ブルーボトルコーヒー、ネスレの傘下に-店舗展開加速へ

食品大手の「ネスレ」(Nestlé、本社:スイス・ヴヴェイ)は、「ブルーボトルコーヒー」(BLUE BOTTLE COFFEE、本社:アメリカ・オークランド)の株式の約7割を取得したことを9月14日に発表した。

ブルーボトルコーヒー・日本公式サイト。

ネスレの資金で店舗展開加速へ

ブルーボトルコーヒーはサードウェーブコーヒーの代表格とされるアメリカ大手のコーヒーチェーンで、2002年にオークランドで創業した。
日本では、2015年に清澄白河に1号店を出店。2017年9月現在、新宿NEWoMan(バスタ新宿1階)など都内に6店舗を展開している。

買収の経緯を報じた米紙・The New York Times(英語版)によると、買収はネスレからの提案で、ネスレはブルーボトルの経営手法に共感し、同社の成長を助けるべく株式の約68%を取得。ブルーボトルは買収で得た資金により、北米に加えて日本を含むアジア地域での出店を加速させたい考えだ。買収による経営陣や経営手法の転換などはおこなわない方針だという。

外部リンク:BLUE BOTTLE COFFEE(日本)
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