カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

コメダ珈琲店、2019年中に「全都道府県」の出店達成へ-「空白地」沖縄・青森の進出めざす

大手カフェチェーン「コメダ珈琲店」を運営するコメダホールディングス(愛知県名古屋市)は、2019年2月期中に沖縄県と青森県への出店を目指す。
両県にはコメダの店舗がなく、実現すれば47都道府県への出店が完了する。

コメダ珈琲店の店舗。(仙台市太白区)

名古屋発のカフェチェーン-16年には一部上場

コメダ珈琲店は1968年に名古屋市で創業。
1970年から愛知県を中心にフランチャイズ展開を開始し、2003年には関東地方に進出。2014年11月には持株会社「コメダHD」を設立し、2016年6月に東証一部に上場した。
温かいデニッシュの上にアイスクリームを載せた「シロノワール」や名古屋のローカルフード「小倉トースト」は看板メニューとして知られる。

看板メニューのミニシロノワール。

コメダ珈琲店は4月1日現在で45都道府県に全800店舗を展開しているものの、沖縄県と青森県には未出店の状態が続いている。

沖縄・青森への出店で「全国制覇」へ

コメダHDは4月13日に行われた2018年2月期決算説明会で今期の出店戦略を発表。
今夏を目処に沖縄県糸満市への新規出店を目指すほか、もう一つの未出店県である青森県への出店を目指すとした。
2県への出店が実現すれば、コメダ珈琲店は全47都道府県への進出が完了する。

コメダ空白地だった沖縄・青森への出店を目指す。
(決算説明会資料より)

IR情報:株式会社コメダホールディングス 2018年2月期決算説明会資料
関連記事:小江戸・川越に「和風スタバ」、3月19日開店-観光名所「時の鐘」近くに
関連記事:スターバックスコーヒー、「道の駅」に初出店へ-茨城県筑西市に2019年開業予定

2018年度閉店予定の主な商業施設

2017年度中に閉店予定の、主に百貨店、ショッピングセンター、総合スーパー、街のランドマークとなる建物を抽出しました。

2017年1~3月、2017年度の開店情報
関連記事:2017年度開店予定の都心型商業施設・東日本編
関連記事:2017年度開店予定の都心型商業施設・東京編
関連記事:2017年度開店予定の都心型商業施設・西日本編
2016年の開店情報
関連記事:2016年に開店予定の都心型商業施設・東日本編
関連記事:2016年に開店予定の都心型商業施設・東京編
関連記事:2016年に開店予定の都心型商業施設・西日本編
関連記事:2016年度に開店予定の主な郊外型SC
関連記事:2016年度末までに開店予定の主なイオン系SC
閉店予定の店舗
関連記事:2017年度に閉店予定の主な商業施設
関連記事:2016年1月-3月に閉店予定の主な商業施設
関連記事:2016年度に閉店予定の主な商業施設

お知らせ:情報が出次第、順次更新いたします。
※中部地方は東日本の区分に入れております。ご了承ください。
 

2018年4月

イトーヨーカドー食品館新浦安店


住所:千葉県浦安市明海4-1-1
立地:近郊
業態:食品スーパー
開業:2000年10月(イトーヨーカドー)
一時閉店:2017年5月28日(イトーヨーカドー)
営業再開:2017年6月28日(イトーヨーカドー食品館)
閉店:2018年4月8日
売場面積:23,360㎡
跡地:スターツショッピングセンター(仮称)
都商研記事リンク:イトーヨーカドー食品館新浦安店、4月8日閉店-スターツが再活用へ

サミット町田旭町店・ヤマダ電機町田本店

住所:東京都町田市旭町1-24-1
立地:近郊
業態:ショッピングセンター
開業:19xx年(サミット・ダイクマ)
閉店:2018年4月8日
跡地:未定
詳細:サミットは町田撤退、ヤマダ電機は駅前移転(レミィ町田

ドン・キホーテ札幌店


住所:北海道札幌市中央区南2条西3丁目6
立地:電停前・中心部
業態:ディスカウントストア
開業:1964年(サンデパート)
開店:1984年(そうご電器)
開店:2002年(ドン・キホーテ)
閉店予定:2018年4月16日
売場面積:8,341㎡
跡地:店舗周辺一帯の再開発検討
詳細:サンデパート(そうご電器)跡
都商研記事リンク:ドン・キホーテ札幌店、4月16日閉店-3ヶ月間の「2店体制」に終止符

アルティ丹波・サンウエキ(イズミヤFC店舗)

住所:兵庫県丹波市春日町黒井1555
立地:駅前
業態:ショッピングセンター(食品スーパー)
開業:1990年代
閉店:2018年4月下旬~5月中
跡地:未定
詳細:イズミヤFC店舗
都商研記事リンク:サンウエキ株式会社のホームページへようこそ

2018年5月

西友ザ・モール姫路店


住所:兵庫県 姫路市神子岡前3丁目12-17
立地:近郊
業態:ショッピングセンター
開業:1994年4月(ザ・モール姫路・西友姫路西武店)
閉店:2018年5月15日
売場面積:18,488㎡
跡地:イズミに承継、ゆめタウン姫路(仮称)として改装予定
詳細:ザ・モール専門店街・食遊街は秋まで営業
都商研記事リンク:西友リヴィン・ザ・モール姫路、2018年5月から7月にかけて閉店-イズミが取得、「ゆめタウン姫路」秋ごろ開店

西友ザ・モール周南店


住所:山口県下松市中央町21-3
立地:近郊
業態:ショッピングセンター
開業:1993年11月
閉店:2018年5月15日
売場面積:30,516㎡
跡地:イズミに承継、ゆめタウン下松(仮称)として改装予定
詳細:ザ・モール専門店街・食遊館・星プラザは秋まで営業
都商研記事リンク:西友・ザ・モール周南、2018年5月から7月にかけて閉店-イズミが取得、「ゆめタウン下松」秋ごろ開店

IDC大塚家具春日部ショールーム


住所:埼玉県春日部市中央1丁目9-7
立地:駅前
業態:大型家具店
開業:1997年4月
閉店予定:2018年5月27日
売場面積:8,341㎡
跡地:店舗周辺一帯の再開発検討
詳細:イトーヨーカドー春日部店旧店舗跡
都商研記事リンク:iDC大塚家具春日部ショールーム、5月27日閉店-創業地・春日部の大型店、再開発検討地域に

2018年6月

西條商事・ショージエスタ店

住所:広島県東広島市西条岡町10-7
立地:中心部
業態:食品スーパー
開店:1963年(主婦の店)
閉店予定:2018年6月13日18時
跡地:未定
外部リンク:エスタ店 営業終了のお知らせ

イズミヤ大東店(大東サンメイツ)

OKストア志津店

住所:千葉県佐倉市上志津1764-5
立地:駅前
業態:ディスカウントストア
開店:1977年(イトーヨーカドー)
閉店:1997年(イトーヨーカドー)
開店:1998年(OKストア)
閉店予定:2018年6月24日
跡地:建物老朽化による建替、OKは再出店せず
詳細:イトーヨーカドー志津店跡
外部リンク:志津店 閉店の お知らせ

丸栄


住所:愛知県名古屋市中区栄3丁目3番1号
立地:中心部
業態:百貨店
創業:1615年(十一屋呉服店)
開業:1937年(三星百貨店)
閉店予定:2018年6月30日
跡地:店舗周辺一帯の再開発検討
外部リンク:丸栄、2018年6月30日閉店-403年の歴史に幕、再開発へ

ブリスモール瓢箪山(関西スーパー瓢箪山店)
(旧ラパーク瓢箪山)

住所:大阪府東大阪市神田町18番22号
立地:駅前
業態:ショッピングセンター(総合スーパー)
開店:19xx年(長崎屋瓢箪山店)
開店:2010年4月3日(関西スーパー瓢箪山店)
閉店予定:2018年6月30日
売場面積:1,404㎡
跡地:建物老朽化による建替、関西スーパーは再出店予定
詳細:旧長崎屋、2015年頃までラパーク瓢箪山として営業

2018年7月

IKEA Touchpoint 熊本(イケア熊本)


住所:熊本県熊本市東区御領8丁目4-83
立地:郊外
業態:家具店
開店:2015年10月
閉店予定:2018年7月31日
売場面積:1,460㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:イケア熊本、7月31日閉店-僅か3年で

2018年8月

日進ワールドデリカテッセン(現店舗)


住所:東京都港区東麻布2丁目34-2
立地:都心・中心部
業態:高級食品スーパー
開業:1984年
閉店予定:2018年8月16日
売場面積:不明
跡地:未定
詳細:近隣に移転、2018年8月22日新店舗に移転
詳細:東京都港区東麻布2-32-13(新店舗の住所)
外部リンク:日進ワールドデリカテッセン新店舗へ移転のお知らせ | Nissin World Delicatessen 日進ワールドデリカテッセン

平和堂石山店(平和堂4号店)


住所:滋賀県大津市松原町13-15
立地:駅前
業態:総合スーパー
開業:1970年4月
閉店:2018年8月19日(現在仮設店舗建設中)
跡地:建替予定
詳細:平和堂4号店跡、仮設店舗は8月26日開店
都商研記事リンク:平和堂石山店、8月19日閉店-築48年の平和堂4号店、跡地に新店舗建設へ

オギノ湯村ショッピングセンター


住所:山梨県甲府市千塚1丁目9-14
立地:郊外
業態:総合スーパー
開業:1990年11月
閉店:2018年8月26日
跡地:未定
詳細:旧山梨交通ダイエー湯村ショッピングセンター
都商研記事リンク:オギノ湯村ショッピングセンター、2018年夏閉店-旧・山交ダイエー、老朽化で

イオンモール川口


住所:埼玉県川口市安行領根岸3180
立地:郊外
業態:ショッピングセンター
開業:1984年
閉店予定:2018年8月31日
売場面積:34,000㎡
跡地:建替検討
詳細:2018年4月27日から閉店セール第1弾開始
都商研記事リンク:イオンモール川口、2018年9月までに閉館へ-旧グリーンシティ、建替えも視野か

2018年9月

アピタ田富店


住所:山梨県中央市1383-9
立地:郊外
業態:ショッピングセンター
開店:1998年10月
閉店:2018年9月9日
売場面積:18,967㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:ユニー・アピタ田富店、2018年9月9日閉店-増床「イオン」の影響大きく

丸井水戸店


住所:茨城県水戸市宮町1丁目2-4
立地:駅前
業態:ファッションビル
開業:1970年4月(旧店舗)
移転:1993年(現店舗)
閉店:2018年9月17日
売場面積:13,300㎡
跡地:やまき開発複合オフィスビル「M’s international」
都商研記事リンク:丸井水戸店、2018年秋閉店-JR水戸駅前・マイムの核店舗、全盛期から売上85%減で

ピアゴ飯田駅前店


住所:長野県飯田市東和町2丁目35
立地:駅前
業態:総合スーパー
開店:1974年4月(ユニーとして)
業態転換:2003年(ジョイマート)
閉店予定:2018年9月30日
売場面積:6,864㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:ユニー・ピアゴ飯田駅前店、9月末閉店

イオン福重店(旧ダイエー福重店)


住所:福岡県福岡市西区拾六町1丁目7-1
立地:郊外
業態:ショッピングセンター(総合スーパー)
開業:1983年11月(ユニード福重アピロス)
閉店予定:2018年9月30日
売場面積:15,152㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:イオン福重店、9月30日閉店-旧・ユニードダイエー福重アピロス

2018年10月

飯塚井筒屋(飯塚・井筒屋サロン)


住所:福岡県飯塚市本町9-17
立地:中心部
業態:百貨店
開業:1965年10月
業態転換:2009年9月
閉店予定:2018年10月
売場面積:3,710㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:飯塚井筒屋、2018年10月末までに閉店-筑豊唯一の百貨店

2018年12月

宇部井筒屋(山口井筒屋宇部店)


住所:山口県宇部市常盤町1丁目6-30
立地:中心部
業態:百貨店
開業:1969年10月
閉店:2018年12月31日
売場面積:7,683㎡
跡地:未定
詳細:
都商研記事リンク:井筒屋、コレット井筒屋・黒崎井筒屋・宇部井筒屋・飯塚井筒屋の4店を閉店-2019年5月までに

2018年1月

マックスバリュ吉塚店


住所:福岡県福岡市博多区千代1丁目2-8
立地:駅前
業態:食品スーパー
開業:2009年4月
閉店予定:2019年1月6日
跡地:建替予定
詳細:旧トイザらス博多店→旧ダイエー吉塚パピヨンプラザ店
都商研記事リンク:マックスバリュ吉塚店、1月6日閉店-旧・トイザらス→ダイエー

札幌フードセンター小樽店


住所:北海道小樽市稲穂5丁目10-1
立地:中心部
業態:食品スーパー
開業:1999年
閉店予定:2019年1月31日
売場面積:1,668㎡
跡地:未定
詳細:小樽市稲北地区第一種市街地再開発事業の核テナント
都商研記事リンク:札幌フードセンター小樽店、2019年1月31日閉店-いなきた再開発ビルの核店舗

2019年2月

イオン石岡店


住所:茨城県石岡市石岡2752-2
立地:中心部
業態:ショッピングセンター(総合スーパー)
開業:1987年2月(ジャスコ石岡店)
閉店予定:2019年2月28日
売場面積:11,980㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:イオン石岡店、2019年2月17日閉店-跡地に新店舗を建設へ

イオン上峰ショッピングセンター(旧上峰サティ)


住所:佐賀県三養基郡上峰町大字坊所1551-1
立地:中心部
業態:ショッピングセンター(総合スーパー)
開業:1995年3月(上峰サティ)
閉店予定:2019年2月28日
売場面積:15,152㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:イオン上峰店、2019年2月28日閉店-旧・上峰サティ、かつての「地域一番店」

2019年4月

パピヨンプラザ


住所:福岡県福岡市博多区千代1丁目2-6
立地:駅前
業態:ショッピングセンター
開業:1993年
閉店予定:2019年4月(契約満了)
売場面積:15,152㎡
跡地:大和リース(仮称)ブランチ博多パピヨンガーデン
都商研記事リンク:マックスバリュ吉塚店、1月6日閉店-旧・トイザらス→ダイエー

中三青森店


住所:青森県青森市新町1丁目7-1
立地:中心部
業態:百貨店
開業:1974年5月
閉店:2019年4月30日
売場面積:15,571㎡
跡地:建替、再開発検討。
詳細:建替期間中はサテライトショップを開設。
都商研記事リンク:中三青森本店、2019年4月30日閉店-再開発ビル下層階に再出店を検討

2019年5月

イトーヨーカドー直江津店


住所:新潟県上越市西本町3丁目8-8
立地:中心部
業態:総合スーパー
開店:1987年6月
閉店:2019年5月12日
売場面積:13,630㎡
跡地:イトーヨーカドー直営売場跡に新店舗誘致。
詳細:
都商研記事リンク:イトーヨーカドー直江津店、2019年5月12日閉店-新たなテナントを誘致へ

2019年5月

イトーヨーカドー直江津店


住所:新潟県上越市西本町3丁目8-8
立地:中心部
業態:総合スーパー
開店:1987年6月
閉店:2019年5月12日
売場面積:13,630㎡
跡地:イトーヨーカドー直営売場跡に新店舗誘致。
詳細:
都商研記事リンク:イトーヨーカドー直江津店、2019年5月12日閉店-新たなテナントを誘致へ

西武百貨店高槻店


住所:大阪府高槻市白梅町4-1
立地:駅前
業態:ショッピングセンター(百貨店)
開業:1974年11月
売場面積:33,353㎡
跡地:H2Oリテイリング(阪急阪神百貨店)に運営移管後、当面は従来通りの業態で営業継続。2019年10月から高槻阪急に屋号変更、将来的な建替、再開発検討。
都商研記事リンク:セブンアイ、H2O(阪急阪神)と業務資本提携へ-そごう神戸・そごう西神・高槻西武は経営譲渡
都商研記事リンク:そごう神戸店・西武高槻店、「神戸阪急」「高槻阪急」に-2019年10月から

そごう神戸店


住所:神戸市中央区小野柄通8丁目1番8号
立地:駅直結
業態:百貨店
開業:1899年6月(旧店舗)
開業:1933年9月(現店舗)
売場面積:43,093㎡
跡地:H2Oリテイリング(阪急阪神百貨店)に運営移管後、当面は従来通りの業態で営業継続。2019年10月から神戸阪急に屋号変更、将来的な建替、再開発検討。
都商研記事リンク:セブンアイ、H2O(阪急阪神)と業務資本提携へ-そごう神戸・そごう西神・高槻西武は経営譲渡
都商研記事リンク:そごう神戸店・西武高槻店、「神戸阪急」「高槻阪急」に-2019年10月から

2019年度

イトーヨーカドー ザ・プライス川口店


住所:埼玉県川口市栄町3-14-15
立地:商店街
業態:ディスカウントストア
開業:1979年11月
閉店予定:2019年目処
売場面積:7,105㎡
核テナント:ザ・プライス、イトーヨーカドーアウトレット
専門店:ダイソー
跡地:店舗周辺一帯の再開発実施
都商研記事リンク:川口銀座商店街の大型再開発、2019年度に着工-ザ・プライスも閉店へ

2020年度以降~
建替・再開発・閉店検討中の商業施設

イオン室蘭店(ニチイ桐屋→サティ→ポスフール)

住所:北海道室蘭市東町2丁目4-32
立地:駅前・近郊
業態:ショッピングセンター(総合スーパー)
開業:1981年4月15日(室蘭ファミリーデパート桐屋)
売場面積:約9,000㎡
跡地:未定(徒歩圏内に移転検討)
都商研記事リンク:なし

中合福島店


住所:福島県福島市栄町5-1
立地:駅前
業態:百貨店
創業:1874年
開店:1973年(現店舗・辰巳屋ビル)
閉店:時期未定
売場面積:約9,000㎡
跡地:店舗周辺一帯の再開発実施
都商研記事リンク:福島駅東口再開発、野村不動産が参画発表-中合福島店、近い将来解体へ

イオン京橋店


住所:大阪府大阪市都島区片町2-3-51
立地:駅
業態:総合スーパー
開業:1971年11月26日
閉店予定:2019年度以降
売場面積:
核テナント:イオン京橋店(旧ダイエー京橋店)
専門店:Green Parks topic、アシーネ、モーリーファンタジー、パロ、マツヤデンキ、ドムドム、スターバックス
跡地:店舗周辺一帯の再開発検討

オークワオーシティ田辺
紀伊田辺シティプラザホテル

住所:和歌山県田辺市東山1丁目5-1
立地:近郊
業態:総合スーパー
閉店:2018年以降
売場面積:
詳細:田辺市新庁舎整備事業に係る基本協定(2017年8月締結)に基づき建物を解体、店舗跡地に田辺市新庁舎建設予定
詳細:オークワの店舗跡地再出店は未定

平和堂米原店


住所:滋賀県米原市下多良2丁目47
立地:駅前
業態:総合スーパー
開業:1986年10月
閉店予定:2018年2月まで→閉店延期
売場面積:6,911㎡
跡地:未定
都商研記事リンク:平和堂米原店、2018年2月までに閉店へ-米原唯一の大型店
都商研記事リンク:平和堂米原店、当面存続へ-2月閉店予定、地元の署名で

イズミヤ茨木店

住所:大阪府茨木市西駅前町4-104
立地:駅前
業態:衣料スーパー
開店:1970年3月
閉店:時期未定
跡地:店舗周辺一帯の再開発実施(茨木駅西口再開発)

 

そごう西神店

住所:兵庫県神戸市西区糀台5丁目9-4
立地:駅直結
業態:百貨店
開業:1990年10月
売場面積:
跡地:H2Oリテイリング(阪急阪神百貨店)に運営移管検討→白紙化。
都商研記事リンク:セブンアイ、H2O(阪急阪神)と業務資本提携へ-そごう神戸・そごう西神・高槻西武は経営譲渡

オークワオーシティ田辺
紀伊田辺シティプラザホテル

住所:和歌山県田辺市東山1丁目5-1
立地:近郊
業態:総合スーパー
閉店:2018年以降
売場面積:
詳細:田辺市新庁舎整備事業に係る基本協定(2017年8月締結)に基づき建物を解体、店舗跡地に田辺市新庁舎建設予定
詳細:オークワの店舗跡地再出店は未定

イオン下大利店(旧ダイエー下大利店)

住所:福岡県大野城市下大利1-21-1
立地:駅前
業態:総合スーパー
閉店:2018年以降
売場面積:
詳細:

2018年度開業予定の都心型商業施設・西日本編

現在リニューアル準備中のため、
東日本エリアの開業情報が混在しています。
ご了承ください。

2018年4月

ビエラ山科

住所:京都府京都市山科区安朱中小路町5
立地:駅
運営:JR西日本不動産開発株式会社
業態:駅ビル
開業:2018年4月14日
核テナント:ココカラファイン
専門店:ふたば書房、フレッシュネスバーガーなど
店舗数:7店舗
詳細:JR山科駅NKビルのリニューアル

ミ・ナーラ
(仮称)奈良平城プラザ


住所:奈良県奈良市二条大路南1丁目3-1
立地:近郊
運営:株式会社やまき
資産運用会社:三井物産・イデラパートナーズ株式会社
業態:観光型複合商業施設
開業予定:2018年4月24日
敷地面積:約53,214.66㎡
延床面積:約72,944.41㎡
核テナント:コーヨー
専門店:エディオン、モンベル、湯川家具、ラウンドワンなど
店舗数:未定
都商研記事リンク:ミ・ナーラ、4月24日開業-旧・奈良そごう、4月28日から「大型アイドルフェス」開催

エキ・タカ 泉ケ丘高島屋


住所:大阪府堺市南区茶山台 泉北高速鉄道泉ケ丘駅
運営:高島屋
開業予定:2018年4月26日
売場面積:約500㎡
詳細:高島屋泉北店の分店
都商研記事リンク:エキ・タカ 泉ケ丘高島屋、4月26日開店-駅内に高島屋の食品専門館

Oh!Me大津テラス


住所:滋賀県大津市打出浜14
立地:中心部
運営:アーク不動産
業態:専門店ビル
開業予定:2018年4月27日
売場面積:22,711㎡
核テナント:平和堂フレンドマート
専門店:TSUTAYA、ヤマダ電機、キャンドゥ、マックハウス、サードプラネット、ユナイテッドシネマズなど
店舗数:未定
詳細:大津パルコ跡
都商研記事リンク:Oh!Me大津テラス、4月27日開業-大津パルコ跡、ショッピングセンターに

2018年秋

オークタウン大和高田・トナリエ大和高田

住所:奈良県大和高田市幸町3番18号
立地:駅前
運営:日本エスコン
業態:ショッピングセンター
開業予定:2018年秋
売場面積:未定
核テナント:未定
詳細:オークタウン大和高田くらし館は営業継続、センターモール・ヤンプラ跡地
外部リンク:テナント募集|オークタウン大和高田

ゆめタウン姫路

ゆめタウン下松

2018年10月

ビエラ岸辺健都


住所:大阪府吹田市岸部南1丁目
立地:駅ビル
運営:JR西日本不動産開発株式会社
業態:駅ビル
開業予定:2018年10月
敷地面積:約8235.71㎡
延床面積:約27,019㎡
核テナント:平和堂フレンドマート健都店(仮称)
専門店:グンゼスポーツ岸辺など
店舗数:未定
都商研記事リンク:ビエラ岸辺健都、2018年10月ごろ開業-吹田操車場跡、「健康医療都市」の核を目指す

2018年度中

ブランチ福岡下原(正式名称)
福岡市東部市場跡地商業施設(仮称)

住所:福岡県福岡市東区下原4丁目2-1
立地:近郊
開業:1982年7月(旧東部市場)
閉鎖:2016年2月(旧東部市場)
開業予定:2018年度中
運営:大和リース
業態:複合商業施設
外部リンク:「福岡市東部市場跡地事業提案」の公募型プロポーザルにおいて、当社が事業予定者に選定されました。(大和リース)

2019年以降

イトーヨーカドー岡山店跡
岡山マルイ

2019年春

(仮称)イオン藤井寺ショッピングセンター


住所:大阪府藤井寺市藤井寺駅北土地区画整理事業地内
立地:駅前
開業:2019年春
都商研記事リンク:イオン藤井寺ショッピングセンター、2019年春開業-イオンモールの跡地に

2019年度中

(仮称)小倉駅南口東地区第一種市街地再開発事業ビル

住所:福岡県北九州市小倉北区京町3丁目41-6
立地:駅前
開業:2019年
延床面積:約39,000㎡
外部リンク:http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000176575.pdf

 

2020年

ダイエー津久野店 イオンフードスタイル by daiei

住所:大阪府津久野市(未定)
立地:駅前
開店:2020年
運営:ダイエー
業態:食品スーパー
都商研記事リンク:ダイエーグルメシティ津久野店、2月28日閉店-跡地にマンション、下層階に再出店めざす

イオンモール(仮称)八幡東田プロジェクト

住所:福岡県北九州市
立地:駅前
開業:2020年
開発:イオンモール
運営:イオンモール
詳細:スペースワールド跡
都商研記事リンク:イオンモール、スペースワールド跡地の開発を発表-2021年開業、イオン最大級に

2018年度開業予定の都心型商業施設・東京編

現在リニューアル準備中です。

2018年度開業予定の都心型商業施設・東日本編

現在リニューアル準備中のため。
東日本エリアの開店情報についても
西日本エリアに掲載しています。ご了承ください。

2018年10月

ヨドバシ仙台第1ビル


住所:宮城県仙台市宮城野区榴岡1丁目3-1他
運営:ヨドバシカメラ
開業予定:2018年10月
敷地面積:15,430㎡
都商研記事リンク:ヨドバシ旧仙台店の再開発、今秋着工へ-2018年10月開業予定

イオンモール津みなみ

住所:

エキ・タカ 泉ケ丘高島屋、4月26日開店-駅内に高島屋の食品専門館

大阪府堺市南区泉北高速鉄道泉ケ丘駅の改札前コンコースに、高島屋の小型店「エキ・タカ 泉ケ丘高島屋」が4月26日に開店する。
エキ・タカ泉ケ丘高島屋。

高島屋の食品専門館新業態

エキ・タカ泉ケ丘高島屋の売場面積は約500㎡。
新店舗の名称「エキ・タカ」は「エキにあるタカシマヤ」を省略したもの。コンセプトに「もっと気軽にデパ地下の美味しさを」を掲げ、百貨店品質の生鮮食品やグローサリーを展開する。

小型店ながら、幅広いジャンルの商品を取揃える。

また、時間帯に応じて、量り売り惣菜店「RF1」や中華料理「四陸」、和惣菜店「きっち」「梅の花」、寿司「古市庵」、「鳥さか」「串鮮」など、泉北店で好評なデパ地下ブランドの惣菜も提供する。
その他、テナントとして関西を中心に根強い支持を集める豚まん専門店「551蓬莱」や回転焼専門店「御座候」、地元発のベーカリー「泉北堂」の3店舗が営業する。

エキ・タカ泉ケ丘高島屋周辺には「セブンイレブン」や「ココカラファイン」も出店する予定。

徒歩圏の「泉北高島屋」と棲み分け図る

高島屋の食品専門館は、流山おおたかの森、新横浜駅、イオンモール岡山に次いで4店舗目。
新店舗の徒歩圏内では大型百貨店の「高島屋泉北店」(パンジョ内)が営業しているが、エキタカは既存店よりも営業時間が長く、少量サイズ商品の販売を強化するなど、都心方面への通勤者・通学者など新たな需要に対応していく狙いがあるとみられる。
高島屋泉北店・パンジョ。

オープニング記念として「泉北ライナー」とのコラボ開催

エキ・タカ泉ケ丘高島屋では、泉ケ丘駅への出店を記念して、南海電鉄と泉北高速鉄道が共同運行する有料特急「泉北ライナー」との協賛イベントを4月26日から5月31日まで開催する。
イベント開催期間中は、泉北店に出店する2ブランド(浪花の味 かなたに・古市庵)により、泉北ライナーのイメージカラーやロゴを意識した、地元素材によるオリジナル商品を販売する。
また、泉北ライナー特急券もしくは特急チケットレスサービス購入画面のスクリーンショットを提示することで、コラボ商品が200円引きになる特典も用意される。
泉北ライナーのイメージカラー「ゴールド」にちなんだ「泉北ライナー弁当」(かなたに)(1折1,296円)。

エキ・タカ 泉ケ丘高島屋

住所:大阪府堺市南区 泉北高速鉄道泉ケ丘駅改札前コンコース
営業時間:午前10 時~午後9時
(泉北堂のみ午前7時30分から営業)

(店舗外観・コラボ商品イメージ、マップは下記リンクより)
外部リンク:高島屋の駅ナカショップ「エキ・タカ 泉ケ丘タカシマヤ」4月下旬オープン(2月15日発表)
外部リンク:便利なエキナカ、美味しいタカシマヤ。 泉ケ丘駅エキナカに「エキ・タカ 泉ケ丘タカシマヤ」 4 月 26 日(木)オープン(4月9日発表)
外部リンク:泉北タカシマヤ|トップページ – 高島屋
外部リンク:「エキ・タカ 泉ヶ丘」オープン! | 泉北タカシマヤ
関連記事:ダイエー栂店、7月31日閉店ーガーデンシティ、近く再開発へ
関連記事:クロスモール堺、全面改装6月24日完了-ドン・キホーテ出店

ビエラ岸辺健都、2018年10月ごろ開業-吹田操車場跡、「健康医療都市」の核を目指す

JR西日本グループは、吹田市にあるJR岸辺駅の吹田操車場跡に岸辺駅ビル「ビエラ岸辺健都」を2018年10月ごろに開業させる。

ビエラ岸辺健都と市立吹田病院。

「健康」がテーマの複合駅ビル、平和堂やホテルなど

岸辺駅ビル(仮称・ビエラ岸辺)は地上9階建、延床面積は約27,019㎡。運営主体はJR西日本不動産開発。
吹田操車場跡地で開発が進められている産学官民連携の医療イノベーション拠点「北大阪健康医療都市」(愛称:健都)の核となる施設で、国立循環器病研究センター、市立吹田病院(2018年秋開院予定)を始めとする北大阪健康医療都市の各施設と連携した都市開発を目指す。
岸辺駅ビルも、コンセプトに「健康増進」を掲げ、食品スーパー「(仮称)平和堂フレンドマート健都店」や商業テナント(店舗面積3,861㎡)や医療モール、フィットネスクラブ「(仮称)グンゼスポーツ岸辺」、ビジネスホテル「(仮称)カンデオホテルズ大阪吹田(健都)」(6~9階)、駐車場(119台)を併設した複合商業施設となる。

「ビエラ」と「カンデオホテル」の看板が掲げられたイメージイラスト。(リリースより)

積極投資が進むJR京都線

JR西日本は通称・JR京都線(東海道本線大阪~京都駅間の愛称)への積極投資を進めており、2016年6月にはJR吹田駅北側の社宅跡地にショッピングセンター「吹田グリーンプレイス」を開設したほか、2018年3月には茨木市に「JR総持寺駅」を開設している。

吹田駅北口再開発の核となったグリーンプレイス。

外部リンク:「(仮称)JR岸辺駅ビル新築工事」着工
外部リンク:北大阪健康医療都市(健都) 「健康・医療」のまちづくり
外部リンク:JR 京都線「岸辺駅」直結ジャパンクールデザイン(仮称)カンデオホテルズ大阪吹田(健都)露天風呂を備え、最先端の医療都市「健都」に2018 年・秋 誕生
外部リンク:(仮称)JR岸辺駅ビルに「カンデオホテルズ」の出店決定
関連記事:JR西日本、”駅ナカ特化型セブンイレブン”を12月7日から展開
関連記事:ビエラ大津、10月1日開業-JR大津駅ビル全面リニューアル

関連記事:吹田グリーンプレイス、6月8日開業-JR西日本社宅跡再開発

さっぽろ東急百貨店、2018年4月26日リニューアル-移転の東急ハンズ、サツドラ新業態など出店

JR札幌駅前の「さっぽろ東急百貨店」が、2018年4月26日にリニューアルオープンする。

さっぽろ東急百貨店。

東急グループ、道内最大の商業拠点

さっぽろ東急百貨店は1973年10月5日に開業。
建物は地下3階、地上10階建てで、売場面積は30,084㎡。(売場は地下1階〜9階)
首都圏外の東急グループ運営の商業施設としては最大級で、分店として新千歳空港内に「新千歳空港売店」を出店している。
2017年4月には5階に企業主導型の保育園「さっぽろ駅前保育園」が開園し、話題を呼んだ。

開業45周年の大改装-ハンズが電車通りから移転

さっぽろ東急百貨店では開業45周年を迎えるにあたり、2002年以来16年ぶりの大規模リニューアルを実施し、すでに4階〜6階の3フロアの改装を終えている。
改装の目玉は3月21日まで電車通り沿いの南1条西6丁目で営業していた「東急ハンズ札幌店」の移転で、8階と9階の一部に出店する。店舗面積は約3,600㎡。
新店舗ではコーヒー用品や健康グッズのラインナップに力を入れるほか、ハンズスタッフが「とっておき」、「ちょこっと」、「ジブンに」の3テーマのギフト商品を編集したコーナー「GIFT STATION“届けたい”に出会う駅」を設置する。

東急ハンズの閉店・移転の告知。(旧店で撮影)

また、地下1階食品売場にはサツドラ(サッポロドラッグストアー)のカウンセリングに特化した新業態「ウェルネスサロンbyサツドラ」が出店するほか、約2,000種の酒類を提供する「グランヴァンセラー」が新たに展開。
9階カスタマーセンターでは“終活”のための相談窓口「おくりびとサロン」が設けられる。

ニュースリリース:東急ハンズが東急百貨店札幌店に移転・出店(東急百貨店公式サイト)
関連記事:ドン・キホーテ札幌店、4月16日閉店-3ヶ月間の「2店体制」に終止符
関連記事:ドン・キホーテ狸小路店、1月19日開店-札幌店は近く閉店へ
関連記事:丸井今井札幌本店南館、2018年秋以降の撤退を検討-旧・長崎屋、ジュンク堂など出店

飯塚井筒屋、2018年10月末までに閉店-筑豊唯一の百貨店

筑豊唯一の百貨店「飯塚井筒屋」(飯塚・井筒屋サロン)が2018年10月末までに閉店する。

飯塚井筒屋。

飯塚市中心部の百貨店、近年は規模を縮小していた

飯塚井筒屋は1965年10月に開店。
飯塚市の中心商店街である本町商店街への出店で、1949年に開設された小型店(のちに火災で焼失)から本店舗への移転・昇格であった。
建物は4階建てで、井筒屋が所有する。売場面積は3,710㎡。エスカレータが上りしかないなど、古い造りも特徴であった。

飯塚市・本町商店街、井筒屋の前。

2009年9月には3~4階の売場を閉鎖し直営化、「飯塚・井筒屋サロン」と改称したが、2014年10月からは2階も閉鎖していた。
現在の売場面積は1,170㎡で、化粧品、婦人雑貨、銘菓などを中心に販売していた。

飯塚井筒屋時代の店内。
(たろちゃん饅頭は現在販売されておりません)

築53年で老朽化-「移転再出店」の可能性も

井筒屋(本社:北九州市小倉北区)の発表によると、閉店の要因として販売不振に加えて建物の維持・管理コストの増加があるといい、築53年を迎えた建物の老朽化も大きかったと思われる。
一方で、井筒屋はここ数年間、大型ショッピングセンターへの小型店出店を進めている。井筒屋は飯塚市内でも老舗であり古くからの顧客も少なくないと思われ、近い将来、飯塚市内のショッピングセンターなどへの小型店出店も予想される。

井筒屋が展開を進める小型店(ゆめタウンに出店する中津店)。
飯塚店でも、こうしたかたちで再出店する可能性もあろう。

ニュースリリース:営業店舗の閉店に伴う特別損失の計上ならびに業績予想と実績との差異に関するお知らせ
関連記事:サンメディラック飯塚、2015年7月25日開業-バスターミナル複合ビル化
関連記事:イオンモール直方、7月14日リニューアル-百貨店「井筒屋」など導入

ミ・ナーラ、2018年4月24日開業-旧・奈良そごう、4月28日から「大型アイドルフェス」開催

開業当日のレポートはコチラ
ミ・ナーラ、4月24日開業-賑わう開業日、AKB48奈良県代表や「忍者アイドル」も登場

奈良県奈良市の長屋王屋敷跡地にあった「奈良そごう」「イトーヨーカドー奈良店」跡に複合商業施設「MINARA」(ミ・ナーラ)が4月24日に開業する。

旧・イトーヨーカドー奈良店。

旧「奈良そごう」の豪華な建物が特徴

ミ・ナーラの建物は郊外型百貨店「奈良そごう」として1989年10月2日に開店。長屋王(684~729年)の邸宅跡地への出店であった。
奈良そごうはそごうの民事再生法申請に伴い2000年12月31日に閉店。その後、2年半の空き店舗を経て、「イトーヨーカドー奈良店」として2003年7月10日に営業再開した。 売場面積は35,000㎡。
館内には6機のエスカレータを並べるというトリプルクロスエスカレータを備え、5階には川が流れていた跡が、7階には回転展望レストラン跡が残るなど、そごうらしい非常に豪華な内装が特徴的であったが、スーパーマーケットとしてはランニングコストが大きかったと考えられ、イトーヨーカドーも2017年9月10日に閉店していた。建物は閉店後に三井物産系の「投資法人みらい」所有となっている。

かつてはシャンデリアが並んでいた。

館内は非常に広く余裕のある造りのため、展示会や音楽ライブなど多くのイベントが開催されていることも特徴であった。

豪華で余裕のある内装が特徴だった。

「光洋」を核とした複合商業施設に-観光需要も見込む

同店の再生を手がけたのは商業施設コンサルタントの「やまき」(東京都港区)。当初、名称は「奈良平城プラザ」(仮)としていたが、公募により「MINARA」(ミ・ナーラ)に決定した。これは「美しい奈良、観る奈良、実りある奈良、味わう奈良、未来の奈良、皆で奈良を盛り上げましょう」に由来するという。
テナントは約100店前後が予定されているが、4月24日は高層階の大部分が未開業となるなど下層階エリア(1~4階)中心の開業に留まる見通し。駐車場台数は1,360台となる。

「ミ・ナーラ」イメージ(公式サイトより)。

核店舗はスーパーマーケット「光洋」(KOHYO、本社:大阪市)。同社は現在イオングループに属するが、比較的高級な食材、こだわりの商品を多く取り揃えることでも知られる。奈良県では3店舗目で、食品売場には柿の葉寿司「総本家平宗」、ベーカリー「キャパトル」なども出店する。
アパレル・ファッション関連の大型テナントとしては「しまむら」、「マックハウス」、「シュープラザ」、「ハニーズ」、「モンベル」、ベビー・キッズ関連の大型テナントとしては「バースデイ」、「西松屋」などが、それ以外の大型物販テナントとしては「宮脇書店」、「エディオン」、「島村楽器」、「Seria」、「スギ薬局」などが出店。飲食店としては「リンガーハット」、「はなまるうどん」などが出店する(モンベルなど一部は再出店)。
また、5階・屋上の核テナントとしてはアミューズメント施設の「ラウンドワン」が7月に開店する。同店には奈良県初のスポッチャも導入される。なお、ラウンドワンはミ・ナーラ出店に伴い近隣にあった旧・奈良店を閉鎖している。屋上には展望スペースも設けられるほか、ビアガーデンの開設も予定されている。
7階の回転展望レストラン跡は、簡易宿泊施設「センチュリオンホステル奈良平城京」として活用される。
5階の「奈良市美術館」も継続して開館している。

「忍者タウン」を本拠地とするアイドルも登場

4階にはインドアテーマパーク「奈良彩都」、地域応援ブース「市祭合祭」が開設される。
「奈良彩都」は観光客もターゲットに据えたもので、忍者や金魚をテーマとしたコーナーが設けられる予定。このうち「忍者タウン」(仮称)では、当地を拠点とする女性アイドルグループ「KURENAI」も活動をおこなう予定となっている。
「市祭合祭」は地元在住・勤務者向けのドリームチャレンジスペースになるといい、レンタルオフィスやチャレンジショップとして使用されるとみられる。また、地元企業、学校などを対象としたPRスペースも設置される。

オープニング記念として「大型アイドルフェス」開催

ミ・ナーラでは、開業を記念して4月28日(土)から30日(月・祝)まで「NARA MINARA IDOL FES」が開催される。
これは「生テレ」「YELL plus」「HYPER JAPAN」とのコラボイベントで、司会に吉田豪、アシスタントに元ピンクベイビーズの櫻井優衣、少女隊の湊あむ、特別ゲストに往年のアイドル浅香唯、元スマイレージの田村芽実、YouTubeで人気のJKエレクトーン奏者の826asakaを迎え、奈良県では史上最大級のアイドルフェスとなる。
フェスには全国区で活躍するさんみゅ~東京パフォーマンスドールマジカルパンチラインsora tob sakana桃色革命ヤンチャン学園フィロソフィーのダンスなど、関西を中心に活動するミライスカートCHOCO☆MILQJK21RFun×FamCulumiKRD8フルーレットサクヤコノハナなど、そして奈良とも縁が深い名古屋を拠点とするOS☆U名古屋CLEAR’Sなどが出演。
また、これまで長らくイトーヨーカドー奈良店を活動拠点としていた奈良市の地元アイドル・Le Siana、そして新たにミ・ナーラを拠点として活動するためにデビューするKURENAIも凱旋出演する。
総出演アイドルは、4月10日現在で80組以上となる予定。
 (詳しい出演者、タイムテーブルなどは公式サイトを参照のこと)

MINARA(ミ・ナーラ)

住所:奈良県奈良市二条大路南1丁目3-1
営業時間:10:00~20:00(多くの専門店)※光洋などは異なる

開店式典のようす、忍者アイドル、AKB48大西桃香らの画像はこちら

外部リンク:ミ・ナーラ
外部リンク:NARA MINARA IDOL FES
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