フィットネスクラブ「ライザップ」を運営するライザップグループ(新宿区、旧・健康コーポレーション)は、1月16日に、ファストファッション「ジーンズメイト」を買収し、連結子会社とすることを発表した。
プレスリリースより。
業績悪化のジーンズメイト、ライザップ傘下に-異色の提携
ライザップグループはジーンズメイトの発行済み株式をTOBで取得するほか、第三者割当増資を引き受ける。
ジーンズメイトは一部店舗で「24時間営業」するなどユニークな経営手法で注目を集めたものの、「ユニクロ」「しまむら」「ライトオン」などの同業他社に押され、2017年2月期の単独税引き損益は9期連続の赤字となる見通しであったという。
急速な成長を遂げたライザップであるが、ジーンズメイトの経営再建にもコミットすることができるのか、異色の買収劇の行方が注目される。
外部リンク:第三者割当による新株式発行に関するお知らせ(ジーンズメイト)
外部リンク:株式会社ジーンズメイトとの戦略的事業資本提携方針のお知らせ (ライザップグループ)
関連記事:オールドネイビー、1月22日に日本撤退-GAP姉妹ブランド、全店閉鎖に