カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

けものフレンズ「ジャパリカフェ」、4月29日開店-キャットストリートに

渋谷区神宮前の「キャットストリート」そばに「けものフレンズ」とのコラボレーションカフェ「ジャパリカフェ」(Japari Cafe)が4月29日に開店する。

公式サイトより。

ふわああぁ!いらっしゃぁい!よぉこそぉ↑ジャパリカフェへ~

ジャパリカフェは「けものフレンズ」の世界観をコンセプトにしたカフェ。
出店地は渋谷区神宮前のキャットストリート近くのニューアートビル1階で、カフェではオリジナルのフードやグッズを提供するという。

出店地(GoogleMapより)。

営業期間は4月29日から約1年間の予定で、28日18時から公式サイトで事前予約を受け付ける。また、グッズ購入のみの場合は5月3日10時からで、店舗において整理券を配布する予定となっている。
なお、キャットストリートの正式名は「旧渋谷川遊歩道路」で、東京オリンピックを機に渋谷川を暗渠化した際に生まれた通りとして知られる。

ジャパリカフェ

住所:東京都渋谷区神宮前五丁目30−3
ニューアートビル1階
最寄り駅は原宿駅、渋谷駅、明治神宮前駅の各駅から徒歩10分ほど。

外部リンク:JAPARI CAFE
関連記事:東京スカイツリータウンに「PPAP CAFE」、11月1日開店-ペン、パイナッポー、アッポーの限定メニュー提供

成城石井池尻大橋店、4月27日開店-成城石井の新・旗艦店

成城石井の新・旗艦店「成城石井池尻大橋店」が4月27日に開店した。

成城石井池尻大橋店(同社公式FBより)。

成城石井の新・旗艦店

成城石井は1927年に創業した高級スーパーで、2014年より大手コンビニ「ローソン」の傘下となっている。
池尻大橋店は東急田園都市線池尻大橋駅近くに開業したもの。売場面積は約140坪(462㎡)で、取り扱い品目は約1万点、ワインだけで約500点を取り揃えるなど、同社最大規模の店舗となる。
成城石井では近年はグロサリーや惣菜中心の狭小店舗が中心となっていたものの、池尻大橋店は生鮮3品をフルラインで扱う。

青果売場(同社公式FBより)。

また、石窯オーブンで焼いたピザ、自社輸入したフランス産生地を使ったワッフルクロワッサンなど池井尻大橋店限定の商品も提供する。

成城石井最大の旗艦店となる(同社公式FBより)。

成城石井池尻大橋店

住所:東京都目黒区大橋2-22-9 1階
営業時間:9:00~23:00

外部リンク:成城石井池尻大橋店
関連記事:エスパル仙台東館、6月1日増床オープン-目玉は東北初の「成城石井」
関連記事:日本橋駅前のローソン、成城石井に-ローソン傘下後初転換

キャッセン大船渡、4月29日グランドオープン-大船渡駅前の復興施設、川徳も出店

BRT大船渡線大船渡駅前の商業エリア「キャッセン」を構成する「フードヴィレッジ」、「モール&パティオ」、「ドリームプラザ(おおふなと夢商店街)」の3施設が4月29日にオープンし、キャッセン大船渡の商業床はグランドオープンを迎える。キャッセン大船渡で開業する②のフードヴィレッジ、④のドリームプラザ、⑤のモール&パティオ。(大船渡市公式サイトより)

本格開業迎える大船渡駅前の復興商業エリア

キャッセンは岩手県大船渡市のJR大船渡駅周辺で津波復興拠点整備事業区域の中で整備される商業エリア。
今回開業するのは地区のエリアマネジメントを行う株式会社キャッセン大船渡運営の「モール&パティオ」、「フードヴィレッジ」と、仮設商店街として営業していた「おおふなと夢商店街」運営の「ドリームプラザ」の3施設で、地元資本・商店を中心に約50のテナントが出店する。
なお、隣接地には地場食品スーパー「マイヤ大船渡店」(震災で全壊して再出店)を核店舗とする「キャッセン大船渡ショッピングセンター」が2016年6月に開業している。(上図⑥)
また、4月8日~9日には開業に先駆けてプレオープンイベントが行われた。2016年6月に開業したマイヤ。

川徳も再出店、ライブハウスや仮設商店街から移転も

物販や飲食店が中心に出店する「モール&パティオ」では、川徳百貨店(盛岡市)のギフトショップ「カワトク大船渡」など17店舗が集結。大船渡市の川徳店舗としては2005年2月に閉店した「プラザカワトク」以来、およそ12年ぶりの復活となる。

大船渡で12年ぶり復活となる川徳。(写真はカワトク八戸)

「フードヴィレッジ」にはモンテローザの居食屋「目利きの銀次」など飲食店を中心に12店舗が出店。ライブハウス「ケセンロックフリークス」は2012年8月に被災ビルで開業した「大船渡フリークス」の後継店舗となる。
「ドリームプラザ」には、焼き鳥「香膳」や中華「食楽 ぽぽろ」など、仮設商店街「おおふなと夢商店街」に入居していた18店舗が出店し、運営も同商店街組合が手がける。
仮設商店街「おおふなと夢商店街」からの移転店舗も。

キャッセン大船渡(4/29開業エリア)テナント一覧

モール&パティオ

  • イワテブライダルセンター大船渡店(貸衣装)
  • カワトク大船渡(ギフトショップ)
  • フラワーショップもりかわ(生花店)
  • ハイズカフェ(飲食店)
  • 加茂ガーデン(生花店)
  • モンクール&スミレ(衣料品店)
  • 鬼椿 市民雑貨店(小売)
  • ひまわり(美容品店)
  • アール トライアングル(小売)
  • 菓匠 高瀬(菓子店)
  • ブックポート ネギシ(書店)
  • アルソック岩手(警備)
  • シーフロント(飲食店)
  • 鮮魚 うえの(魚店)
  • ビーチ・デ カフェ(飲食店)
  • 三陸おさかなファクトリー(小売)

フードヴィレッジ

  • 鮨・季節料理 ささき(飲食店)
  • 神菜月(飲食店)
  • オオフナトのケムリ(飲食店)
  • 貝だしラーメン 黒船セカンド(飲食店)
  • ハナビ(飲食店)
  • シノ(飲食店)
  • 居楽屋 どりーむ(飲食店)
  • ノイマーレ(飲食店)
  • 海山酒場(飲食店)
  • 目利きの銀次(飲食店)
  • ケセンロックフリークス(ライブハウス)
  • ベイサイドフィッシング(釣り具)

ドリームプラザ(おおふなと夢商店街)

  • 渋谷商店(魚店)
  • コミュニティホール
  • SSS進学教室(学習塾)
  • やきとり 香膳(飲食店)
  • 理容 おいしん(理容)
  • 三陸海苔店(物販)
  • ビビアン(衣料品店)
  • 手芸・ホビー とりい(手芸・雑貨)
  • ブティック ポポロ(衣料品店)
  • バーバー ミノル(理容店)
  • メナード化粧品(物販)
  • クドウ サイクル(物販)
  • たんぽぽ(飲食店)
  • 青い麦(飲食店)
  • ラーメンハウス どんぐり(飲食店)
  • ちょっとより処 皁(飲食店)
  • 西苑飯店(飲食店)
  • かもめ商店(飲食店)
  • やまふく(飲食店)
キャッセン大船渡

住所:岩手県大船渡市大船渡町字野々田10-3
営業時間:店舗による(マイヤは9:30~21:30など)

外部リンク:大船渡駅周辺地区官民連携まちづくり協議会について(大船渡市公式サイト)
 関連記事:アバッセたかた、4月27日開業-陸前高田、土地嵩上げ地区で初の大型店
関連記事:“新”南三陸さんさん商店街、3月3日開業-BRT駅も移転、南三陸町の新たな「中心地」に
関連記事:仮設商店街「復興屋台村気仙沼横丁」3月20日閉鎖-クラウドファンディングで移転計画も

アバッセたかた、4月27日開業-陸前高田、土地嵩上げ地区で初の大型店

東日本大震災の津波被害を受けて土地嵩上げが行われていた岩手県陸前高田市の中心部に、複合商業施設(ショッピングセンター)「アバッセたかた」(Abasse Takata)が4月27日に開業する。

アバッセたかた。(マイヤ公式サイトより、画質補正)。

高田の土地嵩上げ地区初の大型店、マイヤ高田店も復活

アバッセたかたは津波対策のため嵩上げ造成された新たな中心市街地の核となる複合商業施設。施設はオープンモール4棟で構成され、店舗面積は4,640㎡。陸前高田市中心部で東日本大震災による土地嵩上げ後に出店した大型商業施設は初となる。
アバッセは方言で「一緒に行きましょう」という意味で、地場大手スーパー「マイヤ高田店」(再出店)を核に、「ツルハドラッグ」、「ファッションセンターしまむら」、ドコモショップ、地元資本の商店などが数多く入居する「アバッセタカタ専門店街」(詳細下記)などが出店するほか、7月には「陸前高田市立図書館」も開館予定となっている。
また、アバッセの開業に伴い、店舗そばにBRT大船渡線の新駅「まちなか陸前高田駅」が開設される。
マイヤ高田店は1972年に陸前高田市中心部に開店。1989年に3階建ての大型ショッピングセンターに建替えられたが、2011年3月の東日本大震災により全壊して閉店しており、6年ぶりの再出店となる。

マイヤ竹駒店は2年半で閉店-未来商店街の店舗も移転

マイヤは、高田店再出店にともない市郊外の竹駒地区で営業していた「マイヤ竹駒店」を4月18日に閉店させている。

4月18日で閉店したマイヤ竹駒店。

マイヤ竹駒店は仮設店舗として営業していた「マイヤ滝の里店」の隣接地に2014年12月に開業。
内陸にある竹駒地区は震災後、仮設商店街「陸前高田未来商店街」、マイヤ、ドラッグストアなどが集積し、津波被災した中心市街地に替わる商業の中心地として機能していた。
しかし、現在は復興の進展に伴う中心市街地への商業回帰が見込まれており、今回のマイヤも「新・中心部」への回帰に合わせた移転となった形だ。
また、これに合わせて陸前高田未来商店街の複数の店舗もアバッセ専門店街に移転している。

専門店街テナント一覧
  • やぎさわカフェ(カフェ)
  • ぴっぴ屋 汐風食堂(食堂)
  • あべや(ファストフード)
  • 伊藤文具店(本・文具・CD)
  • 三陸菓匠 さいとう(和菓子・洋菓子)
  • スタイル(毛糸・手芸品・婦人服)
  • ニコニコキッズランド(ゲームコーナー)
  • キャンドゥ(100円ショップ)
  • CPサロン ピネッド(フェイシャルエステ・化粧品)
  • そらうみ法律事務所(法律事務所)
  • 菅野音楽教室(エレクトーン・ピアノ教室)
  • さんぽ・Reborn(リハビリ・フィットネス)
  • 膳(居酒屋・ラーメン)
  • さらり(ダイニング・バル)
アバッセたかた

住所:岩手県陸前高田市高田町館の沖10番地
営業時間:店舗により異なる(マイヤは9:00~21:00)

ニュースリリース:マイヤ高田店4/27(木)アバッセたかた内へオープン!(マイヤ公式サイト)
関連記事:“新”南三陸さんさん商店街、3月3日開業-BRT駅も移転、南三陸町の新たな「中心地」に
関連記事:仮設商店街「復興屋台村気仙沼横丁」3月20日閉鎖-クラウドファンディングで移転計画も

Pマート甲南店、4月26日閉店-旧・大丸系ディスカウント店、全店が消滅

神戸市東灘区魚崎北町のディスカウントスーパー「Pマート甲南店」が4月26日に閉店し、Pマートは全店が姿を消す。

Pマートの最後の店舗・甲南店。

「大手百貨店系のディスカウントストア」として注目あびる

Pマートは大手百貨店「大丸」が運営していた高級食品スーパー「大丸ピーコック」を業態転換して生まれたディスカウントストア。
2009年に1号店(実験店)として山田店(吹田市)を、2012年に2号店として甲南店(神戸市東灘区)を業態転換し、生鮮品の売場は百貨店系列の鮮度を維持しつつも「理由ありでお買得!」と題して在庫処分品の販売や、段ボール陳列や業務用食品を導入して「ケース買いでさらにお買い得」とのPOPのもと大量購入を促すというEDLP型(Every Day Low Price)の売場モデルに転換。大手百貨店系列のディスカウントストアとして注目を集めた。
その後も、大丸ピーコックの不採算店舗を順次Pマートに転換する方針であったものの、2013年に大丸ピーコックがイオングループに移ると、新規出店はストップ。
2016年にはイオンの子会社「光洋」の運営に移管されたことで、1号店だったPマート山田店はマックスバリュに転換(その後2017年3月閉店)、甲南店もマックスバリュと共通の店舗運営スタイルで運営されるようになっており、出店当時の面影は失われていた。

閉店のお知らせ。

外部リンク:Pマート 甲南店 閉店のお知らせ(光洋)
関連記事:ピーコックストア、関西23店舗を光洋に経営譲渡
関連記事:ピーコックストア新浦安店、2月19日閉店ーモナ新浦安の核店舗、「グループ内競合」に敗北

JRゲートタワー、4月17日グランドオープン-髙島屋の専門店モールを核に「リニア駅」計画も

JR名古屋駅ビル「JRゲートタワー」1階~8階に「タカシマヤゲートタワーモール」が4月17日に開業し、JRゲートタワーがグランドオープンを迎えた。
JRゲートタワーとJRセントラルタワーズ。

JRゲートタワー全面開業-高さ220mの超高層ビル

JRゲートタワーはJR東海グループにより名古屋ターミナルビル(松坂屋名古屋駅店・2010年閉館)跡地で再開発が進められた超高層複合施設。
その規模は高さ約220m、地上46階、地下6階建、延床面積約260,000㎡で、施設デザインはJRセントラルタワーズ(JR名古屋駅ビル・JR名古屋高島屋)同様、米国設計事務所「コール・ペターゼン・フォックス社」が担当しており、両社は一体感あるデザインとなっている。
ゲートタワー館内にはJR名古屋高島屋の専門店街「タカシマヤゲートモール」(地下1階~8階)の他に、大型家電量販店「ビックカメラ」(9~10階)、東海地方最大規模の「ユニクロ」(11階)、37店舗が集積する飲食店街「ゲートタワープラザ レストラン街」(12~13階)、アソシアホテル&リゾーツの「名古屋JRゲートタワーホテル」(18階~24階)、オフィスなどが入居する。

ユニクロは東海地方最大級となる。

セントラルタワーズ、JPタワーなど直結-「リニア駅」計画も

JRゲートタワーは、JRセントラルタワーズとは2階がペデストリアンデッキを通じて、売場が3階~15階まで、JPタワー名古屋(名古屋駅バスターミナル)とは1階~2階で、地階では地下鉄、地下街と直結されるなど、名駅地区の大型施設間を繋ぐ通路としても機能している。
さらに、今後は地下5~6階は2027年開業予定のリニア中央新幹線名古屋駅として利用される計画もあり、更なる発展が期待されている。

公式サイトの案内より。

髙島屋の専門店モールには「地域初ブランド」続々出店

ゲートタワーモールの核店舗である「タカシマヤゲートタワーモール」の店舗面積は32,000㎡。
毎秒、ときめく」をコンセプトに掲げ、BEAMS、SHIPS、UNITED ARROWS、JOURNAL STANDARDを代表とする有力セレクトショップから話題のカフェまで151店舗が出店する。開業日には梨花ファンなど多くの客が詰めかけた。

そのうち、URBAN RESEARCHの旗艦店「URBAN RESEARCH Store」、SHIPSの生活提案業態「SHIPS Days」、「BEAMS HOUSE」、スポーツ専門店「OSHMAN’S」、コスメ情報サイト直営の「@cosme store」、モデル・梨花プロデュースの「MAISON DE REEFUR(メゾンドリーファー)」、「ニューヨークの朝食の女王」と称されるカフェ・レストラン「サラベス」など55店舗が東海地方初出店となる。
アーバンリサーチ旗艦店「URBAN RESEARCH STORE」。


「大人」をターゲットにした「BEAMS HOUSE」も東海地方初。

8階には東海地方最大の書店となる店舗面積1,000坪(約3300㎡)、蔵書数約80万冊の「三省堂書店 名古屋本店」が出店。首都圏以外の三省堂店舗では初となる雑貨店「神保町いちのいち」、購入前の書籍を持込可能な「ブックス&カフェUCC」も併設する。三省堂書店は2016年9月に売場縮小したもの、JR名古屋高島屋11階にも店舗を営業しており、名駅地区では2店舗体制となる。

館内のようす。

また、タカシマヤゲートタワーモールではAndroid、iPhoneユーザーを対象に専用アプリ「ゲートタワーモールアプリ」の配信を実施。アプリでは店舗からの最新情報を提供するだけでなく、Instagramとの連携による利用者の投稿、各種グッズ、化粧品サンプルなどと交換可能なポイント「キュン」を付与など、店舗と買物客が密接に結び付くようなコンテンツ作りを実施。従来は百貨店で買い物をすることが少なかった若年層の集客を目指した取り組みも行われる。
アプリで取得したポイントは各種グッズと引換可能。

再開発つづく名駅エリア、さらなる開発計画も

名古屋駅周辺では、1999年12月にJRセントラルタワーズが開業して以降、2007年にはミッドランドスクエア・名古屋ルーセントタワーが開業、2016年には大名古屋ビルヂング(2代目)、JPタワー名古屋内「KITTE名古屋」が開業しており、一層のにぎわいをみせている。
こうした動きも今回のJRゲートタワーをもってようやく一呼吸かと思いきや、今後も鉄道各社の主導による再開発が控えている。この3月には、新たに名鉄による名鉄名古屋駅を中心とする南北400mの超高層ビル建設計画が発表されたほか、2027年にはJRリニア中央新幹線も開業する予定で、まだまだ名駅エリアからは目が離せそうにない。

名鉄名古屋駅の再開発イメージ。(名鉄公式サイトより)

外部リンク:タカシマヤ ゲートタワーモール4月17日(月)10時オープン! |  ホーム
関連記事:KITTE名古屋、4月1日グランドオープン-「名古屋駅バスターミナル」開業に合わせて
関連記事:大名古屋ビルヂング、3月9日グランドオープン-伊勢丹出店
関連記事:プライムツリー赤池、2017年秋開業-セブンアイのショッピングセンター、東海地方初出店

GAP渋谷店、5月7日閉店-GAP日本旗艦店の1つ

ギャップジャパンは、旗艦店の1つである渋谷公園通りの「GAP渋谷店」を5月7日で閉店させる。

GAP渋谷店。

GAP日本旗艦店の1つ、渋谷パルコ建替えの影響か

GAPは1995年に日本上陸。渋谷店は1996年11月の開店で、GAP出店に伴い新築された「GAP渋谷ビル」で営業をおこなっている。
建物は3階建てで、売場面積は1,041㎡。原宿店(1999年開店)、銀座店(2011年開店)ができる以前は、GAPの日本最大級の旗艦店であった。
GAPは、売り上げの減少に伴うリストラを進めており、2017年1月には兄弟ブランドの「オールドネイビー」を日本から撤退させている。
OLDNAVY AEON TENDO
オールドネイビーの店舗。

一方で、今回の渋谷店が閉店に至った要因はGAPのリストラ方針や出店方針の変化(郊外モールへの出店加速)のみならず、渋谷パルコの建て替えが大きいであろう。
GAP渋谷店に隣接する渋谷パルコは2016年8月7日に老朽化などにより閉店。2019年の再開業を目指して工事がおこなわれている。
GAP渋谷店はパルコのエントランスの対面に位置しており、建替え中は来客数の減少が避けられない状況にあった。

渋谷パルコ前に立地していた。

渋谷では再開発が進み、数年以内に駅周辺に新たな商業ビルが次々にオープンすることになる。
渋谷が大きな変化を遂げゆくなかで、GAPも近い将来、駅近くや新しいパルコなどに再出店することも考えられる。

外部リンク:GAP Japan
関連記事:オールドネイビー、1月22日に日本撤退-GAP姉妹ブランド、全店閉鎖に
関連記事:渋谷パルコ、建替えで8月7日閉館-2019年再開業へ

東村山に「団地特化型セブンイレブン」1号店、4月21日開店-URと提携で

セブンイレブンジャパンと、都市再生機構(UR、旧・都市基盤整備公団)の子会社で集合住宅の管理を行う日本総合住生活(JS)との提携1号店「セブンイレブンJS美住一番街店」が、4月21日に東京都東村山市の公団団地「グリーンタウン美住一番街」内に開業した。
「セブンイレブンJS美住一番街店」のイメージパース。
(セブンイレブンジャパン公式サイトより)

「団地向け」サービス充実-住民サービスも実施

「セブンイレブンJS美住一番街店」は、店舗面積は約132㎡と一般的な「コンビニサイズ」の店舗。
従来も団地商店街への一般型セブンイレブンの出店はあったが、JS美住一番街店はそうした店舗よりも野菜やトイレットペーパーなど日用品の品揃えを重視した品揃えで、商品の無料宅配の実施(500円以上の購入が必要)をおこなうなど、高齢化する団地住民のニーズを的確に捉えたサービス展開が大きな特徴だ。
また、団地管理を行っている日本総合住生活がフランチャイズで運営しているため、粗大ゴミ搬出に掛かる手続きや鍵の引き渡し、さらには電球交換に至るまであらゆる住民サービスの窓口となることで、団地住民の「生活拠点」としての役割も果たす。
さらに、従業員の一部は団地内の住民で、新たな雇用創出の役割も担うことになる。
グリーンタウン美住一番街。
敷地内には西武鉄道の旧車両を利用した児童向け図書館「くめがわでんしゃ図書館」があることでも知られる。

「団地商店街活性化」「住民サービス強化」の双方に貢献

かつての公団団地には、下層階に商店街を併設したものが数多くあった。しかし、近年は団地内の商店の撤退と住民の高齢単身化が団地の買い物弱者問題を深刻化させる大きな要因となっていた。今回生まれた「団地型」新業態は、多くの問題を解決する救世主的存在として期待される。

グリーンタウン美住一番街の団地内商店街。
空き店舗も目立っていた。

URはこれとは別に2016年にコンビニ他社との提携も発表しており、今後はセブンイレブン以外との新たな施策がおこなわれることも考えられる。
日本総合住生活は今後こうした団地特化型コンビニエンスストアを全国のURの団地などで100店舗程度展開することを目指すという。

外部リンク:セブン‐イレブン・ジャパンと日本総合住生活が団地内のコンビニ展開で業務提携
関連記事:セブンアイ、米コンビニを買収-1100店、約3700億円で
関連記事:JR西日本、”駅ナカ特化型セブンイレブン”を12月7日から展開

SENRITOよみうり・イオン専門館、4月21日開業-千里中央、イオンの寡占進む

大阪府豊中市千里中央駅前の複合施設「SENRITOよみうり」(センリトよみうり)に4月21日、イオンモールが運営する専門店ゾーン「イオンSENRITO専門館」が開業し、「SENRITOよみうり」の商業床は全館グランドオープンを迎えた。

オープン迎え賑わうSENRITO。

タワーマンションを核とした再開発プロジェクト、全面開業

SENRITOよみうりは、「よみうり文化センター(千里中央)再整備事業」の一環として、読売新聞大阪本社、読売テレビ放送、関西電力グループにより共同開発が進められた再開発プロジェクト。
2015年7月に学習塾、医療施設などサービス店舗が入居する商業フロア1期が開業しており、高層階の関電不動産によるタワーマンション「シエリアタワー千里中央」(52階建)の分譲も行われている。
4月21日に開業した「イオンSENRITO専門館」の総賃貸面積は約9,100㎡。ストアコンセプトに「“ちょっとの時間”をコバレのトキに 北摂スマートライフを創造」を掲げ、イオングループの食品スーパー「光洋」、紳士服はるやまのスーツ専門店「Perfect Suit FActory」、イオン系シューズ専門店「ASBee」などが新規出店したほか、近隣の千里セルシーから雑貨専門店「無印良品」やカジュアルファッション「Right-on」が移転出店した。

開放感ある店内。


PSFA100号店も出店。

食品売場は「光洋」、イオンの寡占化進む千里中央

イオンSENRITO専門館の核店舗の1つであるスーパー「コーヨーSENRITO店」は、コンセプトに「おいしさつながる“トキ”を創造」を掲げ、Health&Wellness、減塩・無添加食品を重視。農産売場では「ドライフルーツバイキング」、精肉売場では「自家製ローストビーフ」、鮮魚売場では「創作寿司」、惣菜売場ではヘルシー食品(豆腐唐揚げ、豆腐ボールなど)をラインナップするなど、千里中央の地域特性を重視した商品展開を図る。
イオンSENRITO専門館の北側には、現在光洋が運営するスーパー「ピーコックストア千里中央店」(旧・千里大丸プラザ内)、東側には同じくイオングループの総合スーパー「ダイエー千里中央店」(千里セルシー内)が隣接出店しているほか、新御堂筋を挟んだ西側には光洋運営の「マックスバリュ新千里西町店」(旧・大丸ピーコック)が出店。「コーヨーSENRITO店」は千里中央における4店目のイオン系スーパーとなり、イオングループによる千里中央ドミナントがさらに進むこととなる。

千里セルシー。

「千里セルシー」も近く再開発へ

その一方で、「千里セルシー」は開業から44年が経過し老朽化も深刻で、近いうちの建替えが検討されている。2016年末からはテナントの撤退が相次いでおり、今回も今後のさらなる再開発にも注目が集まる。

外部リンク:イオンSENRITO専門館公式ホームページ(イオンモール)
外部リンク:よみうり文化センター(千里中央)再整備事業商業施設Ⅱ期「イオンSENRITO専門館」4月21日(金) オープン35店舗が新規出店「SENRITOよみうり」が全面開業(イオンモール)
関連記事:H2Oリテイリング(阪急阪神)、関西スーパーと資本業務提携
関連記事:大阪駅南口に大型歩道橋「スカイウォーク」10月1日完成-“梅田ダンジョン”解消へ期待

プライムツリー赤池、2017年秋開業-セブンアイのショッピングセンター、東海地方初出店

愛知県日進市の赤池駅近くに大型ショッピングセンター「プライムツリー赤池」が2017年秋に開業する。

プライムツリー赤池。

鶴舞線の終点・赤池に出店-ベッドタウンとして開発進む

プライムツリー赤池は、セブンアンドアイホールディングスが運営するショッピングモールで、「アリオ日進赤池SC(仮称)」として日進市の赤池駅前で建設が進んでいたもの。隣接地には約40ヘクタール、総計画戸数1440 戸の大規模ニュータウン 「日進赤池ヒルズ」 が造成されている。

店舗立地。


出店予定地周辺の現況(GoogleMapより)。

プライムツリー赤池の建物は地上4階建てで、店舗面積は約43,600㎡。
セブンアイが手がけるショッピングモールとしては東海地方初進出となる。
なお、これまで同社のショッピングモール業態には「アリオ」の名称が多く用いられてきたが、プライムツリーは2014年開業の「グランツリー武蔵小杉」(川崎市)に続いて「○○ツリー」を名乗る2例目の店舗となる。

プライムツリーのロゴ。

ヨーカドーを核にシネコンなど約180店が集結

プライムツリー赤池には「イトーヨーカドー」を核店舗に、「アカチャンホンポ」、「セブンイレブン」など多くのグループ店舗が出店する予定で、総店舗数は約180店舗となる。

館内吹き抜けイメージ。

また、地域最大級の飲食・食品ゾーンとなる「フードホール」や、食事と共にジャズの生演奏などイベントを楽しめる「フードコート」、最新設備を備えた「10スクリーン、約1,800席のシネマコンプレックス」や「体験型アミューズメント施設」などをラインナップする。

 「フードホール」イメージ。
(画像は全て7&iニュースリリースより)

ニュースリリース:セブン&アイ・ホールディングス 東海地方に初のショッピングモールを出店(セブン&アイ公式サイト)
関連記事:ヨーカドー「アリオ」、新規出店凍結へ-コンビニ事業に資源集中させるセブンアイ
関連記事:イオンモール長久手、12月9日開業-激化する「長久手の商戦」
関連記事:セブンパークアリオ柏、4月25日開業