カテゴリー別アーカイブ: 都商研ニュース

ハローズ東広島モール、9月30日開店・11月全館開業-西条プラザ跡、福屋も再出店

JR西条駅近くのショッピングセンター「ハローズ東広島モール」の大部分が9月30日に開業し、11月に全館グランドオープンを迎える。

ハローズ東広島モール(公式サイトより、画質補正)。

西条プラザ跡に出店-福屋百貨店も古巣に復帰

ハローズ東広島モールが建設されたのはショッピングセンター「西条プラザ」の跡地。
西条プラザは1973年11月に開店。地下1階、地上4階建、売場面積は11,729㎡。広島市に本社を置く百貨店の「福屋百貨店西条店」(1~2階、1986年開店)と、北九州市に本社を置くスーパー「マルショク西条店」(1階)を核に約50の専門店が入居するショッピングセンターだったが、老朽化により2016年8月31日に閉店していた。
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西条プラザ。「サイプラ」の愛称で親しまれた。

ハローズ東広島モールは3階建てで、売場面積は7,778㎡。
スーパーマーケット「ハローズ」(24時間営業、本社:岡山県早島町)を核に、「福屋百貨店」(10月5日に開店)、子供用品「西松屋」、100円ショップ「ダイソー」(東広島市に本社を置く)、別館としてドラッグストア「ザグザグ」などが出店している。福屋百貨店は一時ごく小規模な店舗となっていたが、ハローズの開業に伴い古巣に帰ってきた。

小規模店となっていた頃の福屋。

ハローズはこのほか、東広島市内に2店舗目となる「ハローズ高屋モール」(売場面積3,731㎡)の出店も計画しており、こちらは2018年春に開業する予定となっている。

外部リンク:ハローズ東広島店
関連記事:西条プラザ、8月31日閉店
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三越伊勢丹HD、クイーンズ伊勢丹を売却へ-三菱系投資ファンドに

三越伊勢丹ホールディングスが、傘下の高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」の株式の大部分を三菱系投資ファンド「丸の内キャピタル」(千代田区)に売却する方針であることが分かった。

クイーンズ伊勢丹大宮店。

クイーンズ伊勢丹、三菱傘下に-近年は赤字体質だった

クイーンズ伊勢丹は三越伊勢丹HDが展開する高級スーパーで、2017年10月現在は首都圏に17店舗を展開。近年は府中伊勢丹の食品売場をクイーンズ伊勢丹に転換するなど新業態の開発にも取り組んでいたが、店舗は最盛期より減少していた。
売却を報じた日本経済新聞によるとクイーンズ伊勢丹は長年赤字体質であったといい、売却額は数十億円が見込まれるという。

かつて「成城石井」を買収したファンドの傘下に

「丸の内キャピタル」は三菱系の投資ファンドで、かつて高級スーパー「成城石井」を買収し傘下に収めていたことがある。
成城石井は2014年10月にローソンに売却されており、クイーンズ伊勢丹も経営改革により業績の改善を図った上で、いずれ第三者に売却される可能性が高い。

丸の内キャピタルが本社を置く国際ビルヂング。

外部リンク:クイーンズ伊勢丹
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上野フロンティアタワー、11月4日開業-パルコヤ・松坂屋・TOHOシネマズ出店

旧・松坂屋上野店南館跡地に建設されていた「上野フロンティアタワー」が11月4日に開業し、核店舗の「パルコヤ」、「松坂屋上野店」、「TOHOシネマズ上野」もグランドオープンを迎える。

上野フロンティアタワー。

松坂屋上野店「開店250年目」の南館大改革

松坂屋上野店は1768年に「いとう松坂屋」として開業。2018年に開店250周年を迎える。
現在の本館は1929年に建設されたもので、1957年に南館が増築されたが、この南館は2014年3月に閉鎖され、建替え工事が進められていた。

かつての上野松坂屋南館(奥)。


屋上には遊園地があった。

南館の新名称は「上野フロンティアタワー」。地下2階、地上23階建てで、地下1階に「松坂屋上野店」、地上1~6階に「パルコヤ」(PARCO_ya)、7~10階に「TOHOシネマズ」が出店するほか、12~22階はオフィスとなる。商業施設面積は約14,600㎡。
なお、「パルコヤ」は当初「上野パルコ」として出店するとされていた。

フロア構成(ニュースリリースより)。

パルコ新業態「PARCO_ya」、8割が上野地区初出店

核店舗の「パルコヤ」のキャッチフレーズは「ちょっと上の、おとなの、パルコ。」。ロゴは片仮名の「」をかたどったものとなった。
ストアコンセプトは「ともだちを誘いたくなるちょっとおしゃれなおとなのたまり場」。店舗数は68店舗で、そのうち52店舗が上野地区初出店となる。

「パルコヤ」ロゴタイプ。
 
1階は街の顔になるエントランスフロアとして、「ディーン&デルーカ カフェ」など2つのカフェ、「SABON」、「ベアミネラル」、「金子眼鏡」などのコスメや身の回り品、ワインショップ「ヴィノスやまざき」、「日比谷花壇」などを導入。
2階から5階は、「ディーゼル」、「ミーイッセイミヤケ」、「ポールスミス」、「マーガレット・ハウエル」などレディス・メンズ複合ファッション、吉田カバンの新屋号「KURA CHIKA by PORTER」や、「犬印鞄製作所」、「unico」、「ザ・ボディーショップ」などの鞄、雑貨などに加え、各フロアに「スターバックスコーヒー」、「あんみつ みはし」などといったコミュニケーションの場となるカフェを配置する。
6階は、映画館、百貨店、オフィス、駐車場とつながるハブになるフロアとして、レストラン街「口福回廊」を展開。「うえのやぶそば」、「銀座アスター」、「牛たん利久」、「金沢まいもん寿司」など9店舗が出店する。

パルコヤの館内イメージ(ニュースリリースより)。

なお、パルコが東京23区に新規出店するのは、1973年の「渋谷パルコ」以来、44年ぶりとなる。

松坂屋が「上野が、すき」をテーマに

地階の「松坂屋上野店」には、新たな編集売場「上野が、すき。ステーション」を開設。街歩きを楽しむ女性をターゲットとして婦人靴などを取り揃え、観光案内所も併設される。また、本館にも「上野が、すき。カフェ」「上野が、すき。ギャラリー」を開設する。
7階から10階の「TOHOシネマズ上野」は、秋葉原から徒歩圏であることを活かし、アニメファンに向けた取り組みも行う方針だという。

上野フロンティアタワーの商業施設部分。
通常の「PARCO」ロゴも掲げられる。

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「シタマチ.フロント」で地域の活性化めざす

大丸松坂屋百貨店では、上野フロンティアタワーの完成に合わせて「松坂屋上野店」や「上野フロンティアタワー」、その周辺施設などを総称して「シタマチ.フロント」と命名した。
下町の伝統を今に活かすとともに、新しい驚きや暮らしのスタイルを創り出すことで、上野・御徒町地域全体を盛り上げたい考えだ。

「シタマチ.フロント」ロゴタイプ(ニュースリリースより)。

上野フロンティアタワー

住所:東京都台東区上野3-24-6
営業時間:
パルコヤ、松坂屋:10:00~20:00
6階レストラン街:11:00~23:00
TOHOシネマズ:9:00~24:30
1階・廚 otona くろぎ:7:00~26:00
1階・ディーン&デルーカ カフェ:8:00~22:00
(※一部店舗は異なる)

外部リンク:「上野フロンティアタワー」2017年11月4日開業(大丸松坂屋百貨店)
外部リンク:ちょっと上の、おとなの、パルコ。「PARCO_ya(パルコヤ)」
2017年11月4日(土) グランドオープン!(パルコヤ)
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ザ・モール仙台長町、10月19日リニューアル-トイザらス新業態など22店舗が新規出店

仙台市地下鉄南北線長町南駅前の大型ショッピングセンター「ザ・モール仙台長町」(核店舗:西友)が、10月19日にリニューアルオープンを迎えた。

ザ・モール仙台長町。

開業20年目の大規模改装、外装も「モール色」に刷新

ザ・モール仙台長町は西友運営のショッピングセンター「ザ・モール」最大規模の店舗として1997年9月に開業。
総合スーパー「西友」や「紀伊国屋書店」などが入居する本館と、「MOVIX 仙台」などが入居するPart2の2館で構成され、一体管理されるララガーデン長町を合わせた売場面積54,660㎡は仙台市で最大規模となる。
今回のリニューアルでは「NAGAMACHI LIFE PALETTE〜くらしに豊かな色彩を添える、わたしの生活一番店〜」をコンセプトに、3階の西友直営売場を減らすなど22の新規出店テナントを導入、専門店数が計140店に拡大した。
なお、施設のリニューアルにともない塔屋が赤地の「SEIYU」ロゴから緑地の「THE MALL」へと変更されるなど、外観も全面改装されている。

リニューアル前の外観。

「ひつじのショーン」体験施設、トイザらス新業態などが出店

リニューアルの目玉となる本館3階の「ひつじのショーン ファミリーファーム」は全国2店舗目、東日本初出店の体験型アミューズメントパーク。
イギリスの人気クレイアニメ「ひつじのショーン」のグッズ販売、キッズアトラクションなどが楽しめる。

ひつじのショーン ファミリーファーム。

また、本館3階にはおもちゃ専門店「トイザらス」の小型店舗や、鉄道模型の「ポポンデッタ」、「スターバックスコーヒー」も新規出店(スタバは別館にも出店)。トイザらスは米法人の破産申請が伝えられて以降はじめての国内新規出店となり、今後はイオンモール堺鉄砲町(堺市)にも小型店舗を出店する。

トイザらスの小型店舗。

本館1階のフードコートは座席数を従来の350席から500席に拡張し、「幸楽苑EXCELLENT」、「どん辰」、「お肉屋さんのから揚げとカレーの専門店 ビーフポート」といった飲食店も新規出店した。
食物販では本館1階にチーズタルト専門店「PABLO mini」、「ザ・グロッサリー&ワインbyサンクゼール」が出店した。

フードコートは500席に増席した。

このほか、本館2階ではファストファッション「H&M」が、これまでテナントとして出店していた「さくら野百貨店仙台店」からの移転店舗として7月に先行開業。「仙台最大」の商業施設として充実した内容となった。

さくら野百貨店から移店となったH&M。

外部リンク:ザ・モール仙台長町
ニュースリリース:「THE MALL 仙台長町」10 月 19 日(木)リニューアルオープン 開業以来初の大規模改装で、ファミリーが“一日中遊べる”場所へと大きく変貌(西友公式サイト)
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「ハレザ池袋」内に「ニコファーレ池袋」、2019年春開業-進む旧豊島区役所・公会堂跡再開発

ドワンゴ(中央区)とポニーキャニオン(港区)は、豊島公会堂跡に建設中の大型複合ビル「Hareza池袋」(ハレザ池袋、豊島区)の中核施設の1つとして未来型ライブ劇場「ニコファーレ池袋」を2019年春に開業させる。

建設中のハレザ池袋。

進む旧豊島区役所・公会堂跡の再開発事業

「Hareza池袋」は豊島区役所・豊島公会堂跡地の再開発により誕生する複合施設で、ニコファーレが進出するのはそのうち東京建物、サンケイビルが建設し、イベントホール、劇場などが設置される予定の「(仮称)豊島プロジェクト」B敷地(池袋公会堂跡地)。
ハレザにはこの他に、オフィス、映画館「TOHOシネマズ」などが進出予定の高層棟「(仮称)豊島プロジェクト」A敷地(高さ158m)、日本最大規模のパウダールーム付き女性トイレを備えた「(仮称)豊島区民センター」なども建設される。

完成予想図(ニュースリリースより)。


現地図(ニュースリリースより)。

ハレザの中核施設に「ニコファーレ」-アニメイト本店も近接

ニコファーレは「(仮称)豊島プロジェクト」の新ホール棟1階に建設される予定で、ポニーキャニオンが運営し、ネーミングライツをドワンゴが取得。ドワンゴはコンテンツ企画や技術協力をおこなう。さらに、同フロアにはニコニコのサテライトスタジオも開設される。
ドワンゴとポニーキャニオンは「通常の音楽ライブだけでなく、最新技術とインターネットを使用したバーチャルキャラクターによるライブパフォーマンスやアニメ・ゲーム関連のステージイベントなど、幅広いコンテンツを発信する」としている。
同地は近接地(徒歩1分)に「アニメイト池袋本店」もあり、完成時には「サブカルの街 池袋」を代表する施設となるであろう。

アニメイトの奥がハレザ建設地。

10月28日から29日まで「ハレザ特設ステージ」開催

10月28日から29日にかけてポニーキャニオン、ドワンゴと、同じくハレザ内に進出予定のTOHOシネマズ、ハレザを運営する東京建物とサンケイビルはHareza池袋のPRのため中池袋公園で「Hareza池袋特設ステージ」を開催する。

中池袋公園。将来的にハレザと連携した運営が行われる予定。

このイベントは「池袋ハロウィンコスプレフェス 2017」と連携したもので、ハレザの工事現場の仮囲いにはハロウィンラッピングをおこない、撮影スポットを設置。イベントステージには大原ゆい子、風男塾、SPARK SPEAKERらが出演する予定となっている。

外部リンク(ニュースリリース):(仮称)豊島プロジェクト新ホール棟に「株式会社ポニーキャニオン、株式会社ドワンゴ」の出店が決定 「Harezaハレザ池袋」ハロウィンイベントを出店企業とともに「池袋ハロウィンコスプレフェス2017」と連携して実施(サンケイビル)
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有楽町マリオンに「コニカミノルタプラネタリウム」、2018年冬開設-映画館「日劇」跡に

2018年3月に閉館する「TOHOシネマズ日劇」の跡地に「コニカミノルタプラネタリウム」が2018年冬に開設されることが分かった。

有楽町マリオン。

84年の歴史「日劇」を継承するのはプラネタリウム

TOHOシネマズ日劇は1984年10月に東宝系映画館として「日本劇場」などの名称で有楽町マリオンに開館。2009年に現在の名称となった。
TOHOシネマズ日劇の前身である「日本劇場」は1933年に開館。長年に亘って日本を代表する大型劇場・映画館として親しまれたが、老朽化のため1981年に閉館し、跡地に有楽町マリオンが建設されている。
一方でマリオンのTOHOシネマズ日劇も老朽化に加えて「TOHOシネマズ日比谷」(「東京ミッドタウン日比谷」内)の開館により、2018年2月を以て閉館することが決まっていた。

2018年3月に開館するTOHOシネマズ日比谷。
(三井不動産ニュースリリースより)

コニカミノルタプラネタリウムが開設されるのは日劇跡のうち下層階にあたる9階~10階で、コニカミノルタは「映画や演劇をはじめとする芸術文化に関心の高い層をメインターゲットとして、星空と全天周映像をはじめとする、今までにない複合体験を提供する」としている。

かつて「東京初のプラネタリウム」があった有楽町

もともと、有楽町は東日本初のプラネタリウム「東日天文館」(1945年焼失、現在の有楽町駅日比谷口側)があった場所でもある。
コニカミノルタは、池袋サンシャインシティで「コニカミノルタプラネタリウム満天」、東京スカイツリータウンで「コニカミノルタプラネタリウム天空」を展開するほか、「福岡市科学館ドームシアター」などを運営している。
有楽町は「満天」などの姉妹館になるとみられ、満天などと同様にプラネタリウム以外の演目も上映されると思われる。
館名などは今後決定する予定だという。

10月に開館した福岡市科学館ドームシアター。

日劇跡の高層階は大型貸しホールに-ヒューリック運営

また、TOHOシネマズ日劇跡のうち、11階~13階にかけては、2017年夏よりヒューリックが運営する大型貸しホール「ヒューリックホール東京」(施設面積:約1,950 ㎡、座席数:約900 席予定)として再活用される予定となっており、開業後は様々な大型イベントが開催されることになる。

外部リンク(ニュースリリース):2018年冬 有楽町マリオンにプラネタリウムを中心とした複合型映像体験施設を開設
外部リンク(ニュースリリース):映画館「日劇」跡が次世代の集客施設に生まれ変わる!
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イオンモール川口、2018年9月までに閉館へ-旧グリーンシティ、建替えも視野か

川口市安行の大型商業施設「イオンモール川口」を所有するサイボー株式会社は、イオンモール株式会社と結んでいる施設の賃貸借契約が2018年9月30日に終了することを発表した。
イオンモール川口は契約終了までに閉店するとみられる。イオンモール川口。

旧グリーンシティ、34年の歴史に幕

イオンモール川口はジャスコと三菱商事の合弁会社「ダイヤモンドシティ」が手がけたショッピングセンター「川口グリーンシティ」(イオンモール川口グリーンシティ、通称グリジャ→2011年に現名称)として1984年に開業。
建物は地上6階建て(売場は1〜3階)で、売場面積は34,000㎡。施設所有者はサイボー(旧 埼玉紡績)株式会社。
2017年7月現在、総合スーパー「イオン川口店」を核に「グンゼスポーツ川口」、「ユニクロ」、「クラフトハートトーカイ」など約70の専門店が営業している。イオンモール川口の館内。

現役最古のイオンモール、近くに川口前川店も

イオンモール川口は現存するイオンモールのなかで最古参店舗であり、建替えは老朽化と店舗形態が時代に合わなくなっていたことが主な要因であると考えられる。
同じ川口市内には「イオンモール川口前川」(2000年開業、旧ダイヤモンドシティ・キャラ)が立地するが、両店は直線距離で約1.5㎞と非常に至近な距離にある。

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契約終了後は「新たなコミュニティ空間の創出」掲げる

施設を所有するサイボーの発表によると、イオンモール川口の賃貸借契約を2018年9月末で終了し、その後はイオンモールとの共同で「周辺まちなみ景観に配慮した新たなコミュニティ空間の創出」を掲げた土地利用を検討していくという。
サイボーは至近のイオンモール川口前川も所有していることから、契約終了後は川口前川との差別化を図るかたちで新たな複合商業施設へと建て替えられる可能性が高い。

外部リンク:イオンモール川口
外部リンク:当社賃貸物件の賃貸借契約終了に伴う耐用年数の見直しに関するお知らせ(サイボー株式会社公式サイト)
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関連記事:イトーヨーカドー・ザ・プライス蕨店、10月2日閉店

MEGAドン・キホーテ姫路広畑店、2018年2月開店-イトーヨーカドー跡に

3月26日に閉店した姫路市のショッピングセンター「イトーヨーカドー広畑店」跡にディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ姫路広畑店」が2018年2月に開店する。

イトーヨーカドー広畑店。

ニトリ、ムサシとともに一大商業地を形成

イトーヨーカドー広畑店は姫路市広畑区の山陽電車夢前川駅のそばに2000年3月開業。地上2階建、売場面積は20,554㎡。新日本製鐵用地(労働会館の跡地など)への出店だった。
館内には専門店として「ABCマート」、「マックハウス」、「クラフトパーク」、「キャンドゥ」、「宮脇書店」など約25店舗が入居していたほか、隣接地に「ニトリ」(売場面積9,776㎡、2004年11月開店、アカチャンホンポも同居)、「ホームセンタームサシ」(売場面積25,375㎡、2004年10月開店)が出店、総売場面積5万㎡を超える一大商業集積地となっており、新日鐵住金グループの総合病院「製鉄記念広畑病院」も隣接している。
しかし、姫路はイオングループの源流の1つとなった「フタギ」の本社があった縁もあり、近隣に複数のイオン系ショッピングセンターが立地する競合が激しい地域。3月26日のイトーヨーカドー閉店後は後継店舗が決まらず空き店舗となっていた。

テナントとして「ジョーシン」が出店

イトーヨーカドー跡に出店するのはメガドンキ姫路広畑店。同社の傘下となっている「サンバード長崎屋」が運営するとみられ、イトーヨーカドー時代と同様に生鮮品を扱う総合スーパー業態になると考えられる。
また、テナントとして「上新電機」(ジョーシン)が出店、ドンキホーテとともに10月より求人が行われている。もともと売場面積が2万㎡を超える大型店であるため、このほかにも飲食テナントなどの出店が見込まれる。
(画像はGoogleMapより)

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ドン・キホーテ八女店、10月27日開店-旧ベスト電器・グッディ跡に、「八女茶」の内装も

八女市中心部に近い国道3号線沿いに「ドン・キホーテ八女店」が10月27日に開店する。

ドン・キホーテ八女店(ニュースリリースより)。

ドンキ、旧・ベスト電器→グッディ西館跡へ出店

ドン・キホーテ八女店は八女市中心部近くの「ホームセンターグッディ八女店西館」跡に出店。グッディ西館は元々「ベスト電器八女店」として1992年5月に開店したもので、売場面積は3,257㎡。建物は地元住民が所有する。
「ベスト電器八女店」は出店当時筑後地方でも有数の規模の家電量販店であったものの、2kmほど西側の国道442号線バイパス沿いに2007年6月に開店した「ヤマダ電機テックランド八女店」(売場面積2,495㎡)に対抗すべく、2008年7月に国道バイパスを挟んでヤマダ電機のはす向かいに旧店とほぼ同規模の売場面積4,048㎡で「ベスト電器New八女店」として移転。しかし、ベスト電器はその後にヤマダ電機の傘下となったのは周知のとおりで、さらに移転時に八女市中心部でベスト電器と競合関係にあった「トライアル八女店」(家電取り扱い)も2009年7月にヤマダ電機となりの国道バイパス沿いに郊外移転したため、ベスト電器にとっては「移転失敗」だったといえよう。

ヤマダ電機向かいに移転したベスト電器。
ヤマダ電機の隣接地にはトライアルが出店している。

その後、ベスト電器八女店の旧店舗は隣接していたホームセンターグッディ八女店が同店の西館として利用していたものの、グッディにとっては売場面積が過剰であった上に東館(本館)と建物が連結している訳でもなく不便であったと思われ、閉館していた。
グッディ八女店は現在、自社所有の東館のみ(売場面積2,972㎡)で営業をおこなっている。

八女茶で「地域密着」かかげるも「広域集客狙える立地」

ドン・キホーテは八女店を「地域密着型店舗」としており、店内には八女茶をモチーフにした装飾もなされるという。
その一方で、ドン・キホーテは筑後地方には久留米店しか存在しておらず、八女店は福岡県最南端の店舗となる上に国道3号線と国道442号線の交差点にも近いため、大川市や山鹿市などからの広域集客も見込めるであろう。

外部リンク:2017年10月27日(金)オープン『ドン・キホーテ八女店』~アミューズメントメント性と利便性を両立した“地域密着型店舗”~
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流山おおたかの森駅に高架下商業施設、髙島屋グループが2018年秋開設-髙島屋、おおたかの森SCでも直営売場増床

流山おおたかの森S・C(流山市)を運営する髙島屋グループの東神開発(世田谷区)は、つくばエクスプレスの「流山おおたかの森駅」高架下に大型商業施設を出店することを発表した。

流山おおたかの森駅の東神開発進出予定地。

おおたかの森駅高架下、事実上の「おおたかの森S・C」増床

流山おおたかの森駅は2005年8月のつくばエクスプレス開業とともに開業。
2007年3月には駅前に東神開発が運営し、髙島屋やロフト、紀伊國屋書店などが出店する「流山おおたかの森S・C」(売場面積41,120㎡)が開業している。

流山おおたかの森S・C。

新たな商業施設は流山おおたかの森駅高架下の3,440㎡に展開。
つくばエクスプレスの高架下商業施設としては最大規模となり、おおたかの森S・Cと直結されるため、事実上の「おおたかの森SC」増床となる。

駅はおおたかの森SCと直結されている。

開業は2018年秋を予定しており、新規商業施設の開業に合わせて、駅南側にはつくばエクスプレス初となるIC専用改札口とそれに伴うデッキの新設も予定されている。

位置関係図(おおたかの森SC公式サイトより)。

髙島屋、おおたかの森SCで直営売場増床-化粧品を販売

髙島屋は高架下への出店に先駆けて、流山おおたかの森S・Cにおいて直営売場の増床をおこなっている。
増床されるのは化粧品売場で、「タカシマヤコスメティック ミリオン・ドアーズ」として髙島屋フードメゾンの隣接地にあった「ラコステ」の跡地(ラコステは2階に移転)に出店。
開業は10月25日で、髙島屋ならではの高級化粧品を扱う店舗となる見込みだ。

おおたかの森SCに進出する髙島屋コスメティック ミリオン・ドアーズ。

外部リンク:流山おたかの森駅高架商業施設開発事業について
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