カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

TSUTAYA小山ロブレ店、2017年11月開店-イズミヤ撤退から2年、ドンキ復活などで再生すすむ

JR小山駅前の商業ビル「ロブレ小山」2階にTSUTAYA小山ロブレ店が11月に開店する。ロブレではこのほかにも2017年夏に複数のテナントが出店し、イズミヤ小山店撤退後に発生していた空き床の多くが埋まることとなった。ロブレ小山。

イズミヤ撤退後、多くの売場が空き床に

ロブレ小山は1994年6月に開業。建物は地下1階、地上8階建てで、売場面積は30,752㎡。
ビルの開発主体となったのは総合スーパー「イズミヤ」(大阪市)で、核店舗として「イズミヤ小山店」を出店していたものの、2015年8月31日に閉店した。閉店後、イズミヤ所有分のビル資産は小山市に譲渡された。(ビル全体の5割ほど)

かつての核店舗だったイズミヤ小山店。

核店舗撤退と資産の市有化に伴い、イズミヤのテナントとして出店していた「ドン・キホーテ」などの専門店も相次いで閉店し、ロブレの多くのフロアで空き床が生じていた。

3月にドンキ再出店、出店率は8割まで回復へ

イズミヤ撤退後、実質的なビル所有者となった小山市は空き床解消に向けテナント誘致を行ってきたが、その第一歩として「ドン・キホーテ小山駅前店」(地下1階、1階)が2017年3月に再出店。
ドン・キホーテの出店フロアはイズミヤ撤退前と変わらないものの、バラエティ雑貨や化粧品、ブランド衣料の品揃えを強化するなど、ロブレの新たな核店舗としての機能向上を印象付ける再出発となった。

再出店したドン・キホーテ小山駅前店。

また、7月にはこれまで2階で営業していたアニメショップ「アニメイト」が4階に移転し、100円ショップ「ザ・ダイソー」、アミューズメント施設「ナムコ」も4階に新規出店。また、ナムコは5階にも出店した。
2017年秋には2階に「TSUTAYA」、4階にコミュニティFM「おーラジ」の出店が予定されており、9月現在も改装が行われている。

TSUTAYAの完成予想図(求人サイトより)。 

ゲームセンターやキッズランドはこの夏の長雨により盛況となっており、それらの好調さも新規テナント誘致に有利に働くことであろう。
小山市によると、出店検討中の店舗も含めるとテナントの出店率は8割まで回復する見通しで、今後は全空き床を埋めることを目指すという。

空き床が埋まりつつあるロブレ。

ロブレ小山(本館) 営業店舗
 7階 シネマロブレ5、リーブ21、アソカ アジアン ガーデン
関東農政局栃木南部水利事業所 
クリニック、飲食
 6階 小山市立生涯学習センター、おやま未来開運塾、
宇都宮大学サテライトプラザ、東進衛星予備校
カフェ
 5階 キッズランドおやま、ナムコ
Down Burst. Dance Studio
雑貨、飲食
 4階 アニメイト、ナムコ、ザ・ダイソー
おーラジ(おやまコミュニティFM放送)
紳士服・スポーツ
 3階 ブティックK、メイフェア、TBC
ファッション、シューズ、飲食など
 2階  TSUYATA
 1階 ドン.キホーテ、ゆうちょ銀行ATM、
おやま本場結城紬クラフト館
 B1階   ドン.キホーテ

赤字:出店決定・工事中
橙字:出店検討中
(2017年9月時点)

ロブレ小山(別館)

カーサロブレ:飲食店街
ロブレ632:駐車場、眼科、花屋、塾など

外部リンク:ロブレ
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フォレストモール仙台茂庭、2017年11月開業-「巨大アニメ施設」予定地跡に、「ダイユー8」仙台初出店

仙台市太白区茂庭の大型アニメ施設「WARASCO(わらすこ)」が建設予定だったエリアに、近隣型ショッピングセンター「フォレストモール仙台茂庭(仮称)」が2017年11月から12月にかけて開業する。

建設中のフォレストモール仙台茂庭

頓挫していた仙台市茂庭の巨大アニメ施設計画

大型アニメ施設「WARASCO」の建設計画は東京の設計コンサル会社「創コンサルティング」を中心とするグループが2014年6月に発表したもの。
立地は仙台市郊外、東北道仙台南IC至近の茂庭土地区画整理事業用地3.5haで、施設はキャラクターパビリオン棟2棟とセンター棟の計3棟の建設を予定していた。

開発予定地・茂庭地区周辺の景色。

構想ではアニメや漫画の世界観を再現したアトラクション、関連商品のショップ、「ポケモン」や「エヴァンゲリオン」といった人気アニメキャラの展示などを検討。2016年春の開業を目指し、来場者は年間100万人を見込んでいた。
しかし、計画段階で同地における用途地域の面積制限に対応できないなどの理由から2014年11月に計画の中止を発表。
その後は他地域での施設建設を目指すとしていたものの、2017年9月現在で同社による新規計画の情報は出されていない。

跡地は近隣型SCに-ベニマル、ダイユーエイトなど出店

WARASCOの建設予定地跡には、関東地方を中心に近隣型ショッピングセンターの開発・運営を行っている「フォレストモール」(東京都)が東北初進出。
フォレストモール仙台茂庭(仮称)の届出店舗面積は約8,909㎡。
テナントとして食品スーパー「ヨークベニマル」、仙台市初進出となるホームセンター「ダイユーエイト」(12月開業予定)、100円ショップ「ダイソー」、ドラッグストア(テナント未定)、ラーメン専門店「幸楽苑」(11月開業予定)などが出店を決めている。

仙台初進出のダイユーエイトは12月開業予定。

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心斎橋パルコ、2021年再出店へ-旧そごう本店(大丸北館)に

大丸を運営するJフロントリテイリングは、「大丸心斎橋店」(しんさいばしみせ)の北館(旧・そごう心斎橋本店)の大部分を傘下のファッションビル「パルコ」(仮称:心斎橋パルコ)とすることを発表し、10月1日に心斎橋店準備室を開設した。

大丸心斎橋店北館。

心斎橋パルコ再出店へ-旧・そごう本店のB2~7階に

大丸心斎橋店北館はそごう本店として1877年に開店。
現在の建物はそごう心斎橋本店として2005年に新築されたもので、2009年の閉店後は大丸心斎橋本店北館として利用されていた。
建物は地下2階、地上14階建て。売場面積は40,780㎡。

旧・そごう心斎橋本店。

一方、かつてあった心斎橋パルコは建物の老朽化などにより2011年に閉店しており、建替え後のビルはパルコの専門店ビル業態「心斎橋ゼロゲート」(H&Mが全床に出店)となっているため、現在は大阪市にパルコは存在していない。

大丸心斎橋店は現在建替え工事を行っており、本館は2019年に完成する予定。パルコが出店するのは北館のうち地下2階から7階の予定で、本館の新装開店後に約40億円を投じて改装をおこない、2021年の開店を目指すという。
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旧・大丸心斎橋店本館。現在は建替え中だ。

外部リンク(ニュースリリース):「大丸心斎橋店北館」への新規出店について
関連記事:大丸心斎橋店本館、12月30日閉館-多くの人に惜しまれた最終日
関連記事:錦糸町パルコ(仮称)、2018年秋ごろ開店-西友リヴィン錦糸町(旧・西武)は2017年10月9日閉店へ

江戸東京博物館、大型改修工事で2017年10月1日から長期休館-常設展は2018年4月、一部はそれ以降に再開

両国の都立博物館「江戸東京博物館」(東京都墨田区)が、大規模改修工事のため2017年10月1日から2018年3月31日まで(一部はそれ以降も)休館する。

江戸東京博物館。

大型改修で常設展は半年間-特別展示室はそれ以降も

江戸東京博物館は1993年3月に開館。設計は菊竹清訓で、地上7階~地下1階の高床式の建物が特徴となっている。
今回の大型改修は2015年4月に常設展示室の改装が行われて以来のこと。すでに特別展示室、ホール、楽屋については9月1日より休館している。
このうち、常設展示室(5階・6階)、図書室(7階)は、2018年4月から再開される予定。それ以外の特別展示室などの再開は4月以降になるとのことで、スケジュールの詳細は追って発表されることになる。

外部リンク:江戸東京博物館
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伊勢丹松戸店、2018年3月21日閉店-縮小模索も結局「閉店」に

JR松戸駅前の伊勢丹通り商店街にある百貨店「伊勢丹松戸店」が、2018年3月21日に閉店する。

伊勢丹松戸店。

業績低迷で閉店-松戸市が支援模索も白紙に

伊勢丹松戸店は1974年4月に開業。
地上11階、地下1階建てで、売場面積は31,268㎡。建物は投資ファンドなどが所有する。この地にはもともと市立小学校があり、再開発は松戸市の主導で行われたものであった。
三越伊勢丹は、松戸店の業績低迷から直営売場を4階以下に圧縮するとともに、松戸市に4階の一部を10年間、計21億円で貸借させる案を打診。
松戸市は駅前立地という地の利を生かして旅券事務所、文化ホール別館など(1,672㎡)を入居させることで利便性の向上を図ることを検討していた。しかし、9月7日に行われた松戸市議会の総務財務常任委員会では市施設の入居が認めらず、案は「保留」に。その後、9月25日に全会一致で可決された一般会計補正予算案の修正案にも伊勢丹支援予算は盛り込まれることはなく、市による支援の道が絶たれたことが閉店の決定打になってしまった。なお、5階以上は建物所有者が新たなテナントを誘致する方針であった。

まちの「華」を失う松戸駅前、市は大きな痛手か

伊勢丹松戸店は、一時期よりも減ったといえども200億円近い年商があり、多くの地方百貨店からしてみれば羨ましいほどの売上規模で、やりようによっては長期的に百貨店として存続できた可能性も高い。
さらに、これだけの規模の大手百貨店が駅前から消えることは、松戸市自体にとって大きな痛手となろう。今後、中心市街地の地価下落・空きテナント増加による税制収入の減少なども避けられず、市が逃がした魚はあまりにも大きなものとなりそうだ。

外部リンク:伊勢丹松戸店
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三崎口駅、2017年10月5日から「三崎マグロ駅」に改称-「みさきまぐろきっぷ」リニューアルで

神奈川県三浦市の京急本線三崎口駅が、2017年10月5日から12月3日までの期間限定で「三崎マグロ駅」に改称する。三崎マグロ駅の駅名標イメージ。

「みさきまぐろきっぷ」の大大大リニューアルで改称

三崎口駅の改称は、京急が2009年より発売している「みさきまぐろきっぷ」の大大大リニューアルキャンペーンに伴うもの。
「みさきまぐろきっぷ」は京急線・京急バスの乗車券と三浦・三崎エリアの飲食店でのまぐろ食事券、施設利用券がセットになったきっぷで、10月5日の大大大リニューアルでは販売価格の改定とともにバスのフリー区間の拡大、対象店舗の拡大など(オープントップバスも乗車可能となる)が行われる。

大大大リニューアルが行われるみさきまぐろきっぷ。

10月5日から12月3日まで行われるキャンペーンでは、三崎口駅改称のほか、三崎口駅と三浦海岸駅窓口での「みさきまぐろきっぷ」提示で特製クリアポーチがもらえるサービス(毎日先着200名)、三浦野菜の詰め合わせなどが当たる抽選が実施される。

三浦半島の魅力向上進める京急-有識者との共同研究も

京急電鉄は近年、三浦半島エリアの観光政策や開発に力を入れており、2016年夏には京急久里浜駅の「京急リラッ久里浜駅」の改称や駅ビル「ウィング」の改装、2017年もYRP(横須賀リサーチパーク)へのホテル「京急EXイン」の出店や「食品館あおば」による大型商業施設の出店が決定した。京急久里浜は2016年夏に「京急リラッ久里浜」に改称した。

また、2017年4月17日からは東京大学とのタッグで「三浦半島の魅力を最大化する共同研究」を実施。「地理人」で知られる今和泉隆行氏らを研究メンバーに据え、ワークショップやフィールドワークなどを組み合わせ、三浦半島における「コト」の発掘を目指している。
※京急久里浜駅名標以外の画像は京急電鉄公式サイトより

ニュースリリース:対象エリアを拡大し、三浦半島をさらに満喫!「みさきまぐろきっぷ」が大大大リニューアル!10月5日(木)からまぐろ食事店32店舗、レジャー施設利用・お土産18施設からお選びいただけます(京急電鉄公式サイト)
関連記事:京急、リラックマとコラボ-京急久里浜駅は「リラッ久里浜駅」に
関連記事:京急久里浜駅ビル「ウィング久里浜」、10月7日改装オープン
関連記事:横須賀リサーチパーク、「食品館あおば」が大型商業施設出店へ-京急の土地売却で

イズミヤ花園店、2017年10月1日閉店-イズミヤ創業店、96年の歴史に「一旦幕」

H2Oリテイリング(阪急阪神グループ)傘下の総合スーパー「イズミヤ」の1号店「イズミヤ花園店」(大阪市西成区)が2017年10月1日午後6時に閉店する。

イズミヤ花園店

イズミヤ創業店、2019年の建替え再出店めざす

イズミヤは1921年に「いづみや呉服店」として花園で創業。
現在の店舗は1960年10月に開店したもので、地上5階建、売場面積は6,826㎡。建物は自社で所有している。
イズミヤの旗艦店としてグループの玩具店「ペリカン」や100円パン「阪急ベーカリー香房」、眼鏡店「メガネの三城」、関西地場の喫茶チェーン「ホリーズカフェ」、「てんぐや」がテナントとして出店する。
イズミヤはH2O(阪急阪神ホールディングス)の傘下となって以降、店舗への再投資、不採算店舗の閉鎖を推し進めており、2016年から住道店(大阪府大東市)、和泉府中店(大阪府泉大津市)など老朽化が進む大型総合スーパーの建替えを行っている。
花園店も建物の老朽化より耐震性に問題があるため、1~2年の休業期間を経て、2019年ごろの再出店を目指す。

閉店セールや歴史の写真展を開催

イズミヤ花園店では現店舗の閉店に伴い「建て替え前の最大級の売りつくし!」を実施。シューズ最大50%OFFや子供服最大30%OFF、日用消耗品均一販売などのセールイベントが行われる。
また、4階催事場では「花園店 歴史の写真展」を開催。創業者である和田源三郎氏による「いづみやの信条」や呉服売場に掛けられていた暖簾なども掲示されるなど、96年の歴史の重みを感じることができる企画となっている。イズミヤ呉服売場に長年掲げられていた暖簾

外部リンク:イズミヤ花園店
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ダイエー60周年で創業祭、9月23日から開催-三宮で記念式典、「モッくん」も復活

創業60周年を記念し「60周年感謝月間」をおこなっているダイエーが、「ダイエー創業祭」を9月23日から開催している。

ダイエー発祥の地・神戸の「ダイエー神戸三宮店」。OPAと同居する。

9月1日から「60周年感謝月間」を開催、「モッくん」も復活

ダイエーは1957年4月10日大栄薬品工業(本社:神戸市)として設立。同年9月23日京阪千林駅前の千林商店街に1号店を出店。その後、規模を拡大して日本を代表する流通グループとして成長を果たした。
ダイエーは2017年9月1日から創業60周年を記念したキャンペーン「60周年感謝月間」を実施しており、購買頻度が高い商品の低価格化を目指す「えっ!安い値!」の品目数拡大(約1,300品目)や価格高騰の続く野菜を特価販売する「野菜大放出セール」、宿泊券付カタログギフトの抽選や記念商品の販売、サンリオとのコラボ再開など企画を相次ぎ打ち出している。
また、木曜の市オリジナルキャラクターとして人気のあった「モッくん」が特命宣伝部長として復活。神戸コレクションやダイエー神戸三宮店での撮影会参加、チラシへの登場もおこなわれている。

「モッくん」も復活。

発祥の地、神戸で記念式典-各店舗でもエコバッグ配布

ダイエー創業祭が開始された9月23日午前9時には、旗艦店「ダイエー神戸三宮店」でダイエー近澤靖英代表取締役社長に加え、三宮OPA2館長、モッくん特命宣伝部長、サンシティ社長らが出席する記念式典、菊正宗酒造協賛の鏡開きが執り行われた。

創業60周年を記念して開催された鏡開き。

店内では「イオンフードスタイルオリジナルバッグ“である着”バッグ」が先着で配布され、マグロ解体ショー、試食会も開催されるなど賑わいを見せた。
このオリジナルバッグは、ダイエー各店において先着で配布(合計25万枚)されている。

外部リンク:ダイエー
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2017年7月から新体制の「ドムドムハンバーガー」閉店相次ぐ-レンブラント社に移管されない店舗で

7月1日からレンブラントHD(厚木市)が運営する「ドムドムハンバーガー」で、レンブラントへ移管されなかった店舗の閉店が全国で相次いでいる。
閉店が相次ぐドムドム。(イオン仙台店)

閉店はおもに「オレンジフードコート」運営のままの店舗

ドムドムハンバーガーは1970年にダイエーが創業。最盛期には約400店舗を運営していたが、ダイエーの経営悪化とハンバーガー業界の競争激化に伴い店舗網を急速に縮小、2017年7月1日にはドムドムを運営していたダイエー子会社の「オレンジフードコート」からレンブラントホテルなどを傘下に持つ不動産関連会社「レンブラントHD」へ運営権売却と一部店舗の譲渡がおこなわれていた。
新体制となって以降は、新商品の開発や人気メニューの復活などテコ入れを実施、話題を呼んでいる。

今回閉店するのは、おもにレンブラントへ譲渡されずダイエー系の「オレンジフードコート」運営のまま残った店舗。このほか、水無瀬FC店(経営者が引退)と、母店舗が閉店するディーンズバーガーイオン戸塚店が閉店を決めている。
相次ぐ閉店の結果、全国のドムドムハンバーガーは30店舗台へと激減する。

ドムドム閉店のお知らせ。(イオン仙台店)

7月31日に閉店した店舗
  • 庄内店(豊中市)
9月10日に閉店した店舗
  • 水無瀬FC店(島本町)
9月18日に閉店した店舗
  • 鉄東店(札幌市東区)
9月30日に閉店する店舗
  • イオン湯川店(函館市)
  • イオン仙台店(仙台市青葉区)
  • マルエツ岩井店(坂東市)
  • マルエツ綾瀬店(綾瀬市)
  • マルエツ安食店(印旛郡栄町)
  • イオン横須賀店(横須賀市)
  • イオンショッパーズ横須賀店(横須賀市)
  • 古川橋駅前店(門真市)
  • 塚口店(尼崎市)
  • イオンショッパーズモールなかま店(中間市)
  • イオン熊本中央店(熊本市)
    館内2店のドムドムが閉店するショッパーズプラザ横須賀。
10月以降閉店予定店舗
  • ディーンズバーガーイオン戸塚店(横浜市戸塚区)→イオン戸塚店が2018年1月に閉店のため

※このほか、京橋店が改装のため9月25日~29日まで休業する(閉店ではない)

外部リンク:ドムドムハンバーガー
関連記事:ドムドムハンバーガー、7月1日より新体制に移行ーレンブラント傘下で当面「51店舗体制」に
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関連記事:ドムドムハンバーガー、ダイエー系列離脱-レンブラントホテルに売却で

盛岡バスセンター跡地、9月からイベント広場「SIDE-B」に-再開発までの暫定で

盛岡市中ノ橋通の「盛岡バスセンター」跡地が、イベントスペース「SIDE-B」となり、9月21日より利用が開始されている。

SIDE-B。(盛岡市公式サイトより)

解体済みのバスセンター、2019年度以降に新施設着工へ

盛岡バスセンターは「自動車ターミナル法適用第1号」の路線バスターミナルとして1960年に開業。
岩手県交通や岩手県北自動車を中心に、岩手県内外へのバス路線の発着拠点として長らく機能してきたが、施設老朽化のため2016年9月30日をもって閉鎖され、その後建物は解体された。

在りし日の盛岡バスセンター。

バスセンター内には複数の商店が入居。開業当時は屋上に植物園や遊園地などが入った「盛岡バスセンターテーマパーク」が存在し、バスの利用者のみならず地域住民からも愛されていた。また、近年はモダンな「昭和レトロ」の建物としても注目を集め、盛岡の観光スポットの一つともなっていた。

バスセンター内には昔懐かしの商店が立ち並んでいた。

空き地はイベントスペース「SIDE-B」として暫定利用

バスセンター跡地には盛岡市と民間事業者の連携により、バスターミナル機能と賑わい機能を複合した新施設「新盛岡バスセンター(仮称)」の再整備が検討されており、2019年度以降の設計・着工を目指している。
この新たなバスセンターの事業開始まで、バスセンター跡の空き地は地域活用ゾーン「SIDE-B」として利用し、主にイベントスペースとして地元の団体などに貸し出されることとなった。
SIDE-Bの実施主体はバスセンター近隣の肴町商店街組合などで作られる「盛岡バスセンターおよび周辺地区活性化協議会」で、2019年までの暫定利用となる。
9月21日から23日にかけては初のイベント『ワクワク・アリマス。はじめましてSIDE-B祭り #FEST-B』が開催。盛岡市内の飲食店5店が出店し、ビールやワイン、お酒に合う料理などが提供された。
今後も様々なイベントが開催される予定となっている。

初のイベント「SIDE-B祭り」の様子。(SIDE-B公式サイトより)

外部リンク:SIDE-B公式サイト
関連記事:盛岡バスセンター、9月30日閉鎖-盛岡市、跡地に複合施設検討
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