カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

神戸市、三宮再開発の概要発表-ダイエーなど跡地にツインタワー建設へ

神戸市は、三宮再開発の中核施設となるツインタワービルの概要を発表した。

再開発予定地にあるダイエー・三宮OPA2。

ダイエーなど跡地にツインタワー-バスターミナル核に

新たに建設されるツインタワーは、ダイエー神戸三宮店・三宮オーパ2(サンシティビル)、サンパル、中央区役所などがある場所に建設されるもの。
ビルの低層階はバスターミナルとなり、隣接するミント神戸にある既存のバスターミナルと一体運営される。
また、中層階は商業施設や公共施設など、高層階はホテル、オフィス、タワーマンションなどとする。
そのうち、Ⅰ期ビルはサンパル、中央区役所がある街区などに設けられ、2020年ごろに既存ビル解体に着手し、2025年度の完成を目指す。
Ⅰ期ビルの公共ゾーンには、新しい「神戸文化ホール」(仮称、現在は大倉山駅前に所在)、三宮図書館も入居する予定だ。

三宮周辺再開発の概略(再開発公式FBより)

また、現在ダイエー・オーパ2(サンシティビル)などがある街区に建設されるⅡ期ビルは2029年度の開業を目指す。
Ⅱ期エリアの三宮オーパ2は2017年2月に開業したばかりだが、開業10年を待たずして閉館するとみられる。

オーパ2に新たに生まれたレストラン街「パティオ・ザ・ダイナー」。

今回の再開発に伴い、兵庫県と神戸市は国家戦略特区制度などを活用した規制緩和を国に提案することを決めている。
なお、再開発を報じた神戸新聞によると「ポートアイランド北岸から見て建築物の高さが六甲の山並みの稜線を超えない」という市の景観基準により、建物の高さ上限は約165メートルになるという。

外部リンク:都心・三宮の再整備(神戸市)
外部リンク:神戸の都心・三宮(Facebook)
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ユーカリが丘スカイプラザ・モール、11月28日に先行リニューアル-旧サティ、オーケーなど出店

千葉県佐倉市のニュータウン「ユーカリが丘」にある大型商業施設「スカイプラザ・モール」が11月28日に先行リニューアルオープンする。スカイプラザモール。(写真はイオン時代のもの)

旧イオン、今春改装予定も半年延期に

スカイプラザ・モールは旧マイカルのショッピングセンター「ユーカリが丘サティ1番街」として1992年に開業。マイカルのイオン吸収後は「イオンユーカリが丘店」に名称変更し、2016年6月5日まで営業を続けた。
建物は地上4階建てで、イオン時代の売場面積は約21,000㎡。
なお、核店舗だったイオンの総合スーパーや各種専門店は、2016年6月10日に開業した「イオンタウンユーカリが丘」内に移転している。

イオンタウンユーカリが丘。

イオンの撤退後、同施設はユーカリが丘の開発者である山万が運営するショッピングモールとして2017年春のリニューアルオープンを予定していたが、半年ほど開業が遅れる結果となった。

1階にオーケーなど出店、2階以上は順次改装へ

先行リニューアルでは、食品スーパーの「オーケーストア」、鮮魚の「やまと水産」(12月8日開店)、農産物販売の「わくわく広場」(12月中旬開店)、精肉・惣菜の「アンデスハム」(12月中旬開店)といった生鮮3品の専門店、ドラッグストア「くすりの福太郎」、100円ショップ「ワッツ」などが1階に出店する。

1階にはオーケーストアが出店。

2018年1月以降には2階〜4階の本格改装が予定されており、2階は「スカイプラザ・クリニック」と雑貨店舗、3階はカルチャースクールなどが入居する「文化の発信拠点フロア」、4階と3階の一部はプール併設の総合スポーツクラブ「ルネサンス ユーカリが丘」(1月上旬開店)が出店する。

スカイプラザ・モールのテナント一覧(11月28日現在)

1階

  • オーケーストア(食品スーパー)
  • くすりの福太郎(ドラッグストア・調剤薬局)
  • ワッツ(100円ショップ)
  • ポニークリーニング(クリーニング)
  • やまと水産(鮮魚、12月8日開店)
  • わくわく広場(農産物販売・グロサリー、12月中旬開店)
  • アンデスハム(ミート&デリ、12月中旬開店)

3階

  • 小川園(お茶・郷土物産)
  • スポーツクラブ ルネサンス(スポーツクラブ、1月上旬開店)

4階

  • スポーツクラブ ルネサンス(スポーツクラブ、1月上旬開店)

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イオンつくば駅前店、2018年1月31日閉店-クレオスクエアの核店舗、西武に続いて

つくばエクスプレスつくば駅前にあるショッピングセンター「つくばクレオスクエア」の核店舗である「イオンつくば駅前店」が2018年1月31日に閉店する。
追記:正式な閉店日などを追記しました。
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イオンつくば駅前店が出店するクレオスクエア。

つくば駅前の大型店、西武閉店の影響も大きいか

つくばクレオスクエアはつくば駅前にあるショッピングセンターで、本館の「CREO」、その後に開業した別館の「MOG」、「Q’t」の3館で構成される。
イオンは本館にあたるCERO館の核店舗で、1階から2階に出店。売場面積は6,681㎡。ジャスコつくば店として西武百貨店筑波店(売場面積16,688㎡)とともにつくば科学万博に合わせ1985年3月に開業。ジャスコの屋号変更や「イオンモールつくば」の開業などに伴い、現在の「イオンつくば駅前店」の名称となった。
CREO館からは売場の大部分を占めていた西武百貨店筑波店が2017年2月に撤退。
その後、西武内に出店していたリブロがCREO館内に再出店するなどの動きはあったものの、建物の大半が空き家となっているうえ、駅側から入りづらくなったとあって、イオンの客は目に見えて減っていた。

2月に閉店した西武百貨店。

閉店は同店のお客様の声掲示板で発表されたもの。
クレオスクエアCREO館は2016年に外壁の大規模改修などをおこなっており、外観は真新しい状態だ。


同店の「お客様の声」掲示板。

現在、館内にはイオンのほか2階のエントランス附近を中心にリブロ、コムサ、東京メガネなど8つのテナントが入居しているが、これらのテナントが今後も営業を続けるかは不明である。

クレオ館は外壁改修を終えたばかり。真新しい外観が空しい。

追記:CREO館、閉館へ-MOG、Q’tのみ営業継続

追記:クレオスクエアの中核施設「CREO」館の専門店も2018年1月31日に閉店する。全ての専門店は退去するが、リブロとさが美は「Q’t」に移転予定。別館「MOG」、「Q’t」は営業を継続する。

外部リンク:つくばクレオスクエア
外部リンク:イオンつくば駅前店 
関連記事:西武百貨店筑波店、32年の歴史に幕-2月28日閉店、跡地利用長期化か
関連記事:流山おおたかの森駅に高架下商業施設、髙島屋グループが2018年秋開設-髙島屋、おおたかの森SCでも直営売場増床

スターバックスコーヒー厳島表参道店、2017年11月22日開店-日本初の「離島スタバ」、地ビールレストラン併設

広島県廿日市市の世界遺産・宮島に「スターバックスコーヒー厳島表参道店」が11月22日に開店した。

スターバックスコーヒー厳島表参道店。

スタバ、離島国内初出店

スタバが出店したのは宮島の中心部に当たる「表参道商店街」。
スタバは沖縄県八重山諸島の石垣空港内や兵庫県淡路島のサービスエリアなどには出店しているものの、本土と橋などで繋がっていない小さな離島へのスタバ出店は国内初となる。

スタバでお馴染みの黒板画。

店舗は3階建てで、1階から2階にはスターバックスコーヒーが出店。
このほか、ビル内には1階の一部と3階に地ビールメーカー「宮島ビール」の立ち飲みバーとレストラン「宮島ブルワリー」が出店する。

レストラン「宮島ブルワリー」。


1階の商店街沿いには立ち飲みコーナーも。

建物は海に面しており、客席からは宮島の街並みや豊国神社のみならず瀬戸内海や廿日市(宮島口)の街並みなども望むことができる。

窓には豊国神社の五重塔が映る。

スターバックス コーヒー 厳島表参道店

住所:広島県廿日市市宮島町459-2
営業時間:9:00~20:00
(宮島ブルワリーは11:00〜23:00)

外部リンク:日本三景、人と神々が共に生きる島~宮島に初出店、日本初の船で行くスターバックス 目の前に広がる瀬戸内海からは嚴島神社の大鳥居が望む絶景のロケーション 『スターバックス コーヒー 厳島表参道店』 2017年11月22日(水)オープン
外部リンク:宮島ビール
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関連記事:道後温泉駅の駅舎内に「スタバ」、12月22日開店 
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ルミネシンガポール、2017年11月25日開店-ルミネ、海外初進出

JR東日本傘下の駅ビル・ファッションビルを展開する「ルミネ」の海外初となる店舗「LUMINE SINGAPORE」(ルミネシンガポール)が、11月25日に開店する。

ルミネが出店するClarke Quay Central。

ルミネ初の海外店舗、駅ビルではなく商業ビルに

ルミネシンガポールを運営するのはルミネ100パーセント出資の子会社「LUMINE SINGAPORE PTE. LTD.」。
店舗面積は約930㎡で営業時間は11:00~22:00。駅ビルなどではなく、ショッピングセンター「Clarke Quay Central」の2階部分への出店となる(なお、地下鉄駅は徒歩すぐの場所にある)。
Clarke Quay Centralの館内には、以前よりキッコーマン傘下の日系スーパー「ヤマカワ」(山川)、和民、辻利、らーめん山頭火などが出店している。
ルミネはキーワードに「“I Am Who I AM” ~ルミネで出会う、新しい私。~」を掲げ、カフェ新業態「Lumine Café」(ルミネカフェ)など、東南アジア・シンガポール初の17ブランドを含む20ブランドが出店する。
また、館内には東京で活躍する人気アーティストのアート作品も展示する。

ルミネの館内イメージ。


ルミネカフェ。

「ルミネシンガポール」取り扱いブランド一覧
レディスファッション
  • And Couture (アンドクチュール)
  • EMODA(エモダ)
  • FRAY I.D(フレイアイディー)
  • IENA(イエナ)
  • LAGUNAMOON(ラグナムーン)
  • Lily Brown(リリーブラウン)
  • MERCURYDUO(マーキュリーデュオ)
  • Mila Owen(ミラオーウェン)
  • MOUSSY(マウジー)
  • MURUA(ムルーア)
  • rienda(リエンダ)
  • SLY(スライ)
  • snidel(スナイデル)
  • Spick & Span(スピックアンドスパン)
  • TOMORROWLAND(トゥモローランド)
  • Ungrid(アングリッド)
ファッション雑貨
  • drama H.P.FRANCE TOKYO (ドラマ アッシュ・ペー・フランス トーキョー)
  • Le Talon(ルタロン)
  • rooms SHOP(ルームスショップ)
  • Zoff(ゾフ)
カフェ
  • LUMINE CAFÉ(ルミネカフェ)

外部リンク:ルミネ初の海外進出「LUMINE SINGAPORE」 2017年11月25日オープン決定
関連記事:ドンドンドンキオーチャードセントラル店、12月1日開店-ドンキ東南アジア初出店、タイ進出も発表
関連記事:ルミネマン渋谷、7月31日閉館-ルミネ唯一のメンズ館

ドンドンドンキオーチャードセントラル店、2017年12月1日開店-ドンキ東南アジア初出店、タイ進出も発表

シンガポール中心部の大型ショッピングセンター「オーチャード・セントラル(Orchard Central)」内に、東南アジア初となるドン・キホーテ「DON DON DONKI(ドンドンドンキ)オーチャードセントラル店」が12月1日に開店する。

オーチャード・セントラル。

シンガポールを代表する繁華街の商業ビルに出店

「DON DON DONKI」はドン・キホーテグループの海外事業持株会社「Pan Pacific International Holdings Pte. Ltd.」が運営するもので、オーチャードセントラルの地下1~地下2階、店舗面積1,397㎡に出店。営業時間は24時間。
オーチャード地区はシンガポールを代表する繁華街で、近隣にはシンガポール髙島屋も出店している。

近隣には髙島屋も出店。
東南アジアを代表する繁華街となっている。

新業態となる「ドンドンドンキ」は日用雑貨、化粧品、バラエティグッズなど店内ほぼ全商品をメイドインジャパンもしくは日本市場向けの商品でラインナップすることが特徴。
日本の多くの「メガドンキ」と同様に生鮮食品も取り扱うほか、日本酒のバーカウンターなども設置する。
また、2018年1月には「DON DON DONKI」とコラボするテナントエリア「北海道マルシェ」も開業する予定となっている。

シンガポール2号店、タイ1号店も出店決定

ドン・キホーテグループは2018年夏にタンジョン・パガーエリアにシンガポール2号店を開業させるほか、バンコクにタイ初の店舗となる「ドンキモール」を出店することも発表しており、今後も東南アジアへの出店を進めていく方針だ。

外部リンク:2017年12月1日(金)シンガポール1号店「DON DON DONKI」オープン!
外部リンク:
ドン・キホーテ「東南アジア1号店」出店決定! ~シンガポール共和国での店舗開発に関するお知らせ~  
関連記事:MEGAドン・キホーテ渋谷本店、5月12日開店-現・渋谷店は5月7日閉店 
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MEGAドン・キホーテ延岡店、2017年11月28日開店-ドンキ、宮崎県北初出店

延岡市南部の国道10号線沿いに「MEGAドン・キホーテ延岡店」が11月28日に開店する。

MEGAドン・キホーテ延岡店。

「ドンキ空白地帯」への出店

メガドンキ延岡店は国道10号線の延岡バイパス沿いに出店。
建物は2階建てで、2階は駐車場。売場面積は3,493㎡。生鮮品の取扱いは一部のみとなる。
ドン・キホーテは大分市や宮崎市にはあるものの、これまで両都市間の約200キロに亘って全く出店しておらず、延岡店は地域初出店となる。
(撮影:@k_shin01さん)

MEGAドン・キホーテ延岡店

住所:宮崎県延岡市塩浜町一丁目1532番1
営業時間:午前9:00~翌午前2:00

外部リンク:2017年11月28日(火) 『MEGAドン・キホーテ延岡店』オープン~お買い物の楽しさを提供する“アミューズメント型店舗”が誕生!~
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ドン・キホーテ、2018年春にユニー6店舗を「ダブルネーム業態」に-「5年で100店」目標

最新の記事はコチラ:ドンキとユニーのダブルネーム店舗、屋号は「MEGAドン・キホーテUNY」に-2018年春から展開へ

ドン・キホーテHDはユニー・ファミリーマートHDが展開する総合スーパー「アピタ」、「ピアゴ」のうち6店舗を、2018年春までにドンキとの「ダブルネーム業態」に転換すると発表した。

ユニー株取得のドンキ、一部店舗を「ダブルネーム」に

ドン・キホーテHDは2017年8月31日付でユニー・ファミマHDとの資本業務提携を締結し、11月21日にユニー・ファミマHDが保有していたユニー株の40%を取得。
ドンキは経営不振に悩むユニーの「テコ入れ」の一つとして、アピタ及びピアゴの店舗をドン・キホーテとの「ダブルネーム業態」(一体型店舗)に転換するとしており、2017年度中には6店舗の転換が予定されていた。

アピタの店舗。
(写真の石和店は今回の転換店舗ではありません)

第1弾は大口など6店舗-今後はさらなる「テコ入れ」も?

今回ドン・キホーテとのダブルネーム業態への転換が決定したのは計6店舗で、アピタは「豊田元町店」(愛知県豊田市)と「東海通店」(名古屋市港区)の2店舗、ピアゴは「座間店」(神奈川県座間市)、「大口店」(横浜市神奈川区)、「星川店」(三重県桑名市)、「国府店」(愛知県豊川市)の4店舗となる。
これらのダブルネーム店舗は2018年2月下旬〜3月下旬に順次開店する。

なお、朝日新聞の10月16日の記事では、ユニーの佐古則男社長が2022年度までにユニー店舗の半数にあたる100店舗をドンキとのダブルネーム店舗に転換する可能性を示唆しており、今後はドンキによるユニーの「テコ入れ」がさらに加速するとみられる。

ダブルネーム転換店舗と開店時期

2018年2月下旬開店

  • ピアゴ大口店(横浜市神奈川区)

2018年3月上旬開店

  • アピタ東海通店(名古屋市港区)

2018年3月中旬

  • ピアゴ座間店(神奈川県座間市)
  • ピアゴ星川店(三重県桑名市)

2018年3月下旬

  • アピタ豊田元町店(愛知県豊田市)
  • ピアゴ国府店(愛知県豊川市)

ニュースリリース:ユニー・ファミリーマートホールディングス株式会社との資本・業務提携の進捗に関するお知らせ(ドン・キホーテHD公式サイト)
関連記事:ユニー・ファミマとドンキ、業務資本提携へ-ドンキ、ユニー株4割を取得
関連記事:MEGAドン・キホーテ山科店、11月22日開店-ドンキ、400店舗達成

MEGAドン・キホーテ山科店、11月22日開店-ドンキ、400店舗達成

京都市営地下鉄椥辻駅前に、京都市初のメガドンキとなる「MEGAドンキホーテ京都山科店」(以下、メガドンキ山科店)が11月22日に開店する。

MEGAドンキホーテ京都山科店。

歌舞伎座を模したユニークな外観

メガドンキ山科店は京都市初のメガドンキ業態。ドンキホーテは山科区初出店となる。
建物は4階建てで、営業フロアは2~3階。売場面積は3,676㎡。
外観はなぜか「歌舞伎座」を模したユニークなものとなるという。

ドン・キホーテ、400店舗達成

ドン・キホーテはメガドンキ山科店の出店により総店舗数400店舗となった。
今後は、2020年に500店体制とすることを目指し、日本をはじめ東南アジアなどへの展開も進めていくという。

ドン・キホーテの店舗推移(ニュースリリースより)。

MEGAドン・キホーテ京都山科店

所在地:京都市山科区椥辻東潰10番1
営業時間:午前9時~翌午前0時

外部リンク:2017年11月22日(水)『MEGAドン・キホーテ京都山科店』オープン!~京都市内初のMEGA業態 ドミナント展開加速~
外部リンク:2017年11月22日(水)ドン・キホーテグループ店舗400店達成!~2020年500店舗体制を中期目標とした世界戦略本格始動~
関連記事:ドン・キホーテ京都アバンティ店、7月22日開店-ドンキ、京都駅前に初出店
関連記事:ドン・キホーテ京都洛西店、エディオン内に6月17日開店

クイーンズ伊勢丹大宮店、2018年1月8日閉店-ルミネ大宮の核店舗、株式譲渡にともなう店舗整理か

JR大宮駅ビル「ルミネ大宮」に出店する三越伊勢丹HD傘下の高級食品スーパー「クイーンズ伊勢丹大宮店」が、2018年1月8日に閉店する。クイーンズ伊勢丹大宮店。

「高級スーパー競争」激化していた大宮駅エリア

クイーンズ伊勢丹大宮店は「ルミネ大宮 LUMINE1」の地下1階に2008年10月開店。売場面積は1,500㎡。
大宮駅エリアではクイーンズのほかにLUMINE2の「成城石井」、エキュート大宮の「フーズステージ キタノフォア」、そごう大宮店の「ザ・ガーデン自由が丘」、そしてそごう、高島屋のデパ地下など高級スーパーが数多く出店し、競争が激化していた。
なお、大宮店の閉店により、埼玉県内のクイーンズ伊勢丹店舗は北浦和店のみとなる。

三越伊勢丹HD、株式譲渡前の店舗整理か

三越伊勢丹HDは、連結子会社でクイーンズ伊勢丹を運営する「三越伊勢丹フードサービス」の株式66%を、三菱系の投資ファンド「丸の内キャピタル」に譲渡することを10月23日に発表済み。
株式の譲渡は2018年3月を予定しており、今回の大宮店閉店は株式譲渡前における店舗整理の一環と考えられる。

ニュースリリース:クイーンズ伊勢丹大宮店閉店のお知らせ(クイーンズ伊勢丹公式サイト)
外部リンク:クイーンズ伊勢丹大宮店
関連記事:三越伊勢丹HD、クイーンズ伊勢丹を売却へ-三菱系投資ファンドに
関連記事:大宮中央デパート、6月25日閉店-再開発で18階建て複合ビルに
関連記事:浦和パルコに「ヤオコー」、2017年11月22日開店-大丸百貨店跡に