダイエー相模原店、2016年11月末閉店
※画像はストリートビューより。

2016年12月

プランタン銀座

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住所:東京都中央区銀座
立地:中心部
業態:百貨店
開業:1984年4月
売場面積:約14,600㎡
跡地:全面改装「マロニエゲート」に統合
都商研記事リンク:プランタン銀座、2016年12月閉店へ

デイリーカナートイズミヤ我孫子店

住所:大阪府大阪市住吉区我孫子東2丁目5番24-101号
立地:駅前・中心部
業態:食品スーパー
開店:
閉店:2016年12月31日
跡地:建替予定(2018年春新店舗開店)

イズミヤ住道店

住所:大阪府大東市大野1丁目3-1
立地:駅前・中心部
業態:総合スーパー
開店:
閉店:2016年12月31日
跡地:建替予定(新店舗開店時期未定)

2017年1月

高島屋ローズショップ平塚

住所:神奈川県平塚市宝町5-2 小泉ビル1階
立地:駅前
業態:百貨店(ギフトショップ)
開業:1990年
閉店:2017年1月31日

イオン城野店(旧・ダイエー城野店)


住所:福岡県北九州市小倉南区富士見1丁目4-1
立地:駅前
業態:総合スーパー
開業:1981年2月
閉店:2017年1月31日
売場面積:14,150㎡
都商研記事リンク:イオン城野店、2017年1月末閉店-旧ダイエー城野店

イオン鹿児島谷山店(旧・ダイエー鹿児島谷山店)


住所:鹿児島県鹿児島市南栄5丁目10-51
立地:郊外
業態:総合スーパー
開業:1996年3月
閉店:2017年1月31日
売場面積:11,000㎡
都商研記事リンク:イオン鹿児島谷山店、2017年1月末閉店-旧ダイエー鹿児島谷山店

2017年2月

アピタ笠懸店


住所:群馬県みどり市笠懸町阿左美1285-1
立地:郊外
業態:総合スーパー
開業:1997年(?)
閉店:2017年2月19日
売場面積:10,943㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:ユニー、アピタ館林店・アピタ笠懸店を2017年中に閉店へ

西武百貨店筑波店(筑波西武)(つくばクレオスクエア)


住所:茨城県つくば市吾妻1丁目6-6-1
立地:駅前
業態:百貨店
開業:1985年3月
売場面積:30,832㎡(クレオスクエア全体)
売場面積:16,688㎡(西武百貨店)
跡地:未定(おそらく新店舗を誘致)
都商研記事リンク:筑波西武・八尾西武、2017年2月末閉店-百貨店リストラに突き進むセブンアイ

イズミヤ牛久店(エスカード牛久)


住所:茨城県牛久市牛久町280
立地:駅前
業態:総合スーパー
開業:1987年
閉店:2017年2月1日
跡地:新たな核テナント、専門店などを誘致
都商研記事リンク:イズミヤ・エスカード牛久店、2017年春閉店

イトーヨーカドー東習志野店


住所:千葉県習志野市東習志野7-3-1
立地:郊外
業態:ショッピングセンター(総合スーパー)
開業:1994年11月
閉店:2017年2月26日
売場面積:16,389㎡
跡地:野村不動産の高機能物流倉庫「ランドポート」
都商研記事リンク:イトーヨーカドー東習志野店、物流倉庫に-2017年2月26日閉店
※画像はトップリート投資法人公式サイトよりより。

ユニーピアゴ七尾店(パトリア)

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住所:石川県七尾市御祓町
立地:駅前
業態:総合スーパー
開業:1995年4月
売場面積:SC全体で約6,800㎡
跡地:未定(おそらく新店舗を誘致)
都商研記事リンク:ピアゴ七尾店、来年撤退へ-パトリア七尾の核店舗

イトーヨーカドー豊橋店(ホリデイ・スクエア)


住所:愛知県豊橋市藤沢町141
立地:郊外
業態:ショッピングセンター(総合スーパー)
開業:1978年6月
売場面積:17,130㎡
都商研記事リンク:イトーヨーカドー豊橋店、2017年2月閉店-ホリデイ・スクエアの核店舗
※画像はストリートビューより。

イトーヨーカドー六地蔵店


住所:京都府宇治市六地蔵奈良町67-1
立地:近郊
業態:総合スーパー
開業:1998年2月
売場面積:13,406㎡
都商研記事リンク:イトーヨーカドー六地蔵店、2017年2月閉店

西武百貨店八尾店(八尾西武)(アリオ八尾)


住所:大阪府八尾市光町2-60
立地:駅前
業態:百貨店
開業:1981年5月
売場面積:37,536㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:筑波西武・八尾西武、2017年2月末閉店-百貨店リストラに突き進むセブンアイ

イトーヨーカドー岡山店


住所:岡山市北区下石井2-10-2
立地:駅前
業態:ショッピングセンター(総合スーパー)
開業:1998年11月
売場面積:19,162㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:イトーヨーカドー岡山店、2017年2月閉店

フェスティバルシティ・アウガ
(ショッピングフロア)


住所:青森県青森市新町1-3-7
立地:駅前
業態:複合商業施設
開業:2001年1月
閉店:2017年2月28日
跡地:公共フロアに転用
都商研記事リンク:アウガ・ショッピングフロア、2017年3月末閉館へ-経営問題で市長辞任、混迷深まる活用方法

2017年3月

イトーヨーカドー秦野店


住所:神奈川県秦野市大秦町2-16
立地:近郊
業態:総合スーパー
開業:1979年11月
閉店:2017年3月5日
売場面積:5,003㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:イトーヨーカドー秦野店、2017年春閉店

銀座ソニービル


住所:東京都中央区銀座5-3-1
立地:中心部
業態:複合商業施設
開業:1966年4月
閉店:2017年3月
跡地:解体後、イベントスペースを経て新ビル建設
都商研記事リンク:銀座ソニービル、2017年3月閉館-2022年の建替え目指す

イズミヤ和泉府中店

住所:大阪府泉大津市豊中町1丁目5-5
立地:近郊
業態:総合スーパー
閉店:2017年3月26日
跡地:建替予定

西友東大宮店

住所:埼玉県さいたま市見沼区東大宮5-44-2
立地:駅前・中心部
業態:総合スーパー
開店:1976年
閉店:2017年3月31日
跡地:建替予定(2018年秋新店舗開店)

西友東長崎店

住所:東京都豊島区南長崎5-33-7
立地:駅前・中心部
業態:食品スーパー(日用衣料取扱い)
開店:1964年
閉店:2017年3月31日
跡地:店舗周辺一帯の再開発実施(2019年新店舗開店)

オギノ伊勢店

住所:山梨県甲府市幸町28-24
立地:駅前
業態:総合スーパー
開店:1975年10月
閉店:2017年3月31日
跡地:建替予定

デイリーカナートイズミヤ山田西店

住所:大阪府吹田市山田2丁目4-15
立地:住宅街
業態:食品スーパー
閉店:2017年3月31日
跡地:建替予定

天神東宝ビル(TOHOシネマズ天神・本館)

住所:福岡県福岡市中央区天神2丁目6-27
立地:中心部
業態:映画館+飲食店
開業:1997年3月15日
閉店:2017年3月31日
跡地:建替予定(映画館の存続は不明)

※2016年度中に閉店予定の、主に百貨店、ショッピングセンター、総合スーパー、街のランドマークとなる建物を抽出しました。

関連リンク:2016年1月-3月に閉店予定の主な商業施設

2016年1月-3月に閉店予定の主な商業施設

1月

ラフォーレ原宿・新潟

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 住所:新潟市中央区西堀通
立地:商店街
業態:ファッションビル
開業:1993年5月
売場面積:約5,300㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:ラフォーレ原宿・新潟、1月31日閉店

阪急三宮ビル(神戸阪急ビル東館)

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住所:兵庫県神戸市中央区加納町
立地:駅ビル
業態:複合商業ビル
開業:1995年12月
跡地:阪急が高層ビル建設。商業施設、ホテルなど。
都商研記事リンク:阪急三宮駅ビル、1月11日閉館-建替えへ

イオン姫路フォーラス・山陽座(旧ジャスコ)

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住所:兵庫県姫路市東駅前町
立地:駅前
業態:ファッションビル・映画館
開業:1971年6月
売場面積:約15,000㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:イオン姫路フォーラス、1月閉店へ

さんすて岡山西館

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住所:岡山県岡山市北区駅元町
立地:駅ビル
業態:ファッションビル
開業:2012年10月
売場面積:約1,500㎡
跡地:大型テナントを誘致
都商研記事リンク: 「さんすて岡山西館」1月閉館-駅ビルリニューアルで

キヌヤ益田ショッピングセンター

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住所:島根県益田市常盤町
立地:中心部
業態:総合スーパー
開業:1975年11月
売場面積:約8,600㎡
跡地:キヌヤ新ショッピングセンター(全面建替え)
都商研記事リンク:キヌヤ益田ショッピングセンター、1月13日閉店-跡地に新店舗

伊万里玉屋

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住所:伊万里市伊万里町甲
立地:商店街
業態:百貨店
開業:1966年
売場面積:約13,000㎡(4,000㎡に縮小中)
跡地:未定
都商研記事リンク:伊万里玉屋、2016年1月末に閉店

2月

ユニーアピタ守谷店
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住所:茨城県守谷市久保ケ丘
立地:ニュータウン
業態:ショッピングセンター(総合スーパー)
開業:1987年6月
売場面積:約14,000㎡
跡地:未定(商業施設か?)
都商研記事リンク:アピタ守谷店、2月14日閉店 

西武百貨店春日部店(旧ロビンソン)

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住所:埼玉県春日部市粕壁東
立地:駅前
業態:百貨店
開業:1985年11月
売場面積:約27,000㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:西武春日部店、2016年に閉店へ

ダイエー君津店(旧忠実屋)
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住所:千葉県君津市中野
立地:駅前
業態:総合スーパー
開業:1981年4月
売場面積:約9,200㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:ダイエー君津店、2016年2月末閉店

ユニーピアゴ清水高橋店(旧忠実屋)

住所:静岡県静岡市清水区高橋
立地:近郊
業態:総合スーパー
開業:1990年10月(2001年にユニー継承)
売場面積:約7,000㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:なし

イオン津南ショッピングセンターサンバレー

住所:三重県津市高茶屋小森町
立地:郊外
業態:ショッピングセンター(総合スーパー)
開業:1978年9月
売場面積:約20,000㎡
跡地:建替え(イオンモール?)
都商研記事リンク:なし

ダイエーグルメシティ ヒカリ屋瀬田店

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住所:滋賀県大津市一里山
立地:近郊
業態:総合スーパー
開業:1975年12月
売場面積:約7,500㎡
跡地:何らかの形で再出店を検討中
都商研記事リンク:ヒカリ屋瀬田店、近日閉店へ

メガセンタートライアル出雲店・デパートパラオ

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住所:島根県出雲市今市町
立地:中心部
業態:総合スーパー・ディスカウントストア・専門店街
開業:1980年
売場面積:約14,000㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:トライアル出雲店、2月14日閉店-デパートパラオ閉館
※画像はトライアル公式ウェブサイトより引用・加工

広島アンデルセン
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住所:広島県広島市中区本通
立地:商店街
業態:ベーカリー、飲食店、ホールなど
開業:1967年(1925年築)
跡地:建替え(一部外壁保存)
都商研記事リンク:広島アンデルセン、2月27日に閉館

ベスト電器広島店・ひろしまモール

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住所:広島市南区西蟹屋
立地:駅前
業態:家電量販店・専門店街
開業:1998年10月
売場面積:約12,000㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:ベスト電器広島店、2月末で閉店-ひろしまモール閉館へ

イオン姶良店(旧・姶良サティ)

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住所:鹿児島県姶良市東餅田
立地:近郊
業態:総合スーパー
開業:1988年11月
売場面積:約16,200㎡
跡地:イオンタウン姶良(建替え)
都商研記事リンク:イオン姶良店、2月14日閉店-イオンタウンに3月移転

3月

苫小牧エスタ
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住所:北海道苫小牧市表町
立地:駅ビル
業態:複合商業施設(ほぼ空き店舗)
開業:1982年10月
売場面積:約2,700㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:なし
※画像提供:北のテッチャンさん

ホークスタウンモール・Zepp福岡・HKT48劇場
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住所:福岡市中央区地行浜
立地:近郊
業態:ショッピングセンター
開業:2000年4月
売場面積:約60,000㎡
跡地:再開発(商業施設など)
都商研記事リンク:ホークスタウンモール、2016年春に閉館へ

以下、3月1日を以てイオンに転換するダイエー店舗

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ダイエー仙台店(宮城県仙台市)
ダイエー所沢店(埼玉県所沢市)
ダイエー南越谷店(埼玉県越谷市)
ダイエー東鷲宮店(埼玉県久喜市)
ダイエー北本店(埼玉県北本市)
ダイエー南行徳店(千葉県市川市)
ダイエー新浦安店(千葉県浦安市)
ダイエー長浦店(千葉県袖ケ浦市)
ダイエー千葉長沼店(千葉県千葉市)
ダイエー赤羽北本通り店(東京都北区)
ダイエー練馬店(東京都練馬区)
ダイエー碑文谷店(東京都目黒区) →5月ごろ閉店、改築へ
ダイエー伊勢原店(神奈川県伊勢原市)
ダイエー戸塚店(神奈川県横浜市)
ダイエー金沢八景店(神奈川県横浜市)
ダイエー東戸塚店(神奈川県横浜市)
ダイエー横須賀店(神奈川県横須賀市)
ダイエー大月店(山梨県大月市)
ダイエー京橋店(大阪府大阪市)
ダイエー長吉店(大阪府大阪市)
ダイエー金剛店(大阪府大阪狭山市)
ダイエー古川橋駅前店(大阪府門真市)
ダイエー吹田店(大阪府吹田市)
ダイエー西宮店(兵庫県西宮市)
ダイエー甲子園店(兵庫県西宮市)
ダイエー藤原台店(兵庫県神戸市)
ダイエー三田店(兵庫県三田市)
ダイエー竜野店(兵庫県たつの市)
ダイエー富雄店(奈良県奈良市)

※2016年1月~3月に閉店する、主に百貨店、ショッピングセンター、総合スーパー、街のランドマークとなる建物を抽出しました。

関連リンク:2016年度に閉店予定の主な商業施設

アクロスプラザ大分駅南、10月開業-大分駅前に大型商業ビル

新しい記事はこちら:アクロスプラザ大分駅南、10月28日開店-大分駅隣接のショッピングセンター

開発が進むJR大分駅上野の森口に新たなショッピングスポットが誕生する。
大分駅南側に隣接して建設される、新たな大型商業ビルの概要が明らかになった。

新ビルは「アクロスプラザ大分駅南」に

新たな 商業ビルの名称は「アクロスプラザ大分駅南」。
 アクロスプラザ大分駅南は大分駅南口(上野の森口)のロータリー西側に肥料大手の「片倉コープアグリ」(旧片倉チッカリン)によって建設。大和ハウスグループの「大和情報サービス」が運営する。
ビルの規模は地上4階建、延べ面積は約12,400㎡。片倉側の総事業費は約20億円。かつてこの地には片倉の肥料工場があった。
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大分駅南口(上野の森口)。写真左側の空き地に建設される。

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建設予定地。

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建設計画。

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建設予定地図(Googleマップを用いて作成)。

かつては「駅裏」と呼ばれていた大分駅南口(上野の森口)では、新たな駅ビルの完成により建設ラッシュが続き、地価も上昇していている。
アクロスプラザ大分駅南に出店する具体的なテナント名はまだ発表されていないが、既存のアクロスプラザから考えると、主に大手企業による大型テナントが核となる可能性が高い。また、上層階には駐車場が設置される。
アクロスプラザの着工は2016年2月、完成は2016年10月ごろを予定している。
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整備が進む大分駅南口(上野の森口)。

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大分駅府内中央口。

「アクロスプラザ大分駅南」テナント一覧

新しい記事・テナント一覧はこちらをクリック:アクロスプラザ大分駅南、10月28日開店-大分駅隣接のショッピングセンター

外部リンク:大和情報サービス

大丸心斎橋店本館、2015年12月30日閉館-惜しまれた最終日、建替え始動へ

御堂筋のシンボルの1つがついにその灯を消した。
大阪市中央区の大丸心斎橋店本館(しんさいばしみせ、大阪市中央区)が建替えのため2015年12月30日を以て閉館した。daimaruss
大丸心斎橋店本館。

築93年、惜しまれつつ閉館

大丸心斎橋店は1729年に開店。現在の本館はアメリカ人建築家のウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で、1922年から1933年にかけて建設されたもの。
「docomomo 日本におけるモダン・ムーブメント建築」にも選定されており、保存を求める声が多くあった。P1020480-1-1
建築時の面影を色濃く残す1階の内装。

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孔雀のテラコッタは心斎橋筋のシンボルだった。

閉館を控えた12月2日からは「大丸心斎橋店回顧展」も開催。
最終日となった30日には閉館を惜しむ多くの人たちが詰めかけ、喫茶「サロン・ド・テ・ヴォーリズ」には長蛇の列ができた。
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大丸回顧展も開催された。

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閉館を直前に控えた大丸心斎橋店。
 
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閉じられたシャッター。多くのマスコミが詰めかけた。

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閉店後はショーウインドーの撤去などが行われた。

現本館は2月から解体-主な売場は旧そごうに

現在、本館の売場は北館(旧そごう心斎橋本店)と南館に順次移設中。百貨店の顔である化粧品・宝飾品や食品などといった主力商品の売場は北館に移設され、南館は主にインバウンド需要を見込んだ改装を行っている。
現在の本館は2016年2月より解体に着手される予定。
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多くの売場が移設される旧そごう本店(大丸北館)。

新たな本館は2017年に着工。御堂筋側の外観と一部の装飾を再現した形で建設される。
新本館の売場面積は約40,000㎡となり、多くのフロアで大丸北館(旧そごう心斎橋本店)と接続される。総投資額は約380億円。
新本館は2019年秋の全面オープンを、全館のリニューアルオープンは2021年ごろを目標にしている。
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新しい本館の完成予想図(大丸松坂屋ウェブサイトより)。

外部リンク:大丸心斎橋店本館建替え計画の概要に関するお知らせ(J.フロントリテイリング・大丸松坂屋百貨店/PDF)
関連記事:大丸心斎橋店で「回顧展」を開催
(一部写真は美留町まことさん)

広島アンデルセン、2月27日閉館-建替えで、一部を再活用へ

ベーカリー大手の「アンデルセングループ」(タカキベーカリー)は、広島市本通り商店街の旗艦店「広島アンデルセン」を2月27日に閉館させることを正式に発表した。
現在の建物は解体され、新たなビルが建設される。
 カフェなどが入居する2階~6階の営業は1月17日までとなる。
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広島アンデルセン。

築90年の被爆建造物だった

広島アンデルセンビルは1925年に「三井銀行廣島支店」として営業を開始。
被爆後も銀行として使用されたのち、銀行の移転に伴い1967年にアンデルセングループが購入し「広島アンデルセン」となっていた。
増築により、戦前の外壁が維持されているのは主に北側と東側の2階部分のみとなっているものの、天井装飾や、冷蔵庫となった金庫室など内部にも銀行時代の面影が残っており、広島本通り商店街におけるランドマークの1つとなっている。
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本通りアーケード側から。

店舗は紙屋町に仮移転-新店舗の完成は5年後?

アンデルセングループでは、建築費の高騰により新店舗の完成予定を当初の2018年から2020年以降に 延期することも発表した。新店舗の建設にあたっては、戦前の外壁の残存部分をできるだけ保存する方針。
「広島アンデルセン」は紙屋町のみずほ銀行南側にある「ウツミ屋証券ビル」内に仮移転して営業を行う。
仮店舗の営業開始は3月1日からとなる予定。カフェやパーティールームの営業も行う。
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移転先となるビル(写真中央)。

外部リンク:広島アンデルセンの建物の歴史
外部リンク:パンからはじまる、ヒュッゲな暮らし。ベーカリーアンデルセン