カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

三菱商事都市開発「所沢市小手指町商業施設計画」2026年秋開業-「西友小手指店」長谷工と建替再整備、中央日土地建物系タワマン「バウス所沢小手指タワー」との複合施設に

埼玉県所沢市の西武池袋線小手指駅付近にある現トライアルHD系大型総合スーパー「西友小手指店」跡地に、三菱商事都市開発系NSC(近隣商圏型ショッピングセンター)「(仮称)所沢市小手指町商業施設計画」が2026年秋に開業する。

西武セゾンが作った小手指の象徴だった

西友小手指店は1981年6月に開店。建物は地上5階地下1階建。
開店当初の小手指店は設計段階より西武セゾンを代表するデザイナーが参画し、同社初となる文化教室「西友コミュニティカレッジ」や松竹との提携による「ドライブインシアター」、西武セゾングループの不動産ディベロッパー「西武都市開発(後の西洋環境開発)」と一体的な周辺開発を打ち出すなど、既存の総合スーパーという業態にとらわれない施設づくりをめざした。
その後も1994年5月には隣接地に都市型ショッピングセンター「西友小手指EPO(西友小手指店B館)」を新設し、高所得者層のグルメ・ファッション需要への対応を図ったが、2010年11月にEPO運営業務から撤退(2015年までEPO館はハナミズキプラザとして存続/2025年現在は飯田グループHD系分譲マンション)、本館もウォルマート型ディスカウント店舗への転換後、2023年10月31日をもって閉店していた

近隣商圏型商業施設強化進める三菱商事

三菱商事都市開発は2002年9月に三菱商事と乃村工藝社との合弁会社「リテールプロパティーズ」として設立、2007年5月の三菱商事による完全子会社化にあわせ現社名に変更した。同社は同年7月に三菱商事が合弁解消したイオン系商業不動産ディベロッパー「ダイヤモンドシティ(現イオンモール)」運営受託物件の一部を引継ぐなど業容を拡大。
その後も2018年11月に新ブランド1号店「マチノマ大森」を開業するなど首都圏を中心にNSCの開発を本格化。2020年5月閉店のセブン&アイHD系総合スーパー「イトーヨーカドー蕨店」跡を全面刷新するかたちで、2021年3月に(当時)LIXILビバを運営主体とする「ビバモール蕨錦町」として新装開業するなど「既存施設のバリューアップ事業」にも取組んでいる。

西友・長谷工と共同で新たな商業施設に

三菱商事都市開発所沢市小手指町商業施設計画は、大手不動産グループ「長谷工コーポレーション」が2023年10月閉店の西友小手指店跡地を一括取得及び三菱商事系に一部売却したうえで、三菱商事系が新たな商業施設として再整備するプロジェクトの総称。

長谷工コーポレーションにより解体工事中の西友小手指店。

建物は2025年9月1日着工で鉄骨造地上3階建、敷地面積は約8,316㎡、延床面積は約7,247㎡。
西友小手指店旧店舗敷地北側に同社新店舗を核とする近隣商圏型ショッピングセンターを整備、旧店舗敷地南側で建設中の中央日本土地建物系タワーマンション「バウス所沢小手指タワー」(地上29階建)とともに商住一体型開発を進める。

(仮称)所沢市小手指町商業施設計画概要

住所:埼玉県所沢市小手指町一丁目25番37、25番43、25番44

関連記事:新所沢パルコ跡、2025年5月より解体開始ー閉店発表から4年半・閉店から約1年半、活用方法は未だ発表されず
関連記事:エミテラス所沢、2024年9月開業-西武鉄道・住友商事系モール、所沢車両工場跡地に
関連記事:ソコラ所沢、2024年4月25日開業-埼玉初となる野村不動産系地域密着型モール、ライフを核に
関連記事:西友小手指店、2023年10月31日閉店-42年の歴史に一旦幕、跡地への再出店の方針も
関連記事:三越伊勢丹、小型百貨店5店舗を2021年2月28日閉店-馬事公苑店・新所沢・成田・MI河辺・セントレア、3月にはMI登米佐沼も
関連記事:トコトコスクエア、2020年9月一部開業-ダイエー・イオン所沢店跡、12月までにミスターマックスとオーケー出店
関連記事:グランエミオ所沢、2020年9月2日全面開業-西武所沢駅ビル、イセタンミラー・TSUTAYAなど126店が出店
関連記事:西武所沢店、2019年11月までに全館リニューアル-「西武所沢S.C.」に
関連記事:KADOKAWA、東所沢に”ポップカルチャーの一大拠点”建設-2020年4月完成目指す

マックスバリュ新大工町ファンスクエア店、2026年1月29日開店-ジョイフルサン業態転換2号店、地域密着路線引継ぎ全面刷新

長崎県長崎市の長崎電気軌道蛍茶屋支線新大工町電停前に、イオン系食品スーパー「マックスバリュ新大工町ファンスクエア店」が2026年1月29日午前9時に開店する。

新大工町ファンスクエア。

前身はジョイフルサン旗艦店「J’s Garden Marche」

マックスバリュ新大工町ファンスクエア店の前身となる「ジョイフルサン新大工町ファンスクエア店」は、2022年11月の長崎玉屋/新大工町商店街跡地複合再開発施設「ファンスクエア新大工町」開業にあわせ、同施設1階の食品核として開店。
ジョイフルサン新大工町ファンスクエア店は、同社初となるブランド「J’s Garden Marche(ジェイズガーデンマルシェ)」を冠した高級路線の店舗として、2023年5月には至近距離の老朽店舗「ジョイフルサン新大工店」を統廃合するなど、穴吹興産(あなぶきグループ/当時)系食品スーパーの旗艦店としての役割を担った。一方、イオン九州が2025年7月にジョイフルサンを完全子会社化したうえで、2026年3月にジョイフルサンを吸収合併、イオン系屋号に業態転換する方針を決めたため、旗艦店である新大工町ファンスクエア店は2026年1月25日をもって先行閉店することとなった

ジョイフルサン新大工町ファンスクエア店(開店当時)。

イオン九州のノウハウ活かし全面刷新

マックスバリュ新大工町ファンスクエア店の営業フロアは1階で売場面積は726㎡。
新大工町ファンスクエア店では、2025年11月開店の本原店(旧ジョイフルサン本原店)同様のコンセプトに「全従業員で決めた「従業員の想い=お客さまとの約束」を受け継ぎ、進化(深化)させる長崎一“身近な”スーパーマーケット」を掲げ、イオングループ共通PB「トップバリュ」やイオン九州独自PB「しあわせプラス」「推し活総菜」、インストアベーカリーを新規導入。
青果ではオーガニック野菜や時短・簡便商品(カット野菜・カットサラダ)、冷凍食品では日常使い中心に約350品目を展開するなど「イオン九州が持つスーパーマーケットのノウハウを結集」した店舗づくりを進める。

マックスバリュ新大工町ファンスクエア店

住所:長崎県長崎市新大工町5-35ライオンズタワー新大工1階
営業時間:午前9時~午後10時

関連記事:ジョイフルサン新大工町ファンスクエア店、2026年1月25日閉店-長崎玉屋跡地の同社旗艦店「ジェイズガーデンマルシェ」、イオン系「マックスバリュ」への業態転換で
関連記事:マックスバリュ本原店、2025年11月22日開店-イオン九州「ジョイフルサン」業態転換1号店、2026年3月の吸収合併に先駆け

関連記事:ジョイフルサン、イオン九州が2026年3月吸収合併ーかつての長崎地場大手、店名も消滅へ
関連記事:マックスバリュ長崎平和町店、2026年春開店-スーパーを核とした商業施設、九電工遊休地利活用事業の一環で
関連記事:ジョイフルサン、イオン九州が2025年7月買収ー穴吹傘下となった長崎のスーパー、イオングループに
関連記事:長崎玉屋、2025年1月31日閉店-跡地にダイレックス新大工町ファンスクエア店、2025年3月末ごろ開店
関連記事:西友長崎駅店、2025年1月31日閉店-アミュプラザ長崎の食品核、サニー化で「西友」九州から消滅
関連記事:フレッシュガーデンフーズピープル日見店、2024年7月28日閉店-島原地場食品スーパー、長崎市内撤退

関連記事:浜屋ココウォークプラザ、2024年6月6日開業-浜屋百貨店の新業態、北野エースを核に
関連記事:長崎浜屋屋上プレイランド、2024年5月6日閉店-九州最後の百貨店屋上遊園地、50年近い歴史に幕
関連記事:S東美浜町店、2024年2月29日閉店-地場老舗総合スーパー本店、旧長崎松竹会館建替えで
関連記事:長崎マリオットホテル、2024年1月16日開業-JR九州グループ運営、マリオット九州初進出
関連記事:アミュプラザ長崎新館、2023年11月10日開業-JR長崎駅ビル増床部分に86の専門店、本館も開業以来最大の全面刷新
関連記事:長崎西洋館、2023年5月閉館-長崎電気軌道運営、路面電車資料館も入居する商業ビル

関連記事:プラットモール長崎、2021年10月29日開業-長崎西洋館となりにJR西日本系モール

福岡パルコ、2027年2月閉店-旧岩田屋本館から90年超の歴史に幕、新天町商店街との複合再開発でライブハウスやギャラリーの整備も視野に

福岡県福岡市中央区天神の西鉄福岡(天神)駅/福岡市営地下鉄天神駅に直結するJフロントリテイリング系都市型商業施設「福岡パルコ(福岡PARCO)」が2027年2月をもって閉店する方針を2026年1月29日に正式発表した。

福岡パルコ

九州初のターミナルデパートとして開業した旧岩田屋本館

福岡パルコの建物は、1936年10月に地場老舗呉服店を前身にもつ百貨店「岩田屋」本店として開業。2026年1月現時点での本館の建物は地上8階地下1階建で延床面積は23,873㎡、新館の建物は地上6階地下3階建で延床面積は13,895㎡。
岩田屋は現在の西鉄福岡(天神)駅と一体的に「九州初のターミナルデパート」として開業した経緯もあり、西鉄とともに九州有数の繁華街の形成に大きな役割を担った。また、1976年3月には隣接地に新館(現福岡パルコ新館/地上12階建地下3階建)を開業し、立体駐車場を備える駅直結の都市型百貨店として、地域一番店としての確固たる地位を築いた。

旧岩田屋本店本館

一方、岩田屋は1991年9月に西鉄と締結した「ソラリアターミナルビル(ソラリアステージ)」への出店合意を1992年12月に白紙撤回したことで、両社間の関係性が一時悪化。1996年9月にはソラリアへの増床の代替として、セゾングループ(西武百貨店/ロフト)との共同出店を検討していたNTT福岡中央支店跡地に百貨店新業態「岩田屋Z-SIDE」を開業したが、Z-SIDEへの過剰投資が災いとなり私的整理ガイドラインに基づく再建を余儀なくされた。
その後、1999年8月には百貨店創業の地である本館(岩田屋A-SIDE)と隣接する新館(岩田屋A-LIVE)の建物を再建の一環として地場大手学校法人「都築学園グループ」に売却し、2004年2月をもって同地での営業を終了した。(岩田屋本館は旧Z-SIDEに移転)

旧岩田屋Z-SIDEに移転した岩田屋本店本館

都築学園グループは2004年2月の岩田屋本店全面移転後、岩田屋旧本館を隣接する旧新館(都築学園ビル/天神ハッチェリービル)同様に専門学校とする構想を掲げたが、地元の反対の声や学園の不祥事が重なり断念。2005年の大手雑貨店「ロフト」進出も福岡西方沖地震を背景に断念となるなど長期間空きビル状態となった。その後、都築学園グループは2008年2月に大手ファッションビル「パルコ」(当時は森トラスト系)と賃貸借予約契約を締結。両社間による賃貸借契約締結にあわせ、岩田屋時代の建物を全面改修したことで、2010年3月に福岡初となるパルコが開業した。

好調な業績背景に拡大続けてたパルコ

福岡パルコは競合施設も数多いなかでの開業であったが、開業1年間(2010年3月19日~2011年3月18日)の売上高は当初目標110億円を25.4%上回る約138億円、入館客数は当初目標1,000万人を40%上回る約1,400万人を記録するなど好調な業績と集客を維持。2013年3月には都築学園グループから岩田屋旧本館/旧新館の建物を取得したうえで同年5月に旧新館の減築を開始、2014年11月に「福岡パルコ新館」を開業した。

開業当日の福岡パルコ

その後も2015年3月に西鉄から「西鉄福岡駅ビル(ソラリアステージの一部/コトブキヤ福岡天神跡)」を賃借し「福岡PARCO本館増床部」を開業。店舗面積42,200㎡で専門店222店舗を擁する「ハイブリッドMD型コンフォータブルストア」となった。
福岡パルコは2017年12月に新館一部フロア(フタバ図書跡)をシェアオフィス「The Company(現Zero-Ten Park)」 に転換したもの、天神ビッグバンによる施設の相次ぐ閉店も重なり、2024年度実績の売上高(テナント取扱高)は272億7400万円、2026年1月現在は天神地区最大のファッションビル(店舗面積42,000㎡)となっている。

新天町との複合再開発も視野に

福岡パルコの閉店は「所有する建物の老朽化」「今後想定される投資負担や天神二丁目南ブロック駅前東街区における開発計画の進行状況などを中長期視点にて慎重に検討した結果」によるもの。
福岡パルコ本館は1936年10月に開業した岩田屋旧本館の建物一式、新館は1976年3月に開業した岩田屋旧新館の地下構造を引継いでおり、本館は戦前の百貨店建築に由来する天井の低さやエスカレーターホールをはじめとするフロア間の段差といったバリアフリー対応も課題となっていた。
パルコは2022年10月に建替再開発の方針を先行発表、2023年10月には新天町商店街との複合再開発を視野に入れた「天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクト」を発表したが、閉店時期の正式発表は初となる。

パルコは新天町商店街(天神二丁目南ブロック駅前西街区)との複合再開発により「建物の耐震性や防災性の向上」に加えて、同社の持つコンテンツを活かした「ライブハウス、ギャラリー、ミュージアムなど新たな文化・情報発信機能の導入」を図るとしている。また、西街区においては「新天町の歴史(商店街通路、メルヘンチャイム等)を承継した商店街の未来に向けた開発計画」とも連携することで、「若者からお年寄りまで天神に行きたいと思っていただけるまちづくり」「天神ビッグバンの更なる推進や福岡市の発展に協力」をめざすとしている。

関連記事:ベスト電器福岡本店、2026年2月15日閉店-かつて「日本最大の家電店」だった天神ベスト、再開発で移転・移転・移転?
関連記事:メロンブックス福岡天神店、2025年10月25日新装開店-河村家具天神荘の「とらのあな福岡店」跡に増床移転 
関連記事:ロピア長浜店、2026年3月開店-ロピア九州初のパチンコ建物再活用、福岡市中央区のパーラーラッキー跡に
関連記事:クリスピー・クリーム・ドーナツ キャナルシティ博多店、2025年5月20日開店-日本最大級のドーナツ製造見学施設「ドーナツシアター」併設、九州での多店舗化に意欲
関連記事:クリスピー・クリーム・ドーナツONE FUKUOKA BLDG.店、2025年4月24日開店-九州復活1号店、5月20日にはドーナツ工場併設のキャナルシティ博多店も
関連記事:ワン・フクオカ・ビルディング、2025年4月24日開業-福岡ビル・天神コア・天神ビブレ跡を一体化、西鉄の巨大複合ビルに
関連記事:スーパースポーツゼビオ福岡天神店、2023年11月17日開業-ロフト・ジークス・ユーテクプラザ跡「ラズ天神」に
関連記事:福岡市地下鉄七隈線延伸区間、2023年3月27日開業-天神南駅から博多駅間、キャナル近くに櫛田神社前駅も
関連記事:ミーナ天神、2023年4月28日リニューアル開業-天神ロフトが移転、ユニクロ・ブックオフなど再出店

ダイエー西浦和店、2026年1月31日閉店-忠実屋から46年の歴史に幕、西浦和まちづくり観光協会による「ありがとうコンサート」も

埼玉県さいたま市桜区のJR武蔵野線西浦和駅近くにあるイオン系大型総合スーパー「ダイエー西浦和店」が2026年1月31日午後7時をもって閉店する。

首都圏地場大手系総合スーパー「忠実屋」前身だった

ダイエー西浦和店は1978年11月に首都圏地場大手系総合スーパー「忠実屋西浦和店」として開店。建物は地上3階建で店舗面積は6,910㎡。
開店当初は東京都八王子市を地盤とする地場資本であったが、バブル期の秀和による株式買い占めが発端となり、1992年3月にダイエー傘下に移行、1994年3月にはグループの運営会社再編にともない現在の店舗名に改称した。
ダイエー西浦和店。

衣食住フルライン型売場維持するも46年の歴史に幕

ダイエー西浦和店では、全社的な既存店の食品スーパー業態転換を進める過程においても、紳士婦人子供衣料や服飾雑貨、寝具インテリアなど、直営主体の衣食住フルライン型売場を継続展開した。
また、旧ダイエー系婦人服店「LOBELIA(ロベリア)」「L・Joseph(ラジョセフ)」やイオン系100円ショップ「Can☆Do(キャンドゥ)」、屋内型ゲームセンター「PLABI」、屋上フットサルコートを専門店として導入するなど、西浦和駅前随一の大型店としての座を堅持しつづけた。
一方、2025年12月に2026年3月1日をもってダイエー首都圏撤退とイオン系首都圏食品スーパー新事業会社「イオンフードスタイル(現マックスバリュ関東)」発足が正式決定するなかで、新事業会社の運営方針にそぐわない老朽店である西浦和店は46年の歴史に幕をおろすこととなった。

ダイエー西浦和店営業終了のお知らせ。

ダイエー西浦和店では2026年1月25日に「西浦和まちづくり観光協会」主催のもと、イートインコーナーで「46年間ありがとうコンサート」を開催。近隣住民によるメッセージの掲示も行われている。
ダイエー西浦和店46年ありがとうコンサート。

関連記事:ダイエー東川口店、2026年1月31日閉店-旧忠実屋、グルメシティから全面刷新するも40年の歴史に幕
関連記事:ダイエーグルメシティ鎌倉店、2026年1月25日閉店-野村不動産系「野村ストア」創業店の系譜引継ぐ老舗、60年超の歴史に幕

関連記事:ダイエー、ベーカリー子会社「ボンテ」を2026年2月1日吸収合併-店舗数大幅減続いた「BONTE」、親会社との経営統合とプロセスセンターで効率化
関連記事:ダイエー、新会社「イオンCREソリューションズ」に首都圏大型店12店舗のディベロッパー事業を承継-2026年1月20日発表、武蔵村山店や港南台店など
関連記事:ダイエーイオンフードスタイル八王子大和田店、2026年1月11日閉店-忠実屋から50年の歴史に幕、フードスタイル初の完全閉店に
関連記事:マックスバリュ関東、「イオンフードスタイル」に2026年3月社名変更-ダイエー関東・ピーコックストアと統合で
関連記事:ダイエーイオンフードスタイル西大島店、2025年12月5日開店-ダイエー大島店跡地、三井不動産系高級賃貸マンション低層階「パークアクシス」に

名古屋ちゃやまちモール、2026年1月29日開業-新昭和グループ系、ロピア名古屋茶屋店を核に

愛知県名古屋市港区茶屋新田土地区画整理事業地内に、新昭和グループ系近隣商圏型商業施設「名古屋ちゃやまちモール」が2026年1月29日から順次開業する。

名古屋市内初となる新昭和グループ系商業施設

名古屋ちゃやまちモールは、新昭和グループが「(仮称)名古屋茶屋新田店舗計画」として建設を進めていた近隣商圏型商業施設で店舗面積は3,359㎡。同社としては2024年6月の「あさひまちモール」(愛知県半田市)に次ぎ愛知県内2施設目、名古屋市内初の施設となる。
名古屋ちゃやまちモールでは、OICグループの大型食品スーパー「ロピア名古屋茶屋店」と神奈川地場系ドラッグストア「クリエイトSD名古屋茶屋店」を核とするなど、あさひまちモール同様の店舗構成を採る。

名古屋ちゃやまちモールの「ロピア名古屋茶屋店」。

核店舗「ロピア」では「港町のマルシェ」演出も

ロピア名古屋茶屋店は、2025年10月のロピア守山店(ホームプラザナフコ内)、同年11月開店の名鉄一宮店(イチビル4階)に次ぐ愛知県内11店舗目、名古屋市4店舗目、名古屋市港区2店舗目となる。
名古屋茶屋店では既存店同様、青果売場を「八百物屋あずま」、鮮魚売場を「日本橋魚萬」、精肉売場を「肉のロピア」、惣菜売場を「GOCHISOUマルシェ」として展開するなど専門性を訴求。
同店独自の試みとして、海に近い立地特性を活かした空間デザイン「港町のマルシェ」を採用するなど「港町のにぎわいや活気を感じられる空間を演出」するとしている。

ロピア名古屋茶屋店のテーマ「港町のマルシェ」。

ロピア名古屋茶屋店(名古屋ちゃやまちモール)

住所:愛知県名古屋市港区川園1丁目65番
営業時間:午前10時~午後8時

関連記事:ベイシアFoods Park名古屋みなと店、2024年2月16日新装開店-カインズモール名古屋みなとに愛知県内初の同社新業態
関連記事:イオンモール名古屋みなと、2021年2月28日閉店-TOHOシネマズは11月先行閉館

オーケー野江店、2026年1月27日開店-阪急オアシス跡地に大阪市内初出店、4月には南津守店と今川店も

大阪府大阪市城東区の京阪本線野江駅/JRおおさか東線JR野江駅近くにあるH2Oリテイリング系高級食品スーパー「阪急オアシス野江店」跡地に、オーケー(本社:横浜市西区)のディスカウント食品スーパー「オーケー野江店」が2026年1月27日に開店した。

旧阪急共栄系前身の「阪急オアシス」だった

阪急オアシス野江店は、2004年11月に阪急系都市型食品スーパー「阪急ファミリーストア野江店」として開店。建物は平屋建で店舗面積は611㎡。
阪急ファミリーストア野江店は、2003年1月に阪急百貨店系商社「阪急共栄物産」から分離独立した新設会社「阪急ファミリーストア(旧阪急共栄ストア)」4号店であったが、2008年10月に阪急百貨店系食品持株会社「阪食」運営に移行、2011年9月のリニューアルにあわせて現在の店舗名となった。
阪急オアシス野江店は、ココカラファイン系ドラッグストア「ドラッグセガミ野江店」を併設する野江駅前唯一の大型店であったが、阪急オアシスは2024年9月23日をもって閉店、ドラッグセガミは同年9月30日をもって閉店し、跡地は解体となった

オーケー大阪2号店は因縁の阪急阪神百貨店系跡地

オーケー野江店は、2021年秋以降関西スーパー争奪戦を繰り広げるなど因縁の関係にあったH2Oリテイリング(阪急阪神百貨店)系高級食品スーパー跡地に、2026年1月30日を目標に「(仮称)オーケー城東野江店」として開店準備が進められてきたもので、建物は新築、売場面積は約1,567㎡。地場印刷会社と本社/社長を同一とするNGGが所有する。

オーケー野江店

同社は2024年11月の西日本1号店/大阪府内1号店「オーケー高井田店」開店を機に関西での店舗展開を本格化、2025年1月の兵庫県内1号店「オーケー西宮北口店」開店以後は特に阪神間でのドミナント確立に向け、2025年12月までに関西6店舗体制を敷いている。
オーケー野江店は大阪市内初の店舗であるが、2026年4月にはニトリ系大型家具インテリア雑貨店「ホームズ南津守店」内に「オーケー南津守店」を、同月中に関西電力系施設跡地に「オーケー今川店」を連続出店する方針を示しており、関西圏での同社店舗のさらなる浸透が進むこととなる。

関連記事:ふらり京橋、2024年3月30日開業-イオンが運営するダイエー京橋店跡の「公園」、飲食街が開業
関連記事:ドン・キホーテ京橋店、2022年11月18日開店-グランシャトー近く、パチギンEARTH&MOON跡の京橋ダブルスタービルに
関連記事:ビエラ寺田町、2022年1月28日開業-核店舗「ドン・キホーテ寺田町駅店」、「駅出て10秒でドンキ!」掲げる
関連記事:ドン・キホーテ大阪天満駅店、2020年5月27日開店-ドンキ初となる「鉄道高架下店舗」に

ダイエー東川口店、2026年1月31日閉店-旧忠実屋、グルメシティから全面刷新するも40年の歴史に幕

埼玉県川口市のJR武蔵野線/SR埼玉高速鉄道線東川口駅近くにああるイオン系大型総合スーパー「ダイエー東川口店」が2026年1月31日午後6時をもって閉店する。

ダイエー東川口店。

首都圏地場大手「忠実屋」系店舗として1985年に開店

ダイエー東川口店は1985年3月に首都圏地場大手系総合スーパー「忠実屋東川口店」として開店。建物は地上2階建で店舗面積は3,369㎡。
開店当初は東京都八王子市を地盤とする地場資本であったが、バブル期の秀和による株式買い占めが発端となり、1992年3月にダイエー傘下に移行、1994年3月にはグループの運営会社再編にともない「ダイエー東川口店」に改称した。その後、2003年夏の大規模リニューアルにあわせて食品主体の新業態「ダイエーグルメシティ東川口店」に転換したもの、2014年5月に再びダイエーに再転換した。

ダイエー東川口店。

継続的な食品強化打ち出すも40年の歴史に幕

ダイエー東川口店では2014年5月の再転換を機に、1階を全面刷新したうえでイートインを整備、2階に酒売場を新規展開するなど、従来型グルメシティと比較しても食関連フロアを拡大。2020年7月には2階直営衣料を一部縮小したうえで100円ショップ「Seria」を導入するなど、積極的な設備投資を進めていた。
一方、2025年12月に2026年3月1日をもってダイエー首都圏撤退とイオン系首都圏食品スーパー新事業会社「イオンフードスタイル(現マックスバリュ関東)」発足が正式決定、同社店舗としても比較的新しい売場フォーマットを採用していたが、40年の歴史に幕をおろすこととなった。

ダイエー東川口店営業終了のお知らせ。

関連記事:ダイエーグルメシティ鎌倉店、2026年1月25日閉店-野村不動産系「野村ストア」創業店の系譜引継ぐ老舗、60年超の歴史に幕
関連記事:ダイエー、ベーカリー子会社「ボンテ」を2026年2月1日吸収合併-店舗数大幅減続いた「BONTE」、親会社との経営統合とプロセスセンターで効率化
関連記事:ダイエー、新会社「イオンCREソリューションズ」に首都圏大型店12店舗のディベロッパー事業を承継-2026年1月20日発表、武蔵村山店や港南台店など
関連記事:ダイエーイオンフードスタイル八王子大和田店、2026年1月11日閉店-忠実屋から50年の歴史に幕、フードスタイル初の完全閉店に
関連記事:マックスバリュ関東、「イオンフードスタイル」に2026年3月社名変更-ダイエー関東・ピーコックストアと統合で
関連記事:ダイエーイオンフードスタイル西大島店、2025年12月5日開店-ダイエー大島店跡地、三井不動産系高級賃貸マンション低層階「パークアクシス」に

三越坂出、2026年2月28日閉店-瀬戸大橋とともに生まれた高松三越の坂出サテライト、38年の歴史に幕

香川県坂出市にある小型百貨店「三越坂出」(高松三越坂出店)が、2026年2月28日に閉店する。

坂出駅前通りの三越、38年近い歴史に幕

三越坂出は瀬戸大橋が開通した1988年11月に開店。
当時、高松三越は高松市周辺の各都市にサテライト店舗の展開をすすめており、三越坂出の出店もその一環だった。

高松三越坂出店。

坂出駅前通り、坂出市民ホール・坂出人工土地の近くに立地しているが、近隣の商店街では空き店舗が目立つほか、2024年2月には徒歩圏にあるイオン坂出店(旧坂出サティ)が閉店していた。

坂出市中心部、徒歩圏の商店街。

高松三越のサテライト、県内2店舗に

かつて小豆島や三本松など様々な場所にサテライトを持っていた高松三越だが、三越坂出の閉店により香川県内のサテライトショップは観音寺駅前の三越観音寺、2019年に丸亀市郊外に移転出店した三越丸亀の2店舗となる。
高松三越は坂出店の閉店に際して、観音寺店・丸亀店とともに「3店舗ご愛顧感謝閉店セール」を開催している。

関連記事:イオン坂出店、2024年2月閉店ー旧ニチイ・サティ、半世紀の歴史に幕
関連記事:マルナカ丸亀店、2022年9月30日閉店-法令違反で一時閉店の過去も、44年の歴史に幕
関連記事:ウィリーウィンキー、2020年9月中旬までに全店閉店-JR四国のベーカリー、一部店舗はリトルマーメイドに
関連記事:三越丸亀店、2019年11月22日開業-旧サテライト店、郊外移転で大幅増床

関連記事:イオンタウン宇多津、2015年10月24日開業-旧マイカル・ビブレ跡

ドン・キホーテ千葉富士見店、2026年1月27日開店-同社初「キラキラドンキ」との複合業態、旧田原屋系「千葉EXビル」に

千葉県千葉市のセゾン系複合商業施設「千葉EXビル」にパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)系ディスカウントストア「ドン・キホーテ千葉富士見店」が2026年1月27日午前10時に開店する。

田原屋パシオス建替再開発でうまれた都市型商業施設

千葉EXビルは2007年7月閉店の総合衣料スーパー「田原屋パシオス千葉店」跡地を同社主導のもと建替再開発するかたちで2008年11月に開業。建物は鉄骨造地上9階地下1階建で店舗面積は㎡、延床面積は約7,650㎡。
千葉EXビルは開業当初、田原屋の後継となる大型ファッションストア「パシオス千葉EX店」(田原屋の後継店舗)を核に飲食サービス系店舗が多数入居する店舗構成であったが、2018年11月に田原屋が撤退。
2026年1月現在はクレディセゾン系不動産アミューズメント関連会社「コンチェルト」運営施設として、繁華街という立地特性を活かした都市型商業施設「ザ・プライム」に強みをもつ同社のノウハウを活かした店舗構成となった。

ドンキ史上初、キラキラドンキとの複合業態に

ドン・キホーテ千葉富士見店の営業フロアは3~4階で売場面積は778.44㎡。
ドンキ千葉富士見店は「ビル内の主要利用者層が単身者約6割」「その中でも20~30代のお客さまが多い」という立地特性を活かし、同社初となる標準業態「ドン・キホーテ」とZ世代/若年単身者向け業態「キラキラドンキ」のハイブリッド業態とする。

ドン・キホーテ千葉富士見店のイメージ。

3階ドン・キホーテフロアでは、健康意識の高まりに応えるプロテイン売場を「千葉駅周辺最大級の品揃え」で展開。千葉市動物公園で人気のレッサーパンダ「風太くん」や地元特産品であるピーナッツをあしらった限定デザインの「ドンペン」「ドンコ」を採用、千葉の豊かな自然をイメージした「安らぎの自然空間」を構築する。
4階キラキラドンキフロアでは、学生から働く女性までの広めのターゲット層に向け、カラコンコーナーやキャラクターグッズを「千葉駅周辺最大級の品揃え」で展開。20~30代単身女性を意識した「パープルネオン空間」を構築する。。

ドン・キホーテ千葉富士見店限定デザイン。

ドン・キホーテ千葉富士見店

住所:千葉県千葉市中央区富士見2-14-1 EXビル3-4F
営業時間:10時~翌5時

関連記事:西友千葉中央店、2025年6月5日開店ー千葉パルコ店以来約8年ぶり再出店、商住複合タワマン「エクセレント・ザ・タワー」食品核に
関連記事:まいばすけっと千葉センシティ店、2025年5月16日開店-旧セブン&アイHD系百貨店「そごう千葉店」核の複合商業施設に
関連記事:コープみらいコープ幕張駅北口店、2025年2月25日開店-同生協千葉県内約16年ぶりの新店舗、東幕張土地区画整理事業の商業核に
関連記事:トップマート、2025年2月24日全店閉店-伏見屋傘下の千葉地場大手、クスリのアオキHDへの事業譲渡に先駆け
関連記事:ドン・キホーテ千葉ポートタウン店、2023年4月25日開業-ラオックスの観光型モール跡に
関連記事:オーケー千葉幸町店、2022年4月21日開店-千葉街道沿いのかっぱ寿司跡地に
関連記事:ドン・キホーテ稲毛長沼店、2021年11月5日開店-1月閉店のドンキ、旧ダイエーのワンズモール1階に移転
関連記事:イオンタウン幕張西、2021年10月21日開業-核店舗は新業態「スーパー型ウエルシア」

ダイエーグルメシティ鎌倉店、2026年1月25日閉店-野村不動産系「野村ストア」創業店の系譜引継ぐ老舗、60年超の歴史に幕

神奈川県鎌倉市のイオン系食品スーパー「ダイエーグルメシティ鎌倉店」が2026年1月25日午後6時をもって閉店する。

ダイエーグルメシティ鎌倉店営業終了のお知らせ。

野村ストア本店、忠実屋系を経てダイエーに

ダイエーグルメシティ鎌倉店は、1964年2月設立の野村不動産系食品スーパー1号店「野村ストア鎌倉店」として同年4月に開店。
野村ストア鎌倉店は、1961年造成開始の野村不動産系分譲住宅地「鎌倉梶原山住宅地」の食品核として、日本初の本格民間総合シンクタンク「NRI野村総合研究所」所属研究者の生活を支える役割を担ったが、1982年春より小型店「ナイス」事業強化の方針を打ち出した首都圏地場流通大手「忠実屋」が1983年に同店運営会社を完全子会社化したことで新ブランド「ナイス鎌倉店」として新装開店した。
ナイス鎌倉店は忠実屋傘下で効率化に取組んだ一方、野村ストア時代からの経営不振から脱却に至らず、1991年9月の忠実屋グループ内運営移行で「シヅオカヤ鎌倉店」に改称、1999年3月にはダイエーグループ内運営移行で「セイフー鎌倉店」に改称した。その後、2006年3月には運営会社の社名変更にともない「グルメシティ鎌倉店」に改称、2015年3月にダイエー直営店となった。

最終営業日のダイエーグルメシティ鎌倉店。

ナイスから52年の歴史に幕

ダイエーグルメシティ鎌倉店の建物は平屋建で店舗面積は587㎡。同社が2026年に閉店する首都圏店舗のなかでも特に小さい食品スーパー業態の店舗であったが、近隣大型店「ダイエー藤沢店」からベーカリーの供給を受けるなど「鎌倉市内唯一のイオン系食品スーパー」として買物客の獲得を図った。
一方、同店は半世紀超の老朽店であり、2026年3月のダイエー首都圏撤退とイオン系首都圏食品スーパー新事業会社「イオンフードスタイル(現マックスバリュ関東)」発足に先駆け、忠実屋が野村ストア(後のナイス)を完全子会社化した1983年から52年の歴史(公式発表に基づく)に幕をおろすこととなった。

関連記事:ダイエー、ベーカリー子会社「ボンテ」を2026年2月1日吸収合併-店舗数大幅減続いた「BONTE」、親会社との経営統合とプロセスセンターで効率化
関連記事:ダイエー、新会社「イオンCREソリューションズ」に首都圏大型店12店舗のディベロッパー事業を承継-2026年1月20日発表、武蔵村山店や港南台店など
関連記事:ダイエーイオンフードスタイル八王子大和田店、2026年1月11日閉店-忠実屋から50年の歴史に幕、フードスタイル初の完全閉店に
関連記事:マックスバリュ関東、「イオンフードスタイル」に2026年3月社名変更-ダイエー関東・ピーコックストアと統合で
関連記事:ダイエーイオンフードスタイル西大島店、2025年12月5日開店-ダイエー大島店跡地、三井不動産系高級賃貸マンション低層階「パークアクシス」に