カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

ドラッグストアモリ、ザグザクを傘下に-株式の約6割を取得

ドラッグストア「ドラッグストアモリ」(ドラモリ)を運営するナチュラルホールディングス(朝倉市)は、同業であるドラッグストア「ザグザグ」(ZAGZAG、岡山市中区)の発行済み株式総数のうち61.07%を取得し、子会社化したことを2月21日に発表した。

個性的なアニメCMで知られる「ドラモリ」と「ザグザグ」

「ドラッグストアモリ」は1983年に福岡市で森薬局として創業、1998年に本社を甘木市(現・朝倉市)に移転。
シンボルマークは林檎で、一部では調剤薬局も運営、店舗での健康相談会なども実施する。
2017年2月現在で、九州全域、沖縄県、中国地方西部、四国地方西部を中心に242店舗を展開している。2016年3月期の売上高(単体)は1146億円。

ドラモリの店舗(別府市)。

「ザグザグ」は1990年に岡山市で創業。
キャッチフレーズは「ちょっと気になるザグザグ」で、一部では調剤薬局も運営する。
2017年2月現在で、中国地方東部、四国地方東部を中心に139店舗を展開している。2016年8月期の売上高(単体)は615億円。

ZAGZAGの店舗(小豆島町)。

両店舗はともに印象に残る個性的なキャラクターによるアニメCMを行っていたことも特徴。それぞれのテレビCMは各公式ウェブサイトで見ることもできる。
ドラモリのCM
ザグザグのCM

NID所属で地盤が被らない両社、業務資本提携へ

ドラモリ、ザグザグはともに「日本ドラッグストアチェーン会」(NID)に加盟しており、プライベートブランドなどを共有している一方で、ザグザグは2012年からイオンが筆頭株主となっており(約15%保有)、イオングループのプライベートブランドであるトップバリュの導入も行っていた。今後もイオンはザグザグの株式を保有し続ける方針で、ザグザグではトップバリュの導入も継続するという。

ザグザグはイオン系店舗への出店も行っていた。

両社は同じNIDに加盟しており、地盤が被らないために物流などを共通化して効率化を図ることが大きな狙いであると考えられる。合併後の年商は2000億円近くにも達し、九州に本社を置くドラッグストアチェーンとしてはコスモス薬品(ディスカウントドラッグコスモス)に次ぐ規模となる。
なお、両店舗ともに屋号の変更などは行わないといい、両社お馴染みの「個性的なCMキャラクター」もまだまだ活躍の機会がありそうだ。

外部リンク:ドラモリオンライン
外部リンク:ドラッグストア ザグザグ
関連記事:イトーヨーカドー岡山店、2017年2月28日閉店
関連記事:マルキョウ、西鉄との資本提携解消へ

マルショク・サンリブ四日市、2017年10月31日閉店-宇佐四日市商店街の核店舗

宇佐市四日市商店街の核店舗である総合スーパー「マルショク・サンリブ四日市」が2017年10月31日に閉館する。

マルショク・サンリブ四日市。

開業から54年、宇佐きっての老舗スーパー

マルショク・サンリブ四日市はマルショク四日市店として1963年12月に開店。旧・宇佐郡きっての老舗スーパーだった。
本願寺別院の門前町として栄えた四日市商店街にある旧・大分交通豊州線四日市駅跡のバスターミナルそばへの出店で、多くの集客があった。

現在の四日市商店街。本願寺附近。

その後、マルショク四日市店は1981年に3階建てのショッピングセンターに建替えられ「マルショク・サンリブ四日市」と改称、株式会社中津丸食(のちにマルショク大分本社に合併)の旗艦店となった。3階には文化ホールも入居した。
同年には、当時の宇佐市最大の商業施設となった「駅川寿屋」(現:トライアル宇佐店)、「トキハインダストリー長洲店」も開業している。

しかし、2000年代に入ると競合店の出店やマルショク(大分本社)の経営悪化に伴い、同社の他の大型店と同様に一部フロアを閉鎖。
近年は1階を中心に営業しており、建物の一部しか使われていなかった。とくに、2009年にすぐそばのバスセンターの一角に「ドラッグストアモリ宇佐四日市店」が開業したことや、徒歩数分の距離にある百貨店系総合スーパー「トキハインダストリー宇佐四日市店」が2014年に改装されたことは、大きな影響を与えたと思われる。サンリブ四日市は、近年は改装が行われておらず、老朽化も進んでいた。
現在の売場面積は4,110㎡(ただし一部しか使われていない)。
土地は地元住民などが、建物はマルショクが所有している。

跡地は未定

マルショク・サンリブ四日市の館内のテナントは殆どが撤退済み。
建物は築36年が建ち老朽化が進んでいるといい、10月の閉店後は解体されるという。
跡地については、2月現在まだ発表されていない。
マルショク(大分本社)では競合店の増加に加えて熊本地震で旗艦店が複数損壊した影響も大きく、この他にも旗艦店であったサンリブ日田を閉店・解体することや、熊本地震で損壊した店舗についても大幅に減床して再建することを発表しており、今後も経営規模の縮小が続く可能性が高い。

外部リンク:サンリブ四日市
関連記事:サンリブ日田、2017年8月閉店-JR日田駅前の顔、54年の歴史に幕
関連記事:マルショク流川通り店、9月7日開店-マルショク”本店”3年ぶり復活
関連記事:サンリブ子飼・サンリブ健軍の再建、11月25日起工-小型の食品スーパーに

かわねや木崎店(本店)、1月10日閉店-建替えで復活めざす

茨城県常陸太田市のJR常陸太田駅近くにある大型スーパー「かわねや木崎店」(かわねや本店)が、店舗老朽化のため1月10日に閉店した。
今後は再出店を目指して建て替えがおこなわれる予定という。

 かわねや木崎店(かわねや本店)。

茨城県北の中堅スーパー本店、老朽化で一旦閉店

かわねやは常陸太田市に本社を置く地場中堅スーパーマーケットで、1969年に設立。ショッピングセンター運営や飲食店事業(「レストランバンビ」などの運営)もおこなっている。
かわねや木崎店はかわねやの本店として1978年6月に開店。
近隣にあるショッピングセンター「かわねやフェスタ店」(1998年6月開店)と異なり、直営の書籍売場や100円ショップが出店するなど、棲み分けが図られていた。また、別棟として同社が運営する人気レストラン「バンビ」も出店している。
しかし、出店から約40年が経過して老朽化しており、耐震性の面からも一旦閉店し、建替えをおこなうことになったという。

1月16日から解体、建替え工事へ

かわねや木崎店では、1月16日から解体工事が開始されている。店舗に隣接する「レストランバンビ」は建替え中も営業をおこなう。
また、木崎店の再開業までは、ネットスーパー事業など木崎店でおこなっていたサービスは近隣にある「かわねやフェスタ店」がおこなうという。
なお、木崎店の建替えに先駆けて、かわねやフェスタ店では2016年10月に大規模改装を実施している。

かわねやフェスタ店。

外部リンク:かわねや|木崎店
関連記事:ソフマップ梅田店・ソフマップ水戸駅店、1月31日閉店
関連記事:水戸オーパ、2017年3月開店-ヤマダ電機LABI水戸跡
関連記事:みとサントピア、解体へ-跡地未定

583系寝台特急電車、4月8日引退-高度成長期の象徴、姿消す

JR東日本秋田支社は、旧国鉄の寝台特急電車として長年親しまれてきた「583系交直流用寝台特急電車」を2017年4月8日の運行を最後に引退させることを発表した。
これにより、全国各地で運行されてきた583系電車は49年の歴史に幕を下ろす。

583系電車(急行「津軽」、上野駅)。

高度成長期の輸送量増に対応した「昼夜兼用車」だった

583系は国鉄初の寝台電車として1968年10月のダイヤ改正(ヨンサントオ)でデビュー。一足先の1967年に運行を開始した581系を改良したもので、東北本線の電化に合わせた登場だった。
高度経済成長期の急激な輸送量増に対応するため、昼間は座席車、夜は3段寝台(+座席車)として運用することを想定しており、その車内の複雑な機構はいかにも日本的であると言われた。

寝台が収納されるため、座席時は天井が高い。

その後、583系は寝台特急全盛期の国内輸送の担い手として、東日本方面では「はくつる」「ゆうづる」、西日本方面では「月光」「金星」などとして全国各地で活躍したが、1980年代に入ると、新幹線の延伸に加えて「3段寝台」や「リクライニングできない普通車座席」などの居住性の悪さもあり、一部車両を普通列車に改造するなどして徐々に姿を消していった。

九州鉄道記念館の車両は一度「普通列車」用に改造されたもの。
(583系の前身・581系から715系への改造車)

バブル期のスキーブームの際には臨時列車「シュプール号」などとして再び活躍の場を広げたこともあったものの、2012年3月の「急行きたぐに」(大阪-新潟、JR西日本編成)の廃止に伴い定期運用から完全に離脱。
2017年現在は、JR東日本秋田支社に波動用6両1編成を残すのみとなっている。
2016年には、東北から関東方面への臨時列車のほか、「ニコニコ超会議号」として運行されたことも記憶に新しい。
近年は臨時列車として活躍していた。

引退は4月8日に東北で-車両展示会も

引退運行は、4月2日に秋田-湯沢間、4月8日に秋田-弘前間で行われる。各ツアーの予約開始は2月20日からとなる。ツアーの詳細は下部の外部リンクを参照。
また、4月9日には秋田駅構内で車両の展示会も開催される。
引退後の車両の処遇は決まっていないという。

外部リンク:~引退発表~特急形寝台電車「583系」最終運行(JR東日本秋田支社)
関連記事:京阪、大津線4駅の駅名を2018年3月に改称-浜大津など、大津市の街づくり計画で
関連記事:JR筑豊本線、若松-直方間を3月から「スマートサポートステーション」に-遠隔サポートで無人化 
関連記事:JR秋田駅西口に「店舗棟」「駐車場棟」建設-2017年春完成

イトーヨーカドー食品館高井戸店、3月12日閉店-新業態「都市型食品館」も閉店に

杉並区宮前の環八沿いにあるスーパー「イトーヨーカドー食品館高井戸店」が3月12日に閉店する。

イトーヨーカドー高井戸店。(GoogleMapより)。

新業態「都市型食品館」2号店だった

イトーヨーカドー食品館高井戸店は2011年12月開店。
 オートバックス環八高井戸店跡への居抜き出店だった。
高井戸駅北側、環八沿いに徒歩10分ほどの場所にあるマンション1階への出店で売場面積は855㎡。隣接地にはスギ薬局が出店している。

「都市型食品館」展開進まず縮小へ

総合スーパーの経営が不調となるなか、イトーヨーカドーでは2010年10月より東京都心を中心に新業態の「都市型食品スーパー」の展開を開始。 高井戸店は、都市型食品館1号店となった阿佐ヶ谷店に次ぐ2号店であり、当時は都内を中心にこうした1,000㎡未満の小型店舗を約100店舗ほど出店させることで、新たな収益の柱にするとしていた。
しかし、2017年現在で実際に出店を果たした数はその1割にも満たず、特に東京都心ではイオングループの「まいばすけっと」などの出店攻勢により、新たな出店の余地が少なくなっている。

都市型食品館の1つ・王子店。

イトーヨーカドー食品館高井戸店の閉店セールは2月22日からおこなわれる。2月現在、店舗跡の活用方法などは発表されていない。

外部リンク:イトーヨーカドー食品館高井戸店
関連記事:イトーヨーカドー上大岡店、3月20日閉店-デニーズ日本1号店も歴史に幕
関連記事:ニトリ梅島ショッピングセンター、2016年12月開業-イトーヨーカドーと初のコラボ店舗
関連記事:イトーヨーカドー、1号店の千住店など閉店へ-来春までに20店舗

グランベリーモール南町田、2017年2月12日閉館-都内有数のアウトレット、再開発で

東急モールズデベロップメント運営する東急南町田駅前のアウトレットモール「グランベリーモール」が2017年2月12日に閉館し、16年の歴史に幕を下ろした。

賑わう最終日のグランベリーモール。

「暫定利用」として開業した駅直結アウトレットモール

東急田園都市線南町田駅は1976年10月に開業。周辺の住宅団地の開発に合わせたものであったが、商業施設としては長らく「東急ストア」など小規模のものしか立地しておらず、あくまでベッドタウンとしての役割しか持っていなかった。
しかし1990年代に入ると、1993年に駅北口にアメリカの街並みを再現したアミューズメント施設「キャノンボールシティ」が、1998年には南口にニトリが開業するなど、集客施設の開発が進んだ。
そうしたなか、「開発が進むまでの10年間程度の暫定利用」として、2000年4月にグランベリーモールが開業する。
南町田駅に直結し、約87,000㎡の広大な敷地のなかに複数の建物が建つ造りで、売場面積はA館フレッシュベリーマーケット(東急ストアなど)が3,869㎡、B館ホームライフガーデン(モンベル、GAPなど)が4,176㎡、C館ホームライフガーデン(コムサなど)が8,639㎡、D館アウトレットが2,822㎡、E館アウトレットが2,822㎡、F館アウトレットが2,858㎡。このほかに、映画館が入居するオアシススクエアなどがある。
アウトレットモールにはラグジュアリーブランド「COACH」やセレクトショップ「BEAMS」、「URBAN RESEARCH」、靴専門店「ABC-MART」、丸井のアウトレット業態などが出店。そのほか、アウトドア用品専門店「mont-bell」やインテリア雑貨「Francfranc」の大型店舗、食品スーパー「東急ストア」、カジュアル衣料品店「GAP」、書店「リブロ」なども出店していた。
また、グランベリーモールの開業が呼び水となり、2001年には外資系スーパー「カルフール」(現・ケーズデンキ)が進出したほか、大手不動産ディベロッパーによる分譲マンション建設も進められ、南町田駅周辺は急速な発展を遂げた。
米国登山用品大手R.E.I(レクリエーショナル・イクイップメント)も出店していたグランベリーモール(現在はモンベル)

当初は10年間程度の暫定利用として開設されたグランベリーモールであったが、2006年には三井不動産や三菱地所グループなど競合他社による首都圏近郊への相次ぐアウトレットモール開業に対抗するかたちでシネマコンプレックス「109シネマズ」などが入居する新館「オアシススクエア」を増設するなどし、客層を拡大していった。

「暫定利用」開始から16年、再開発で閉館へ

グランベリーモールは渋谷から東急田園都市線で約30分という立地を活かし、都内有数のアウトレットモールとして休日には混雑を見せるようになった。一方で、普段から近隣住民がペットを連れて散歩する姿も見られるなど地域に根付いた施設にもなっていた。
しかし、「暫定利用」として開業した建物は老朽化が進んでいたこともあり、2016年に東急電鉄と町田市が共同で立ち上げた駅周辺大規模再開発プロジェクト「南町田拠点創出まちづくりプロジェクト」の一環として、再開発の対象となることが決まった。

閉店を記念してペットボトルのキャップで作られたアート作品。

賑わう営業最終日、入場制限も

営業最終日となった2月12日は、南町田駅からは長蛇の列ができ、閉館を惜しみイベント会場で記念撮影する客などで溢れかえった。
開業以来営業を続けていた「アウトバックステーキハウス」の日本1号店や、最大50%OFFを打ち出した「COACH」では入場制限も行われた。

アウトバックステーキハウス。

閉館45分前となる午後5時15分からは、閉館記念セレモニーとして「イルミネーション消灯式」が開催され、積水ハウスのCMソングで知られる「アルケミスト」によるライブ、即興のコーナー、町田市立鶴間小学校生徒との合唱が披露された。
アルケミストはtvkテレビ神奈川の人気長寿番組「あっぱれKANAGAWA大行進!」のレギュラーを務め、グランベリーモールのイベントにも約14年間出演し続けるなど、当モールにゆかりのあるアーティストとして知られている。アルケミストは閉館するグランベリーモールを意識した替え歌を作り、消灯式参加者誰もが一体になるような世界観づくりを目指した。
この閉店記念ライブはインターネット上で同時生中継され、岐阜県からも「即興コーナー」に参加するファンがいるほどの注目ぶりであった。

東急モールズデベロップメント社員一同による挨拶。

閉館10分前には東急モールズデベロップメント安田龍司事業部長による買物客や従業員、店舗スタッフへのお礼、ねぎらいの言葉が語られ、「(再開発の完了後に)ワクワク、ドキドキする施設をご覧いただけるように、精一杯努力することを約束する」という言葉で締めくくられた。
閉館6分30秒前(消灯1分30秒前)には、安田龍司事業部長と小学校生徒2名による消灯準備が行われ、消灯10秒前に急ぎ足でのカウントダウンが実施され、イルミネーションが消灯された。

アンケートに答えて当てよう! 【新春福招きキャンペーン】

その後、東急モールズデベロップメント社員が「お兄ちゃん、お姉ちゃんになった3年後のみなさん、忘れずにまた来てくださいね」「3年後また皆様とここでこうしてお目にかかれることを楽しみにしております」と語りかけ、グランベリーモールは16年の歴史に幕を下ろした。

セレモニーでは南町田駅から長蛇の列が生じた。

東急ストア、郵便局など仮移転-再開業は2019年度末か

グランベリーモールの閉鎖後、跡地は約3年間をかけ「生活遊園地~くらしの『楽しい』があふれるエンターテイメントパーク~」をテーマとした全面再開発がおこなわれる。
東急グループでは、南町田を「第二の二子玉川」と位置付けているといい、新施設の誕生が期待される。
なお、グランベリーモール閉鎖後も、食品スーパー「東急ストア」は2月28日まで現店舗での暫定縮小営業を行い、3月10日以降は駅西側に近隣住民向け仮設店舗を開設する。
郵便局やATM、南町田駅前連絡所(リエゾン)も近隣への一時移転が予定されている。

外部リンク:グランベリーモール 公式サイト
外部リンク:南町田拠点創出まちづくりプロジェクト|町田市・東急電鉄
関連記事:ダイエー町田店、2016年7月21日開店-3年ぶりに営業再開
記事関連記事:町田モディ、4月29日全館改装ー目玉は「ロフト」
関連記事:サンストリート亀戸、3月31日閉館-アイドルイベントの聖地、再開発で

京阪、大津線4駅の駅名を2018年3月に改称-浜大津など、大津市の街づくり計画で

京阪電車(京阪電気鉄道、大阪市中央区)は、大津市の街づくり計画に沿うかたちで、2018年に大津線(京津線、石山坂本線)4駅の駅名を改称する。

改称される予定の浜大津駅。

京阪4駅、大津市の街づくり計画に沿った改称

今回、駅名を変更するのは大津線(京津線、石山坂本線)にある「浜大津」、「別所」、「皇子山」、「坂本」の4駅。それぞれの新駅名と改称理由は以下の通り。

  • 浜大津:びわ湖大津観光の玄関口であることから「びわ湖浜大津
  • 別所:大津市役所に隣接していることから「大津市役所前
  • 皇子山:JR湖西線「大津京」との連絡駅であることから「京阪大津京
  • 坂本:比叡山観光の拠点であることから「坂本比叡山口


4駅の位置図。京阪ニュースリリースより。


新しい駅名票イメージ。京阪ニュースリリースより。

4駅はいずれも大津市内に位置しており、今回の改称は、大津市が2017年度から策定を進めている「大津市第2期観光交流基本計画」の中心的な考え方である「オンリーワンのびわ湖を活用した地域の活性化」に賛同したものだという。
新駅名の使用は2018年3月からになる。

外部リンク:大津線4駅の駅名を変更します。(京阪電車)
外部リンク:大津市第2期観光交流基本計画策定について(大津市)
関連記事:JR北海道、3路線を廃止する方針-日高本線、夕張線に続き
関連記事:ビエラ大津、2016年10月1日開業-JR大津駅ビル全面改装
関連記事:大津パルコ、2017年8月末閉店

ニトリ渋谷店、2017年6月ごろ開店-丸井・シダックス跡に「都心初」単独旗艦店

家具販売大手のニトリ(札幌市北区)が、渋谷区神南に旗艦店となる「ニトリ渋谷店」(仮称)を出店する。

都心に積極出店続けるニトリ、丸井・シダックス跡に旗艦店

ニトリが出店するのは、渋谷区神南のファイヤー通り沿いにあるカラオケ店「シダックスビレッジクラブ」の跡。
建物は地下1階、地上9階建てで、商業ビル時代の売場面積は5,980㎡。現在建物はシダックスが所有しており、この建物と隣接して「シダックスカルチャービレッジ」がある。

旧・シダックスビレッジクラブ。
右側はシダックスカルチャービレッジ。(GoogleMapより)

かつて「シダックスビレッジクラブ」のビルは1991年3月にファッションビル・百貨店を運営する丸井(中野区)が「マルイ・イン・ザ・ルーム渋谷」として建設したビルで、元々はインテリア店だった。インザルームは「マルイワン渋谷」に業態転換したのち、2004年1月に閉店。その後、同年にシダックスが建物を購入、カラオケ店とシダックス本社、イベントホールなどが入居する建物「シダックスビレッジクラブ」となり、シダックス旗艦店の1つとして親しまれてきた。
さらに2013年4月には、隣接する東京電力の企業資料館「渋谷電力館」を「シダックスカルチャービレッジ」としてオープンさせたが(建物内に変電所があるため建物は東電が継続して所有)、一方のシダックスビレッジクラブはシダックスの全国的な店舗網縮小により、2016年8月に閉店していた。

営業当時のシダックス。2館体制のころ。

ニトリの正式な開店日などは発表されていないが、店舗前に掲出された建築計画によると、工事期間は2017年5月31日までとなっており、2017年6月ごろに開業するものと思われる。

建物に掲げられた工事計画。

東京都心への出店続けるニトリ、自社競合も?

ニトリが東京都心に単独店舗として出店するのは初の事例であり、渋谷への旗艦店出店は悲願であると考えられる。
その一方で、渋谷区には既にニトリが髙島屋タイムズスクエア、東急百貨店東横店に出店しており、オーバーストアにならないかという懸念も大きい。ニトリにとって初の都心単独店舗だけに、その経営手腕が試されることになるであろう。

ニトリ渋谷店

住所:東京都渋谷区神南1丁目12−13
営業時間:未定
※開業日など分かり次第、追記いたします。

外部リンク:ニトリ
関連記事:ニトリ狛江ショッピングセンター、2017年2月16日開業-積極出店すすめるニトリ、池袋東武にも3月出店
関連記事:ニトリ梅島ショッピングセンター、2016年12月開業-イトーヨーカドーと初のコラボ店舗
関連記事:ニトリ、新宿髙島屋に2016年12月出店-紀伊國屋書店跡

ドン・キホーテ「58分以内」配達サービス、2月22日開始-まずは旧ダイシンで

ディスカウントストア「ドン・キホーテ」(目黒区)は、注文から58分以内以内に配達を行う有料サービス「マジカ・プレミアム・ナウ」(majica Premium Now)を2月22日より大田区で開始する。

750円で58分以内に配達-まずは大田区大森から

マジカ・プレミアム・ナウの「58分以内配達サービス」を使う条件は、商品を税抜2000円以上購入し、配達先が店舗から約3キロ以内の指定地域へ配達する場合。配達料は税込750円となる。
また、税抜2000円以上購入の場合、店舗から約5キロ以内・2時間毎配達(指定した2時間内での配達)であれば、配達料は無料となる。
注文はスマートフォンの「マジカアプリ」を用い、専用サイトからおこなう。
まずは2月22日よりMEGAドン・キホーテ大森山王店(旧・ダイシン百貨店)で取り扱いを開始し、順次他店に広げていく予定だという。

MEGAドン・キホーテ大森山王店。

旧・ダイシン百貨店跡になる。

こうした高速配達サービスは東京都心などにおいて同業他社でも開始されているが、ドン・キホーテは全国に店舗網を持っているため、同業他社を大きく引き離す規模へと成長する可能性もある。
また、ドン・キホーテは自社で配達網を構築すると見られていることから、言ってみれば伝統的な「そばの出前」や「ピザの宅配」のようなサービスにも近く、そこがライバルであるアマゾンジャパンなどとの大きな違いとなる。

外部リンク(プレスリリース):ドン・キホーテグループプレミアムサービス第2弾 2017 年2月22 日(水)「majica Premium Now」開始!~店舗を拠点とする“最短58 分以内”の配達サービススタート!~
関連記事:ドン・キホーテ神保町靖国通り店、2017年2月17日開店-古書の街に「ドンキ」出店
関連記事:MEGAドン・キホーテ環七梅島店、2016年12月1日開店-3年ぶり復活、店舗面積4倍に
関連記事:ドン・キホーテなんば千日前店、2016年7月27日開店-ジュンク堂跡にミナミ5店舗目

関連記事:MEGAドン・キホーテ大森山王店、2016年6月30日開店-旧ダイシン百貨店

イトーヨーカドー広畑店、3月26日閉店-姫路南部を代表する大型ショッピングセンター

姫路市広畑区の山陽電車夢前川駅のそばにある大型ショッピングセンター「イトーヨーカドー広畑店」が3月26日に閉店する。

イトーヨーカドー広畑店。

ニトリ、ムサシとともに一大商業地を形成していた

イトーヨーカドー広畑店は2000年3月開業。地上2階建、売場面積は20,554㎡。新日本製鐵用地(労働会館の跡地など)への出店だった。建物部分はイトーヨーカ堂が所有している。
館内には専門店として「ABCマート」、「マックハウス」、「クラフトパーク」、「キャンドゥ」、「宮脇書店」など約25店舗が入居しているほか、隣接地に「ニトリ」(売場面積9,776㎡、2004年11月開店、アカチャンホンポも同居)、「ホームセンタームサシ」(売場面積25,375㎡、2004年10月開店)が出店しており、総売場面積5万㎡を超える一大商業集積地となっている。また、新日鐵住金グループの総合病院「製鉄記念広畑病院」とも隣接している。

閉店セールは2月8日から-後継テナントは未定

イトーヨーカドー広畑店では、2月8日から閉店セールが実施されている。
後継テナントなどに関しては、2月時点で発表されていない。
イトーヨーカドーの建物は築年数17年とまだ新しいために新規テナントを誘致する可能性が高いと考えられる。
一方で、姫路市にはイオングループの源流の1つとなった「フタギ」の本社があった縁もあり、ヨーカドーの近隣にも複数のイオン系ショッピングセンターが立地する。イトーヨーカドーも売場面積が2万㎡と非常に広いうえに自社所有物件であることから、建物が他社に売却される可能性もあろう。

外部リンク:イトーヨーカドー広畑店
関連記事:サンモール高砂、再生に向けて売却へ
関連記事:旧・姫路モノレール大将軍駅、解体へ
関連記事:キュエル姫路、2016年4月29日開業-神姫バスの新バスターミナルビル