東急百貨店渋谷本店、2023年春ごろ閉店-東急文化村も長期休館、LVMHグループと共同で新店舗建設へ

東急グループの「東急」「東急百貨店」、高級ブランドを傘下にもつLVMHグループルイヴィトン・モエヘネシー)の不動産投資会社「L Catterton Real Estate(LCRE)」は、「渋谷区道玄坂二丁目24番土地における開発計画」を3社で推進していくことに2021年5月13日正式合意した。

東急百貨店 渋谷・本店。

これにともない、再開発のため東京都渋谷区の東急グループ系複合施設「Bunkamura(東急文化村)」は2023年4月から大規模改修工事(長期休館)を開始。東急グループ系百貨店「東急百貨店 渋谷・本店」は2023年春以降に一旦「閉店」、現店舗の建物は解体する方針となった。

「東横・白木屋」統合後初の店舗-実は小学校跡地

東急百貨店渋谷本店は1967年11月に開店。もともとこの地には渋谷区立大向小学校があったが、同校は神南の米軍住宅「ワシントンハイツ」跡地へと移転し、のちに大和田小(現:渋谷区文化総合センター大和田)、渋谷小(現:美竹の丘・しぶや)との学校統合で1997年に神南小学校と改称した。
現在の東急本店は地上9階地下3階建てで、店舗面積は35,124㎡(東急百貨店:32,133㎡)。1989年9月には「シアターコクーン」「オーチャードホール」などの公演施設を備える複合施設「Bunkamura(東急文化村)」(2,991㎡)が開業、1990年8月には百貨店も増床した。
東急は同店の開業に合わせて、1967年に「東横百貨店」と「白木屋」の国内店舗を「東急百貨店」の屋号に変え、CIを実施している。

東急本店、再開発で休店-「世界級施設」に

東急グループとLVMHグループは、東急本店一帯の再開発について「隣接するBunkamuraとの一体化により、「感動」「高揚」など真の豊かさを感じる、日本を代表するワールドクラスクオリティの施設を渋谷エリアに創出する」としている。
ちなみに、ルイ・ヴィトンなどを傘下に持つLVMHグループは大丸松坂屋百貨店などとともに銀座松坂屋を再開発した複合商業ビル「GINZA SIX」も手掛けている。

同じく「百貨店×LVMH」で再開発したGINZA SIX。

渋谷駅周辺では東急グループによる再開発が進んでいるほか、東急本店向かいのドンキホーテ渋谷店旧店跡ではPPIHグループ(ドンキ)による再開発もおこなわれている。
東急本店の再開発後の建物の具体的な規模・構成などは5月時点で発表されていない。
一方で、近隣では2020年に再開発のため閉店した「東急百貨店東横店」は、現時点では1つの建物として復活することなく、旧来の百貨店とは異なったかたちで「渋谷マークシティ(フードショー)」「渋谷ヒカリエ(シンクス)」「渋谷スクランブルスクエア」の3館に分散移転している。
また、東急本店と同じく「百貨店×LVMH」で再開発した「GINZA SIX」も、再開発後は百貨店ではなく一部に百貨店売場が出店したうえで「複合商業ビル」として営業することとなった。
東急本店の再開発後の建物は「ワールドクラスクオリティの施設」にするとしているが、再び現在と同じ場所・同じ業態の「東急本店」として復活することになるのかどうかは不透明だ。

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