三州自動車、鹿児島交通に事業譲渡へ-2018年中に

鹿児島県のバス会社「三州自動車」(三州バス、鹿児島市)が、2018年中に系列の鹿児島交通に事業譲渡される。

三州自動車。

もともと鹿児島交通から分社化されたバス会社だった

三州バスは2004年に鹿児島交通から分社化され設立。
2011年に同時に設立された大隅交通ネットワークのバス事業を統合し、路線網を拡大した。
三州とは薩摩、大隅、日向の三国を合わせた地域名。2018年現在は都城市、肝付町、志布志市に営業所を設けており、おもに都城市周辺、大隅半島一円で路線バス132系統を運行している。

経営統合先は同じ「いわさきコーポレーション」を親会社に持つ鹿児島交通。先述の通り、三州自動車はもともと鹿児島交通から経営分離されて設立された経緯があるため先祖帰りすることとなる。いわさきコーポレーションはバス利用客の減少により、傘下のバス会社の合理化を進めている。
事業譲渡日は明らかにされていないが、2017年12月に九州運輸局に一般乗合旅客自動車運送事業の譲渡譲受等認可が提出されていることから、三州自動車の社名は2018年中に消えることになるであろう。

外部リンク:譲渡譲受等認可申請・処分状況(国土交通省九州運輸局)
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