大阪府枚方市の京阪本線枚方市駅付近にあるH2Oリテイリング系近隣商圏型ショッピングセンター「イズミヤSC枚方(イズミヤショッピングセンター枚方)」が2026年春をもって閉店する。
ショッピングセンターとなった枚方市駅前のイズミヤ
イズミヤSC枚方は1970年7月に伊丹市に本社を置く大手系総合スーパー「イズミヤ枚方店」として開店。建物は地上3階建で店舗面積は11,773㎡。
イズミヤ枚方店は開店以来長らく、衣食住をフルラインで展開する直営主体の大型店であったが、2014年6月のH2Oリテイリング傘下入りにともなう構造改革「イズミヤGMSの事業モデル転換」の一環として、2020年4月に直営住居関連商品販売事業を大手ドラッグストア「ココカラファイン」との合弁会社「CFIZ」に承継、直営衣料品及び商業施設運営事業を「エイチ・ツー・オー商業開発(H2O商業開発)」に承継したため、以後はH2O商業開発運営のイズミヤSC枚方にイズミヤ・阪急オアシス(2026年4月1日以降関西フードマーケット)運営の食品スーパーとしてイズミヤ枚方店が営業する体制となっている。

イズミヤ枚方店。
2020年には全面刷新するも老朽化で「完全閉館」
イズミヤSC枚方は2025年10月現在、H2Oリテイリング系直営店「イズミヤ枚方店」「ココカラファイン+イズミヤ枚方店」「i-closet枚方店」を核に、2020年11月開店の家電量販店「ケーズデンキ」(同年6月閉店の枚方店から事実上移転)やレディスファッション「Honeys」、靴量販店「靴のヒラキ」、文具雑貨「COMPASS」「バラエティ101」、100円ショップ「Seria」、旧イズミヤ系複合書店「アミーゴ書店」など専門店20店舗が入居する。
同施設では「完全閉館売り尽くしセール第1弾」を開催、2026年春に56年の歴史に幕をおろすこととなる。
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イオン、サンデーの株式公開買付けを2026年1月8日開始-東北地盤のホームセンター完全子会社化、イオン東北との新たな店舗モデル開発も検討
流通大手「イオン」は同社連結子会社の東北地場大手ホームセンター「サンデー」を株式公開買付け(TOB)により完全子会社化する方針を2026年1月8日に発表した。
イオン系の東北地場大手ホームセンター
サンデーは1921年に創業した地場大手建築資材メーカー「吉田産業」のホームセンター事業会社「サンダイヤーズマート」として1975年5月に青森県八戸市で設立、同年10月に1号店を開店した。サンダイヤーズマートは1976年11月に現商号に変更、1983年6月には北海道に進出するなど北東北を中心に店舗網を急速に拡大した。
サンデーは2003年8月にイオンと資本業務提携を締結し、2005年7月には同社新業態「イオンスーパーセンター」東北店舗のDIY売場運営を開始、2006年4月にイオンの連結子会社となるなど関係性を強めた。その後も2010年12月の株式公開買付(TOB)で創業母体(吉田産業及び吉田興産協同組合)から株式の約20%を取得したことで、イオンが株式の約70%を保有する現況となった。
サンデーは2010年12月のTOB後も上場を維持。山形地場同業大手「ジョイ」の吸収合併に加え、プロ向け業態「DayPRO(デープロ)」やペット専門店「Zoomore(ズーモア)」といった東北ならではの積極的な新業態の開発を打ち出すことで当地を代表する地場系ホームセンターとして営業を続けていた。

ジョイ寒河江店(現サンデー寒河江店)。
イオン東北事業会社再編に続く改革に
イオンは2020年3月に同社東北地方食品スーパー地域子会社「マックスバリュ東北」に「イオンリテール東北カンパニー」を経営統合するかたちで「イオン東北」を設立、2025年3月にイオン東北とイオンスーパーセンターを経営統合するなど、経営環境に課題が残る東北事業会社の再編に取組んでいる。あわせて、同社は2025年7月に「イオンモール」「イオンディライト」を完全子会社化するなど親子上場解消を進めており、サンデーの完全子会社化に踏み切ったものとみられる。
イオンはイオン東北とサンデーの「双方の強みを融合した新たな店舗モデルづくりに着手」するとしており、サンデーとの約20年間にわたる共同運営体制を敷くイオンスーパーセンターや総合スーパー業態の再生を加速させることとなる。
高島屋堺店、2026年1月7日19時閉店-名残惜しむ客であふれた営業最終日、跡地に南海電鉄系「HiViE堺東」春以降開業
大阪府堺市堺区の南海電鉄高野線堺東駅に直結する百貨店「高島屋堺店(堺タカシマヤ)」が、2026年1月7日午後7時をもって閉店し61年の歴史に幕をおろした。
堺タカシマヤ、61年の歴史に幕
高島屋堺店は1964年10月に開業。開業当初の建物は地上5階地下2階建で営業フロアは地上5階〜地下1階、店舗面積は10,000㎡だった。高島屋堺店は1984年4月に敷地北側に新館(地上9階地下1階建)を開業し北改札口直結化、同年10月には敷地南側の既存館を専門店街「UP’ル(アップル)」に業態転換することで、百貨店を核とする複合商業施設「堺タカシマヤS.C. 」となった。その後も2016年に耐震改修工事を完了、2020年にも大規模リニューアルを実施するなど、ハード/ソフト両面で集客向上の取組みを継続的に打ち出した。一方、2020年代初頭の感染症拡大を背景に赤字体質に陥っており、契約満了にあわせて2026年1月7日に閉店する方針を決めた。
現在の店舗面積は25,395㎡。高島屋直営フロアを核に、ファストファッション「UNIQLO」、靴量販店「ABC-MART」、100円ショップ「Seria」、複合書店「丸善」といった専門店、地階飲食店街(UP’ル)や各種金融機関、クリニックモール、行政関連施設が入居する。

営業最終日の堺タカシマヤ。
営業最終日は朝から多くの人が訪れ、にぎわいを見せた。一方で閉店式典が行われなかったこともあり食品売り場に客が集まり、ドンクや御座候といった食物販系テナントを中心に1時間を超える行列が生じて営業終了時間を迎えた19時以降も売場や催事フロアに多くの買物客が見られた。
南海電鉄の新商業施設に
高島屋堺店跡は2026年1月7日以降大部分を閉館、南海電鉄系新商業施設「HiViE」として春以降新装開業する予定。一部店舗(飲食店・旅行代理店)が新施設での営業再開を発表しているもの、施設構成は未定となっている。

営業最終日の堺タカシマヤ。
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スーパーセンタートライアル若松店、2026年4月開店-若松区内に初の新築出店、大黒天物産「ラ・ムー」やドラッグストア「コスモス」立ち並ぶ激戦区に
福岡県北九州市若松区向洋町の国道495号線沿いに流通大手「トライアルHD」(本社:福岡市東区)系総合ディスカウントストア「スーパーセンタートライアル若松店」が2026年4月21日を目処に開店する。
トライアル、若松区内に初の新築出店
スーパーセンタートライアル若松店建物は鉄骨造地上1階建で敷地面積は約15,163㎡、建築面積は約5,895㎡、店舗面積は約4,317㎡、延床面積は約5,754㎡。
同社店舗としては1990年10月に開店した関門地場大手系ホームセンター「ハードウェアとみやま若松店」を居抜きするかたちで開店した「スーパーセンタートライアル二島店」に次ぎ若松区内2店舗目、初の新築店舗となる。

建設中のスーパーセンタートライアル若松店(2026年1月現在)
ディスカウント激戦区で低価格とリテールDX訴求か
トライアル若松店近隣の北湊地区/深町地区では、2012年9月の若戸トンネル開通にあわせ、2009年1月にドラッグストア「コスモス北湊店」が開店、2011年4月に大黒天物産系ディスカウント食品スーパー「ラ・ムー若松店」が開店、2015年9月にサンリブ系近隣商圏型ショッピングセンター「マルショク深町店」(直営総合スーパー+ダイソー+サンドラッグ)が開店したことで、若松区内では若松駅周辺や二島駅周辺、北九州学研都市ひびきのに次ぐ規模の商業集積地となっている。
トライアル若松店は北湊地区/深町地区の既存店と比べ、若松区中心部や若戸トンネルから距離があるもの、同社既存店(トライアル二島店)が老朽店舗であるため、同社最新店舗が強みとするリテールDX/スマートショッピングといった営業施策、地元支持の厚いホームセンター「グッデイ若松店」を含む近隣店舗と買回りしやすい立地に期待する声も多くある。
スーパーセンタートライアル若松店
住所:福岡県北九州市若松区向洋町11-1
営業時間:24時間営業
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ジュピターコーヒー、2026年1月5日倒産-輸入食材で人気の高級スーパー、民事再生法適用で再建めざす
大手輸入食材・高級食品スーパー「ジュピターコーヒー」(本社:東京都文京区本駒込/旧本部:東京都足立区入谷)が2026年1月5日に民事再生法適用を申請し、倒産した。
駅ビル中心に多店舗化図った輸入食品スーパー
ジュピターコーヒーは1971年5月に東京都文京区で珈琲豆卸売業として創業、1979年8月に法人化した。
創業初期は都内自社事務所及び焙煎工場併設店舗での喫茶関連商材の卸売小売を中心としていたが、1990年代後半にJR東日本系駅ビル(CIAL横浜・S-PAL仙台など)に進出したことを機に、高級食品スーパー(現在はローソン傘下)の「成城石井」や輸入食品/珈琲豆専門店「カルディコーヒーファーム」などの良いとこ取りともいうべき業態を確立した。

ジュピターの店舗。(京王高幡SC)
その後も全国の百貨店、駅ビル、ファッションビルや地下街といった都市型商業施設を中心に店舗網を拡大していった。
全国展開に至るも近年は開閉店が相次いでいた
ジュピターは、2024年3月時点の店舗数は91店舗だったが、2025年5月に松山大街道店を閉店し愛媛県内から撤退、2025年9月にはマークイズ福岡ももち店を閉店し福岡市内から撤退、同年10月には全国展開初期からの古参店であったエスパル福島店を閉店し福島市内から撤退(後継店は北野エース)するなど、最近は改装休業からの完全閉店や短期での閉店が相次いでいた。
2026年1月時点の店舗数は88店舗となっていた。
輸入食材高騰も一因か-負債額は60億円、営業継続へ
帝国データバンクによると負債総額は約60億円。輸入食品の価格高騰も一因だったとみられるほか、粉飾決算も発覚。信用が低下していた。
民事再生法適用申請翌日の1月6日時点においては、スポンサーを探しつつ各店の営業を継続する方針を示しているもの、複数店舗で珈琲豆の販売停止や冷凍商品ケースの使用停止、商品欠品が生じるなど、店舗運営に甚大な影響を及ぼしている。
同社店舗は地域一番店級商業施設の食品核としての役割を担う店舗も多く、運営体制の早期回復が求められる。
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ダイレックス棚田町店、2026年4月開店-北九州市若松区のUR都市機構小石団地跡地、生鮮取扱いの総合ディスカウントに
福岡県北九州市若松区のUR都市機構小石団地跡地に、サンドラッグ系総合ディスカウントストア「ダイレックス棚田町店」が2026年4月9日(届出上)を目処に開店する。
旧公団住宅跡地にサンドラッグ系ディスカウントストア
ダイレックス棚田町店の建物は2025年9月に着工、建物は鉄骨造1階建で敷地面積は5,196㎡、建築面積は2,139㎡、店舗面積は1,527㎡、延床面積は2,113㎡。
ダイレックス棚田町店の敷地は長らく、1955年7月設立の特殊法人「日本住宅公団」が管理運営を行う小石団地であったが、2020年代初頭に日本住宅公団の後継となる独立行政法人「都市再生機構(UR都市機構)」九州支社が同団地を廃止、2025年3月に「小石団地整備敷地土地譲受事業者」を募集開始し、ロードサイド型商業不動産を得意とする「BL株式会社」(大阪市北区堂島二丁目)を設置者とするダイレックス新店舗の整備が決まった。

ダイレックス棚田町店。
生活利便性高める生鮮4品扱う店舗に
ダイレックス棚田町店は、生鮮4品を中心に衣料品や雑貨、医薬品などを幅広く取扱う業態となることが明らかとなっており、同社店舗の常連テナントといえる惣菜専門店「イーティーズ(MHホールディングス/むすんでひらいて)」も入居する方針を示している。近隣はサンリブ系や大黒天物産、ドラッグストアコスモスなど立ち並ぶが、ワンストップショッピングが可能な1,000㎡級総合ディスカウントストアを期待する声も多く、さらなる激戦が予想される。
(仮称)ダイレックス棚田町店
住所:福岡県北九州市若松区棚田町12番2
営業時間:午前9時~午後10時
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クスリのアオキHD、キューピットを2026年2月24日付で事業譲受-新潟地場中堅食品スーパー、アルビレックスコラボや上質商品で差別化も標準化へ
大手ドラッグストア「クスリのアオキHD」(本社:石川県白山市)は、同社傘下の事業会社「クスリのアオキ」(本社:同上)が新潟地場中堅食品スーパー「キューピット」(本社:新潟市東区)より「キューピットが運営するスーパーマーケット事業及びその他付随する資産」を事業譲受することを2025年12月25日に取締役会決議、12月26日に契約締結したことを2026年1月5日に発表した。
クスリのアオキは事業譲渡契約締結に基づき、キューピット12店舗及び関連事業/関連資産を2026年2月24日を目処に取得する。
店舗減少続いていた新潟地場スーパー
キューピットは1924年10月創業/1948年12月設立の地場大手蒲鉾「堀川蒲鉾工業(現堀川)」の食品スーパー部門「総合食品かまぼこの堀川(後のキューピット本町店)」として1958年に創業。1973年7月に「スーパー堀川」として分社化したのち、1983年に現社名に変更した。最盛期には新潟県全域に20店舗ほどを展開したが、2023年3月に新潟市江南区の亀田店を閉店、2024年1月には五泉市の三本木店を閉店、2025年10月には新潟市中央区の出来島店を閉店するなど店舗整理が続いていた。
同社の2025年7月期の売上高は91億2800万円、2026年1月現時点の店舗数は12店舗となっている。

キューピット松浜店(同社公式より)。
アルビコラボや上質商品で差別化もアオキ傘下で標準化へ
キューピットは新潟県内で直営店の少なかった高級食品スーパー「成城石井」PB商品を早期展開するなど上質商品の取扱いに定評があった。また、新潟本拠のJリーグ加盟クラブ「アルビレックス新潟」スポンサーとして、同クラブ/他スポンサー企業とのコラボ商品開発やグッズ販売、自社カード会員向け観戦チケット引換企画を打ち出すなど地域密着の取組みにも定評があった。
これらの取組みは県内外同業他社との差別化に大きな役割を担っているもの、クスリのアオキHD傘下となった食品スーパー各社と同様に「お互いの強みを生かした、さらにお買い物のしやすい店舗への改装計画」に基づくドラッグストア業態「クスリのアオキ」転換や派生業態「スーパーのアオキ」転換により姿を消すこととなる。
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ティックス、クスリのアオキHDが2026年2月24日付で買収-新潟地場大手スーパー「ピアレマート」「良食生活館」など展開
ドラッグストア・スーパー大手の「クスリのアオキホールディングス」(本社:石川県白山市)は、食品スーパー「ピアレマート」「良食生活館」などを展開する企業を傘下に持つ「ティックス」(本社:新潟県長岡市)を、2026年2月24日付で完全子会社化する。
「ピアレマート」「良食生活館」などクスリのアオキに
ティックスは、グループ企業として「ピアレマート」「良食生活館」などの食品スーパーや雑貨店「THE PUEBLO SHOP」を展開する「スポット」(本社:新潟県長岡市)をはじめとして、「学友舎」(本社:新潟県長岡市)、「魚栄商店」(本社:新潟県新潟市)と「魚齋藤」(本社:新潟県五泉市)を傘下に持ち、新潟県内で食品スーパーや生活雑貨店など様々な業態を運営している。

良食生活館柏崎フォンジェ店。(閉店済み)
柏崎フォンジェ(風街)の核店舗だったが2023年閉店。
クスリのアオキHDによると完全子会社化は2026年2月24日付。
取得金額は明らかにしていない。
今後、これらの店舗は「スーパーのアオキ」などに転換される可能性が高い。

ピアレマート直江津店。旧イトーヨーカドー跡。
クスリのアオキは、このほかに同じく2026年2月24日付で新潟の地場スーパー「キューピット」(新潟市)からスーパーマーケット事業の譲受を受けることも発表しており、新潟県内でのドミナンド展開を強化することとなる。
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イオンそよらリーフシティ市川、2026年春開業-市川駅南の京葉ガス跡再開発、タワマンなど併設
千葉県市川市にあるJR総武線市川駅の南側に、イオンリテールの小型ショッピングセンター「イオンそよらリーフシティ市川」が2026年春に開業する。

イオンそよらリーフシティ市川。(ニュースリリースより)
市川駅南の京葉瓦斯跡、再開発でイオンやタワマンに
「イオンそよらリーフシティ市川」が出店するのは、JR市川駅南側にあった京葉瓦斯(京葉ガス)市川工場の跡地。駅からは歩いて約7分の距離となる。

リーフシティ市川の街区図。(ニュースリリースより)
工場跡地では大規模複合開発「リーフシティ市川」がおこなわれており、街区内では三井不動産の29階建てタワーマンション「リーフシティ市川 ザ・タワー」をはじめ、長谷工グループの賃貸マンション、野村不動産のシニアマンションの建設もすすめられている。また、街区の一番南にはすでに「セブン-イレブン」が開業済みだ。
このほか、街区内のイオン隣接地には大型の中央広場(仮称)が設けられる予定となっている。
イオンそよら、イオンスタイルを核に医療機関など出店
「そよら」はイオンの都市型店舗で、「そよら」とは「そら、寄って、楽しんでって!」との呼びかけが由来。「通う・集う・つながる場」をキーワードに、都市生活に必要なモノやサービスが揃うワンストップの商業施設であるとしている。
「イオンそよらリーフシティ市川」の建物は3階建て(店舗は2階まで)で、店舗面積は3,967㎡。
核店舗はイオンリテールのスーパー「イオンスタイルリーフシティ市川」で、イオン系ベーカリー「カンデボーレ」を併設。このほか、館内には複数のテナント、クリニックが出店する予定となっている。
なお、リーフシティ市川のすぐ近くにはイオンの食品スーパー「まいばすけっと」も出店している。
イオンそよらリーフシティ市川
千葉県市川市市川南2-8-1
営業時間:未定

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ラウンドワンさいか屋横須賀店、2026年春ごろ開業ー百貨店初出店、ボウリング場など開設
神奈川県横須賀市の横須賀中央駅近くにある百貨店「さいか屋横須賀店」(さいか屋横須賀ショッピングプラザ(SAIKAYA YOKOSUKA SHOPPING PLAZA))に、ボウリング場を核とする総合アミューズメント「ラウンドワンさいか屋横須賀店」が、2026年春ごろ開業する。
ラウンドワンが百貨店に出店するのは初となる。

さいか屋横須賀店。
テナント比率増やしていたさいか屋横須賀店
さいか屋は1867年に浦賀で創業。1872年の横須賀移転を機に「雜賀屋呉服店」、1928年の百貨店化を機に「雑賀屋(さいか屋)」に改称した。
さいか屋横須賀店は、同社の創業店として店舗建物4館と立体駐車場を備えていたが、経営悪化による2009年8月の事業再生ADR申請にともない、2010年5月に老朽化が進む本館(大通り館)を閉鎖して新館(現本館)に店舗を集約。コロナ禍のなか2020年には一旦閉店を発表したものの、のちに撤回し、2021年3月にリニューアルオープンした。
リニューアル後のさいか屋横須賀店本館(旧新館)にはテナントとして成城石井、サカゼン、好日山荘、セリアなどが出店。さらに地階には2024年3月に「ヨークフーズ」が出店した。
また、南館はカラオケやeスポーツなどが楽しめる「娯楽の殿堂 SAIKAYA e STAGE」としてリニューアル開業したが、2025年7月に閉店していた。
さいか屋横須賀店、新たな核にラウンドワン
ラウンドワンさいか屋横須賀店の面積は6,651㎡。ラウンドワンは近年ショッピングセンター等への展開もおこなっているが、国内の百貨店に出店するのは初となる。(百貨店跡への出店例はある)
さいか屋横須賀店は、2025年12月時点で本館と南館(娯楽の殿堂跡)に空きフロアがあり、その一部を改修することで出店するとみられる。
ボウリング場を核に複数のアミューズメントが設けられるとみられるが、どういった内容となるかは2025年12月時点では発表されていない。
地方では空き床に悩む百貨店が多いなか、ラウンドワンが救世主となることができるのか注目される。
ラウンドワンさいか屋横須賀店
神奈川県横須賀市大滝町
営業時間:未定
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